今年は早くも夏山シーズン到来。今年も北アルプス表銀座を縦走し、槍ヶ岳を目指す。日程は7月31日(水)~8月4日(日)。メンバーは、計画当初3名だったが、最終的に元同僚の菅原さんと私の2名。
昨年とほぼ同様の計画。最初の宿泊地を中房温泉から、その少し手前の有明荘に変えた。燕山荘が経営を任された国民宿舎で、燕山荘の接客態度は好感度が高い。宿変更理由は、その事と未だ宿泊していない宿に宿泊して見たかったからだ。その後、合戦尾根を上り、燕山荘→西岳ヒュッテ→ヒュッテ大槍と山小屋泊まりで、槍ヶ岳を目指す。
昨年は頂上まであと4時間の水俣乗越で無念のリタイヤーをした。リベンジの意味もある。しかし平均年齢68歳の二人。私に限っても今年は、高川山と蝶々深山しか登っていない。事前訓練の必要を強く感じ、6月から準備を開始した。富士神社でのラジオ体操の後、階段23段の”お富士さん”の”男階段”を上り、”女階段”を下りてくる周回コースを30回繰り返した。7月からは12キロの荷を背負い20回繰り返している。時間にして35分。標高差を調べるのに、1段毎の階段の高さを巻尺で測り、合計したら約5メートルほどあった。20回繰り返すと標高差100メートルの上り下りとなる。
週に2回は坂道の多い小石川植物園をぐるりと一周するコースを、荷をつけて、1時間ほどゆったり歩いてくる。だんだん身体が軽くなってきている感じがする。(写真:上りに使う男階段)
(下りに使う女階段)
7月12日(金)、水道橋にある「80円ビール」に出掛け、菅原さんと山行の打ち合わせをした。トレーニングの様子を尋ねると、職場で、4階までの階段の上り下りを、リックを背負い15セット繰り返しているとの事。私もそうだが「三浦雄一郎の真似ですか?」と話しかけられたそうだ。普段運動を余りしない菅原さんの感想は「始めて2・3日は筋肉痛に悩まされたが。それを超えると足も身体も慣れて来て、身体が軽く感じられる。今後の山行の自信も出て来た」との事。結構尽くめである。細尾根もある今回のコース。後は慎重過ぎる位のペースで、夏山を味わって来たい。
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