はい、今日もまた塚口です。
なんかさっそく3月にはジョン・カーペンター特集をやるとか言ってるので油断なりません。
さて、今回見てきたのはこの2本。正確には3本。
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まずビーストウォーズなんですが、まず言わせていただきたいのはこんなんどっから持ってきたの。35mmフィルムですよこれ……。
今までサンサン劇場の上映スケジュールには驚愕のあまり臓器にダメージを受けたり幻覚を疑ったりしてきましたが、今回のはなんというか流石に度が過ぎてます。帰宅したあとも今日本当にこのシロモノをスクリーンで見てきたということが信じられません。
明日の朝起きてドッキリの看板持った赤いヘルメットかぶったおっさんから全てが夢であったと告げられても、わたくし納得して二度寝するでしょう。それほど現実感を欠いた経験でした。
さてまずは「劇場版『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!』」。
東映のロゴの時点ではっちゃけすぎ。でも「メタルス」に比べるとこっちはまだマシなんだよなあ千葉さん出てないし……。
アニメ版トランスフォーマーははるか昔、未だ天と地の境目が曖昧であった頃におそらく「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」を見てましたが、ビーストウォーズの方はしっかり見るのは初めてだったはず。
調べてみたらもともと2本セットでの上映だったらしくストーリーは駆け足気味でしたが、まあわかりやすくてよかったと思います。
そして何よりセルアニメですよセルアニメ。セルアニメからしか摂取できない栄養素がある。ああ透過光……。
などと恍惚としてましたが、後半ではコンボイが子安声でしゃべるたびに条件反射で吹きそうになるので困る。
いやしかし、久々にあの頃のアニメを見た気分になれました。
……とか言ってられるのも画面が暗転してるまでのわずかな時間。来ましたよヤツが。声優無法地帯が……。
いやーしかし、本当によく上映したなサンサン劇場……。
「ビーストウォーズメタルス」声優陣による暴挙の数々は当然聞き及んでいますが、こうして塚口のスクリーンで見たときの感想は「無法地帯 in the 無法地帯」と言った感じでしょうか。
だめだもう誰かがなにかしゃべるだけで自動的に吹いてしまう。
千葉さんと勝平さんですよすべての元凶は。あと子安。あと高木さん。結局全員じゃねーか。
全体的にひどいんですが特にひどいのは千葉さんですよ。もう台本に4文字「アドリブ」とだけしか書いてないんじゃないか。
子安コンボイはごく一部を覗いて真面目なセリフしかないはずなんですがそれが逆に笑える。
しかしよくこんなの劇場で上映したな……。
次、「マリグナント 狂暴な悪夢」。
かなり評判のいい上質なホラーということで例によって事前情報などは入れずに見てみたんですが、うーーーーん個人的には評判ほどではなかった感じですかね。
劇中の謎の殺人鬼「ガブリエル」の正体は中盤くらいで予想が付きましたし、R-18ではあるもののゴア描写はそこまで派手でもないし、正直ストーリー上の意外性もそんなになかったと感じました。
ただ、終盤のバトルシーンのときの殺人鬼のまさに常軌を逸した動きや、主人公マディソンの認識が文字通り塗りつぶされていく描写、そして謎の殺人鬼「ガブリエル」の造形は割りと好みでしたかね。
次は「大怪獣のあとしまつ」を見る予定です。