暑いのか寒いのかまったくわからん……。
・平成令和モノノケダンス 幻想ロマンスホリディ(小豆粥)
毎回昔見てた旅番組を見てるような気分で読ませてもらってます幻想ロマンスホリディシリーズ。
今回はの舞台は岩手県平泉。摩多羅隠岐奈の元ネタである摩多羅神が祀られている毛越寺があるんだそうな。
天空璋での登場からとみに出番の多いおっきーこと隱岐奈ですが、また独特のキャラ付けだなーと感じます。
なんというか性別がわからないというか性別がない感じに描かれてる気がする。紫さまと一緒にいる時は割と男性的な立場とふるまいといった感じですが、女性的にも見える。
見た目年齢もそうですね。秘封の二人が毛越寺を訪れた時は役柄に応じるように老人に見えますが、後半のシーンではたちまち美丈夫に見えてきました。
もちろん特に画のタッチなどは変えていないのにです。
この辺もまあ、すごく「カミサマ」してるなあと感じます。
そして本作は、平成から令和に移り変わるこのタイミングでしか出せなかった本だと思います。
最高の呼吸で抜き放った一刀がもっとも斬れるように、まさにベストタイミングで出せた一作と言えるでしょう。
そして本サークルの作品でしばしば見られる、いわゆる「第4の壁」の壊し、これがまた効くんですよ。
言わば、「読者参加型幻想郷」とでも言いましょうか。
そして藍さま、まさかのヅカファンだったのか……。
今日はここまで。