日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

9回に松田が決めた!福岡ソフトバンクホークス今季初のサヨナラ勝ち!

2010年04月19日 | HAWKS

土曜日はオーティズが岩隈から先制アーチを放ちながらも、藤岡が乱れて逆転負けを喫した福岡ソフトバンクホークス。まあこの結果は予想通りだった気がします。楽天に1勝1敗で迎えた18日の第3戦は、大隣憲司と田中将大が先発。試合は両投手の緊迫した投手戦となり、9回に劇的な幕切れが待っていました!


この日は不調の長谷川を8番に下げたホークス、大隣は初回に2死から高須に四球を与えるも、山崎武司を内野ゴロに打ち取って無失点と上々の立ち上がり。その裏、1死から本多が内野安打と盗塁で2塁まで進みますが、後続が凡退して先制のチャンスを逃しました。2回以降は田中と大隣の好投が続き、大隣は4回まで楽天打線をノーヒットに抑えます。一方ホークス打線は、2回から3回まで田中の前に5連続三振とバットが当たりません。
5回、ここまで無安打ピッチングの大隣は、1死を取った後鉄平の内野安打で初安打を許します。この後盗塁と四球で2死1,2塁とピンチを背負いますが、牧田を遊撃ゴロに打ち取りこの回も0点。6回には先頭の聖沢にヒットを打たれるも後続を打ち取り無失点。7回は3者凡退と楽天打線を無失点に抑え続けます。
なんとか大隣の好投に応えて、田中を打ち崩したいホークス打線ですが、5回裏に1死2塁とチャンスを作るもダメ。7回、松中の死球、多村の内野安打で1死1,2塁、松田のライトフライで2塁走者・明石健志が3塁に進み、多村盗塁で2死2,3塁と絶好のチャンス!しかし、長谷川が2塁ゴロ→かなり無駄なヘッドスライディングでアウト。2者残塁でチャンスを活かしきれず。
大隣は8回に2死2塁とピンチになるが、渡辺直人の三遊間へ抜けそうな当たりを川崎がダイビングキャッチで阻んで3アウト。大隣は8回を投げ終えたところで降板。9回は摂津が楽天の中軸を3者凡退に打ち取る。その裏、ホークスは先頭のオーティズが四球で出塁すると、代走の城所龍麿が盗塁と悪送球で3塁まで進塁。小久保三振で1死後、明石がスクイズを敢行しますが、捕手の正面で3塁走者が飛び出してアウト。2死2塁となり、延長戦もあり得る中、多村敬遠で2死1,2塁となり、松田が田中の2球目のチェンジアップ、通算122球目を狙い撃ち!打球は左中間を破るサヨナラタイムリーヒット!2塁走者・明石が生還してゲームセット!ホークスが緊迫した投手戦を制し、今季初のサヨナラ勝ちを飾りました!


パシフィック・リーグ公式戦 2010/04/18(日)
ソフトバンク-楽 天 6回戦 
(ソフトバンク4勝2敗、ヤフードーム、13:00、27335人)
E 000 000 000        0
H 000 000 001X       1
【投手】
(楽)田中-嶋
(ソ)大隣、摂津-山崎
【責任投手】
(勝)摂津13試合1勝
(敗)田中5試合2勝2敗


延長戦も考えられた9回裏、2死1,2塁で松田選手が田中投手から値千金のタイムリーでホークスがサヨナラ勝ちを収めました!2回続けて田中将大を打ち崩して勝利を挙げたのは嬉しいっすねえ。ホークスは今季24試合目で初めてのサヨナラ勝ち、この3連戦を2勝1敗で終え、2カード連続の勝ち越しを決めました。
先発の大隣投手は、8回まで117球、被安打3・3奪三振・2四死球・無失点。4回まではノーヒットピッチング、5回にはピンチらしいピンチがありましたが、しっかり凌ぎました。打たせて取るピッチングで楽天打線に散発の3安打に押さえる好投を見せたけど、白星はつきませんでした。彼のピッチングは白星に値するけどねえ。この試合の勝ち投手は9回から2番手で登板した摂津投手で、味方のサヨナラで白星が付きました。摂津は13度目の登板で今季初勝利です。打線の方は田中の前に5安打。川崎は8回にヒットを打って連続試合安打の数を17に伸ばしました。この日のヒーローである松田は、プロ5年目にして初のサヨナラ打を放ちました。これを機に打撃で勢いづいて、開幕2戦目以来のホームランが飛び出てほしいものです。
2カード連続勝ち越しで3位をキープしているソフトバンクは、20日から2位・埼玉西武と3連戦を戦います。21日には北九州市民球場で試合があります。現在西武とは1.5ゲーム差、もし連勝すれば2位浮上の可能性もあります。火曜日はホールトンと岸孝之が予告先発。大事な初戦なんだけど、岸を打ち崩せるのは難しいかな…。


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ヴィクトワールピサ5連勝で皐月賞制覇!この強さなら3冠も夢じゃない!?

2010年04月19日 | 競馬

2010年牡馬クラシックの第1戦・第70回皐月賞(GI 芝2000m・フルゲート18頭)が18日、中山競馬場で行われました。「最も速い馬が勝つ」といわれるこのレース、今年は4連勝中の⑬ヴィクトワールピサVS2歳王者・⑤ローズキングダムの2強対決に注目が集まりました。この2頭は新馬戦で1度顔を合わせ、その時はローズキングダムが勝利。2度目の対戦となる今回はどんな結果になるのか?
2強以外では、スプリングステークスでローキンを破った関東の期待⑱アリゼオ、骨折から戻ってきた逸材①リルダヴァル、5戦2勝2着2回と安定した成績を持つ⑯ヒルノダムール、朝日杯と弥生賞2着の⑫エイシンアポロン、他にも⑪エイシンフラッシュ、②ハンソデバンド、④ネオヴァンドームといった重賞ウィナー組などが参戦しました。


単勝の上位人気は、1番人気はヴィクトワールピサ(2.3倍)、2番人気がローズキングダム(6.4倍)、3番人気・アリゼオ(8.1倍)、4番人気・エイシンアポロン(8.9倍)、5番人気のリルダヴァル(9.1倍)までが10倍を切っておりました。
スタートで⑦レッドスパークルと⑭レーヴドリアンがあまりタイミングが合わず。先行争いでは、⑥ゲシュタルトと⑧バーディバーディが競り合い、序盤から先頭に立つだろう思われたアリゼオは5番手でゴール板通過。ローズキングダムは中団の位置、ヴィクトワールピサは後方4番手で1コーナーを回る。2コーナーからバックストレッチに入り、バーディバーディが単独で先頭、ゲシュタルト2番手、ハンソデバンドが3,4番手。5番手の所にアリゼオとリルダヴァルが並び、ローキンは8番手、その後ろの9番手にエイシンアポロン、ヴィクトワールは10番手あたりにいるが、ちょっとかかり気味なのが気になる。エイシンフラッシュは後方まで下げ、ヒルノダムールは後方3番手、③トーセンアレス最後方で3コーナーに入る。
ほぼ一団の状態で3コーナー、残り800mでバーディバーディの差が詰まり、ゲシュタルトが並びかけようとする。アリゼオとリルダヴァルはまだ5番手争い、ローズキングダムとヴィクトワールピサが並ぶような態勢でまもなく4コーナーから直線へ!4コーナーに入り、ローズキングダムは中団の真ん中、ヴィクトワールは最内に入る。ゲシュタルトが先頭に立つが、アリゼオとリルダヴァルが捕らえようとしたその時、ヴィクトワールピサが内ラチ沿いからするすると抜け出して先頭に躍り出た!アポロンとフラッシュのエイシンコンビ、ローキンもやってくるが、残り100mでヴィクトワールが抜け出して先頭でゴールイン!そして2着争いは大混戦、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、大外から追い込んできたヒルノダムールの3頭が並んだが、わずかにダムールが先着しました。

最終成績&払戻金
1⑬ヴィクトワールピサ 2:00.8
2⑯ヒルノダムール   1.1/2
3⑪エイシンフラッシュ ハナ
4⑤ローズキングダム  ハナ
5⑱アリゼオ       3/4
6①リルダヴァル     1/2
7⑥ゲシュタルト    クビ
8⑮ダイワファルコン  クビ
9⑭レーヴドリアン   クビ
10⑦レッドスパークル  3/4
11⑫エイシンアポロン  1.3/4
12⑧バーディバーディ  1.3/4
13⑰ガルボ        1.1/4
14③トーセンアレス    クビ
15⑨サンディエゴシチー  クビ
16⑩シャイン       2
17④ネオヴァンドーム    ハナ
18②ハンソデバンド    2.1/2
単勝 13 230円
複勝 13 130円  16 280円  11 720円
枠連 7-8 550円
馬連 13-16 1,260円
馬単 13-16 1,920円
ワイド 13-16 540円 11-13 1,440円  11-16 4,080円
3連複 11-13-16 11,410円
3連単 13-16-11 35,220円


やはりヴィクトワールピサは強かった!直線で最内から突っ込み、最後は2着に1馬身半をつける快勝劇を見せつける快勝劇。宿敵・ローズキングダムを破り、通算5連勝&重賞3連勝で1冠目の皐月賞制覇。日本競馬界の新エース誕生を予感させる勝ちっぷり、この強さなら3冠制覇も期待できるかもしれません。
鞍上の岩田康誠騎手は、昨年のアンライバルドに続いて2年連続の皐月賞制覇で、JRA移籍後通算9回目のGI勝利です。実は直前の京葉ステークスで落馬するアクシデントがありましたが、皐月賞では落馬の痛みに耐えて勝利しました。ネオユニヴァース産駒も皐月連覇で、2年連続の父仔制覇となります。ヴィクトワールピサを管理する角居勝彦調教師は、このレース初勝利で、牡馬クラシックの完全制覇を達成。
弥生賞を勝った後、「今年は武豊とヴィクトワールが牡馬クラシックを盛り上げるだろう」と思っていましたが、武豊騎手が落馬負傷で皐月アウト。岩田騎手に乗り替わると決まった瞬間、新コンビということで若干の不安がありました。岩田騎手本人も直前までプレッシャーを抱えていたそうだけど、武豊騎手のアドバイスと檄で奮起し、本番ではムチに応えるようにヴィクトワールが加速して見事勝利。勝った瞬間ガッツポーズを連発、検量室に戻ると男泣きを見せていました。リハビリ中のユタカさんも喜んでいるに違いない。ヴィクトワールピサと岩田騎手のコンビは今回限り、日本ダービーでは岩田騎手はルーラーシップで挑戦予定、2冠を狙うヴィクトワールピサは武豊との「最強コンビ」で挑みます。
2番人気だったローズキングダムは4着に敗れました。朝日杯を制して以降は馬体重が減り続け、この日は438キロでした。ヴィクトワールVSローキンの対決は1勝1敗の五分、3度目の対戦となるだろうダービーでは、馬体重を増やす事が一番の課題となるでしょう。パワーアップしない限りはGI2勝目はないかもしれない。

次週から東京と京都に舞台を移し、東京ではオークストライアルのフローラステークス、京都ではダート重賞のアンタレスステークスが行われます。再来週の5月2日は春の天皇賞が控えております。ドリームジャーニー、ロジユニヴァース、フォゲッタブル、トウカイトリック、マイネルキッツ、テイエムアンコールなどが出走を予定しています。春のGIシリーズは始まったばかり、熱戦いはまだ続く。



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