江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

魑魅魍魎絵巻

2016-08-17 23:46:10 | 人形について
デカルコ・マリィ~☆氏から誘われ、初めて大須大道町人祭りで出演した時
独特の緊張感が出演者にも観客にもあり、
その不思議な空間、雰囲気に魅せられてしまった。

人形劇も人形芝居も、今はほとんど世間に注目されない、と私は思っている。
理由は様々あるのだろうが、
大きなものは、演ずる側にも見る側にも大きな固定概念があるということ。
それを壊したいと、独立する前から思っていた。
そこで始めたのが大道芸であり、
様々な人とのコラボレーションであった。

この魑魅魍魎は不思議な舞台である。
名古屋・大須もそうだが、ここも小さな子供も観る。
人形が出ると子どもたちの
「怖い」
という声が聞こえてくる。
でも、帰ったりしない。
最後までしっかりと見ているのだ。
そんな舞台を飯田で見せたかった。

会場の神明社廻り舞台と出会ったことも大きい。
雰囲気はたっぷりあったし、
廻り舞台といいながら
80年近く廻っていなかったのだから。

廻った瞬間、どよめきに似た声が上がった。
投げ銭も飛び交った。

でも半周しかしていない。
今度は1周する舞台も持っていこう。
でもこんな企画を考えると、滅茶苦茶忙しくなるのだ、
目が回るほど・・・





コメント
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