(2)候補数を消去する
⑬「Sashimi Fish」の成立を調べる
それにしてもこの手筋に妙な名前をつけたものです。多くの手筋に「Fish」が付けられる理由、面白いと思いますが、私には謎です。一体誰がいつ頃、これらの手筋を発見したのか興味が湧きます。外国の文献を読めば少しは様子が分かるかもしれませんが・・・。図1は前回のブログでの問題の再掲です。
図1
候補数の状況を明らかにして図2です。
図2
マーちゃんは1~9の順にオセロ石を配置して調べます。
そのときに、”対をなす”二つのマス、云わば2点を結ぶ線分が2本あり、直角をなす場合を捜すのに精神を集中させます。
候補数7の配置がその様になっていました。図3を見てください。
図3
”対をなす”マスを結ぶ線分は、e3ーe4 ラインが一本、e4-h4 のラインがもう一本、この2本が直角を形成しています。
黄色印マス4個が「Sashimi Fish」形成です。このときマスh4とマスi3の両方を見るマスh1(水色印マス)から7が消去出来ます。h1=7が成立すれば、i3≠7、h4≠7。だからe3=7かつe4=7 が成立して困ります。∴h1=5 です。
ペア数{57}の奇数個の連鎖 h1-i3-e3 で「浜田ロジック」が成立しh1=5、i3=7、e3=5 と解く事も出来ます。
その後は問題なく図4の最終局面に到達です。
図4
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