さてさっそく秋季例大祭の新刊レビューです。
日記が遅れてるのは気にしない方向で。
・紅魔館は動かない(ゆれないプラナリア)
前作「岸辺露伴が幻想入り」の続編です。
突然幻想郷に飛ばされてしまった露伴先生、今回は紅魔館に挑みます。
しかしまあいきなり紅魔館に行くとか相変わらずマイペースだなこの人。
こうしたクロスオーバー作品の醍醐味の一つは「要素の交差」だと思いますがその点この作品は特徴的な設定と世界観を持つふたつの作品をうまく組み合わせていると思います。
妖精であるチルノにヘブンズドアーを使っても名前しか情報が書いておらず、新しく情報を書き込むこともできないというのは面白い解釈だと思いました。
そして今回のメインである咲夜さん&レミリアとのバトルもジョジョっぽさが出ててディ・モールト・ベネ。
今回咲夜さんに明確なスタンド像があることが明かされ、話が少しずつ進んできた感じですね。
他の東方キャラがどのように描写されるか楽しみです。
あと、あとがきにあった「レミリアの部屋に吸血鬼なのに窓があるのは霊夢専用の出入り口」っていうのがなんか好き。
今日はここまで。