昨日(14日)の朝日新聞紙面に葛藤する若者に贈る浅田舞さんの言葉が載っていた。言わずと知れたフィギュアスケートの女王だった浅田真央さんのお姉さんである。その姉の告白は華やかに見えた姉妹の陰の部分であった。余りにも偉大だった妹の陰でネガティブな心の塊となり、何もかにもがいやになり、ご飯も食べられずガリガリに痩せて毎日泣いていたという。そして、その葛藤の日々には二度と戻りたくないがその日々があったからこそ今の充実した自分がある、と若者を激励して結んでいる。
スポットライトを浴びて華やかに見えた真央さんと舞さんの人気姉妹でも、こんな苦しみがあったのかと改めて思い、そういう惨めな自分をメディアに曝した勇気に拍手を送りたくなってブログに取り上げた次第。
同じ朝日の土曜別刷り版での楽しい投稿で、老人会の勧誘を「まだ早すぎる」と断り続ける母親は102歳というお話し。独居でいまだに家事自立、自足歩行という。まさにスーパー老人だが、ご本には”老人”と認識はないのかもしれない。
足立区の実家に住む母は98歳。まだ自足歩行で、最近まで家事もしていたが同居している私の弟夫婦がさすがに火気を使うことが心配になり、炊事は止めさせた。デイサービスに喜々として出かけて行くので”老人”の認識はハッキリしている。最近ちょっと「認知が入った」とは弟の弁である。
西日本豪雨の大災害が起きているさ中に、カジノ法案や参院議員定数増法案などを強行突破しようとしている政府与党。この緊急事態に対する政府の姿勢に批判がある中で、その政府与党議員たちが集まって酒杯を挙げ、親指を突き立て「ウィン」サインで記念写真に納まっていた。本来被災地におるべき国土交通相まで相好を崩して顔を連ねていたそうだ。いまだにモリ・カケ疑惑にスッキリしない国民感覚とは離れたところで国の行政が進められている。