ロウバイ

昨年の暮れに、お正月用の花にとロウバイを一枝もらった。
かみさんが程好い長さに切って活け、
切り落としたところに花芽を持った小枝が付いていたので
そのまま小瓶に挿しておいたら、
小さな花を咲かせた。
それが今も枯れずに咲き続けている。
ドライフラワーになったと思いきや、なんと若葉が出てきた。
上手くすると根が出るかも知れず、そうしたら土に挿してやろうと思っていたが、
少し大きくなったところで、やはりしおれだした。
もうだめだろうと思っていたら、別の芽からまた若葉が伸びだした。
このしぶとさ、我が身を見ているよう・・・？

今日は梅を一枝もらった。
活けるまでお風呂場においていたが、
入るたびその甘い香りに、顔をほころばせていた。

明日は郷土の森。
今を盛りと咲き誇っていることだろう。
それを見るだけで、私はきっと幸せを感じるのだ。