江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

ナポリの夜

2018-09-24 23:49:40 | 日記
予定時間にステージに向かうと
それから下手をすれば1時間ぐらい待たされる。
最終日の日曜日は、それでも21時過ぎには上演を始めることができたが、
日曜にもかかわらず、
会場前の道路は大渋滞、
迎えの車が来たときは、も1日何回かのステージを請け負うのだが
最終公演の予定が19時20分だったり、20時40分だったりする。
しかもう23時半を過ぎていた。



それにもかかわらず、
まだ会場に入る車は、切れることが無い。
しかもホテルに帰ってほどなく
花火が打ちあがったのである。
何発も。
夜中の24時過ぎである。

そういえば金曜日は、ホテル近くでパーティがあったのであろうか、
24時近くまでにぎやかな音が響いていた。

夜をとことん楽しむ国民性なのだろう。
日本に来た観光客が、
夜を楽しむところが無い
と言ったそうだが、
(それがイタリア人かどうかはわからない)
この様子を見る限り、
日本では真似ができないだろう。
働き方改革なんて上意下達では無理な話で
働く人間がもっと人生を楽しむことから始まる。
イタリア人には及ばなくても
もっと遊びがあって良いのだ。
いまの日本、余りにも几帳面だ、
ただし政府を除いて!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナポリ 日本館

2018-09-24 00:09:25 | 日記


このフェスタは、イタリア国内あちらこちらと回っているそうだ。
今回初めて日本館ができて、他の国々と分離したそうだが、
ご覧のとおり花は桃、桜でないから、
建物と合わせてみると、中国なのかなと思ってしまう。
もしかしたら桃と桜の違いが分からないのかもしれない。



建物は、一応参考にしているのが木曽路の妻籠宿なのだが、
ひさしが短く丸い瓦はどう見ても中国か朝鮮、
そこに無理やり破風を屋根の妻に付けているから
何ともおかしなものになっている。
ただ、外国に紹介できる普通の民家となると
どんな形になるのだろうか。
多分に時代によって違うし、
江戸の長屋を持ってきても、却って誤解を受けるような気がする。



畳に布団を敷いている建物があったから覗いたら、
なんと枕が二つ置いてあった。
一瞬女郎屋を思い浮かべたが、
外国ではシングルベッドでも枕が二つ置いてあって、
その感覚ではないかと言われ、
妙に納得した。
でも掛布団は欲しい。
ちょっとした枕屏風と行灯があると尚良い。
やはり私は江戸時代好みなのだ。

貸衣装もあって、結構人気があった。
男は鎧を着ることができる。
もちろんプラスチック製、
しかも日本では手に入らず、スイスで購入したとか。
記念撮影の時にポーズをいくつかつけてあげると、
皆大喜びだった。
写真はかみさんが着付けているところ。
気は心、
言葉は通じなくても、気持ちは通じるものなのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする