江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

もうすぐ3年

2013-11-15 00:51:59 | 日記
今年は何回福島に足を運んだのだろうか。
来年も足を運びたいと思う。

小学校を回ってきた。
原発事故後、その1つの校舎の屋根は、放射線量測定器の針が振り切れたそうだ。
生徒数も、3分の2に減ってしまった。
今年の1年生はいない。
来年は何人か入る予定だが、
校長先生の話しによると
震災後3年経つと、学校が荒れるのだそうだ。
それはこれまでのほかの震災で、出てきたデータだと言う。
石の上にも3年
我慢の限界ということなのだろうか。
そうならないようにカウンセラーが入っていると言うが、
子どもたちがどう感じているのかは、
私には分からなかった。

甲状腺異常の子どもの数が、福島県から発表された。
でも全国で調べない限り、福島が飛びぬけて多いかどうかは分からない。
それにもかかわらず、国は調べようとはしない。

子どもだけではない。
大人も不安を感じている。
白鳥が戻ってきた。
ちゃんと幼鳥を連れてきている、
だから今までと変わらないのではないか、
つい楽観的に考えてしまう。
そう考えたくなってしまう。
でも本当のところは分からない。

いわきから郡山に抜ける阿武隈山地は、
それは見事な紅葉だった。
日光のそれはおかしいと言うのに。
でも、そのところどころでは放射線量は高いのだろう、
そのギャップに混乱してしまう。

汚染水は大丈夫だと言う。
私からすれば、原発は大丈夫だと言うのと同じに聞こえる。
そして秘密保護法案、
これで良いのだろうか。
コメント
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