漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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プロデューサーズ

2006-04-12 | 映画
ヒトラーをダシに使うあたりは、いやらしさを感じないでもないですが、ハリウッドやブロードウェイに象徴されるアメリカらしさって、やっぱりこういうことなんだと再確認させられるミュージカルコメディー映画です。

出し物の内容は、暗いもの駄目、悲しいもの駄目、ひたすら楽しく、最後は絶対ハッピーエンドでなくちゃヒットしない。
これぞアメリカの国民性というか、娯楽のあり方のようです。

背が低くてベビーフェイスのマシュー、モロおじさん体型のネイサン、やたら背の高いユマ(彼女がスウェーデン人という設定ははまりすぎて噴出してしまう)、そして極めつけはゲイの皆さん。

それにしても、
ユマやネイサン、マシューが歌って踊る姿にちょっと感動します。さすがハリウッド俳優はなんでもできちゃうんですね。

そしてダンサーのお姉さん方の脚力の強靭さ。ありゃそうとう筋トレで鍛えてますよ。尊敬してしまいました。

PRには、『オペラ座の怪人』『シカゴ』を引き合いに出してきているけど、そんな感動的なストーリーとはかなり違うので、すでにこれもギャグなのかも。

全体的に、素朴な感じがちょっといいですね。ここよく笑えます。


監督:スーザン・ストローマン

出演:
ネイサン・レイン
マシュー・ブロデリック
ユマ・サーマン
ゲイリー・ビーチ
ウィル・フェレル

★★★★