A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

「大棍棒展」行ってきました!

2022-02-17 20:46:26 | それさえも平穏な日々
 はい、なんとか抱えてる案件が片付いたので今日こそは外出しないとメンタルが死ぬということで、行ってきました「大棍棒展」。
 このイベントを知ったのはtwitterがきっかけ。
 何でも大量の棍棒を展示してて、なおかつ試し斬りならぬ試し殴りができるというなんともパンクなイベントです。
 しかも主催団体の名前が「全日本棍棒協会」と来たからには俄然興味が湧いてきます。なんだよ「全日本棍棒協会」って……。
 最初見たときは、「まあでもこういうイベントってたいてい東京だよなー」と思ったんですが、調べてみると大阪で開催されているということで、じゃあ行ってみようということで、一路淀屋橋に向かうのでした。
 淀屋橋はたいてい通過するだけなのであんまり歩き回ったことはないんですが、歴史的建造物がたくさんあるし川も眺めが良いので散歩にはいいかもですね。
 さて歩き慣れてないエリアなので多少迷いましたが、会場である「KITAHAMA N Gallery」に到着。
 ……なんか会場近くにポスターとともにドラクエのボストロールが持ってるような棍棒が置いてあるんですが。
 街なかに置いてあるボストロールの棍棒というシュールな絵面に若干ヒきながらも、地下への階段を下って会場へ。
 えー、中のあまりにもシュールな光景は言葉では言い表せないので写真でどうぞ。
 なお、今回はいつも写真撮影に使ってたVitaのバッテリーが運悪く切れてたので、数年ぶりにガラケーで写真取りました。画質に関してなにも言わないで。それが優しさ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 見てくださいよこれ。
 この文明の世に、この世で最も原始的な武器である棍棒が大量に並んでいるこの光景は異様の一言。
 しかも全部手にとって見ることができます。
 普段は木々そのものをじっくり見ることはあまりないですが、こうして削り出されて「棍棒」という形で転がっているのを見ると、個人的に馴染み深い武器である木刀や日本刀といった「精錬」されたものとはまったく異なる魅力を感じます。あまりに原始的、あまりに野卑、あまりにシンプル、あまりにプリミティブ。
 敢えて樹皮や枝、表面のコケなどを取り除かずにそのままにしてあるので、加工された部分とそうでない部分が同居してるのでそうした印象があるんですかね。
 また、これらの棍棒の形状は完全に加工しているわけではなく、もともとの形をそのままに柄の部分だけ削っているんですが、まあいろんな形があって飽きません。
 会場で販売しているパンフレット「棍棒入門」には、展示してある棍棒の写真が名前と解説付きのフルカラーで紹介されてるんですが、鶏の羽を着けてて装備すると魔力が+5されそうな「ネイティブフーリガンスティック」、樹皮がシブい「桜大棍」、凶暴性マシマシの「釘棍棒」などの明らかに脳の小学3年生部分をフル活用して着けたであろう名前が踊っておりわたくしもうメロメロです。
 ちなみにマイベスト棍棒ネームは「ユアサンズレッグ」です。不穏過ぎる。
 そして本イベントの目玉とも言える試し殴りも体験してきました。
 普段……というかこの平和な日常では事件のトリガーにしかならない鈍器で思いっきり何かをブッ叩けるというのはなかなかの非日常的感触でした。
 驚いたのは、かなり意識して手の内を締めて打ってみたんですが、衝撃が予想以上に吸収されたこと。打ち木の樹種までは確認してませんでしたが、かなり新鮮な感触でした。
 そしてですね、本イベントにて展示されている棍棒はなんとすべて購入可能なんですが、
 
 
 買っちった。
 いや、実はこのイベントに行こうと決めて、展示中の棍棒はすべて購入できると知った時点でちょうどいい鍛錬棒として使えそうなので買う気満々だったんですよね。
 なので、展示を見ながら手頃な長さと重さ、特にギリギリ左手一本で振れるベストな棍棒を探してラスト3本にまで絞り込んで最終的にこれを購入。今後の稽古に活用していこうと思います。
 あと、パンフレットと冊子の内容がいい感じにキててわたくしもうメロメロです。(2回目)
 冊子の方にはいきなり「凡夫の皆さん」から始まるし、パンフレットの後半は謎の競技「棍棒飛ばし」について書いてあるし。サイコ・ゴアマンのクレイジーボールかな?
 いやー楽しいイベントでした。
 今度はもっと規模を拡大して「超棍棒展」「極棍棒展」も開催してほしいですね。
コメント
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