江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

風が吹いて・・・

2016-05-02 00:10:53 | 日記
上野公園の東京文化会館の真ん前にある喫煙エリアの植え込みで
人がカメラを構えて騒いでいた。
なんとハクビシンがいたのだ。
囲まれた植え込みの中を、おびえたのか、うろうろしている。
その度に
「かわいい!」
と、声が上がる。

その時、4,5歳くらいの男の子が
スマートフォンを持って植え込みに入って、
ハクビシンに近づこうとしていた。
私は思わず
「植え込みから出なさい」
大きな声で叱っていた。
その子はすぐに外に出たが、
スマートフォンはおばあさんのものだった。

またすぐ植え込みに入ってウロウロしだしたから
再度叱ったが、
大人は何を考えているのだろう。
安易に近づけば攻撃してくるだろう。
野良猫に餌をやるのとは違うのだ。

それにしても、不景気である。
誰もがそれを感じている。
大道芸に出ると、なお感じる。
食料品で、値段を据え置き、内容量を減らしているのが多い。
先日、愛用しているジャムの内容量が、
850グラムから780グラムに減って、8%の値上げ?
みんな買い控えしている。

そして今年は大型連休とテレビは騒いでいたが、
今日は連休最終日ではないかと思えるほど、
上野公園は人が減っていた。
旧吉田屋商店は谷中のはずれにあって、
ブームの時は、それは凄い人出だったのだが、
今日は少なかった。
ブームが去ったのかもしれない。
ただ私は、それだけが減った理由ではなく、
外国人観光客が増えたことで日本人のそれが減ったという気がしてならない。
これは大道芸に出て、去年から、いや一昨年から感じていることなのだ。
目の前に立っている顔ぶれが、どんどん変化してきている。

政府は、景気が良いように見せようと実体のない数字ばかり出してくる。
外国人観光客が増えた表ばかり見て、その裏が分かっていない。
庶民の感覚ではないのだ。

うーん、「風が吹いて桶屋が儲かる」的文章になってしまった。
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