A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

夏コミ戦利品レビュー・東方編その17

2016-10-11 23:11:38 | 同人誌感想

 紅楼夢戦利品レビューだと思った?
 残念! 夏コミ戦利品レビューでした!

・黒蝿が幻想入り<4> 4巻補足本 5.1巻(The Shooting Game Society)
 厳密には今回の新刊ではないんですが、読み終わるのが夏コミ終わってからになってしまったのでここで紹介。
 メタブラ×東方本、今回でいよいよ4巻目、えらく成長してしまったフランちゃんが表紙です。
 ストーリー的には折り返し地点と言ったところでしょうか。
 いったん幻想郷を離れたジョンを待っていたのは、さらに過酷な戦い、そして別れだった。
 ネメシスとの戦いが激化していく中、次々と失われていく人妖たち。
 かなりハードな内容なので人を選ぶとは思いますが、相変わらず東方二次創作小説の中ではトップクラスに続きが気になる作品です。
 この作品の前身に当たるメタブラ本を知ってるだけに、展開の違いを楽しめます。
 ネメシスの圧倒的軍勢との迫力あるバトルシーンもいいですが、過酷な戦いの印象を和らげるためか、随所に挿入されている日常のシーンも好きですね。
 というかパッチェさんのジョンいじめがひどい。いいぞもっとやれ。
 この作品のパッチェさんはほんとにイイ性格してるなあ。
 ジョンと紫の、信頼が根底にある軽口のやりとりも好き。
 そしてラスト、ついに、ついに幻想郷に……!
 この王道展開たまりません。清く正しいおとこのこなら燃えて当然です。
 今から次が楽しみでたまりません。

 今日はここまで。
 ラスト1本! 

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寒っ!!

2016-10-10 23:07:17 | それさえも平穏な日々

 な、なんかこないだまでもう10月なのにえらく暑いなーとか思ってたのにいきなり寒くなって来ました。
 紅楼夢の地形効果も切れた今、気を抜くと速攻で風をひいてしまいそうです。
 これから冬コミに向けて頑張らないといけないときに体調を崩すことは(原稿の)死を意味するので、今夜から早速厚着して寝るようにします。
 さて冬コミ原稿ですが、予定どおり以前カッコつけて無理して2冊新刊出したときの出したコピー本「BARO-CAFE」の増強版を書いています。
 ギャグ本なので、いっそまた学パロに直してもいいかも。
 以前からマルクト高校とバロシン高校の対決とか書いてみたかったんだよなあ。
 でもバロシンキャラの学パロバージョンがいまいち頭のなかにないのでそのへんは考えどころ。
 今度は余裕を持って入稿できるように、早めに表紙も作っておかねば。 
 すでに戦いは始まっているのだ! 

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今日は第12回東方紅楼夢でした。

2016-10-09 23:32:25 | それさえも平穏な日々

 改めまして、今日の紅楼夢に参加された方、お疲れ様でした!
 今回の収穫は同人誌12冊、アクセサリー1つ、ゲーム5本、体験版1本、小説本7冊となっています。
 すでになくなってしまっていたのが2点ほどあったのでメロン行ってこなければ。 
 さて今回の紅楼夢のおもひでを書いていきましょうか。

 早朝8時半、今日売り子をしてくれる夢師先輩と待ち合わせ。
 間違って中ふ頭で降りてしまったそうなのでインテックス会場で待ち合わせをすることに。
 よく考えたらこんな早くに待ち合わせしなくても良かったんだけどね……。
 先輩と合流して会場へ。
 今回はコミケと違って頒布物の種類が少ないので設営は速攻で終了。
 お隣のサークルさんにご挨拶してめでたく開会。
 新刊だけでなく既刊も手に取ってくれる方が増えてきて嬉しい限り。
 そしてちょっと早め、11時半過ぎくらいに夢師先輩と交代してお買い物へ。
 チェックしていたサークルさんはだいたい買えたんですが、上記の通り手に入れられなかったのが2点のほか、欠席してるサークルさんもあって全部は手に入らなかった感じですね。
 しかし紅楼夢の方では挨拶に行くサークルさんの数が相当増えてきたので、バロックのときよりも多めに刷ったほうがいい気がしますね。
 そしていったん自スペースに帰り、状況を確認します。
 ……なんか、コミケの初サークル参加のときもそうだったんですけど、自分がいないときに限ってやたら来てくれる人が多いのはなんでですかね……。
 しかも夢師先輩の話によれば、阿求コスの方が来てくださったとか……。
 うおおおおおお!!!!! なんで俺はその場にいなかったの!!?!!?!?!1
 コピーロボット!! コピーロボットはどこで売ってるの!!!? AMAZON!!!??!?1
 ……などと絶叫したいのをこらえつつ売り子をします。
 いや実際、紅楼夢はコミケみたいな混み方はしないので、次回からは開場と同時に買い物に行った方が良さそう。
 来てくれる人も昼以降からのほうが増えるしな……。
 この辺は次回への反省点ですね。
 あと今回は、前回のような煙騒ぎがなかったのは良かったですね。代わりにからあげのかほりが。
 そんなこんなで閉会時間となりました。
 今回も前回以上にたくさんの方に挨拶することができましたし、新刊の方も多くの方に手にとってもらえたと思います。
 やはりイベントに出るともっといい本を作ろう、もっと面白い本を作ろうというモチベーションが高まりますね。
 最近はどうにも気分が落ち込んだり筆が遅くなったりとマイナス方向に傾きがちなので、こうしたエネルギーは大切にして行きたいです。
 そのためにはまずインプットが必要なので、努力します。本を読まねばなー。
 会場を出た後は夢師先輩と天神橋筋六丁目の商店街へ。
 初めて来ましたがなかなか面白そうなところですね。
 今回は食事だけでしたが、体力に余裕のあるときに来て歩き回ってみたいところ。

 そんな感じで今年の紅楼夢も無事に終わりました。
 新刊の方は告知の通り前後編構成なので、後編は来年となります。
 東方イベントへのサークル参加が年に1回というのは少ないという気もしますが、執筆スピードやスケジュールとの兼ね合いを考えると夏冬コミケに紅楼夢で精一杯というのが正直なところなので、後編は気長に待って頂きたい。
 スケジュール的にはやはり年の後半、夏コミ以降が一気に忙しくなるので、年の前半にどれだけプロットをうまく組んで執筆準備を整えられるかが重要といったところでしょうかね。
 それでは次回は受かっていれば冬コミ、バロック本「BARO-CAFE PERFECT EDITION」で僕と握手!

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いよいよ明日は

2016-10-08 23:51:30 | それさえも平穏な日々

 第12回紅楼夢ですね。
 なーんか今回も直前までバタバタだったなあ……。
 なので次のイベントである冬コミは余裕を持って準備&入稿したいものです。
 冬コミは年賀状の準備があるから面倒なんだ……。
 それではみなさん、明日はG-38b「人形の城」でお会いしましょう! 

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夏コミ戦利品レビュー・東方編その15

2016-10-07 23:16:01 | 同人誌感想

 いよいよ明後日は紅楼夢。
 実はまだ看板作ってません……。

・ムガムビル3(薬味さらい)
 テーマとそれの作品への落とし込みという点では東方二次創作で随一の完成度と言えるであろうサークルさんの総集編第3弾。
 今回はかなりバラエティ豊かな構成となっています。
 それではいつものように収録作品ごとに感想を書いていきましょう。
・イカロス
 手に入れた八咫烏の力で地底に太陽を作り出そうとするお空。
 しかしそれを快く思わない者もいて……。
 公式でお空との仲良しが明言されているお燐ですが、だからこそ本作での彼女の抱いていた嫉妬心が色濃く浮き彫りにされていると思います。
 対するお空の方は、描き下ろしの「ルベバ」で描かれているように、「全ての飲み込み包み込む空」として描写されてる感じですね。
 今更太陽など……という地底の妖怪たちやお燐の人間臭い感情とは対象的に、お空は一見純真なキャラに見えて実は歪な存在に見えます。
・カミナレ
 幻想郷の暗い部分、残酷な部分も容赦なく描き出すこのサークルさんですが、ついにこのテーマを明確に作品にしたか……という気持ちです。
 ずっとシリアスではなく途中途中にギャグがはさんであるからこそ、非人間的行為の代表格である「食人」をも幻想郷は受け入れるということをまざまざと感じさせられます。
 個人的に秀逸だと思ったのがシーンの配分。
 「食人」というショッキングなシーンをことさらに強調するのではなく、そこへたどり着くまでの過程・葛藤をじっくり描くのがまた残酷。
 葛藤というのもまた違う気もするなあ。
 全体を通して早苗はすでに食人を通して人間をやめることをほぼ受け入れており、最後の一歩を踏み出すまでの話ってところでしょうか。
 それでも抵抗なく受け入れているわけでもなく……という複雑な感情が読み取れます。
・フランドッグ
 さっきあんだけシリアス&ヘビーな話やったのになんなのこの落差は!? 脳がついていけないんですけど!?
 読んでる間ずーっと「絶対なにかある……絶対なにかある……絶対重いオチが来る……」と超警戒してたんですが何もなくほんとにギャグで終わってて完全に疑心暗鬼に陥りました。もう何も信じられない。
 おぜう様の体を張ったカリスマブレイクっぷりも見逃せません。
 咲夜さんに関してはもはや掛ける言葉が見つかりません。
・堕天子
 タイトル通り、天子が天人としての力を失い地上に堕ちる話。
 そこに正邪と萃香を絡める辺りがすごく意外な組み合わせで、それだけで話がどう転がるのかが楽しみになります。
 これだけ意外な組み合わせで話が破綻してないのがすごいなーと。
 それもちゃんと各人の性格、行動原理がストーリーラインを組み上げているのはさすがとしか。
 特に萃香が非常にいいキャラ……というかイイ性格してるなコイツ。
・ばばんばばんき
 まさかのギャグ2連発! もう扉の段階でイヤな予感しかしない!
 なんかもうどっから突っ込めばいいのかわかりませんが、とりあえず赤魔道士のくだりは死ぬほど笑いました。
 でも実は最後のオチは収録作品の中で一番好きだったり。
 こんだけバカやっててもやはり本質は妖怪なんだって思わされます。
・ルベバ
 描き下ろしマンガ。
 収録作品がTVシリーズだとすると、この書下ろしは劇場版って感じでしょうか。
 収録作品でのネタをまとめ上げて一本の話にするというこの構成力!
 全員が力を合わせて……という少年漫画的王道展開も素晴らしい。
 さらにこの書下ろしが各収録作品の後日譚になってるって点もいい。
 「総集編」という舞台を最大限に活かした描き下ろしだと思います。ボリュームもたっぷりあるしね。

 今日はここまで。
 ラスト2本!
 
  

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夏コミ戦利品レビュー・東方編その14

2016-10-06 23:30:41 | 同人誌感想

 紅楼夢までに終わるんだろうか……。

・旧約酒場(上海アリス幻樂団)
 前回の「燕石博物誌」から今までとは一味違うというか、ぐっとホラー寄りになった感じの秘封CDです。
 というかブックレットの内容がデザイン含めてガチホラーなんですが……。
 収録曲は激しめのものが多いですが、それでもどこかホラー&ミステリアスといった感じ。
 印象的なのはやはり「アウトサイダーカクテル」でしょうか。
 この曲って聞いてるとなんかへるしんかの錆竜のBGMに聞こえてこない?
 既存曲ならエソテリアが好きかなあ。不気味でゆったりした曲調がいかにも秘封倶楽部に似合う感じ。
 しかし、内容が明確に連続した構成といい、今までの秘封CDのブックレットの内容が出て来る点といい、なんだかこの秘封CDも最終章に入ったかのような雰囲気があります。
 あとメリーの「結界の裂け目が見える程度の能力」に、鏡に異世界のビジョンを映し出したり他人に触れることで異世界に行ったことがあるかどうかを確認することができたりする能力が加わってるんですが、これは能力が強化・拡張されたのか、それとも新しい側面が明かされたのか。
 東方世界でも特に謎の多いこの秘封倶楽部ですが、菫子のことも含めてどんどん謎が深まっていきますね……。 

・乙女ジャンキー(ギロチン銀座)
 僕の中では完全にガチホラーサークルとして認識されているギロチン銀座さんの6冊目の総集編です。
 それでは収録作品ごとにレビューして行きましょう。

・乙女ブランディッシュ
 たーすけてーーーーーーーー!!!!
 表紙見て命乞い余裕でした。
 もうアレです、娘々が主役ってだけでダメなのはコーラを飲んだらゲップが出るくらい確定的に明らか……と思っていたんですがそれを上回る恐怖が待っていたのでした……。
 内容はなんというか暇を持て余した痴女の悪戯といった具合でしょうか。
 こんな何も知らない子達にナニ教えてるんですかねこの邪仙は!! えーき様は何をしてるの!? 寝てるの!?
 あとそれぞれの保護者も何をしてるの!?
 この話はアウトじゃないコマがないくらいひどいです。
 そんな感じで全年齢向けの本では完全アウトのたのしいあそびを子どもたちに教える娘々ですが、そこに運命の出会いが!
 その名はこいしちゃん!
 娘々の欲望を無意識に読み取ったこいしちゃんは、幻想郷の性風俗をめっちゃくちゃにするのでした。めでたし。
 こいしちゃん怖過ぎです。多分この子瞳孔開きっぱで瞬きもしなさそう。
 でもやっぱりいちばん怖いのは娘々の背負った性癖(カルマ)でしょうか。
 ドSでドMで痴女とかこれもう完全アウトだろ……。
・乙女コメンタリー
 こちらは阿求が主役。
 阿求の視点から様々なキャラの恋愛事情を見てみるといった構成なんですが……
 ゆかりんのカリスマは2Pで尽きる上に思考がスイーツ(笑)過ぎる。
 けねもこのバカップル度は天を裂き地を砕くレベル。というかここの妹紅はアホの子。
 椛は相変わらず無自覚サイコ。「私を気持ちよくしろって言った……?」のシーンで腹筋が死にました。怖いよこの子。
 という幻想郷の闇を垣間見る結果となりました。
 これ、阿求が一方的に延々とのろけられてるだけじゃねーか!
 そういう意味でもかわいそうな子ですが、強く生きろよ阿求!
・乙女アトラクト
 内容を一言で言うと「命蓮寺、煩悩まみれ」といった感じでしょうか。
 まあ白蓮さんが煩悩の塊なので仕方ないと言えば仕方ないですよね。
 というかこれ、みんなして白蓮さんで遊んでるだけだよね?
 特に一輪さん、着替えと称してバニースーツ用意しといて「ホントに着た……」とか何気にスゴイ・シツレイ。
 乱入してきた布都ちゃんによれば道教組の方も相当欲まみれみたいですがさもありなん。
 なんせ向こうには娘々がいるし、前回の総集編で太子も相当アレなことが判明してるしなあ。
 あと唐突なこいここはいいぞもっとやれ。
 ところでラストのコマに「おしまい(はあと)」とありますがこれは命蓮寺は宗教団体としておしまいという意味でいいんでしょうかね。
・ 秘封乙女パルフェ
 こ……怖……っ。
 いや、今までこのサークルさんの作品を読んでも400回くらい色んな意味で命乞いをしてきましたが、本作は格別に怖いです。
 なんというかメリーが、「不思議ちゃん」の域をだいぶ踏み出してるというか……。
 こういう、劇的なアクシデントはないものの「何かが違う……何かがズレている……」な雰囲気が一番怖く、また秘封的だなあ、と。

 今日はここまで。 

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夏コミ戦利品レビュー・東方編その13

2016-10-05 23:21:52 | 同人誌感想

 もう紅楼夢はすぐそこなので急いで終わらせねば。

・寄稿原稿総集編 星空マーケット(蒼空市場)
 爽やかな絵柄が印象的な蒼さんの合同誌などへの寄稿作品の総集編です。
 こういう寄稿総集編を見ると、いろんな合同誌があるもんだなあと思います。
 そういや今回の紅楼夢では、掟破りの易者合同が出るんだよな……。
 それでは作品ごとにレビュって行きたいと思います。

・橙は思った
 好奇心は猫を殺す。
 マミゾウさんが出るまではゆかりんはタヌキ疑惑もありましたよね。懐かしい。
・電撃恋心
 魔理沙はもう何しててもかわいいというお話。 
 それを香霖の朴念仁っぷりが倍加させているという。
・口当たり良い
 確かに衣玖さんは中心に据えて話を動かすのは難しいキャラかも。
 と考えると文との組み合わせは対極のキャラ同士って感じですね。
・ヤツメクライシス
 蒼さんがまさかのエロ!?と思い耳から心臓が出そうになりました。
 リグルは総受けがいいと思います。
・No Title
 モブメイド妖精かわいい。
 美鈴はワガママな子に好かれそうな気がします。
・空の見分け方
 あー……なるほどなー……って。
 原作の方でも巫女の見分けがつかない発言ありましたしねえ。
・宗教的エコーライフ
 響子ちゃんもふもふしたい。
 もののふさんも基本的に空回りな感じがベネ。
・第3回紅魔館で調理実習
 はしゃいでるレミフラかわいい。
 てんこといい、蒼さんの描かれるところのワガママっ娘はかわいいなあ。
・八卦炉小話
 この話が今回の総集編の中で一番好き。
 道具からの視点というのが、星新一のショートショートを思わせます。
 こういう無機物モノは弱いんだよ……。
・ とある日常の風景
 秘封はガチホラーにも発展するので実際コワイ。
 でもこれこそが彼女らにとっての「日常」なのかも。
・No Title
 マミゾウさんのおばあちゃん力とこころちゃんの孫力は異常。
 この作品に限らず、蒼さんの作品は空気感が好きです。

・秘サグメ こいしうし(泥船海運)
 今回委託されてなかった本をようやく手に入れることができました。
 「秘サグメ」、地上に降りてきたサグメ様の様子をストーカーするイーグルラヴィの面々。
 なんかこうばさんの本ってコナンの犯人がやたら出てくるよね……。
 マフィアの密会的なサグメ様もそれっぽいですが、純情なサグメ様もまたいいものだ……。
 ぴょんぴょんしてる清蘭がかわいいなあ。
 「こいしうし」、こいしちゃんが地霊殿に牛を連れてくるお話。
 こうばさんはたまーにこういう一見ほのぼのに見えて内実はダークというか、なんだか言葉にならない読後感の作品を描くから困る。
 初めて読んだ時は最後の方まではいつものギャグ本だと思ってて、ラストのおぎゅうのシーンでなんとも言えない気持ちになりました。
 そして繰り返し読んでいくと、こいしちゃんが地獄の荒くれ者たちを和ませて、いつしか崇められるようになってくる辺りの「少しずつ歯車が噛み合わなくなってきた感」が分かってきてけっこうゾッとします。
 あと、おぎゅうに対して最初の方で食材にするのをかわいそうに思って逃してしまったり、ラストでおぎゅうがシチューになってしまったことを悲しんでいたりするお空とは対象的な、ドライというか最初からおぎゅうが「そういうもの」だと分かっている淡々としたこいしちゃんの態度がまた怖かったり。

 今日はここまで。
  

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夏コミ戦利品レビュー・STG編その2

2016-10-04 20:25:19 | 同人誌感想

 紅楼夢がもう今週末とか……。

・GREEN FLASH(イリーガル・マネジメント)
 夏コミ直前にtwitterをチェックしていたときに見つけたレイフォースの小説本。
 内容は3篇の短編小説となっています。
 印象深いのは3番目の「来るべき未来へ」でしょうか。
 本編の前日譚に当たる時間軸のお話で、人類vsCon-Humanの戦いの裏で行われていたであろう人類どうしの泥沼の陰謀が描かれた本作、もっとボリュームのある内容で読んでみたいところです。
 小説を書いている人の文体は当然ながら読んで影響を受けた作品の影響を受けるものだと思いますが、本作からは全体的に古典SF好きの気配がしますがどうなんでしょうか。
 あと、あとがきによればレイフォースの方は実際にプレイされていないそうですが、これはぜひともプレイしてほしいですね。
 サターン版ならSTG苦手な人でも難易度調整すればプレイしやすくなると思いますので、ぜひ実際に触れてみてほしいです。

・あま つち さい すく(ほづみつきの)
 ブレスタ合同誌の計画も徐々に進行しているようで楽しみなサークルさん。
 今回の新刊は、諸々の物語の断片をまとめた冊子。
 インフォメーションペーパーによれば様々な作品のクロスオーバーを計画のようですが、今回の新刊を見るとなんとなーくその輪郭が見えてきたような。
 しかしSTGに加えて艦これまで入ってくるとどうなることやらって感じですが、こちらも実現が楽しみです。
 STGでクロスオーバーはシューターなら誰でも夢想したことがあると思いますので、ぜひとも完成させて頂きたい。
 ……斑鳩が絡むとなんかイデオンエンドが見える気がしますが、そこはいい感じに調整して頂きたい。

 今日はここまで。 

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夏コミ戦利品レビュー・STG編その1

2016-10-03 23:47:05 | 同人誌感想

 もう紅楼夢まで秒読み段階だと言うのに終わってません夏コミ戦利品レビュー。

・ STARGAZER(Ether Valkyuie)
 超絶かっこいいメカデザが魅力のサークルさん。
 今回の新刊は3冊目のダラバー本。
 パッケージ版がPS4で出るとのことでまた盛り上がりそうですね。
 今回のメインはクロウシリーズ、ナイトメアシリーズ、ギガンティックバイト、そしてムラクモがメイン。
 クロウシリーズのソリッドなライン、ナイトメアシリーズの不気味で生物的なフォルム、そしてムラクモのバリエーションはどれも目を引くものばかり。
 特に今回はムラクモのバリエーションがいい感じ。
 RーTYPEを彷彿とさせるエグい設定の機体もあって、そっち方面も満足です。
 そしてベルサーのマークがなんだかかわいい。
 こちらのサークルさんは本以外にもグッズを頒布されていることがあるので、ダラバー関係のグッズ展開も楽しみです。

 短いですが今日はここまで。 

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今日のわくわく動物ランド

2016-10-02 23:59:39 | ゲームな話

 とりあえず愚痴は吐いたので気分転換に積みゲー消化してます。
 今回プレイしているのはsteamの「hotline miami」。
 本編はクリア済みだったんですが実績が残ってたので、 全実績解除を目指してプレイ中。
 パズルを集めて隠しエンディングまではまあまあ楽勝で行けたんですが、それ以降になかなか苦戦。
 そして最終的にお約束の「全ステージランクA+でクリア」と「×12コンボ」の実績が残りました。
 ランクに関してはスコアで決まるので必然的にコンボを繋いでスコアを上げていく形になるんですが、このゲームは基本的にプレイヤーも敵も1撃死するので、コンボつつなげようと敵の群れに突っ込んでいくと速攻で死ねます。
 反面、テクニック次第では 敵の群れに一気に突っ込んで近接武器でなぎ倒す、なんてプレイもできるのでついつい無謀なアクションに挑戦してしまいます。
 全実績解除したら2もプレイしてみたいんですが、なーんか評判がいまいち&日本語化されてないのでちょっと不安。 

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