学生時代の仲間との会食。男二人に女二人といういつものメンバー。年に1、2回は会っては会食する。そんな気のおけない仲間たちとの食事はやはり楽しいもの。
今回は皆が知ってるのだけれど案外行ったことのない名苑で有名なお店へ。この名苑は最初はあの江戸時代の豪商 角倉了以の別邸として建築されたという。東を流れる鴨川の分流・みそそぎ川の水が庭園の池に流れ高瀬川へと注ぐため、高瀬川源流庭苑と呼ばれているとあった。
靴を下駄箱に預けてあがる。広間に椅子とテーブルが設えてある。大玻璃に名園が広がる。勿論お庭に降りて散策もできる。一本の紅梅が色を添えるように咲いていた。
懐石のコースでお酒も飲みながら、何を話すでもないのですが料理とお酒に話が弾みました。オリジナルのお酒もとても口当たりがよく、ついついお昼時だというのに盃が進みます。特ににごり酒がお気に入りでした。
遠し営業なのでお昼の混雑時を避けて、午後遅めから楽しめるのはこの年齢になると嬉しいですね。お値段も手ごろ。外人さんなんかもきっと喜ぶでしょう。よってインバウンド向けの高額料金にならないことを祈ってます。ごちそうさまです。
◇和食・懐石 がんこ高瀬川二条苑 京都市中京区木屋町通二条下ル東生洲町484-6
