江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

ブラジル

2014-06-23 00:12:20 | 日記
日本チームの初戦、我が家はテレビをつけていなかったが、
外で歓声が上がって日本が得点したと確信。
そして何とも言えないため息が聞こえてきて、失点したと知る。

今回のW杯の出場国のうち、人形を遣ったことのある国は13か国に上る。
どうしても行ったことのある国を応援してしまうのだが、
その中でも“発展途上国”には、力が入ってしまう。
私はダイジェスト版で楽しんでいるが、
かみさんは明け方まで毎日楽しんでいるようだ。

ブラジル国内は20都市ほど行っているのだが、
会場になっているのはそのうちの5都市ほど。
それぞれに深い思い出が残っている。

サンパウロはあまりに多すぎて、書き出したら止まらないだろう。
日本人街の入り口で大道芸したことや、
知人の家を借りて住んだことなどが、印象に残っている。

リオデジャネイロは、初めて行った時に感じたにおいや
宿泊していた日系人協会の建物のそばで銃撃があって、
流れ弾がその屋根に当たってたこと、
そしてカリオカ広場で大道芸した時のことが思い出になっている。

クリチーバは、きれいな街だった。斬新な劇場や植物園など楽しんだし
なんと選挙の応援に人形を遣うこともした。

ブラジリアは最もつまらない町と予想していたが、
都市計画もここまで行くと見事としか言いようがない、
実に面白い町だった。

マナウスの空港から外に出た途端、湿気と熱気に包まれ、
ああ、これが熱帯、と実感。
アマゾン川に船を出したことは、今も話題に上る。

もう故人になってしまったが、
ブラジルに初めて行った時に大変お世話になった人は
自称“ブラキチ”
ブラジルは確かに危ない、油断のできないところなのだが、
なぜか私たちも、はまってしまって“ブラキチ”になっている。

今回のW杯を通して、ブラジルが好きになる人が増え、
また出来れば日系人の歴史に興味を持つ人が少しでも増えれば
と願っている。
コメント
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