江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

デフレ脱却とは言うけれど

2013-06-16 00:35:38 | 日記
海外に行くと、日本は日常的な食に関する値段が高いと思う。



写真はドイツでの朝食の為に買ったものだが、
トマトは6個が枝つきで、1,44ユーロ
(今日スーパーで、同じような大きさが5個付いて、289円だった)
牛乳1リットルで、0,65ユーロ
(今日は150円で購入した)
フィラデルフィアのクリームチーズが、0,79ユーロ
1,5リットルの水が、0,98ユーロ
ぶどうが1房で、2,03ユーロ

為替では1ユーロ=130円になっているけれど、
私の感覚では、100円くらい。
かつてブラジルの農園で、日本の野菜の高値を不思議がられたが、
広い農地が取れない日本の地形から来るものなのであろうか。
それとも無駄なシステムがあるからだろうか。
写真のトマトは、オランダから輸入されているらしい。

ぶどうを選んでいるとき、付き合ってくれたバローグさんに
お薦めを尋ねたら、
「味見をしてみれば」
そうか、ドイツでは味見ができるのだ!
そう感心していろいろつまんでいたら、
奥から係員が飛んできて
「食べないでくれ」
でもね、いろんな味があってね・・・・
このスーパーは量り売りなので、良いと思ったのだとか。
トマトは枝つきのほうが食卓を飾るのに良いと思ったが、
ドイツ人は、枝も値段になるからと取っちゃう人も多いとか。
なかなか面白い。

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宿泊は、屋根裏部屋

2013-06-15 01:46:25 | 日記
今回のファーテンシャイン人形劇場は、来年30周年を迎えるという。
そこに宿泊することになった。
この劇場はゲパート=ゼーレさんが個人で購入し、劇場に作り上げたところ。
事務室に入る入り口には藤の花が咲いていて、
ドイツでは藤の花のことを、「青い雨」というのだそうだ。

そこの3階、屋根裏部屋が私たちの宿泊場所。



ソファーやベッドに坐るときに、最初は度々頭を打ったが、
なかなか雰囲気があって私たちは気に入った。
何せこういうところに泊まる経験は、滅多にできるものではない。

窓から覗くと、そこには劇場から続くレストランが見える。



そこで食べる機会はなかったが、
仕込みの最中昼食にピザを取ったら、これがいけた。

屋根に砂利を敷いて花を植えるのは、ドイツでは一般的なのだそうだ。
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道行 (成田からブラウンシュヴァイグ)

2013-06-12 23:54:45 | 日記
成田空港のカウンターには、長蛇の列ができていた。
出発は9時45分、8時前には着いていたから余裕のつもりだった。
ところが、列が進まない。
乗り遅れることはないだろうと思ってはいたが、
時間ばかり過ぎて、焦りが出てきた。
ふと掲示板に目をやると、出発が2時間遅れとある。
まずい。

今回はフランクフルト空港からハノーファーまで、列車移動になっていた。
2時間も遅れてしまうと、乗れなくなってしまう。
勝手が分からない上、荷物が多いからドイツの友人に手伝いを頼んでいたが、
連絡を取るにもドイツは真夜中。
なすすべなく、あとは友人に頼ることにする。

それにしても遅々と進まず、私たちがカウンターに辿り着いたのは、
10時を回っていた。
乗継便の手配に手間取っていたとのことだった。

フランクフルト空港には、1時間15分遅れで着いた。
ムム、何とか間に合うか。
上手いこと荷物も早く出て、ロビーに出ると友人は首を長くしていた。
3年ぶりの再会にもかかわらず、ほとんど会話らしい会話も交わせず
駅のホームへ。
10分ほどして列車が入ってくる。
なんと、ドイツでは発車ベルがならない。
車両の真ん中にトランクをまとめて置けるようになっていて、
荷物は問題なかったが、
手伝ってくれた人たちは慌ててホームへ。

それにしても気忙しい道行であった。
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アスパラ

2013-06-07 23:54:49 | 日記
ドイツは今、アスパラ祭りで盛り上がっている。
ホワイトアスパラが主流で、グリーンアスパラは店頭の飾りで見た程度。

2度食べたが、カメラの充電器を忘れてしまって
写真に収められなかったのは残念。

ともかく主食がアスパラだから、太くて長いアスパラが10本ぐらい
あって、付け合せにシュニッツェルというトンカツだとか
スモークハムやスモークサーモンだとか付いている。
そしてパンの代わりに茹でたジャガイモ。
アスパラは採りたて。
茹でてあり、溶かしたバターやマヨネーズのようなドレッシングで食べる。
美味い。
程よくえぐさがあって、香りも良い。

ところが、である。
一緒に食べていた人から、そっと耳打ちされた。
下ネタになるが、
アスパラを食べると、おしっこが臭くなると言うのである。
信じられなかったが、翌日かみさんがなんとなく臭うと言うのだ。
私自身は、よく分からなかった。

ところが、
帰りの飛行機の中、一眠りした後なんとなく臭うのである。
自分の加齢臭かと思って確かめたが、どうもそうではないらしい。
隣の男性かと思ったが、違うみたいだ。
そのうちかみさんも、何か臭わないと、聞いてきた。
そして二人は納得した。
アスパラだ!
体臭に出たらしい。

恐るべし、アスパラ!
でも美味かった。
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フォルクスワーゲン社で最も売れているものは・・・

2013-06-04 01:37:37 | 日記
無事ドイツ公演から帰ってまいりました。
その詳細は改めて書くとして、
今回の受入を中心になってやってくださった人は、
フォルクスワーゲン社の元社員。
素敵な日本人の女性。
公演翌日、会社を案内してもらいました。
場所は、ヴォルフスブルグ。
そう、長谷部誠がいるところ。
ヒトラーが大衆車を作るため、ベルリンから一直線で来れること、
道路と鉄道、水運が便利なこと、広大な土地があることなどの条件に
適したところで、つまりは人工の町。
だから本社の敷地は、もの凄く広い。
そこに大きな自社関係の車に関する施設がいくつも造られています。
最近傘下に入ったポルシェ館に入りましたが、
最新車が3台並んでいて、誰でも乗ってみることができるのです。
流石に運転はできないのですが、
私もオープンカーの運転席に坐ってハンドルを握ってみました。
まぁこんな経験、人生後にも先にもこれ切りでしょう。
ところがここは、単純にショウルームになっているわけではないそうです。
アミューズメントパークになっているわけではないのですが、
ワクワク感を与えてくれるところ、
だから小さな子どもを連れた家族や若者はもちろん、
いろんな年齢の人が来ていて、年間入場者数は相当数に上るのだそうです。
確かに私たちが行ったときは、
丁度右翼のデモがあって道が閉鎖されるところでしたが、
相当に込んでいました。
全部を回ると2日は掛かるとのこと。

そこで質問。
ワーゲン社で最も売り上げを上げているものはなぁに。

それはカレーソーセージ。

社員の健康を考えて社員食堂用に開発されたものが、
余りの美味しさで、車の売り上げを越えてしまったとか。
カメラの電池が切れて、写真をお見せできないのが残念ですが、
長さが25cmぐらい、太さは3cmほど。
これに自社製のケチャップがかかり、カレー粉が降りかけられています。
いやぁ確かに美味い。

ここにはレストランが3つ、ファーストフード店も幾つかあるほどのところ。
ただし14ユーロの入場料が必要で、
でもこれだけ人が入っているのだから、
発想が凄いと言うより他はありませんでした。
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