島根県の益田市に糸操り人形が民俗芸能として伝わっている。
今回島根県からの依頼で、人形操作の技術を伝える事になって、
20日に1回目の稽古があった。
ここには9代目結城孫三郎以前の人形が伝わっているだろうと、考えていた。
またいろんな人から技術を教える人が必要だと、聞いていた。
一度見てみたいと、かなり前から興味を抱いていた。
それが叶ったのだ。
でも、お互い初対面。
へたをすると、私は受け入れてもらえないかもしれない。
ところが、人形がすばらしいのだ。
その素晴らしさのお陰で、あっという間に打ち解けてしまった。
3月28日(日)13時半から公演がある。
それまで何回か通って、稽古に付き合うことになっている。
お近くにお住まいの方は、是非ご覧になって欲しい。
伝承の難しさは、だんだんと忘れ去られてしまう事に有る。
人形自体を直さなければならないところがあるのだが、かしらや胴は文化財に
指定されていて、手を加えることはできないらしい。
これは変な話である。
博物館で展示されているものならいざ知らず、実際に遣っている物なのだ。
直さないと遣えない物を直させないとは、何と言う法律なのだろう。
2回目の稽古のときは、人形の直しから始めなければならない。
でもここの伝承者は、とても熱心だ。何人もの人が、私の言う事を漏らさない
ようにと、一生懸命メモを取っている。
この熱心さに応え、よりよい舞台になるようできる限りのことをしたいと思っている。
こういう関わりが持て、嬉しい限りだ。
今回島根県からの依頼で、人形操作の技術を伝える事になって、
20日に1回目の稽古があった。
ここには9代目結城孫三郎以前の人形が伝わっているだろうと、考えていた。
またいろんな人から技術を教える人が必要だと、聞いていた。
一度見てみたいと、かなり前から興味を抱いていた。
それが叶ったのだ。
でも、お互い初対面。
へたをすると、私は受け入れてもらえないかもしれない。
ところが、人形がすばらしいのだ。
その素晴らしさのお陰で、あっという間に打ち解けてしまった。
3月28日(日)13時半から公演がある。
それまで何回か通って、稽古に付き合うことになっている。
お近くにお住まいの方は、是非ご覧になって欲しい。
伝承の難しさは、だんだんと忘れ去られてしまう事に有る。
人形自体を直さなければならないところがあるのだが、かしらや胴は文化財に
指定されていて、手を加えることはできないらしい。
これは変な話である。
博物館で展示されているものならいざ知らず、実際に遣っている物なのだ。
直さないと遣えない物を直させないとは、何と言う法律なのだろう。
2回目の稽古のときは、人形の直しから始めなければならない。
でもここの伝承者は、とても熱心だ。何人もの人が、私の言う事を漏らさない
ようにと、一生懸命メモを取っている。
この熱心さに応え、よりよい舞台になるようできる限りのことをしたいと思っている。
こういう関わりが持て、嬉しい限りだ。