陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

炎暑の京師 その弐

2018年08月13日 | tete a tete

花見小路新橋から川端通りへ抜ける。
石畳の径から白川をしばらく眺めていた。

水の流れを見ているだけで涼を感じる。
京都は暑い町だが景感はとても涼しい。
みやこびとの知恵そして洗練されたセンス。

センスと言えば京都の会社はデザインに拘る。
何十年も前のこと、大阪から京都に転任したとき
広告原稿の打合せで京都のデザインに対する
意識の高さにとても驚いたものであった。
昔はデザインなんてサービスみたいな時代だった。

これが千年という光陰を経た都の深さなのだ。

“ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず…”

しばし想い出の去来に佇んでいた。

白川の水の流れに解く炎暑
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