今年の飯田に新企画を提出、認められた。
龍江地区の奥に入ったところに、神明社という神社がある。
そのわきに立派な舞台がある。
なぜこんなところにと思うのだが、
それだけその当時は養蚕で潤っていたのだろう。
築百数十年と聞く。
四、五十年ほど使われておらず、
朽ちるままになって解体の話まで出ていたところ、
解体費用が馬鹿にならない、
ならば修繕した方が良いのではないか、
助成金も得られるし、解体費用より安く済む
ということで直してしまった。
この舞台には県内第2位の大きさを誇る廻り舞台もあって、
それも動くように直してしまった。
それが3年前、
そのこけら落としに呼ばれた縁もあって、
今年の企画になった。
まだ盆は回っていない。
現在80歳を超える地区の長老も、
多分1度も観たことが無いだろうと聞いた。
よし、回したれ。
地区の人は喜んでくれた。
だからだんだんと大事になっていった。
会場に着くと、
前々日の強風で裏の木が倒れ、屋根に寄りかかっていた。
それを取り除くことから始まった。
そして舞台つくり。
朝から結構大変である。