日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

アパパネよ首洗って待ってなさい!サンテミリオンがオークスに名乗りを上げる。

2010年04月26日 | 競馬

今週から東京競馬場と京都競馬場の「ゴールデンウィーク&初夏シリーズ」が開幕。4月最後の日曜日・25日は、東京でオークストライアルのフローラステークス、京都ではダート重賞のアンタレスステークスが行われました。


京都競馬のメイン・第15回アンタレスステークス(GⅢ)はダート1800mに15頭が集結。昨年このレースをレコード勝ちで勝利した②ウォータクティクス、ダート5勝の⑫トランセンド、昨年のジャパンカップダート2着以来4か月ぶりのレースとなる⑤シルクメビウス、交流重賞のダイオライト記念(船橋)で重賞初制覇を飾った⑬フサイチセブンなどが出走しました。
スタートでシルクメビウスがダッシュつかず、先行争いでは⑨ラッシュストリートと④ドリームサンデーが併走する。縦長でバックストレッチに入り、ラッシュストリートが先頭、2番手にドリームサンデー、⑮フサイチピージェイが3番手、ウォータクティクス4番手、トランセンドが5番手追走。その後ろの6番手にフサイチセブンがつけ、⑪ダイシンオレンジ7番手。スタートでミスしたメビウスは中団からやや後ろの位置、③ナニワトモアレが最後方という恰好。
3コーナーに入ってラッシュストリートが後退、代わってドリームサンデーが先頭。セブンとトランセンドの7枠2頭、ダイシンオレンジとシルクメビウスも追い上げてきた。残り400mから直線に入り、ドリームサンデーがまだ逃げ粘り、フサイチセブンが2番手に素性する所、ダイシンオレンジが外から襲い掛かる。さらに最後方だったフサイチセブンが大外から追い込んでくるが、先頭には届きそうにない。ダイシンオレンジは残り100mで抜け出し、そのまま先頭でゴール。2着にナニワトモアレ、フサイチセブンが3着に入りました。
ダイシンオレンジが2度目の重賞挑戦で初制覇を飾り、ナニワトモアレは2戦連続で2着惜敗、3番人気のフサイチセブンは3着、シルクメビウスは伸び切れず5着、1番人気だったトランセンドは直線で馬群に沈んで8着に終わりました。勝ったダイシンオレンジは京都コースとの相性が良く、7戦4勝・2着2回と安定した成績を持っています。体調が良ければ5月23日の東海ステークスも参戦してくるんじゃないかと思います。

東京のメイン・第45回サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)は、芝2000mに16頭で争われる予定でしたが、⑥ディアアレトゥーサが右肩跛行で出走取消のため15頭立てとなりました。このレースで上位3着までに入れば、オークスの優先出走権が与えられます。今年は3戦2勝で府中初登場の⑮サンテミリオン、5戦して4度連対しているけど2着が多い⑭ブルーミングアレー、③ベストクルーズ、⑤アグネスワルツなどが出走しました。
スタート前に④メジロジェニファーが放馬するアクシデントがありましたが、馬体検査で異常が見られずそのままレースに参加する事に。レースはばらついたスタートで始まり、ベストクルーズが好スタートを切った後、アグネスワルツと⑯オルレアンノオトメが前に出ます。向正面でサンテミリオンが3番手、ブルーミングアレーは6番手。中団の7番手に②アスカトップレディ、⑨ディミータ、⑩トシザマキの3頭が並び、⑪マシュケナーダ11番手、⑬アマファソン最後方で3コーナーに入る。
残り1200mでサンテミリオンが2番手に浮上、3コーナーを回りブルーミングアレーが4番手に上がる。上位人気勢はほとんど前の位置で走っているようだ。マイペースで逃げるアグネスワルツは、直線に入って残り400mでも先頭を許さない。外からサンテミリオンとブルーミングアレーがやってきて、サンテがワルツに並びかける。残り200mでサンテミリオンが先頭に立ち、大外からアマファソンが追い込んでくるが3番手争いか。サンテミリオンはこのまま抜け出して1着ゴールイン。2着にアグネスワルツ、ブルーミングアレーとアマファソンの3着争いは、ブルーミングがわずかの差で先着してオークス優先出走権を獲得。
サンテミリオンが差し切り勝ちでフローラステークスを制して重賞初制覇。来月のオークスに名乗りを上げました。序盤から好位をキープし、直線では逃げ粘るアグネスワルツをかわしての快勝。2着と健闘したアグネスワルツは、5か月の休み明けを感じさせない走りを見せました。この2頭はともにゼンノロブロイ産駒で、フローラステークスで1,2フィニッシュを達成。オークスではサンテ・ワルツ・コスモネモシン・アニメイトバイオ・ギンザボナンザの「ロブロイチルドレン」たちが桜花賞馬・アパパネの包囲網を形成するでしょう。


来週は京都競馬場で日本最強のステイヤーを決める「春の天皇賞」が行われます。ドリームジャーニーが調教で脚の違和感を訴えて回避すれば、ロジユニヴァースも春天回避決定。昨年の覇者・マイネルキッツをはじめ、フォゲッタブル、テイエムアンコール、トウカイトリック、メイショウベルーガ、エアシェイディ、ジャミールが出走を予定しています。古馬最強を決めるレースとはいえメンバー的にも小粒感は否めない、2年連続の波乱決着もあるかもしれません。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ