江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

2014-02-08 23:03:22 | 日記
太郎をねむらせ  太郎の屋根に雪ふりつむ
二郎をねむらせ  二郎の屋根に雪ふりつむ

三好達治の詩だったろうか。
雪国育ちの私には
雪の降り積む様子がとても良く現わされていると感じ
好きな詩だ。

交通の混乱や怪我をされた人がいるので不謹慎に思われるかもしれないが、
雪が降ると、無性に嬉しくなる。
そして今朝は、
雪と戯れる子供たちの声が響いてきて、
これが嬉しさに輪をかける。

今日は雪見酒と、洒落てみた。
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疑わしくば

2014-02-07 23:21:04 | 日記
疑わしくは罰せず、というのは法律の世界。
断層は、その逆に取らないといけない。
疑わしくは、稼働せず。
何せ今の科学では、
その断層が活断層であるかないか、判断できないのだから。

エネルギー政策は国の問題というが、
果たしてそうだろうか。
福井県にある原発のうち一つでも事故を起こし、
放射能をばらまく事態になれば、
きっと琵琶湖は汚染されるだろう。
その時滋賀の人はもちろん、京都や大阪の人たちはどうするのだろうか。
全ての水が使えなくなるのだ。
これだけの人口を支えるだけの給水体制が整っているのだろうか。
また原発交付税を受け取っていない大阪や京都が
これを準備するのだろうか。

ほかの地域もそうだ。
山口や愛媛で事故が起これば、
瀬戸内海全体が汚染されるだろう。
そこにはもちろん大分も含まれる。
もっと範囲は南北に広がるかもしれない。
それでも我関せずとしていられるのだろうか。

福島にある仮設住宅は、そのほとんどが辺鄙なところにある。
避難生活も、もうすぐ3年になる。
原発のあるところに住む人たちは、その覚悟があるのだろうか。

現実から目をそむけてはいけない。
そして、人任せにしてはいけない。
なぜなら、生活するのは私たち一人一人なのだから。

子孫に何を残すかを考えよう。
先送りした問題や、
これ以上の核のゴミや汚染された土地を残すことだけはやめよう。
日本の美しい自然を残そうじゃないか。
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不安

2014-02-06 23:21:45 | 日記
ここの処なんとも言えない不安感が、胸に溜まっている。
これから我が国はどうなっていくのだろうか。
大上段に構えているわけではないのに、
かの人を見ていると、
「危ない」としか言いようのない雰囲気しか感じられない。
しかも、
全くそういうことを言いそうもない人の口からその言葉が出て、
実は相当多くの人がそう感じているのだろうと思われた。

窮屈である。
何がと言えない力で、
じわじわと締め付けられるような
窮屈さを感じている。

東京にいると、地方の状況が報道されない。
もう福島の原発の現状の報道がなくなってしまった。
福岡が相当のPM2.5に侵されているのに、
そんなことは東京には流れない。
そしてNHK。
かの人は、自分に近しい人ばかり集めて、
周りを固めている。
まずそのことが「危ない」。

かの人を見ていると、
先輩である弁護士の言葉を思い出してしまう。
「40過ぎた女性で、お金に固執してしまったら、
何言ったって聞く耳持たないよ」
例えとして悪いのは重々承知しているのだが、
「固執してしまったら何言ったって聞く耳持たない」という言葉が
連想させてしまうのだろう。
かの人のこの様子が、第2の「危ない」ところ。

そして何よりかの人の周りはイエスマンばかりなのが
かの人の不幸であり、
しかしそうさせたのはかの人自身なのだ。
これが第3の「危ない」ところ。
かの人の思い込みは独善的で、
第4の「危ない」ところ。
だから外交の失敗も、だれもフォローできない。
かの人に近しい人に、そんな意識を持っている人がいるとは思えない。

そしてかつての親方日の丸船団が復活して、
誰もがそれに乗りたがっている。
それゆえ国内の競争はなくなり、
談合が幅を効かせるようになってしまった。
でもそんな状況は長続きしっこない。
船団なんて小さくて、みんなが乗れるわけではないのだ。

自分の置かれている状況をしっかり見て、そしてよく考えよう。
それを怠ったツケは、みな子孫に残されていき、
取り返しの付かないことになりかねない。
未来は、一人一人が切り開いていった先にあるのだから。
決して人から与えられるものではないのだ。

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2014-02-06 00:26:47 | 日記
打合せが終わって外に出ると、
辺りはしっとりと深く霧に包まれていた。
車を運転している人には申し訳ないが
その幻想的な景色に見惚れてしまった。

あれは中学生の時だったか、
部活を終え家路についたとき、
既にとっぷりと日は暮れていた。
もうすぐ我が家というところで、
自衛隊の敷地を抜けて霧が流れてくるのを見た。
霧の流れの初めを見たのは、初めてだった。
それは静かに木々を包み込み、
道を渡り、そしていつの間にか私も包み込んでいた。

私はその場に立ちすくんでいた。
言葉にできない感覚。

その感覚を、久しぶりに思い出した。
いまだに言葉に現わすことができない。
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