A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

紅楼夢戦利品レビューその7

2016-10-21 23:43:18 | 同人誌感想

 日付が飛んでいるのは気にしない方向で。

・紺珠伝まんが再録集クルクルムーン(アンニュイ赤蛸)
 全体的に霊夢がひどい目に遭いがちなたこさんの新刊は、過去に発行されたコピー本「ハッピードラッグ」「地上のメシ」に追加ページを加えた再録集。
 まず「ハッピードラッグ」、さっそく霊夢が薬漬け(物理)になってる……。
 うどんげが存分にドヤってひどい目にあってますが、それ以上に霊夢が受難に次ぐ受難って感じですね。
 具体的にはボム抱え落ちの癖がつく、Xの穴をおっぴろげられる、レーザーで焼かれる、全画面攻撃食らう、調教されるといった感じでしょうか。
 わたくしこのサークルさんの本が好きな理由の一つに、「ゲームをプレイした人あるある要素」が豊富に含まれている点があります。
 もう言うまでもないですが紺珠伝はボムがもったいなくて使えないわ後半スペカは基本ボムでふっとばすわクラピの月と星条旗はトラウマだわで共感することしきりです。
 あとサグメ様全年齢でそのハンドサインはエクストリームまずいのでやめて下さい。
 そしてたこさんはどれだけタイトルのアイツが好きなんだ。
 次、「地上のメシ」。
 紺珠伝終了後、地上で生きていくことになった清蘭と鈴檎、まずは食料調達ということで食料を探すのですが……。
 そういやたこさんの漫画だと頻繁にアイテム食べてたな。
 で、二人はこれを似て食べるに至るんですがその感想に妙な説得力が……。
 そして二人は弾幕グルメの旅に出るのでした。
 食べられる弾幕筆頭格の魔理沙はもちろんのこと、穀物担当で神奈子様もその餌食に。
 妖夢の半霊が食べられるのはもはや予定調和と言えましょう。

 今日はここまで。 

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紅楼夢戦利品レビューその6

2016-10-20 23:35:29 | 同人誌感想

 ふーやっとひと仕事終わった……。

・幻想郷グルメニスタ(藤原家)
 表紙とタイトルで分かる通り深夜に読んではいけない類の同人誌です。
 コンセプトはあとがきによれば「カンタンに作ることができるお酒のおつまみ」とのこと。
 今回収録されているのは「べくはい」「たたききゅうり」「焼きチーズ」「シャンディ・ガリ」「焼きカレー」の5品。
 印象深かったのは「べくはい」でしょうかね。
 これは料理ではなくお座敷遊びの一種で、おかめ、ひょっとこ、天狗の3種類の盃を使ってお酒を飲むというもの。初めて知りました。
 「たたききゅうり」も美味しそう。
 料理そのものも十分美味しそうですが、そのシチュエーションや食べている様子がこれまた美味しそうなんですよね。
 あとしっかり描かれた背景……というか調度品にも注目です。
 「たたききゅうり」の台所の生活感、「焼きチーズ」の仏壇なんかの描き込みは圧巻の一言。
 キャラも作風とテーマに合わせていい感じにデフォルメされてます。
 板前姿の紫なんて初めて見たぞ。あと買い物スタイルの主婦っぽさがすごく……いい……。

 今日はここまで。 

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紅楼夢戦利品レビューその5

2016-10-19 23:41:36 | 同人誌感想

 秋季例大祭新刊もメロンで購入してきたので、紅楼夢のが終わったらレビューします。

・ねむの花(くろぬこ亭)
 このサークルさんは以前pixivとtwitterで偶然見つけて、その独特な力を感じる絵柄に惹かれてチェックしていました。
 わたくし絵の方は門外漢なので、この一度見たら忘れられないインパクトの絵柄、どのようにして描かれているのかはわかりませんが、言葉で表現するとどんな文言を選べばいいんでしょうか。
 劇画調……浮世絵……紙芝居……どれもなんだかしっくり来ないと思ってましたが、その語り口も含めてぴったりの表現を見つけました。
 「講談」です! 多分この言葉が一番合うと思う。
 このサークルさんの漫画を以降「講談漫画」と呼びたいと思います。
 さて内容は、妖夢に、慧音と藍が思い出話を語るというもの。
 わたくし妖夢は永遠の未熟者であって欲しいと常々願っているのですが、本作の妖夢は大人代表である二人もいるためにことさら若く幼く微笑ましいですね。
 そして思い出話は、その「完成された大人」のひとりである慧音の若い頃の話、そして彼女の運命の人とも言える妹紅との出会い。
 慧音と妹紅の出会いは 東方二次創作の古典的テーマ、お約束の一つですが、この切り口はなかなかなかったんじゃないでしょうか。
 特に妹紅に皇統の血が流れていることを知り、己の野望に心を焦がしてしまう慧音なんてなかなかないイメージだと思います。
 他にも、若い頃の藍と慧音のぶつかり合いなども今まで見たことのない展開で目を引かれました。
 そしてこの絵柄!
 戦闘シーンは血腥く、日常シーンはほのぼの、静謐のシーンには不思議な艶っぽさを感じます。まず表紙に漂うこの色気よ!
 物書き視点から見ると絵柄というのは文体なわけですが、この文体がまた渋めのストーリーに合ってるんだわ。
 優れた作品には「味」や「匂い」を感じるものですが、この作品からは抹香の匂いを感じました。

 今日はここまで。 

  

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紅楼夢戦利品レビューその4

2016-10-18 23:58:40 | 同人誌感想

 もう年末なんてすぐ来るので急いでやります紅楼夢戦利品レビュー。

・東方文様讀本 東方キャラに使われる文様の意味と由来(出藍文庫)
 今回お隣になったサークルさんから新刊交換で頂いた一冊。
 岩波文庫な装丁に目を引かれて手に取りました。
 準備してらっしゃるのを見ていたんですが、 「……なんでこのサークルさんは段ボール箱いっぱいに岩波文庫持ってきてるんだ?」と思ったら作品だったのか……。
 さて内容ですが、タイトル通り東方キャラの衣装に使われている文様を考察した本です。
 紅楼夢ではなんだか考察系の本が豊富なイメージがありますが、 これまた独自の方向からの考察です。
 収録されているのは全16キャラ。それら全てに使用されている文様とその解説が添えてあります。
 今までは文様といえば太極図なんかの超有名どころくらいしか知りませんでしたが、本作で文様という着眼点の奥深さを見た気がします。
 美鈴の「雷文」なんかは、ラーメンの丼を代表として日常の中でも頻繁に見かけるものであるものの、この本を読むまでその名前や由来は全然知りませんでした。あれって雷や稲妻の意匠化だったのか……。
 ただ単に文様を解説するだけではなく、ちゃんとその文様が使われているキャラも合わせて考察しているので考察本としての完成度が高いレベルでまとまっていると感じました。
 また、文様が使われている事自体気づかなかったキャラもいましたね。
 勇儀やはたてのスカートに文様があったなんて全然気づきませんでした。
 こういう着眼点もあるんだなあと勉強になる一冊でした。

 今日はここまで。 

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紅楼夢戦利品レビューその3

2016-10-17 23:12:06 | 同人誌感想

 今回は同人誌ではなくゲームのレビューです。
 東方二次創作ゲーは今や膨大な数になっている上、積みゲーが大量にあるので手を出さないようにしていたんですが……。

・ 東方凹数日戦争 東方激談四季 東方忍法帖 東方妖精大宴界(将軍)
 チェックしたサークルを回り終え、頼んでいたスケブも回収したあと、閉会間際にうろついてたら見つけたサークルさん。
 聞けばファミコンを意識したレトロ東方二次創作ゲーを作っているのだとか。
 なにか感じるものがあったので手に取ってみました。
 そして帰宅後プレイしたわけですが……な、なんだこのオッサンホイホイ力(ぢから)は……!!
 収録されているゲームは、それぞれボコスカウォーズ、グラディウス、忍者じゃじゃ丸くん、スペースインベーダーのパロディとなっているんですが、素晴らしいのはその再現度……ではなく、実はプラスアルファの部分。
 例えば「激談四季」では魔理沙を始めとする東方キャラをオプションとして召喚できたり、「妖精大宴界」ではアイテムを消費してチャージショットもしくはバリケードの再構築ができたりと、キャラをすげ替えただけのゲームにはなっていないところがステキ。
 また「妖精大宴界」ではステージクリアでご褒美CGが見られるんですが、そのグラフィックが完全にPC-98レベルのあのグラフィックなのにもこだわりが見えます。
 一通りプレイしてみたんですが、わたくし幼少のみぎりのあの頃のおもひでが脳内からどんどん溢れかえってきて、プレイしているあいだじゅうなんかヘンな笑いがこみ上げてきました。
 特に音声をあえてガビガビの合成音声にしてあるところとかのいかにも確信犯的こだわりが見えてディ・モールトベネ。
 そしてプレイしているうちに血中ノスタルジー濃度が急上昇、いつしか僕の頬を熱い雫が濡らすのでした……。 
 まったくの思いつきで手に取った作品でしたが、不意打ち的な収穫でした。
 非常におすすめのサークルさんですが、そのオッサンホイホイ力たるや業務上過失致死で訴えられてもおかしくないレベルなのでプレイの際にはご注意下さい。

 今日はここまで。 

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紅楼夢戦利品レビューその2

2016-10-16 23:19:47 | 同人誌感想

 秋季例大祭も無事終わったようで、そっちの新刊も回収せねば。

・野菜も食べる! ルーミアちゃんのスカートは暗闇でできている(はしっこのほう)
 ぷにぷにした絵柄が大変ラブリーなサークルさん。
 チェックしていたサークルを回り終わって、ルーミア島をうろついていたときに見つけました。
 まず前者の方から。ルーミアVS野菜なお話。
 大食いキャラなルーミアですが、味覚がこども舌だと俺によし。
 食べてるシーンが非常に可愛らしくほっこりします。
 あとこれは個人的な性癖なんですがルーミアには八重歯があると魅力がアップする派なので嬉しいところ。
 後者はスカートが破けてしまったルーミアが露出プr……ゲフンゲフン、闇でスカートを作ってピンチをしのぐお話。
 食べ物に意識が行って能力解除しちゃうルーミアかわいいよ!
 本編では基本的にルーミアが涙目なので、そっち方面のリビドーも満たしてくれました。
 全編通してちびっこたちが非常に可愛い本でした。

・阿求と二三シリーズ⑥その絆をもう一度(涼来々!)
 本シリーズももう6冊目。
 今回は全開の直接の続きとなっています。
 阿求に先代の阿礼乙女・阿弥の姿を重ねて見てしまう妹紅。
 それを悟ってしまった阿求。
 ギクシャクしてしまう二人の関係を修復すべく、謎の秘密結社が暗躍を始める――その名は「あきゅもこ団」!
 ホワイトサワーこと慧音先生が意外と乗り気で笑いました。
 前回の直接の続編ということでシリアスに寄るかなーと思ってましたが、シリアスとギャグがいい感じのバランスになってて楽しめました。
 そしてラスト、さらにとんでもない事態になってしまってますが、これは完全に予想外。
 これからの展開が非常に楽しみなんですが……一つ不安が。
 そう、今回登場した青娥娘々です。
 わたくしたくさんの東方二次創作を読んできましたが、娘々が登場して事態が好転した例をいっこも知りません。
 しかもなんか小鈴に目をつけた感じですし、これはもう今のうちに妹紅に消し炭にしてもらったほうがいいんじゃないでしょうか。

 今日はここまで。 

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紅楼夢戦利品レビューその1

2016-10-15 23:57:56 | 同人誌感想

 ようやく始まりました紅楼夢戦利品レビュー。
 今回はなかなかの収穫でした。

・Hikky GO!(さばーい出版)
 タイトルで分かる通り、東方+全世界を席巻しているポケモンGOの同人誌……って誰だこの表紙の美人さんは!?
 などと思ってしまうくらいアクティブかつ等身が伸びたパッチェさんが表紙の新刊です。
 二頭身スタイルを見慣れているのでこの等身はすごく新鮮。
 ……ですがやってることはいつもどおり。
 ポケモンGOならぬ幻モンGOにハマったパッチェさん、輝夜と妹紅を連れていざ出発と思いきや早速死んでてワロタ。
 登場するモンスターも東方アレンジされてるわけですが、そのデザインもなかなか秀逸。
 個人的にはモコカゲとバタフランが好き。
 ゆっクモのデザインは秀逸すぎる。フェイスハガーかよ。
 このサークルさん描かれるところの霊夢は不憫属性ですが、本作における博麗神社の過疎っぷりは涙を誘います……。
 これ絶対早苗さんがポケストップ設置した守矢神社に人持ってかれてるだろ……。

 今日はここまで。
 紅楼夢は小説本とゲームがあるので時間がかかりそう。
  

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今日も今日とてシューティング。

2016-10-14 23:34:54 | STG

 というわけで、ようやくsteamで出た「Blue Revolver」をプレイしています。
 CAVEフォロワーな縦STGで、ボスの登場の仕方や地形なんかに怒首領蜂の匂いを感じます。
 システムはオーソドックスなボムシュースタイルで、通常ショットでコンボを繋ぎ、サブウェポンで大量のスコアアイテムを出すというのが基本的な流れ。
 自機・ショットタイプ・サブウェポンの組み合わせが豊富なので自分にあったスタイルを構築できるのも楽しいところ。
 まずはワイドショット+レーザーの組み合わせでプレイ中。
 難易度はけっこう高く、標準難易度のHyperはなかなかの手応えで2ボスが越せません……。
 ゲーム自体は完成度が高く面白いんですが、システムがちょっと説明不足かな?
 サブウェポンとボムはゲージ制なんですが、どのアイテムを取るとどのゲージが上昇するのかいまいちわからない感じ。
 あと、中型機や中ボスを破壊したときのお約束の弾消しがないのもCAVE系のSTGに慣れてるとけっこうきついかも。
 システムに関してはプレイしつつ理解していく感じですかね。
 ゲーム内容は通しプレイの他に各条件をクリアしていくミッションモード、ゲーム中で入手した特典アイテムで壁紙やカラーをアンロックするショップ要素もあって充実の内容となってます。
 年末にはガレッガも出ることですし、年末年始はSTG充できそうですね。 

 

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夏コミ戦利品レビュー・東方編ファイナルスパーク!!

2016-10-13 22:15:49 | 同人誌感想

 ようやく最後の一本です。
 紅楼夢新刊の方は小説が多いので時間かかりそう……。

・あいかわらずはちぶざき(まりおねっと装甲猟兵)
 最後を飾りますのは恒例のまりおねっと装甲猟兵さんの総ツッコミ。
 それでは行きます。
 いつもどおり知らないところはスルーするので識者の方々はフォローよろしく。 

・3ページ:いきなりこれかよ。ガルパンとドリキャスと新谷かおる。相変わらず1コマ内のネタ量がすげーな。福袋?
・6ページ2コマ目:懐かしいな。忍たま乱太郎のユキ&主題歌の「100%勇気」。
・同4コマ目:田中・R・一郎。同5コマ目:アルペンレーサー。
・7ページ4コマ目:「BATUBUN」のアイスマン。
・8ページ5コマ目:アイマスの渋谷凛と「428 封鎖された渋谷で」。
・9ページ目6コマ目:アナと雪の女王。
・10ページ3コマ目:アキネイター。
・同5コマ目:コナンの黒幕。
・11ページ1コマ目:クロマキー合成失敗でガチャピン消失事件。
・同4~6コマ目:ハガレン。
・12ページ2コマ目:書いてるけどファミスタ。バントホームラン!
・13ページ2コマ目:ジャノメの湯名人……ってこんなの分かるのオッサンだけだろ。
・同4コマ目:メタルスラッグ。
・同4コマ目:ドラゴンボールのカリン様。
・16ページ2コマ目:大流行のポケモンGO。……とドリキャス。
・18ページ1コマ目:これもポケモンGO。
・同6コマ目:名作GBソフト「カエルの為に鐘は鳴る」。……そして任天堂の岩田社長。

 今回はちょっとわからないネタが多かった感じでしょうか。
 あとぶら下がり健康器のくだりは死ぬほど笑いました。

 というわけで夏コミ戦利品レビューようやく終了!
 次回からは紅楼夢戦利品レビューがはっじまっるよー! 

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体調が……

2016-10-12 23:43:48 | それさえも平穏な日々

 最近いきなり冷えてきて、慌てて冬服の用意をはじめました。
 ときに寝る時は今までのような薄着だと確実に風邪をひくと思って厚着に切り替えましたが、それでもなんだか体調が微妙に悪く、風邪をひく4歩手前って感じです。
 秋から冬にかけてのイベント後は体調を崩しやすいんだよなあ……。
 特に秋口は冷え始めるので要注意。
 年末までに終わらせてしまいたい諸々のお仕事がたくさんあるし、年末は年賀状もあるので時間を無駄にするわけには行きません。
 外出時もマスクしておくべきかなあ……。
 大阪に越してきてから電車に乗る機会が増えたし、移される前に自己防衛せねば。
 あと、こういうときに下手に耳をいじると喉がやられるので自重せねば。 

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