柿の花ってどんな花姿かご存知でしょうか?
案外、そう聞かれてその花姿お思い浮かべることのできる人はほとんどいないと思います。柿の実や柿の葉に比べると、ほとんどその花は知られていませんね。知っているのは家や身近に柿の木がある人くらいではないでしょうか?
写真は散り敷いている柿の花です。そう、柿の花というのは散り敷いて初めて気づく。それほど地味な花なのです。あんなに美味しくて色鮮やかな実をつけるのに…なんて思ってしまうほどです。
ホトトギス新歳時記にはこう記されています。“梅雨の頃、美しい若葉の葉腋に、淡黄色を帯びて白く小さく咲く。四弁の壺形、雌雄別々の花である”
散り敷いて気づく杣道(そまみち)柿の花