江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

速度違反をしよう?

2013-06-26 23:11:43 | 日記
6月4日の夕刊、国家公安委員長の発言が記事になっていた。
制限速度が50キロの片道2車線の道路、
「流れに逆らずに行くと70キロくらい出る」
待てよ、私が教習所に通っていた35年前は、
追い越し車線に出るときは流れに乗って、と書いてあるが、
これは決して速度違反せよと言うことではない
と、はっきり言われた。
それが今では、国家公安委員長自身がこう発言するようになったのか・・・
「20キロ以上オーバーすると取り締まり対象になる」
裏返せば、20キロ未満なら速度違反しても良いということになる。
実はこれ裁判の判例によるそうだ。
私は法曹関係者から聞いて知っていたので、実は確信犯なのだが、
この判例自体がおかしいのだ。
何のための制限速度なのか。
こんな判例が出るのなら、制限速度を全て+20キロに変えれば良いではないか。
こういった意識がザル法を作り、
政治家の迂回献金を許す状態にしているのではないか、
と、話は横道にそれた。

ここでドイツの話をしても仕様がないのだが、
ドイツは速度違反に対して厳しい。
昔の日本もそうだったが、5キロでもオーバーすれば捕まる。
但しカメラの向きは、変わることになった。
ラブホテルが田舎に固まって建てられているのは、日本と同じ。
そこにつながる道路にカメラが設置された。
きっと気持ちが急くのだろう、スピードを出す。
そこで撮られた写真が、浮気の証拠写真になってしまった。
別れなければならなくなった男性が、訴えた。
顔を写さなければ離婚しなくて済んだのだと。
浮気を棚に上げて、それはお門違いだろうと思うのだが、
裁判官は男性だったのか、
カメラは、顔を写さないように下げられた。

さて現在の国家公安委員長、法治国家をどう捉えるのか・・・
コメント
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