日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

山崎勝己打撃開眼!?本塁打を含む3安打4打点!

2010年04月17日 | HAWKS

京セラドーム大阪でのオリックスとの3連戦を勝ち越して3位に浮上した福岡ソフトバンクホークス。16日から本拠地・福岡ヤフードームで東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦です。対戦相手の楽天は西武に3タテを喰らい、現在パリーグ5位と苦戦中。16日は杉内俊哉が今季4勝目を懸けて先発。前回の楽天戦では6回5失点と打線のエジキに遭って今季初黒星、2度目の対戦となる今回は苦手攻略で仙台での雪辱なるか?


スタメンはこちら
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(中)長谷川勇也
7(指)イ・ボムホ
8(三)松田宣浩
9(捕)山崎勝己
 (投)杉内俊哉
この日は松中が先発から外れ、イ・ボムホが7番DHで先発出場です。


杉内は初回、先頭の渡辺直人にレフト前ヒットを許すと、続く鉄平にもヒットを打たれて無死1,3塁と先制のピンチ。高須を2塁ゴロに打ち取りますが、3塁走者が生還して1点を失います。なおも1死2塁と追加点のピンチを迎えるんですが、山崎武司・中村ノリのベテラン中軸コンビを相次いで打ち取って1点に留めました。
1点を追うホークスは2回、小久保のヒット、長谷川の四球で1死1,2塁と同点のチャンス。このチャンスにイ・ボムホが3塁ゴロ→楽天3塁手・草野が後逸。2塁から小久保生還で同点に追いつきます。記録はサード・草野のエラー。この後2死1,2塁となり、山崎がフォークを掬い上げ、高く打ち上げてしまい3アウトかと思ったら、センター前にポトリと落ちる何ともラッキーなヒット!ボールが転々とする間に長谷川とボムホが生還して逆転、打った山崎は2塁を蹴って3塁まで進みました。(記録は山崎の2塁打)
2回に3点を奪ったホークスは、続く3回にバントヒットの本多が二盗を決め、相手の悪送球で3塁まで進む。オーティズ三振で1死後、小久保の遊撃ゴロで1点を追加。3回を終えて4-1と更にリードを拡げます。
杉内は3回に初めての3者凡退に抑えると、4回も3人に抑えて2者連続の3者凡退。5回には嶋に四球を与え、渡辺直にセンター前に弾き返され、本塁打が出れば同点とされるところでしたが、鉄平を三振に仕留めてピンチ脱出。その裏、ホークス先頭の山崎が楽天先発・藤原鉱通の初球ストレートを捕らえ、左中間スタンドの中段に突き刺さるソロ本塁打!山崎のまさかの一発が飛び出すと、1死後に本多がライトへの3塁打を放ち、オーティズのセンター前タイムリーで更に1点追加。
6回、杉内は高須のヒット&山崎武司の四球で無死1,2塁とまたもピンチを背負う。しかし、中村ノリをスライダーで空振り三振に仕留め、草野をレフトフライで2死。この後暴投で2,3塁となるも、宮出を空振り三振で3アウト!2イニング連続のピンチも楽天の反撃を許しません。その裏、多村と長谷川の連続ヒットで無死1,3塁と再び追加点のチャンス。松田のセンターへの犠牲フライで7点目を挙げると、続く山崎勝己が外角の球をしぶとくライト線へ弾き返すタイムリーヒットで8点目。
試合はこの後、ホークスが7回に2四死球で1死1,2塁の場面で多村がレフト前のタイムリーを放って9点目。先発の杉内は8回まで投げ切り、9回は今季初登板の小椋真介が3者凡退に打ち取り試合終了。ソフトバンクが9-1で楽天に快勝して2連勝です。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/04/16(金)
ソフトバンク-楽 天 4回戦 
(ソフトバンク3勝1敗、ヤフードーム、18:01、23427人)
E 100 000 000    1
H 031 022 10X    9
【投手】
(楽)藤原、松本、山村-嶋
(ソ)杉内、小椋-山崎
【責任投手】
(勝)杉内5試合4勝1敗
(敗)藤原3試合1勝2敗
【本塁打】
(ソ)山崎1号ソロ(5回、藤原)


楽天に先制点を許しましたが、2回には相手のミスなどがあって3点を奪って逆転。その後は投打が上手く噛み合い、5回~7回まで3イニング連続で追加点を挙げ、最終的には9-1で快勝しました!これでホークスは楽天戦3連勝、貯金2でリーグ3位をキープしております。敗れた楽天は4連敗です。
先発の杉内は8回まで打者33人に対して137球、被安打6・9奪三振・3四死球・1四死球という内容。4試合連続2ケタ奪三振はなりませんでしたが、自身2連勝で今季4勝目。初回に1,2番に連打された後に先制点を献上、2回以降はゼロに抑え、途中ピンチもありましたが、楽天の反撃を許さず。この日の杉内投手は「きょうはひどかった」と反省気味。それでも前回のリベンジに成功しました。
打線の方は11安打と2試合ぶりに2ケタ到達。川崎選手は初回にヒットを打って15試合連続ヒットに伸ばしました。この日は山崎選手が4打数3安打4打点の大活躍!最初の打席で逆転のタイムリー2塁打、2打席目には左中間へのホームランを放ちました。山崎の本塁打は2006年のヤクルト戦(@神宮)以来約4年ぶり、プロ10年目でこれが通算2本目となります。ホームランの瞬間、ベンチにいた小久保選手が「すげーなー!」と笑顔で驚く姿が見られました。それにしても山崎選手がヒーローになるなんて意外でしたねえ。今回の活躍が「まぐれだった」と言われないように、更なる打撃力向上を期待します。次にお立ち台に上がる時はいつになるんだろう…。
土曜日の予告先発は、ソフトバンクが藤岡好明、楽天は岩隈久志が登板します。この前はホークス打線が岩隈を打ち崩し、打線に助けられた藤岡が白星を挙げました。もし土曜日も勝てば今季初の3連勝なんだけど、岩隈の前に打線が沈黙して負けそうな気がする…。


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