崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

隠れキリシタン

2018年07月01日 05時40分43秒 | 日記

 昨日は午前中、愛犬ミミを連れて病院へ、予約しても数時間まち、車内でPCで執筆帰宅してからは大雨、雷で我がマンションの一部、私の家も4時間ほど停電だった。電柱修理の現場を見下ろし観察した。朝鮮戦争中、感電死の現場が映像のように思い出された。部屋では蝋燭、ようやく電気が来た。蝋燭時代から電気へ、明治150年の開化を象徴的に感じた。テレビもついた。江戸時代の禁教の苦難の下でもひそかにキリスト教信仰を守り続けた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)の世界文化遺産登録が正式に決まったというニュースが流れた。日本に住み始めてすぐ中部大学の故王崧興先生と長崎の福江、天草などの隠れキリシタン史の調査、踏み絵に関心を持った。日本人の信仰と正直さ。今日本にはキリスト教信者が1%にも足らず、正直さもなくなりつつあるのだろうか。