ご近所辺りをウォーキングしていたら、とある小学校の石垣に黄色い花が群生していました。この時期、街を歩いているとよく見かける花ですね。黄色い花なのでよく目に付きます。
これは大黄花片喰(オオキバナカタバミ)です。南アフリカ原産の外来種ですね。別名はキイロハナカタバミとも言います。もともとは鑑賞用として輸入されたものが帰化してあちこちに蔓延(はびこ)っています。春の在来植物とニッチ(隙間)を競合して影響を与えるほか、家畜にとっても有害とありました。
ひょろっと長く先に花をつけるナガミヒナゲシもあちこちで咲き始めています。派手な黄色の菊のようなオオキンケイギクなんかは、初夏に高速道路の分離帯や路肩に群生しているのをよく見かけます。とにかく外来種はよく目立ちそして綺麗な花だからということで、あまり駆逐されないみたいですね。
まあこれもグローバルの時代と言ってしまえばそうなのでしょうが、日本固有の草花が駆逐されていくのはやはり心配です。そのうち歳時記に掲載されている和花はいつか幻となってしまうのかな?なんて不安になります。