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舟を編む

2013年04月28日 | Movie
4月28日、茨城での初映画鑑賞は『舟を編む』シネプレックス水戸にて。
“人は辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。
最もふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために。”
2012年本屋大賞第1位は、三浦しをん氏のベストセラー傑作小説「舟を編む」。地道で根気のいる辞書編集、辞書作りに情熱を注ぐちょっと変わった人たちの懸命な日々と壮大な夢を画いた小説です。辞書とは、人と人との思いを繋ぐ‘言葉’というものを整理し、意味を示し、最もふさわしい形で使えるようにするもの。その辞書という‘舟’を編集する‘編む’出版社の編集部の人々の長期間に及ぶ人間模様の物語。映画では、松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、加藤剛、小林薫らが、皆淡々と登場人物を演じます。松田龍平演じる「馬締」と、宮崎あおい演じる「香具矢」の‘恋’がアクセントとなっていますが、基本的には15年におよぶ辞書作りを追いかけていくストーリー。でも、いい感じの映画でした。松田龍平は一皮も二皮もむけたようで新境地に達しています。登場人物すべてが普通の人で皆良い人。
波乱万丈とは全く縁遠いサラリーマンの一生懸命な継続的努力に、わが身を照らし、心あたたまりました。派手さはないもののお気に入りとなる映画でした。“マジメに生きること”いいですね。













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