A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

紅楼夢戦利品レビューその3

2016-10-17 23:12:06 | 同人誌感想

 今回は同人誌ではなくゲームのレビューです。
 東方二次創作ゲーは今や膨大な数になっている上、積みゲーが大量にあるので手を出さないようにしていたんですが……。

・ 東方凹数日戦争 東方激談四季 東方忍法帖 東方妖精大宴界(将軍)
 チェックしたサークルを回り終え、頼んでいたスケブも回収したあと、閉会間際にうろついてたら見つけたサークルさん。
 聞けばファミコンを意識したレトロ東方二次創作ゲーを作っているのだとか。
 なにか感じるものがあったので手に取ってみました。
 そして帰宅後プレイしたわけですが……な、なんだこのオッサンホイホイ力(ぢから)は……!!
 収録されているゲームは、それぞれボコスカウォーズ、グラディウス、忍者じゃじゃ丸くん、スペースインベーダーのパロディとなっているんですが、素晴らしいのはその再現度……ではなく、実はプラスアルファの部分。
 例えば「激談四季」では魔理沙を始めとする東方キャラをオプションとして召喚できたり、「妖精大宴界」ではアイテムを消費してチャージショットもしくはバリケードの再構築ができたりと、キャラをすげ替えただけのゲームにはなっていないところがステキ。
 また「妖精大宴界」ではステージクリアでご褒美CGが見られるんですが、そのグラフィックが完全にPC-98レベルのあのグラフィックなのにもこだわりが見えます。
 一通りプレイしてみたんですが、わたくし幼少のみぎりのあの頃のおもひでが脳内からどんどん溢れかえってきて、プレイしているあいだじゅうなんかヘンな笑いがこみ上げてきました。
 特に音声をあえてガビガビの合成音声にしてあるところとかのいかにも確信犯的こだわりが見えてディ・モールトベネ。
 そしてプレイしているうちに血中ノスタルジー濃度が急上昇、いつしか僕の頬を熱い雫が濡らすのでした……。 
 まったくの思いつきで手に取った作品でしたが、不意打ち的な収穫でした。
 非常におすすめのサークルさんですが、そのオッサンホイホイ力たるや業務上過失致死で訴えられてもおかしくないレベルなのでプレイの際にはご注意下さい。

 今日はここまで。 

コメント
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