日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

バビットまた逃げ切った!破竹の4連勝で菊花賞へ!

2020年09月21日 | 競馬

9月21日・敬老の日は、中山競馬場で菊花賞トライアル・第74回朝日杯セントライト記念(GⅡ・芝2200m 12頭立て)が行われました。弥生賞馬⑨サトノフラッグ、皐月賞3着⑦ガロアクリーク、ラジオNIKKEI賞で圧勝の⑥バビットの重賞ウィナー組に加え、青葉賞2着⑩ヴァルコス、同レース3着④フィリオアレグロ、5連続連対中⑧リスペクト、久々の芝挑戦⑤ダノンファスト、2連勝中②ラインハイト、⑪ココロノトウダイなどが参戦しました。


正面スタンド前のスタートで、①ピースディオンとラインハイトの2頭が好スタートを見せたが、バビットが先手を取り、ココロノトウダイが2番手、ガロアクリーク3番手につけ、サトノフラッグとフィリオアレグロとダノンファストは中団から、ヴァルコスは10番手でゴール板を通過した。
1コーナーから外回りの向正面のところで、バビットが先頭、2番手ココロノトウダイ、3番手ガロアクリーク、4番手⑫サペラヴィ、5番手にリスペクト、6番手ラインハイト、サトノフラッグはその後ろの7番手を追走。8,9番手のところにダノンファストとヴァルコスがいて、離れた後方集団は、③マイネルソラス10番手、フィリオアレグロ11番手に下がり、ピースディオンがしんがりを進む。
3コーナーで、バビットが依然としてマイペースの逃げを打ち、トウダイが2番手。ガロアとリスペクトが3,4番手で並ぶ。サトフラが残り600mのところでスパートを仕掛け、4コーナー手前で先頭集団に追いつく。ヴァルコスとフィリオも外に持ち出した。
4コーナーのところでサトノフラッグがバビットに並びかけるが、直線コースでもバビットがまだ先頭を守る。サトノフラッグとガロアクリークが2番手を争うが、それでもバビットが逃げる逃げる。後続勢はラインハイト4番手、ヴァルコスが5番手に上がるが、これが精一杯。残り100を切って、バビットが粘り続け、サトフラが2番手に上がって差を詰めようとするが、バビットがそのまま逃げ切ってゴールイン!最後まで先頭を譲らなかったバビット、ラジオNIKKEI賞に続いての重賞連勝です。




【セントライト記念 全着順】
1着⑥バビット      2分15秒0
2着⑨サトノフラッグ   1馬身1/2
3着⑦ガロアクリーク    1/2馬身
4着②ラインハイト    1馬身1/4
5着⑩ヴァルコス      アタマ差
6着⑪ココロノトウダイ
7着④フィリオアレグロ
8着⑫サペラヴィ
9着⑧リスペクト
10着③マイネルソラス
11着①ピースディオン
12着⑥ダノンファスト

【払戻金】
単勝 ⑥ 590円
複勝 ⑥ 190円  ⑨ 140円  ⑦ 160円
枠連 5⃣-7⃣ 580円
馬連 ⑥-⑨ 1,460円
馬単 ⑥-⑨ 3,090円
ワイド ⑥-⑦ 540円  ⑥-⑨ 550円  ⑦-⑨ 340円
3連複 ⑥-⑦-⑨  2,000円
3連単 ⑥-⑨-⑦ 12,600円


東の菊花賞トライアルは、単勝4番人気のバビットが逃げ切り勝ち。スタートから先頭を走り続け、直線では1番人気のサトノフラッグ、2番人気ガロアクリークの追い上げを完封しました。サトノフラッグは3コーナーから捲りを見せ、一旦はバビットに並びかけましたが、直線もう一伸び足りませんでした。
5番人気のヴァルコスは5着、4番人気のフィリオアレグロも7着。青葉賞組は厳しい結果でしたね。
バビットは前走のラジオNIKKEI賞に続いての重賞連勝を果たし、未勝利戦から4連勝を達成。父のナカヤマフェスタも2009年のセントライト記念を制しており、親子制覇となりました。前走は稍重馬場で逃げ切り、5馬身差の圧勝劇。今回は終始スローペースの逃げを打ち、直線でも粘り続けて、最後は2着に0.3秒差をつけてフィニッシュ。スタミナも粘り強さもあるし、この馬の実力は本物なのかもしれない。菊花賞も自分のペースで逃げ続ければ、上位に入って来そうな気がします。




来週27日は、中京競馬場で神戸新聞杯が行われ、無敗の2冠馬コントレイルが参戦。三冠に向けての秋初戦は、結果以上に勝ち方も問われる一戦となりそう。もうね、コントレイルが負けるのが想像つかない。
中山競馬場では産経賞オールカマーが行われ、春の天皇賞で連覇したフィエールマン、GⅠ2着3回・カレンブーケドール、中山巧者・ジェネラーレウーノ、ミッキースワローなどが登録しています。





ここから反撃だ!リアアメリアが復活の重賞2勝目!

2020年09月20日 | 競馬

3日間開催の2日目となる20日は、中京競馬場で秋華賞トライアル・第38回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ・芝2000m 18頭立て)が行われました。オークス4着①リアアメリア、フラワーカップ覇者⑩アブレイズ、スイートピーステークス完勝⑮デゼル、桜花賞4着⑨クラヴァシュドール、フローラステークス3着③フアナ、②フィオリキアリ、⑦ウーマンズハート、⑤リリーピュアハートなどが、秋華賞への優先出走権獲得を目指して参戦。無敗の2冠女王・デアリングタクトのライバル最有力となるのはどの馬か?


スタートで⑫チャイカがバランスを崩し、デゼルもやや出遅れ。スタンド前の先行争いで、④ヤマニンプティパが先に出るが、⑰エレナアヴァンティが先頭を奪う。アブレイズが3番手、リアアメリア4番手につけ、ウーマンズハート6番手。クラヴァシュドールとリリーピュアハートは中団の位置、フアナは14番手、デゼルは後方待機でゴール板を通過した。
1,2コーナーを通過し、向正面に入ったところで、エレナアヴァンティが先頭、リアアメリアが2番手、アブレイズ3番手、4番手に⑯シャムロックヒル。5番手集団には、内からヤマニンプティパ、ウーマンズハート、⑥セウラサーリと続き、クラヴァシュドールは8番手。内側9番手フィオリキアリ、中団10番手にリリーピュアハート、11番手⑬ムジカ、12番手に⑧オーマイダーリン。中団より後ろの13番手にフアナ、14番手⑭シャレード、15番手⑱ラインオブダンス。16番手デゼル、17番手⑪アカイイト、最後方チャイカという展開。
3,4コーナー中間を過ぎ、アヴァンティが先頭だが、アメリアが徐々に接近。アブレイズ3番手、シャムロックが外に持ち出す。クラヴァシュ8番手、リリピュアは中団の外側、フアナとデゼルはまだ後ろのポジション。
18頭が一団の状態で4コーナーを回って最後の直線へ。残り400mのところでリアアメリアがエレナアヴァンティをかわして先頭に浮上すると、上り坂で後続を引き離しにかかる。2番手争いでは、オーマイダーリンが内を突き、アブレイズ、外からクラヴァシュドール、リリーピュアハート、デゼルが追い込む。しかし、アメリアが後続を寄せ付けず、そのまま1着でゴール!その後にゴール前突っ込んできたムジカが2着、オーマイダーリンとデゼルが3着争い。



【ローズステークス 全着順】
1着①リアアメリア     1分59秒9
2着⑬ムジカ         2馬身
3着⑧オーマイダーリン    1馬身1/4
4着⑮デゼル         クビ差
5着⑨クラヴァシュドール   クビ差
6着⑤リリーピュアハート
7着⑪アカイイト
8着②フィオリキアリ
9着⑱ラインオブダンス
10着⑭シャレード
11着③フアナ
12着⑩アブレイズ
13着④ヤマニンプティパ
14着⑯シャムロックヒル
15着⑥セウラサーリ
16着⑫チャイカ
17着⑰エレナアヴァンティ
18着⑦ウーマンズハート

【払戻金】
単勝 ① 510円
複勝 ① 250円  ⑬ 2,030円  ⑧ 1,160円
枠連  1⃣-7⃣   950円
馬連 ①-⑬ 29,960円
馬単 ①-⑬ 39,230円
ワイド ①-⑬ 8,060円  ①-⑧ 3,580円  ⑧-⑬ 19,380円
3連複 ①-⑧-⑬  211,480円
3連単 ①-⑬-⑧ 1,139,000円


デアリングタクトへの挑戦権をかけたローズステークスは、単勝3番人気のリアアメリアが快勝。2着には14番人気のムジカ、3着には11番人気のオーマイダーリンが入り、この上位3頭が秋華賞への優先出走権を獲得。ムジカは真ん中から馬群を割ると、ゴール前でオーマイダーリンをかわしました。ダーリンも最内で粘りましたね。二けた人気の2頭が来たおかげで、3連単は100万オーバー。
4番人気のデゼルはクビ差の4着、2番人気のクラヴァシュドールは5着に敗れて優先出走権を獲得できず。1番人気のフアナは見せ場がなく11着と惨敗。鞍上がルメール騎手の理由で1番人気になったけど、過剰人気でしたね~。ルメール騎手も最近重賞で勝ててないような。
リアアメリアは昨年10月のアルテミスステークス以来となる通算3勝目で、重賞は2勝目。阪神JFでは1番人気で6着のあと、春のクラシックでは桜花賞で10着、オークスで4着とGⅠ競走3連敗。この日は2番手でレースを進め、直線に入ったところで先頭に立つと、そのまま押し切って見せました。デビュー当時は折り合いの悪さが目立ったけど、とっても改善されてる。
鞍上の川田将雅騎手と中内田充正調教師は、昨年のダノンファンタジーに続き、ローズステークス連覇。川田騎手にとっては約半年ぶりのJRA重賞制覇であります。中内田厩舎も久しぶりに重賞勝ちを果たしました。


秋華賞トライアル2競走が終わり、紫苑ステークスからはマルターズディオサ,パラスアテナ,シーズンズギフトの3頭、ローズステークスはリアアメリア,ムジカ,オーマイダーリンの3頭が優先出走権を手にしました。マルターズディオサは阪神JF2着の実力を発揮し、リアアメリアも先行策で復活を印象付けました。
デアリングタクトは秋華賞直行ですが、桜花賞の時も直行だった。それに、おととしのアーモンドアイと、昨年のクロノジェネシスはオークスから直行で秋華賞を制覇しています。ってことは、デアタクの3冠制覇は99.9%決定的ともいえる?果たして、史上初の無敗の三冠牝馬誕生なるか?

今週は安田隆行厩舎の日!セントウルS&京成杯AH

2020年09月13日 | 競馬

夏競馬も終わり、今週から秋競馬がスタート。13日は中京競馬場でサマースプリントシリーズ最終戦・セントウルステークス、中山競馬場はサマーマイルシリーズ最終戦の京成杯オータムハンデキャップが行われました。シリーズ王者の行方は果たしてどうなったのか?



第65回京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、米子ステークスを勝った3歳牝馬⑯スマイルカナ、中京記念を制した⑮メイケイダイハード、⑩トロワゼトワル・⑤アンドラステ・⑬ミッキーブリランテの「関屋記念組」、ニュージーランドトロフィーを勝った①ルフトシュトローム、昨年の桜花賞2着⑧シゲルピンクダイヤ、中京記念2着⑪ラセット、③アルーシャ、⑫エントシャイデンなどが参戦しました。
スタートで②ボンセルヴィーソ、⑦ジャンダルム、シゲルピンクダイヤ、アンドラステ、トロワゼトワルが好ダッシュを見せたが、大外からスマイルカナが前の集団を一気に抜き去って先手を奪う。トロワゼトワル2番手、3番手ボンセルヴィーソ、4番手ジャンダルム、5番手⑭アストラエンブレム、6番手にシゲルピンクダイヤが追走。中団勢は7番手にミッキーブリランテ、8番手⑥スイープセレリタス、9番手アンドラステ、10番手からエントシャイデン、11番手メイケイダイハード、ルフトシュトロームは12番手。後方勢は、13番手に④ストーミーシー、14番手⑨アフランシール、15番手アルーシャ、ラセットが最後方。
3,4コーナー中間で、スマカナが軽快に飛ばし、トロワゼが2番手、アストラが3番手に上がり、ボンヴィーが4番手、その外側にミキブリがつける。アフランも中団まで押し上げ、ダイハード,シゲピンも馬群の中。アンドラとルフトは後ろから3,4頭目。アルーシャとラセットもまだ後方。
4コーナーを回って最後の直線に入っても、スマイルカナがまだ先頭だが、2番手のトロワゼトワルが徐々に並びかける。さらに外からボンセルヴィーソも頑張っている。後続からシゲルピンクダイヤとジャンダルムが追い上げるが、前が止まらない。アンドラステとルフトシュトロームは伸びてこない。残り100mを切り、粘るスマカナにトロワゼが追いつき、さらにボンヴィーもゴール前で差を詰め、最後は3頭並んでゴールイン!内側のスマイルカナが逃げ切ったか、あるいは真ん中のトロワゼトワルが逆転したか?外のボンセルヴィーソは3番手までか?


サマーマイルシリーズ最終戦は、3番人気のスマイルカナ、4番人気のトロワゼトワル、13番人気のボンセルヴィーソの3頭が殆ど並んでゴール板を通過しましたが、写真判定の結果、真ん中のトロワゼトワルがわずかに先着。スマイルカナがハナ差の2着、ボンセルヴィーソは3着。スマカナは終始先頭、トロワゼは2番手、ボンヴィーは3,4番手につけており、結局は前残りでの決着となりました。
5番人気のシゲルピンクダイヤは5着、1番人気のアンドラステは10着、中京記念覇者のメイケイダイハードは15着、2番人気のルフトシュトロームは最下位の16着に沈みました。
勝ったトロワゼトワルは、京成杯オータムハンデ2連覇を達成。このレースを連覇したのは、サクラシンゲキ、ブレイクタイム、マイネルモルゲンに続き、史上4頭目です。昨年は1分30秒3のJRAレコードで快勝、今年はゴール前差し切り勝ちです。今シリーズは4戦中3戦出走し、中京記念で17着(1ポイント)、関屋記念2着(5ポイント)、京成杯AHで10ポイントを獲得。3戦合計16ポイントでシリーズチャンピオンに輝きました。この馬は中山コースの相性もそうだけど、夏に強いなって思います。



第34回産経賞セントウルステークス(GⅡ・芝1200m 17頭立て)は、重賞5勝⑯ダノンスマッシュ、⑦ミスターメロディ&⑥セイウンコウセイの高松宮記念の歴代優勝馬、「宮記念幻の1着馬」⑮クリノガウディー、重賞2勝のキズナ産駒⑪ビアンフェ、シリーズ王者の可能性を残している⑰ラブカンプー、⑧タイセイアベニール、⑨シヴァージ、⑬クライムメジャーなどが参戦しました。
スタートで⑭フェルトベルクが出遅れ。ポンと飛び出したセイウンコウセイが先手を取り、ラブカンプー2番手、ビアンフェ3番手と先団はこの3頭。4番手にダノンスマッシュ、その後ろの5番手にミスターメロディが控える。6番手①トウショウピスト、7番手⑩トゥラヴェスーラ、8番手③メイショウグロッケ、9番手タイセイアベニール。中団には10,11番手の位置にクライムメジャーと④ラヴィングアンサー、12~14番手には⑫メイショウキョウジ・②ノーワン・クリノガウディーの3頭。後方は⑤キングハートとフェルトベルクが並び、最後方にシヴァージという展開。
残り600mを通過して、コウセイ先頭、カンプー2番手、ダノスマがビアンフェをかわし、ミスメロ5番手、トゥラヴェ6番手、ガウディーとシヴァージは後方。
直線コースに差し掛かり、セイウンコウセイが引き離そうとするところを、2番手に上がったダノンスマッシュが、上り坂でコウセイを捕らえて先頭に浮上。内側からビアンフェ、外からミスターメロディーが追撃するが、ダノスマがそれを許さない。ゴール前でメイショウグロッケが突っ込んできたが、ダノンスマッシュ先頭ゴールイン!ダノンスマッシュがセントウルステークス快勝です!

スプリンターズステークスの前哨戦・セントウルステークスは、ダノンスマッシュが1番人気に応えて完勝。4番手待機から、最後の直線で前を行くセイウンコウセイをかわすと、後続勢の追い上げを封じました。2着には12番人気のメイショウグロッケが入り、2番人気のミスターメロディが3着。
タイセイアベニールは4着、メンバー唯一の3歳馬ビアンフェは5着。クリノガウディーは7着、4番人気のシヴァージは10着、スタートから先頭を走ったセイウンコウセイは残り200mを切った辺りからズルズルと下がって最下位で入線しました。
ダノンスマッシュは今年に入って重賞3勝目で、通算でも6度目の重賞制覇を果たしました。鞍上の三浦皇成騎手は今年の重賞初勝利です。中京コースは実績がなく、むしろ左回りが苦手なイメージがありましたが、この勝利で苦手を克服した感じ。GⅠの前哨戦では強いのに、本番になると勝負弱さが出るんだよなぁ。GⅠに弱いのはダノン軍団全体にも言えるけど。

サマースプリントシリーズは全5戦が終了し、逆転優勝の可能性があったラブカンプー、タイセイアベニール、シヴァージなどが上位に入れず。CBC賞3着&北九州記念を制したレッドアンシェルが、2戦合計14ポイントでシリーズ王者に輝きました。ラブカンプーが13点で2位、ダノンスマッシュが12点で3位に滑り込みました。


この日は中山でトロワゼトワル、中京でダノンスマッシュと安田隆行厩舎の管理馬がダブル重賞制覇を果たしました。
来週は土・日・月の3日間開催。20日・日曜日は中京競馬場で秋華賞トライアルのローズステークス、敬老の日・21日は中山競馬場で菊花賞トライアルの朝日杯セントライト記念が行われます。コントレイル&デアリングタクトの「無敗2冠馬」のライバルになる馬は現れるか期待したいですね。


無観客の夏競馬フィナーレ!新潟記念&小倉2歳ステークス

2020年09月06日 | 競馬

コロナ禍の夏競馬も6日でラストを迎えました。新潟競馬場ではサマー2000シリーズ最終戦・新潟記念、小倉競馬場では小倉2歳ステークスが行われました。



第40回小倉2歳ステークス(GⅢ・芝1200m 10頭立て)は、阪神の未勝利戦で大差の圧勝劇を見せた⑨モントライゼ、新種牡馬・ミッキーアイル産駒⑧メイケイエール&⑤アールラプチャー、外国産馬⑩フリード、フェニックス賞2着⑥セレッソフレイム、熊本産馬初重賞制覇を狙う⑦ルクシオン、函館2歳ステークス4着②フォドラなど、スピード自慢の2歳馬が集結しました。
スタートでモントライゼが良い飛び出しを見せた一方で、メイケイエールが出遅れ。先行争いでフリード、②フォドラ、④リサコーハク、モントライゼの4頭の競り合いから、フリードが先頭を奪う。モントライゼ2番手、3番手リサコーハク。4番手のアールラプチャーは掛かり気味、5番手セレッソフレイム、フォドラは6番手に下がる。7番手メイケイエール、8番手ルクシオン、9番手①ラマルセイエーズ、最後方に③カシノレオと続く。
3コーナーを通過し、先頭のフリードは前半600mを33秒8で通過。2番手のモントラはフリードとの差を縮め、ラプチャー3番手、エールが4番手まで進出。フォドラとセレッソはまだ中団馬群、ルクシオンは後方グループ。
4コーナーを回って最後の直線に差し掛かり、モントライゼが逃げるフリードを捕らえて先頭に立つ。内からフォドラ、ルクシオンが追い上げ、一番外からメイケイエールも突っ込んできた。残り100mでモントラとエールの一騎打ちとなり、最後はメイケイエールが差し切ってゴールイン!メイケイエール2連勝で重賞初制覇!

台風10号が迫る中で行われた小倉2歳王者決定戦は、単勝2番人気のメイケイエールが大外強襲を決めて優勝しました。1番人気だったモントライゼは、一旦は先頭に立ったものの2着。3着には5番人気のフォドラが入りました。熊本産馬のルクシオンは4着、3番人気のフリード5着、4番人気のセレッソフレイムは8着でした。
勝ったメイケイエールは、栗東・武英智厩舎に所属。父はミッキーアイル、母はシロインジャー。祖母にはユキチャン、曾祖母にホワイトベッセルと母系は白毛一族なんだけど、メイケイエールは「鹿毛」です。白毛馬の子は白毛とは限らないんですね。ミッキーアイル産駒と武英智調教師はともに重賞初勝利となりました。
新馬戦では馬なりで5馬身差の圧勝。この日はスタートで出遅れ、道中で掛かる場面も見られましたが、3コーナーで外に持ち出し、最後の直線で大外から突き抜けました。道悪の馬場で強い競馬をしましたね~。この馬は1400、1600mでも好走しそうな感じ。現時点で阪神ジュベナイルフィリーズの1番人気の最有力でしょう。





第56回新潟記念(GⅢ・芝2000m 18頭立て)は、小倉記念優勝⑦アールスター、同レース2着⑧サトノガーネット、七夕賞2着⑰ブラヴァス、昨年のこのレースで2着⑤ジナンボー、同じく3着だった⑭カデナ、デビューからずっと左回り③ピースワンパラディ、左回りで3勝⑯サンレイポケット、メンバー唯一の3歳馬⑪ワーケア、佐渡ステークスを勝った④サトノダムゼルなどが参戦。
スタート直後の先行争いで、⑩ウインガナドルが先手を奪い、サトノダムゼルが2番手。アールスターが3番手に上がり、内側4番手①インビジブルレイズ、外側5番手⑮リープフラウミルヒ、その後ろの6番手にワーケアが追走。中団インコースからジナンボーが一気にポジションを上げに行く。8番手あたりにブラヴァス、9番手②アイスバブル、10番手グループにはピースワンパラディ、⑥メートルダール、サンレイポケット、⑱サトノクロニクルと固まっている。14番手グループには⑨アイスストーム、⑫プレシャスブルー、⑬ゴールドギアの3頭。後方はサトノガーネットとカデナが控える。
外回り3コーナーを過ぎ、今度はジナンボーが先頭でレースを引っ張り、ガナドルは2番手、ダムゼルが単独3番手。ミルヒが4番手、アールスター5番手、ワーケア6番手。ブラヴァスは外に持ち出し、パラディとサンポケは中団馬群、ガーネットとカデナはまだ後方。
新潟の長ーい直線の攻防で、18頭が横に大きく広がり、ジナンボー・ウインガナドル・サトノダムセルの3頭が先頭争いを繰り広げ、残り400mでダムゼルがわずかに前に出るが、ジナンボーも抵抗。大外からブラヴァスとサンレイポケットが追い込み、ワーケアも頑張ってるが厳しいか?残り200mでジナンボーが再び盛り返すが、大外からブラヴァスが迫り、一番外からサトノガーネットもやって来る。このままジナンボーが押し切るかと思われたが、ゴール前でブラヴァスが突っ込んで、最後はジナンボーとブラヴァスが並んでゴール!その後にサンレイポケットが3番手。


夏競馬のフィナーレを飾る伝統のハンデ重賞は、ブラヴァスがゴール前でジナンボーをかわし、接戦を制しました。ブラヴァスは3度目の重賞挑戦で悲願の初制覇です。ジナンボーは向正面で最内を突いて先頭を奪うという「奇策」に出ると、直線でも粘りを見せたけど、アタマ差の2着に敗れ、惜しくも昨年の雪辱ならず。3着には5番人気のサンレイポケットが入りました。4番人気のピースワンパラディは5着。
1番人気に支持された3歳馬のワーケアは10着。ここで勝てば秋に弾みがつくはずだったのに・・・。小倉記念組では、サトノガーネットは4着、アールスターは14着に終わりました。
これで今年のサマー2000シリーズの全日程が終了。最終戦で10ポイントを獲得したブラヴァスが、七夕賞2着の5ポイントと合わせて15ポイントとなったので、見事シリーズチャンピオンに輝きました!札幌記念を制したノームコアが12ポイントで総合2位、アドマイヤジャスタとアールスターが11ポイントで3位タイとなりました。
ブラヴァスは父・キングカメハメハ、母・ヴィルシーナ、母の父・ディープインパクトといった超良血馬でありながらも、3歳クラシック競走は未出走でしたが、コロナ禍の夏に良血が開花。重賞タイトルと「サマー2000シリーズ王者」の称号を引っ提げて、いざGⅠ戦線へと殴り込み。お母さんは現役時代にGⅠ2勝をマーク。ブラヴァスも一度はGⅠを勝ってほしいですね。


来週からは秋競馬がスタート。中山競馬場では12日に秋華賞トライアルの紫苑ステークス、13日はサマーマイルシリーズ最終戦の京成杯オータムハンデが行われ、中京競馬場は13日にスプリンターズステークス前哨戦のセントウルステークスが行われます。無観客開催は10月4日まで継続される予定。競馬場に観客が戻ってくる日はいつになるのだろうか?















白毛馬で初めてのJRA芝重賞勝ち!ブチコの子・ソダシが札幌2歳王者に輝く。

2020年09月05日 | 競馬

コロナ禍により無観客開催が続いた今年の夏競馬も、今週末で終わりを迎えます。9月5日は札幌競馬場で第55回札幌2歳ステークス(GⅢ・芝1800m 14頭立て)が行われました。矢作芳人厩舎の新星⑤バスラットレオン、新種牡馬・リオンディーズ産駒①ピンクカメハメハ、エピファネイア産駒③ジオルティ、白毛馬⑬ソダシ、函館1800mの未勝利戦で圧勝した⑪ウイングリュック、さらにゴールドシップ産駒から②ヴェローチェオロ、⑦コスモアシュラ、⑧ユーバーレーベン、⑨ウインルーア、⑭アオイルーチェの5頭が参戦しました。


スタートでピンクカメハメハが絶好の飛び出しを決めると、そのままハナを主張。バスラットレオン、ソダシ、ウイングリュックも先行集団に加わり、人気上位勢は先団に取り付た。ウインルーアは6番手、ユーバーレーベンは最後方で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、ピンクカメハメハ先頭、バスラットレオンが2番手、3番手にウイングリュック、4番手に⑤スライリー、5番手ソダシ。6番手集団にはウインルーアとヴェローチェオーロ、ジオルティの3頭が固まり、9番手にアオイゴールドが追走。10番手コスモアシュラ、11番手④カガフラッシュ、内側12番手から⑩リキサントライ、13番手⑫ヴィゴーレ、最後方のユーバーレーベンは残り800mから仕掛けに入る。
3コーナーを通過し、バスラット,ソダシ,グリュックが先頭のピンカメを吸収。さらにしんがりにいたユーバーも先頭集団に追いついてきた。3,4コーナー中間点で、先頭争いはバスラット、ソダシ、ユーバーの3頭に絞られ、アオイが4番手浮上。ピンカメはズルズルと下がって行った。
4コーナーを回って最後の直線コースに入ったところで、ソダシがわずかに先頭。内でバスラットレオンも食い下がるが、残り200mでソダシが抜け出す。残り100mでユーバーレーベンが外から末脚を伸ばし、ソダシとの差を詰める。しかし、ソダシがそのまま先頭でゴールイン!ブチコの子・ソダシが、札幌で歴史的快挙を果たしました!


札幌2歳ステークス 全着順
1着⑬ソダシ       1分48秒2
2着⑧ユーバーレーベン   クビ差
3着⑥バスラットレオン  1馬身3/4
4着⑭アオイゴールド    1/2馬身
5着②ヴェローチェオロ   クビ差
6着⑫ヴィゴーレ
7着⑦コスモアシュラ
8着⑪ウイングリュック
9着⑨ウインルーア
10着⑩リキサントライ
11着③ジオルティ
12着④カガフラッシュ
13着①ピンクカメハメハ
14着⑤スライリー

【払戻金】
単勝 ⑬ 470円
複勝 ⑬ 160円  ⑧ 290円  ⑥ 150円
枠連 5⃣-8⃣ 1,560円
馬連 ⑧-⑬ 2,360円
馬単 ⑬-⑧ 3,920円
ワイド ⑧-⑬ 900円  ⑥-⑧ 830円  ⑥-⑬ 410円
3連複 ⑥-⑧-⑬ 3,060円
3連単 ⑬-⑧-⑥ 17,670円


夏の北海道シリーズの最後の重賞レースは、単勝2番人気のソダシが直線早めに抜け出して優勝。白毛馬で初めてとなるJRA芝重賞競走制覇を果たしました。白毛馬の中央重賞制覇は、昨年のレパードステークスのハヤヤッコに次いで2頭目となります。
2着のユーバーレーベンは、スタート時は最後方に控えていましたが、3コーナーで早めに仕掛けて先頭集団に追いつき、最後は外から差を詰めるも一歩届きませんでした。ソダシもユーバーも共に牝馬です。1番人気のバスラットレオンは3着に敗れ、3番人気のピンクカメハメハはブービーの13着大敗。+20キロの大幅増が響いたのかしら?
勝ったソダシは、栗東・須貝尚介厩舎に所属し、父はクロフネ、母はブチコ。お母さんのブチコは白黒の斑馬(まだら馬)として人気を博しましたが、発馬機内で暴れるという悪癖が目立ちました。初年度産駒のソダシが重賞ウィナーになり、繫殖牝馬としての評価が上がりましたね。
ソダシは函館での新馬戦で2馬身半差の快勝。2走目の今回は、道中5番手を追走すると、4コーナーで先頭に立つと、内側にいたバスラットレオンを振り落とすと、ユーバーレーベンの追撃を凌ぎ切りました。おまけに走破タイム1分48秒2の「札幌1800m2歳コースレコード」も打ち立てました。この馬はスピードもあるし、粘り腰もありますね。この馬は牝馬だから、たぶん阪神ジュベナイルフィリーズに向かうと思いますが、小回りの右回りコースの相性からホープフルステークス参戦も考えられそう。白毛馬初のGⅠ制覇も一度は見てみたいものですな。
今年の2歳牝馬路線は、熊本出身の九州産馬・ヨカヨカが「ひまわり賞」で57キロの斤量を背負って圧勝したり、白毛馬のソダシが札幌2歳ステークスを制覇。個性派2頭の競演はいつ実現するのか?



ノームコア久々の中距離戦で快勝!北九州記念はレッドアンシェルが制す。

2020年08月23日 | 競馬

8月23日は札幌競馬場で夏競馬唯一のGⅡ競走・札幌記念、小倉競馬場ではサマースプリントシリーズ第3戦・北九州記念が行われました。札幌記念は、ラッキーライラック,ノームコア,ペルシアンナイト、北九州記念ではモズスーパーフレアとGⅠ馬が参戦してきました!


第55回テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ・芝1200m 18頭立て)は、高松宮記念を勝った⑩モズスーパーフレアの他に、⑧ラブカンプー、⑮アンヴァル、④レッドアンシェル、⑰タイセイアベニール、⑪アウィルアウェイ、⑯ジョイフルのCBC賞組、アイビスサマーダッシュ覇者⑱ジョーカナチャン、昨年の勝ち馬⑨ダイメイプリンセス、⑤トゥラヴェスーラと①プリディカメントの福島テレビオープン組上位2頭、⑫マイネルグリットと⑦カリオストロの3歳世代も参戦しました。
スタートでジョーカナチャンがポンと飛び出したが、モズスーパーフレアがスッと先手を奪う。②ゴールドクイーンが3番手につけ、ラブカンプー4番手。5番手集団にはトゥラヴェスーラ・カリオストロ・⑭メジェールスーの3頭が並ぶ。中団8番手にレッドアンシェル、9番手⑬メイショウキョウジ、10番手ダイメイプリンセス、11番手アンヴァル、12番手③ブライティアレディ、外側からタイセイアベニールが進出し始める。後方勢はアウィルアウェイ、プリディカメント、⑥クライムメジャー、マイネルグリット、ジョイフルという順で続く。
3コーナーを過ぎ、先頭のモズフレは前半600mを32.4秒と速いペースで通過。カナチャンが2番手を追走し、ゴルクイ3番手、トゥラヴェとカンプーは4番手グループ。ダイプリとアベニールとアンシェルとプリディカは中団、アンヴァルまだ後方。
4コーナーを回って最後の直線に入り、モズスーパーフレアが先頭、ジョーカナチャンが外から並びかけるが、モズフレがまだ粘る。後続からはトゥラヴェスーラとレッドアンシェルが追い上げる。残り100mでモズフレが二の足で盛り返すところを、アンシェルがゴール前でモズフレを捕らえてゴールイン!2着争いは粘るモズスーパーフレア、さらに大外からアウィルアウェイ、アンヴァルが突っ込んできた。

GⅠ馬とCBC賞&アイビスSD覇者、さらには前回の覇者も参戦した北九州記念は、単勝8番人気のレッドアンシェルが、逃げ粘るモズスーパーフレアをゴール前で差し切り優勝しました。2着争いは接戦となりましたが、1番人気のモズフレが2着を確保し、10番人気のアウィルアウェイがアタマ差の3着。モズフレは序盤からハイペースで逃げ続け、残り100mで突き放しにかかりましたが、アンシェルの末脚に屈しました。休み明けだったけどGⅠウィナーの力は見せたかと。なお、このレースでの1番人気馬は13連敗となりました。
3番人気のトゥラヴェスーラは6着、アイビスサマーダッシュを勝ったジョーカナチャンは7着、2番人気のタイセイアベニールは9着、前回の優勝馬ダイメイプリンセスは13着、藤田菜七子騎手鞍上のラブカンプーは16着でした。
勝ったレッドアンシェルは、昨年のCBC賞以来となる重賞2勝目をマーク。この日はトップハンデの57キロを背負いましたが、直線で鋭い伸び脚を披露しました。今回初めてブリンカーを使用したとのことで、その効果が早速現れましたね。春のスプリント女王を破って、秋のスプリンターズステークスに弾みがついたのではないでしょうか。



第56回札幌記念(GⅡ・芝2000m 12頭立て)は、大阪杯を制した⑥ラッキーライラック、昨年のヴィクトリアマイル覇者①ノームコア、2017年マイルCS覇者②ペルシアンナイトのGⅠ馬3頭に加え、函館記念を勝った⑪アドマイヤジャスタ、昨年の札幌2歳ステークスを制した⑦ブラックホール、札幌コース3勝⑩ポンデザール、③トーセンスーリヤ、⑧カウディーリョなどが出走しました。
スタンド前からのスタートで、ラッキーライラックと④ドレッドノータス、ノームコアが好スタートを見せる。最初のポジション争いで、⑫トーラスジェミニが先頭に立ち、2番手争いではドレッドノータス、トーセンスーリヤ、カウディーリョ、さらにラッキーライラックも加わり、ゴール板通過時点でラッキーライラックが2番手を奪う。ノームコアは5番手、ポンデザール6番手、ブラックホール7番手、ペルシアンナイト8番手で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、トーラスジェミニが先頭、ラッキーライラック単独2番手、カウディーリョとドレッドノータスが3,4番手並走。5番手トーセンスーリヤ、6番手ポンデザール、その後ろの7番手にノームコアが控える。8番手にブラックホール、9番手ペルシアンナイト、10番手アドマイヤジャスタ、後方には⑤ルミナスウォリアー、⑨イエッツトという展開。
3コーナーを通過し、ジェミニが先頭、ライラック2番手、カウディ3番手、スーリヤは5番手。ポンデ6番手、ノームは内側の7番手、ペルシアン9番手と変わらない。
4コーナーを回ったところで、ラッキーライラックが早くも先頭に浮上。ノームコアが3番手から追撃し、ペルシアンナイトとポンデザールも追い上げてきた。残り200mを切ってライラックとノームの差が縮まり、残り100mをノームが先頭!ペルシアンが2番手に上がったが、ノームコアが先頭ゴールイン!ゴールと同時に横山典弘ガッツポーズ!ラッキーライラックは3着入線。


真夏の大一番を制したのは、芦毛の牝馬・ノームコアでした。道中は中団で追走し、3コーナーで馬群を縫うように上昇。最後の直線で外に持ち出し、先行するラッキーライラックを抜き去り、最後は1馬身の差をつけてフィニッシュ。
2着のペルシアンナイトも外から脚を伸ばしてきました。近走は低迷が続きましたが、久しぶりに馬券圏内で好走しました。単勝1.9倍の1番人気だったラッキーライラックは、2番手追走から直線で早めに抜け出しましたが、残り200mで脚が止まり3着。終わってみればGⅠ馬3頭が上位を独占しました。3番人気のポンデザールは4着、4番人気のブラックホールは9着でした。
ノームコアはこれで通算4度目の重賞制覇。中距離戦での勝利は2018年の紫苑ステークス以来となります。昨年のヴィクトリアマイルで優勝、今年のVMで3着、安田記念4着と府中のマイル戦で活躍するイメージが強く、中距離戦でのレースに出るのは実に久しぶり。距離延長で勝ったのは大きいと思います。秋の天皇賞とマイルCSが目標だと思うけど、クロノジェネシスとの姉妹対決も一度は見たいですね。


小倉はアールスター&長岡禎仁が波乱演出!新潟ではサトノアーサー&戸崎圭太が復活V!

2020年08月16日 | 競馬

お盆休み最終日の16日は、新潟競馬場でサマーマイルシリーズ第3戦・関屋記念、今週開幕の小倉競馬場では伝統のハンデ重賞・小倉記念が行われました。


小倉メイン・第56回農林水産省賞典小倉記念(GⅢ・芝2000m 14頭立て)は、昨年の菊花賞で2着⑪サトノルークス、2連勝中⑭ランブリングアレー、マーメイドステークスを勝った⑧サマーセント、小倉2000mで勝った経験あり②ミスディレクション、2年連続出走の①ノーブルマーズ&⑨タニノフランケル、⑤サトノガーネット、⑩レイホーロマンスなどが参戦しました。
スタート後の先行争いで、ミスディレクションとタニノフランケルの2頭が前に出るが、ミスディレクションが先手。3,4番手の位置にサマーセントとノーブルマーズ、ランブリングアレーは7番手、サトノルークスは8番手、⑤サトノガーネットは後方2番手で正面スタンド前を通過した。
1コーナーで早くも縦長となり、2コーナーから向正面の場面で、ミスディレクション先頭、2番手にタニノフランケル、サマーセントとノーブルマーズが3,4番手で並走し、その後ろの5番手にランブリングアレーが控える。6,7番手に③アールスターと⑫ショウナンバルディが並び、8番手にサトノルークスが追走。9番手⑦アメリカズカップ、外側10番手⑬ロードクエスト、11番手レイホーロマンス、12番手④アウトライアーズ、13番手⑥サラス、最後方にサトノガーネットという展開。
3コーナーを通過し、残り600mでタニフラがディレクションをかわして先頭に立つと、アレーも動き出し、さらにはロークエも先頭集団に加わる。ノーブル、サマセン、ルークスの3頭が4番手グループを形成。ディレクションはズルズルと後方に下がってしまった。
4コーナーを回ったところでロードクエストが一旦前に出るが、ランブリングアレーも内側で食い下がる。後続からは、アールスターが最内から追い込み、外からアウトライアーズ、さらにサトノガーネットが大外から強襲。残り100mで最内のアールスターがスッと抜け出し、大外からガーネットが突っ込んできたが、アールスター先頭でゴールイン!アールスター&長岡禎仁、イン差しを見事に決めて重賞初制覇!

サマー2000シリーズの第3戦は、単勝10番人気のアールスターが優勝。最後の直線で最内に入ると、競り合っていたランブリングアレーとロードクエストを2頭まとめてかわしました。2着のサトノガーネットと3着のアウトライアーズは、どちらも向正面では後方で待機。ガーネットは大外から一気の追い込みを見せ、アウトラは単勝13番人気でした。3連単「③-⑤-④」で137万4,190円の高配当。
1番人気だったランブリングアレーは6着、2番人気のサトノルークスは11着。骨折休養明けの鳴尾記念で8着、叩き2走目の今回も惨敗し、復活の道はまだ遠そうです。3番人気のサマーセントが13着、4番人気のミスディレクション最下位と単勝一ケタ台の馬達は総崩れ。
重賞初制覇のアールスターは、昨年10月の北野特別以来となる通算4勝目。この馬は2走前の寿ステークスで7着、前走の垂水ステークスで6着と2走続けて掲示板圏外でした。鞍上の長岡騎手は、デビュー9年目で嬉しい重賞初勝利。今年はケイティブレイブとのコンビで、フェブラリーステークスとかしわ記念でともに2着と健闘。この夏に重賞Vを果たし、ブレイクの兆しが見えて来たかも。




新潟メイン・第55回関屋記念(GⅢ・芝1600m 18頭立て)は、⑤メイケイダイハード・⑫エイトシャンデン・⑧ミッキーブリランテ・⑱トロワゼトワルといった「中京記念組」、⑥アストラエンブレム・⑩ミラアイトーン・⑨ハーレムラインの「谷川岳ステークス組」、高松宮記念で4着降着の⑫クリノガウディー、パールステークスを勝った③アンドラステ、2年前の覇者①プリモシ―ン、2018年エプソムカップ覇者⑰サトノアーサー、⑯グルーヴィットなどが参戦しました。
スタートでサトノアーサーと②ブラックムーンがやや出遅れ。④メイショウグロッケ、メイケイダイハード、ミラアイトーンが好スタートを見せたが、トロワゼトワルが先手を奪う。クリノガウディーが5番手追走、6番手グループにはアンドラステ,アストラエンブレム,ハーレムライン,グルーヴィットと4頭が固まっている。中団勢はプリモシーン、⑦ジャンダルム、⑭プロディガルサンの3頭。ミッキーブリランテ13番手。14番手に⑬ドーヴァー、後方勢はエイトシャンデン、⑮ペプチドバンブー、サトノアーサー、ブラックムーンと続く。
外回り3,4コーナー中間のところで、トロワゼが軽快に飛ばし、ミラアイ2番手、クリガウ3番手浮上。ヴィット5番手あたり、ガルサンが外に持ち出す。ダイハード7番手、アンドラとアストラは中団、プリモシ11番手、シャンデンは13番手、ミキブリとアーサーは後方グループ。
新潟名物の長い直線コースに入り、トロワゼトワルがまだ逃げる。2番手からミラアイトーン、最内からメイショウグロッケ、さらにはアンドラステ、グルーヴィット、プロディガルサンなどが追い込みをかける。残り200mを切ってもトロワゼが逃げ粘るが、サトノアーサーが大外から飛んできて、残り100mで2番手に上がると、ゴール前でゴール手前でトロワゼを捕らえて1着FINISH!後方から一気に追い上げたサトノアーサー、久しぶりの重賞タイトル獲得です。

夏の新潟マイル王決定戦は、単勝4番人気のサトノアーサーが、逃げるトロワゼトワルをゴール前で差し切り優勝。スタートで後手を踏み、道中は後方でレースを進めましたが、直線で末脚を伸ばして前の馬達をごぼう抜き。出遅れを挽回し、2018年のエプソムカップ以来となる重賞2勝目をマークしました。
2着のトロワゼトワルはスタートから先頭を走り続けましたが、惜しくも逃げ切りならず。3着には最終オッズで1番人気だったアンドラステでした。3番人気のグルーヴィットは6着、関屋記念2勝目を狙ったプリモシーンは15着、5番人気のクリノガウディーは最下位の18着に沈みました。
サトノアーサーは近走、大阪城ステークスで3着、六甲ステークス2着、都大路ステークス3着、エプソムカップ6着と、1番人気に支持されながらも勝ちきれないレースが続いていましたが、ようやく惜敗続きに終止符。鞍上の戸崎圭太騎手は、今年の重賞初勝利。昨年11月のJBCレディスクラシックで落馬して右ひじを骨折、それから半年後の今年5月に復帰を果たし、今回が復帰後初の重賞制覇。人馬ともに復活ですね。







いざ、秋のダート戦線へ!レパードステークス&エルムステークス

2020年08月10日 | 競馬

8月3連休の中日だった9日は、新潟競馬場では3歳ダート重賞のレパードステークス、札幌競馬場は古馬のダート重賞・エルムステークスが行われました。秋のダートGⅠ戦線に名乗りを挙げるのは一体どの馬か?



札幌メイン・第25回エルムステークス(GⅢ・ダート1700m 14頭立て)は、アンタレスステークスを勝った⑧ウェスタールンド、マリーンステークスで久しぶりの勝利を飾った⑬タイムフライヤー、プロキオンステークス2着②エアスピネル、おととしの勝ち馬⑫ハイランドピーク、昨年3着③サトノティターン、⑩アナザートゥルース、⑪アルクトス、⑥リアンヴェリテ、④ワンダーリーデルなどが参戦しました。
スタートで⑨ロードゴラッソが少し出遅れたのに対し、①ヒラボクラターシュが好スタートを決める。しかし、リアンヴェリテが先手を取り、アナザートゥルースが2番手、ハイランドピーク3,4番手。エアスピネルは6,7番手あたり、タイムフライヤーは中団、ウェスタールンドは最後方で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面に入り、リアンヴェリテが先頭、2番手にアナザートゥルース、3番手ハイランドピーク、内側4番手ヒラボクラターシュ、外側5番手⑭バスカヴィル、6番手エアスピネル、7番手⑤アディラート、タイムフライヤーは8番手を追走。9番手からアルクトス、10番手⑦ワイルドカード、11番手ロードゴラッソ、12番手サトノティターン。後方は13番手ワンダーリーデル、最後方のウェスタールンドが3コーナーで追い出し開始。
3,4コーナー中間を過ぎ、リアンが依然として先頭、トゥルース2番手、ハイランド3番手は変わらず。4番手のバスカヴィルが前に接近し、エアスピとフライヤーは5番手グループ。さらにしんがりにいたウェスターが一気に先団まで急浮上。フライヤーも外に持ち出した。
最後の直線コースで、アナザートゥルース・ハイランドピーク・タイムフライヤー・ウェスタールンドの4頭の先頭争いから、フライヤーが残り200mのところで抜け出した。ウェスターとトゥルースが2番手を争うが、タイムフライヤーが先頭でゴールイン!元2歳GⅠ馬・タイムフライヤーが、札幌で完全復活を果たしました!

札幌のダート重賞・エルムステークスは、最後の直線で突き抜けたタイムフライヤーが1番人気に応えて優勝。2着には2番人気のウェスタールンド、3着にはアナザートゥルースが入りました。3番人気のエアスピネルは7着でした。
ところで、今回のレースは父・典弘、長兄・和生、弟・武史の「横山父子3人」が同時に騎乗。和生のハイランドが先着し、父が騎乗したワンダーリーデルが5着、武史騎手のヒラボクラターシュは最下位の14着に終わりました。
タイムフライヤーは2017年のホープフルステークス以来、約2年8か月ぶりの重賞制覇。クラシックでの活躍が期待されながらも結果が出ず、その後も芝での低迷が続き、昨年夏にダートに路線変更。前走の大沼ステークスでダート転向後初勝利を挙げ、今回のエルムステークスで2連勝を果たしました。この秋のダートGⅠでクリソベリルを倒すのは難しいと思いますが、いつかは久しぶりのGⅠ制覇が見たいですね。



新潟メイン・第12回レパードステークス(GⅢ・ダート1800m 15頭立て)は、ユニコーンステークス2着④デュードヴァン、ディープ×アパパネの良血馬⑥ラインベック、鳳雛ステークスを勝った⑦ミヤジコクオウ、1800mで3勝の⑩ライトウォーリア、4戦3勝②ブランクチェック、③タイガーインディなどが参戦。
スタートで⑨メイショウダジンが出遅れ、⑧ダンツエリーゼも後方から。スタンド前の先行争いでタイガーインディがスッと前に出て、デュードヴァンとラインベック、①ケンシンコウも先団につける。ブランクチェックは5番手あたり、ミヤジコクオウは7番手でゴール板を通過した。
1,2コーナー中間のところでケンシンコウとタイガーインディの2頭が抜け出し、向正面でケンシンコウが先頭。離れた3,4番手の位置にデュードヴァンとラインベックが並走。5番手ライトウォーリア、6番手ブランクチェック。7番手⑫バンクオブクラウズ、8番手ミヤジコクオウ、9番手⑮フェイバリット、10番手⑪フレイムウィングス、11番手⑤ラブリーエンジェル、12番手メイショウダジン、13番手⑬ニュートンテソーロ、14番手⑭フリーフロー、ダンツエリーゼが最後方。
3コーナーを過ぎて、ケンシンが逃げ、タイガー2番手。ベックは3番手だが、早くもムチが入っている。ブランクが4番手に上がり、ドヴァン5番手、コクオウ6番手、ライト7番手に後退。
4コーナーから最後の直線に入ってもケンシンコウが逃げ粘り、むしろ後続を突き放している。2番手争いは番手争いは内からブランクチェック、タイガーインディ、ラインベック、デュードヴァン、ミヤジコクオウの5頭が横一線。残り200mでコクオウが2番手、ブランク3番手になるも、ケンシンとの差が縮まらない。ケンシンコウは最後まで軽快に飛ばし、そのまま先頭ゴール!ケンシンコウ快心の逃げ切り勝ちで重賞初制覇!

不良馬場で行われたレパードステークスは、単勝7番人気のケンシンコウが優勝。向正面で先頭に立つと、直線でも勢いは止まらず。最後は2馬身半の差をつけ、1分49秒2の新潟ダート1800mのコースレコードを打ち立てました。2着には2番人気のミヤジコクオウ、3着のブランクチェックは5番人気。1番人気のデュードヴァンは4着に敗れ、2番人気のラインベックは7着。4番人気のライトウォーリアは12着に沈みました。
ケンシンコウは、美浦・小西一男厩舎に所属し、父・パイロ、母・マトゥリアルカ。今年5月の3歳1勝クラス以来となる通算3勝目で、重賞はこれが初勝利。前走はユニコーンステークスで3着でした。府中のダート1600mで2度好走し、距離延長で逃げ切り勝ち。左回りの相性が良いのかなって思います。戦国武将・上杉謙信の故郷である越後国で、ケンシンコウが勝つって出来すぎだろー。
鞍上の丸山元気騎手は、レパードステークス初勝利。この日23歳の誕生日だった根本康広厩舎の弟弟子・藤田菜七子騎手に勝利をプレゼントしました。その菜七子騎手も、9レースの驀進特別で勝利を飾ると、最終12レースで2勝目をマーク。3レース騎乗して1着2回、3着1回の好成績を残しました。
















夏の函館&阪神のフィナーレは大波乱!どちらも7枠14番の馬が勝ち、3連単300万オーバー!

2020年07月19日 | 競馬

7月19日は、開催最終日を迎えた函館競馬場でサマー2000シリーズの第2戦・函館記念、こちらも連続開催のラストの阪神競馬場ではサマーマイルシリーズ第2戦・中京記念が行われましたが、両レースとも大変なことになりました。


第56回農林水産省賞典函館記念(GⅢ・芝2000m 16頭立て)は、ダービー馬・レイデオロの弟①レイエンダ、右回り2000mを得意とする⑤カウディーリョ、2歳時代に重賞2勝⑬ニシノデイジー、⑩トーラスジェミニ・⑧ベストアプローチ・⑨レッドサイオンの巴賞組、②バイオスパーク、③ミスマンマミーアなどが参戦しました。
スタートは16頭横一線に揃い、スタンド前のポジション争いでトーラスジェミニが先手を取り、レッドサイオン2番手、レイエンダが3番手。カウディーリョも先行グループに加わり、バイオスパークは5番手グループ、ニシノデイジーとベストアプローチは中団に控えてゴール板を通過した。
1,2コーナーを回って向正面に入るところで、トーラスジェミニが先頭、レッドサイオン2番手、3番手にレイエンダ、外側4番手から⑪スズカロングが並びかける。その後ろの5番手にカウディーリョ、6番手バイオスパーク、7番手⑯マイネルファンロン、8番手に③ランフォザローゼス、9番手⑭アドマイヤジャスタと続く。中団10番手にニシノデイジーが追走し、ミスマンマミーアとベストアプローチが11,12番手で並走。後方勢は⑥ドゥオーモ,⑮ナイトオブナイツ,⑫プレシャスブルー,⑦レイホーロマンスと4頭が固まっている。
3,4コーナー中間点を過ぎ、ジェミニがマイペースでひた走り、レイエンダが2番手に浮上して前のジェミニに接近。後続ではアドジャスが大外から上昇し、スパークとカウディも前を追う。アプローチは大外に持ち出し、デイジーは後方に下がる。
16頭が一団で4コーナーを回り、ラストの直線でレイエンダが先頭に立つかと思いきや、トーラスジェミニが盛り返す。残り200mでバイオスパークが迫り、外からアドマイヤジャスタが追い込み、残り100mでアドジャスが先頭に躍り出る。スパークが2番手、さらにドゥオーモが追い上げたが、アドマイヤジャスタが先頭ゴール!ドゥオーモがゴール前でバイオスパークをかわして2着に入ったか?

夏の函館開催のフィナーレを飾る伝統のハンデ重賞は、直線で抜け出したアドマイヤジャスタが制しました。この馬は単勝オッズで16頭中15番人気のブービー人気。2着のドゥオーモも13番人気。3着には3番人気のバイオスパークが入り、3連単「⑭-⑥-②」で343万2,870円の高配当がつきました。
スタートから先頭を走ったトーラスジェミニは4着、1番人気のカウディーリョは7着、2番人気のレイエンダはいったんは先頭に立ったものの、残り200mを過ぎたところでズルズル下がって11着に終わっています。
アドマイヤジャスタは2018年10月の紫菊賞以来の勝ち星を挙げ、通算3勝目を飾りました。2歳時代はホープフルステークスで2着と好走しましたが、その後は2ケタ着順が続き、前走の鳴尾記念では6着。今回の函館記念で待望の重賞初制覇を果たしました。父のジャスタウェイも一時期低迷するときがありましたが、4歳秋から強くなりだしたから、アドジャスもここから本格化するだろうか?



第68回トヨタ賞中京記念(GⅢ・芝1600m 18頭立て)は、今年のNHKマイルカップで3着だった⑮ギルデットミラー、シンザン記念2着⑩プリンスリターンの3歳世代2頭の他に、2018年3歳マイル王⑦ケイアイノーテック、エプソムカップ2着⑪ソーグリッタリング、ヴィクトリアマイル4着④トロワゼトワル、⑬ラセット&⑫ミッキーブリランテの「米子ステークス組」、都大路ステークスを勝った①ベステンダンクなどが参戦しました。
スタートで②ハッピーアワーが出遅れ、⑱エントシャイデンとケイアイノーテックも後方から。トロワゼトワルがハナに立つと、⑯リバティハイツが2番手、ギルデットミラーが3番手に上がり、⑤レッドレグナント4番手。5番手集団にはベステンダンク・⑩プリンスリターン・ソーグリッタリング・⑰ストーミーシーの4頭が並ぶ。9,10番手の位置にディメンシオンとミッキーブリランテ、11番手⑭メイケイダイハード、12番手エントシャイデン、13番手ケイアイノーテック、14番手⑨ブラックムーン。後方は⑥ペプチドバンブー、ハッピーアワー、ラセット、③ロードクエストと続く。
外回り3,4コーナー中間で、先頭のトロワゼが前半800mを45.8秒で通過。ハイツがぴったりと2番手につけ、ギルミラが3番手を追走するが、ミキブリが外から早仕掛け。ソーグリ・プリンス・ノーテックは中団馬群、ラセットは後方2番手で4コーナーを回る。
最後の直線コースで、先頭争いはリバティハイツとミッキーブリランテの2頭が競り合う展開に。ギルデットミラー3番手だが、前が詰まって追い出せない。外からストーミーシーとメイケイダイハードが脚を伸ばし、さらにはソーグリッタリングがインから強襲する。残り100mでダイハードが先頭に立ち、内からシャイデン、外からラセットとノーテックがやって来るが、メイケイダイハードが1着ゴール!これも大波乱だ!

阪神初開催となった中京記念は、単勝18番人気のメイケイダイハードが混戦を制すという大波乱の結果となりました。6番人気のラセットがゴール前で差を詰めるも2着、9番人気のエントシャイデンが3着に入り、メンバー唯一のGⅠ馬・ケイアイノーテックは4着。3連単「⑭-⑬-⑱」の組み合わせで330万2,390円と、こちらも300万超えの高配当決着。
1番人気のギルデットミラーは6着、2番人気のソーグリッタリングは7着、ギルデットミラーと同じ3歳馬のプリンスリターンは14着、4番人気のトロワゼトワルは17着。3歳勢にとっては厳しいレースでした。
重賞初勝利のメイケイダイハードは、昨年9月のJRAアニバーサリーステークス以来となる通算5勝目をマーク。鞍上の酒井学騎手もレース後のインタビューで「何より僕自身が1番驚いている」とコメントしておりました。ダイハードの父・ハードスパン産駒はJRA重賞初勝利を達成。馬主の「名古屋競馬株式会社」は中京競馬場のオーナー会社で、メイケイとは会社の略称だそうです。阪神の中京記念で「名古屋競馬株式会社」の馬が勝ってしまうとは・・・。

今週の日曜重賞は、函館記念でブービー人気、中京記念でしんがり人気の馬が勝利。両レースともに7枠14番の馬で、3連単300万超え。WIN5も久しぶりの的中者なしでキャリーオーバーが発生しちゃいました。土曜日の函館2歳ステークスも10番人気のリンゴアメが勝ち、週末の3重賞は全て大荒れでした。来週のアイビスサマーダッシュも波乱が起きるのか、それとも堅い決着で済むか?




サンライズノヴァ59キロでも完勝!クレッシェンドラヴ福島重賞2勝目!

2020年07月12日 | 競馬

梅雨シーズン真っ最中の12日は、福島競馬場でサマー2000シリーズ第1戦・七夕賞、阪神競馬場でダート重賞のプロキオンステークスが行われました。


第25回プロキオンステークス(GⅢ・ダート1400m 16頭立て)は、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制した⑥サンライズノヴァ、JBCレディスクラシックを勝った⑯ヤマニンアンプリメのGⅠ馬2頭の他に、ダート交流重賞2連勝中の新星⑦ラプタス、阪神ダート1400mで4勝⑨スマートダンディー、2連勝中⑭サクセスエナジー、同じ舞台のコーラルステークスを勝った⑤レッドルゼル、現在3連勝中⑫トップウィナー、昨年2着④ミッキーワイルド、芝重賞3勝⑪エアスピネルなどが参戦しました。
芝コースでのスタートで、ヤマニンアンプリメ、トップウィナー、ラプタスの3頭が良いスタートを見せたが、ダートコースに入ったところでラプタスが先頭に立つ。2番手にトップウィナー、内側3番手レッドルゼル、外側4番手ヤマニンアンプリメ、真ん中5番手にスマートダンディー、サクセスエナジーが6番手。中団勢は、⑧ブルベアイリーデとエアスピネルが7,8番手で並び、9,10番手の位置にミッキーワイルドと③サトノファンタジー。11番手⑬ダノンフェイス、12番手①カフジテイク、13番手⑮ワンダーリーデル、14番手⑩スマートアヴァロン、15番手にサンライズノヴァ、②デュープロセスがポツンとしんがり。
3,4コーナー中間のところで、先頭を行くラプタスに、ウィナー、アンプリメ、サクエナの3頭が接近。ルゼルは内側5番手、スマダン6番手、エアスピが外側7番手に浮上。さらに大外に持ち出したサンノヴァが後方から一気に追い上げてきている。
4コーナーから最後の直線で、先頭争いはラプタス、トップウィナー、ヤマニンアンプリメの3頭が競り合い、レッドルゼルがイン突きを狙う。後続からはエアスピネルとサンライズノヴァ、サクセスエナジーが追い込む。残り200mでアンプリメが前に出て抜け出しを図るが、残り100mで一番外からサンノヴァが強襲。エアスピもアンプリメをかわして2番手に上がったが、サンライズノヴァが先頭でゴール!サンライズノヴァ、最後はGⅠ馬の貫禄を見せつけました!

10年ぶりの阪神開催のプロキオンステークスは、サンライズノヴァが直線突き抜けて優勝しました。道中は15番手を追走していましたが、3コーナーから徐々にポジションを押し上げ、ラストの直線では大外一気の末脚で先に抜け出したヤマニンアンプリメを捕らえました。この日は59キロの斤量で上がり3ハロン34.4秒を計測するという、もの凄い勝ち方でした。
2着のエアスピネルは、昨年の函館記念以来1年ぶりのレースで、初めてのダート戦でしたが、新境地開拓を印象付ける内容。今後もダート路線を継続でしょう。ヤマニンアンプリメは一旦は抜け出したものの3着。それでもGⅠ馬としての意地は見せたのでは。勝ったサンノヴァは5番人気、アンプリメも9番人気とGⅠ馬なのにあまり人気なくない?
交流重賞で連勝中だったラプタスはスタートから先行し続けるも6着に沈み、4番人気のスマートダンディーは7着、1番人気のレッドルゼルはイン強襲不発で8着。2番人気のサクセスエナジーは10着と人気上位陣は総崩れでした。
勝ったサンライズノヴァは、南部杯以来となる通算9勝目を挙げ、重賞は通算4勝目。JRA重賞に至っては一昨年11月の武蔵野ステークス以来となります。ここ最近はフェブラリーステークスで3着、前走のかしわ記念も3着とGⅠで上位好走。久しぶりの勝利を手にし、南部杯連覇へ視界良好か。




第56回七夕賞(GⅢ・芝2000m 16頭立て)は、大阪杯に参戦した⑥ジナンボー、昨年の福島記念を勝った③クレッシェンドラヴ、下鴨ステークスを勝った⑪ヒンドゥタイムズ、ヴィルシーナの子⑬ブラヴァス、福島2000mのエールステークスを勝った⑫ヴァンゲドミンゴ、⑩マイネルサーパス・②ウインイクシード・⑯レッドローゼスの「福島民報杯組」、マーメイドステークス3着⑮リュヌルージュなどが参戦。
スタートでヴァンゲドミンゴが少し出遅れ、ジナンボーもあまりいいスタートではない。スタンド前の先行争いで、④パッシングスルー、ウインイクシード、⑨ノーブルマーズ、リュヌルージュの4頭の競り合いから、パッシングスルーがスッと前に出る。マイネルサーパス5番手、ブラヴァス6番手、ヴァンゲドミンゴ10番手。クレッシェンドラヴ12番手、ジナンボー13番手、ヒンドゥタイムズ14番手と人気上位は後方待機で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、パッシングスルーがリードを拡げて先頭、2番手ウインイクシード、ノーブルマーズが3番手。4番手グループには、リュヌルージュ、マイネルサーパス、ブラヴァスの3頭。その後ろの集団は⑦エアウィンザー、⑩ソールインパクト、⑭オセアグレイト、ヴァンゲドミンゴ、⑧アウトライアーズと固まる。12,13番手のところにクレッシェンドラヴと⑯レッドローゼスが並走。後方3番手にジナンボー、2番手にヒンドゥタイムズ、最後方に①バレリオという態勢。
3コーナーを回り、先頭のパッシングは道の良い外側の馬場を走り、イクシードは道悪の内側。サーパスとブラヴァス、ヴァンゲも外にもちだし、クレッシェンドは馬群の真ん中を割って入る。ジナンボーは大外ぶん回し、ヒンドゥもまだ後方。
4コーナーから最後の直線に入って、ウインイクシードがわずかに先頭、真ん中からクレッシェンドラヴとパッシングスルー、外からブラヴァス、後続からはヴァンゲドミンゴも伸びてきた。残り100mでクレッシェンドラヴが抜け出し、ブラヴァス2番手、ヴァンゲが3番手に上がるも、クレッシェンドラヴ先頭でゴールイン!福島巧者クレッシェンドラヴ、昨年2着の雪辱を果たしました!


夏の福島の伝統のハンデ重賞は、単勝3番人気のクレッシェンドラヴが混戦を制しました。7番人気で2着のブラヴァスの鞍上・福永祐一騎手は、JRA重賞全場制覇がかかっていましたが、あと一歩及ばず。3着のヴァンゲドミンゴも福島巧者ぶりを見せました。2番人気のヒンドゥタイムズは4着、1番人気のジナンボーは伸びきれず9着と完敗。今週で日本での騎乗が終わるダミアン・レーン騎手は有終の美を飾れず。
勝ったクレッシェンドラヴは、昨年秋の福島記念に続き、重賞2勝目。鞍上の内田博幸騎手は、2週連続で福島の重賞レースに勝利しました。道中は後方で脚を溜め、3,4コーナー辺りで有力馬が外に持ち出すなか、クレッシェンドは馬群を縫うように順位を上げ、最後は真ん中から抜け出して勝利を飾りました。福島コースの相性の良さと、道悪に強いステイゴールド産駒の血が活きましたね。