日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

麺かたコッテリ! 2008.8.29 世にも奇妙なコッテリ物語 PART1

2008年08月31日 | マキシマムザホルモン
マキシマムザホルモンファンおよび福岡ソフトバンクホークスファンの皆様こんばんわ。今回は「マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!」の番組レポをお送りします。でもその前にナヲちゃん(川北奈緒のことです。決して大村直之ではありません)から諸注意がございます。

(チーン)
ナヲ:「ストリーミングが始まる前に一言我々からご注意のほうを。今週の麺かたコッテリ、とても怖い仕上がりになってございますので」
ダイスケはん:「心臓が弱い方はなるべく覚悟を決めてお聴きくださいませ」
ナヲ:「決して一人では聴かないでください…。それではストリーミング、スタート」
ダイ:「フハハハハハ…」
というわけで、今回の麺かたのストリーミングは怪談系の内容がたくさん含まれております。なお、このブログでは1人で見ても大丈夫なのでご安心ください。今回もいつもの通り2回に分ける予定です…。皆様覚悟はよろしいですか…?


3度の飯より飯が好き!
マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!
先週からゲストで来ている山口敏太郎さんが、ボーっとしてしまいタイトルコールを言い忘れてしまいました…。不吉な予感がジンワリ来てるよ。ダイスケはんが「ビンゴ終わりましたからね!」と叱責。前回は敏太郎さん司会のビンゴ大会があり、ダイちゃんがフルスイングビンタ&敏太郎さんの足の爪を嗅がされました。スタジオ内は大惨事だったそうです。
「今夜は気分をちょっとがらりと変わりまして、霊霊霊霊霊…、魔魔魔ぅっ…なトークをBayFMの電波に乗せてお送りしていきましょう『マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!』」
ダイちゃんとナヲちゃんの自己紹介の後、「怪談を語ることは、君へのラブソングなんだ。敏太郎です」またも敏ちゃんがキザなご挨拶をかましてくれました。このフレーズで胸がキュンとなる人は絶対いないし…。それにナヲちゃんに「噛んだでしょ」と言われました。で、この挨拶はボーっとしている間に考えて痛んだとか。他にもいろいろ考えていたと言うことで、こんな挨拶もありました。
「未確認生物を探すより、君の心を探すほうが大変だな。敏太郎です」イヤーーーッ!俺が女だったら即効でフルスイングビンタしてサヨナラだよ!どんなナル男ちゃんでも絶対言わねーし。もう一つはこれです…。
「作家の山口敏太郎ですよろしくお願いします」普通じゃねーかよ。最初っからこれで良かったのに…。

曲紹介終了後、ダイちゃんがよだれが止まらないということで、ナヲちゃんが「どんな現象なのか」と敏太郎さんに訊ねると、「これは珍しいですね。鼻水が止まらないのは妖怪サダの仕業だけど、よだれというのは初めて聞きました」妖怪サダというのは東北地方に伝わるお化けらしい。さらに溜め息をつかせる妖怪もいるんだとか。よだれ小僧と言うのを昭和の「妖怪子供図鑑」にあったんですが、もしかしたらダイちゃんは「よだれ小僧」に憑依されたのかもしれないそうです。
よだれ話の後、敏太郎さんにまたもキザなご挨拶が。「いつもフルスイング!君の心にビンタが届けばいいな。 山口敏太郎です」こんなの爽やかじゃなーい!下手すりゃどえらい下ネタですよ。前回はビンゴでしたが、今回こそは麺かた夏の恒例企画です。そう、これが無いと麺かたの夏が終わりません。題して
「世にも奇妙なコッテリ物語 2008」(テーマソングはやっぱりこれ)
というわけで今年もやってまいりました「世にも奇妙なコッテリ物語」。ダイちゃんたちが溜め息をつかせる妖怪に憑依されました。敏太郎さんいわく「溜め息ばっかりついてると憑依されてしまうよ」と注意しました。今回は敏太郎さんが「爪爪爪/『F』にちなんで」、爪とFにまつわるエピソードを語ります。Fといえば「FUTURE」(未来)のF、未来の予言とかもありますよ。爪に関してはキモい内容もあるそうで…。まずはこちらのエピソードから。

①爪というのは「夜爪を切ってはいけない」とか「燃やすといけない」というが、何故かというと、爪には魂がこもり易いという考え方があるというのです。昔の人は藁人形を打つとき、相手の髪の毛や爪を入手して、藁人形の中に入れて打ったりしていたらしい。髪の毛はよく聞くが爪にも効果はあるそうです。
また、茨城県の累ヶ淵(かさねがぶち)で三代に渡る怨霊事件が江戸時代に発生し、その祐天上人という和尚が封印する。自分が死んだ後に怨霊が復活してはならないということで、自分の人形を作って髪の毛や爪を封入して怨霊が納めてあるお寺に置いたのだ。つまり自分の魂を置くことで怨霊を封印するという今では考えられない除霊を行ったのです。弟子が頭蓋骨、爪、髪の毛を祐天聖人の像に埋め込んで、茨城の怨霊が封印されている寺に納める、祐天上人が「ワシが死んだ後、必ずこの人形を守ること、怨霊と戦うべし」と言って死んでいったそうだ。
晩年に隠居していたところが東京・目黒区の祐天寺の地名の元であり、お寺には祐天聖人の壁画があるそうです。祐天上人がいる限り、祐天寺という町は守られているのでしょう。累ヶ淵の怨霊事件は、後に落語家の三遊亭円朝の怪談話、歌舞伎などに伝わっているようです。

②爪にまつわる話で怖いのは、千葉県船橋市某所のお寺の前の電話ボックスで、不可解な現象が10年前から起きているというのです。電話をしていると、「逢いたい、逢いたい…。」という女性の悲愴な声が聞こえるのです。話している相手の声の間に割り込んできて、合間合間に「逢いたい…」が入って混線、ある時は剥がれた生爪がびっしりと電話にこびり付き、血だらけの生爪がビチビチビチと出てくるとか。掃除をしているお寺の関係者が、「おかしいな?いつも血だらけの生爪がついてくる」と疑問に思い調べてみたら、実は数年前にとある少女がお寺で自殺or他殺で死んでいたという。当時は昭和末期のことで彼氏に公衆電話で電話をするも会ってくれない、一方的な思いを伝えようとで生爪が剥がれるほど何度も電話したのだとか。その後少女はそのまま死んで行ったのです。あの生爪と謎の声が聞こえる電話ボックスは地元の人でも使わなくなったのでした。誰かのいたずらで切った爪を血付けで貼ったりしているのか、怨霊がつけているのかは不明ですが、少女が亡くなったのは事実です。

③敏太郎さんの祖母から聞いた話で、四国の都市伝説みたいなものですが、それは昭和初期から大正時期の頃に土葬をやっていた地域があり、3人の兄弟がいる母親が臨終間際に「私はこのまま死なない…。3日後に必ず還ってくる…。蘇る。だから私の死体を埋めた後は、3日後に必ず掘り返してくれ」と言って死んだらしいのです。お葬式をして山奥の村で土葬し、長男と次男は「あんな文明開化の世の中に、蘇ることなんてありえないだろ。おふくろは死ぬ間際になってわけわかんねえ戯言を言ったんだよ」と相手にせず、愚痴をこぼしました。でも三男だけは「どうしてもおふくろの言葉が気になる。兄さん掘ろうよ。死体をもう一回掘り起こそうよ!」と興味を持っていたのです。それでも兄達は「でもそんなことする必要ないんじゃない?気持ち悪いし。いくらおふくろの死体と言っても」と。結局どうしようもないということで兄弟げんかとなり、1週間後に掘り起こしたんです。棺桶を開けたら、ものすごい目を見開いた、爪を思いっきり棺桶の蓋にガーッと!生爪が剥がれてついていて、母親は既に死んでから3日後に蘇っていたのです。真っ暗な棺桶の中で「私は生きてるんだ!」と言う感じで、必死に棺桶の蓋を掻き毟っている跡が残っていたのでした…。そう言って敏太郎さんの祖母は亡くなったそうです。で、この生き返った母親と言う話は、おばあちゃんの知り合いから聞いた話です。こういうように爪は念がこもりやすいのです。
ダイスケはんが「女性は爪の手入れがよくやっているのは、どっかの潜在的な部分でキレイにするのか?」という質問がありましたが、自分の魂だから一生懸命大事にするんだろうと敏太郎さんは答えました。

ということで爪にまつわる怖い話は以上となります。「F」にまつわる話はまた後半にレポします。とりあえず前半はここまでです。



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松中の300号も…。 ドローに終わりました。

2008年08月30日 | HAWKS

オリックスとの2連戦を1勝1敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、29日から埼玉西武ライオンズとの3連戦。現在首位独走の西武にどこまで差を縮められるのか、チームにとって最も重要な3連戦のスタートです。

第1ラウンドの先発はソフトバンクが杉内、西武は涌井という北京五輪代表同士の投げ合い。1回、杉内は西武打線を3者凡退に打ち取る完璧な滑り出しを見せると、その裏に1死から森本学、松中の連打で1死1,3塁と先制のチャンスを迎えましたが、小久保と松田が倒れて先制点を挙げることが出来ません。2回に杉内は先頭のブラゼルにヒットを許すと、G.G.佐藤を空振り三振に仕留めた際に高谷がパスボール、ブラゼルを3塁まで進めさせてしまいます。先制のピンチを招いた杉内でしたが、後続を抑えて無失点。
3回、試合が動き出します。杉内は先頭の細川にヒットを許すと、ボカチカの場面でバッテリー間のミスもあり無死2塁とまたも得点圏に走者を背負います。この後、ボカチカと片岡を連続三振に仕留めて2死とするも、栗山にあわや本塁打となるセンターフェンス直撃の2塁打で先制を許してしまいます。続く中島に四球を与え、ブラゼルに右中間を破るタイムリー2塁打で2点を追加され、この回3失点を喫しました。
反撃したいソフトバンク打線はその裏、1死から本多が相手のミスで2塁まで進むと、2死後松中が涌井の4球目のストレートをジャストミート!打球はライトスタンド中間まで突き刺さる2ラン本塁打!松中はこれで通算300号のメモリアルアーチ。試合も1点差に詰めました。この後小久保がヒット、松田死球で1,2塁と同点のチャンスとなりますが、大村が三振に倒れて3アウト。4回には1死から高谷が四球で出塁すると、荒金のセンター前ヒットで1死1,2塁。本多の場面で暴投もあって2,3塁と絶好のチャンス。本多に期待が集まりましたが、結果は捕手フライで2死。しかし、続く森本学がレフト前タイムリーを放って同点に。なおも2死1,3塁で松中が登場。松中はセンターへ大きな当たりでまたも本塁打かと思われましたが、距離が出ずセンターフライ。
5回、今度は西武がチャンスを迎えます。ボカチカが四球で出塁のあと、犠打で2塁に進み、栗山のセンター前ヒットで1,3塁。中島の四球で満塁。杉内にとって正念場を迎えましたが、ブラゼルを三振、G.G.佐藤をライトフライに打ち取って満塁のピンチを凌ぎきりました。
同点のまま試合は終盤に突入。7回、ソフトバンクは先頭の本多が内野安打で出塁、森本の犠打で2塁となり、松中と小久保がともに四球で出塁して1死満塁。この逆転のチャンスに松田が最悪の併殺打。満塁の絶好のチャンスをモノにすることが出来ませんでした。
杉内は6回から8回まで西武打線を3イニング連続で3者凡退に抑えます。9回、杉内は先頭の中村を遊撃ゴロで打ち取るはずが、遊撃手・森本学が弾いてしまいエラー。続く佐藤友亮にライト前ヒットを許して無死1,2塁。細川の犠打で1死2,3塁と勝ち越しのピンチを迎えますが、ボカチカを空振り三振に仕留めて2死、続く片岡の場面でセンターへ弾き返されますが、途中出場の辻武史がファインプレーで勝ち越し阻止!この好プレーでその裏の攻撃に弾みをつくかもしれませんでしたが、3者凡退に倒れて延長戦に突入。杉内は9回を投げ終えたところでお役ごめん。
10回、2番手の篠原が中島に右中間フェンス直撃の2塁打を浴びると、3番手の水田はG.G.佐藤に内野安打を許して2死1,3塁と勝ち越しのピンチ。しかし、中村を空振り三振に仕留めてゼロに抑えました。その裏に2死から松田がヒットで出塁しますが、辻が凡退してサヨナラならず。11回、4番手・柳瀬が1死から細川にレフトスタンド中段への勝ち越し本塁打を浴びて手痛い失点を喫すると、2死後片岡にヒットを許したところで降板。5番手・三瀬は暴投と四球で1死も取れず。6番手の佐藤誠は中島を2塁ゴロに打ち取って3アウトとしました。同点に追いつかなければその時点でソフトバンクの負けとなる11回裏、先頭の中西が三振で倒れて1死となりますが、続く高谷の代打・吉川元浩が西武3番手・グラマンの初球ストレートをジャストミート!打球はレフトスタンドへ突き刺さる嬉しいプロ初本塁打!プロ11年目、育成枠から這い上がってきた吉川の一振りで同点、試合は本当の最終回・12回まで続行。
そして12回、ソフトバンクは馬原が登場。その馬原は西武打線から2つの三振を奪って3者凡退。この時点で西武の勝利は消滅。さあ今度はサヨナラ勝ちするしかない。まず先頭の森本が、西武4番手・谷中からライト前ヒットで出塁。松中は3塁ゴロで倒れますが、森本は2塁進塁。途中出場の仲澤が1塁ゴロの間に3塁まで進み2死3塁。松田敬遠で1,3塁となって、辻の代打・金子が登場。ここで決めればヒーローとなるところでしたが、2塁ライナーでTHE END。同点に追いつきながらも結果は4-4、12回規定で引き分けに終わりました。


パシフィック・リーグ公式戦 2008/08/29(金)
ソフトバンク-西 武 20回戦
(ソフトバンク10勝9敗1分、ヤフードーム、18:01、32998人)
L 003 000 000 010  4
H 002 100 000 010  4
(延長十二回規定により引き分け)
【投手】
(西)涌井、小野寺、グラマン、谷中、星野、大沼-細川
(ソ)杉内、篠原、水田、柳瀬、三瀬、佐藤、馬原-高谷、山崎
【本塁打】
(西)細川14号ソロ(11回、柳瀬)
(ソ)松中23号2ラン(3回、涌井)、吉川1号ソロ(11回、グラマン)


ソフトバンクにとって今季初のドローとなりました。今季はサヨナラ勝ちが多いのでこの日もサヨナラ勝ちに期待していたんですが、あと一本が出ませんでした。なんだろう、これは勝ちに等しいのか負けに等しいのか…。この試合は松中の300号&吉川の1軍第1号というメモリアルアーチが飛び出しました。先発の杉内は、9回まで打者37人に対して139球、6安打・3失点・12奪三振という内容でした。国内で約1か月ぶりの先発はエースらしい投球を見せました。打線のほうは2ケタ安打、この日もスタメン入りした森本は5打数3安打1打点と頑張りました。
延長11回に同点弾を放った吉川選手は、97年に近鉄にドラフト4位で入団→2003年に巨人へトレード、2軍では主力として活躍してファーム打点王に輝くも、1軍ではパッとせず戦力外通告→ソフトバンクの入団テストに合格して育成枠で入団、2軍で結果を残し続けて7月31日に支配下選手登録決定。8月17日に1軍登録されると、28日のオリックス戦では2塁打で逆転勝利に貢献、そして29日にプロ初本塁打を放って現在に至るのでした。苦節11年でようやく花開いた吉川選手、本当に長くて苦しかったことでしょう。チームの救世主となれるかどうかは未知数ですが、今後の活躍に期待したいと思います。
西武との第1ラウンドはドロー、西武のマジックは21となり、ゲーム差は8のまま。30日の第2戦はホールトンと帆足が先発予定です。土曜日はデーゲームですよ。少しでも差を縮めておきたいんですけど…。


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ファンの皆様、お待たせしました。

2008年08月29日 | HAWKS

前日は9回に登板した馬原が2安打のあとスクイズによる失点で今季初黒星、チームにとっても手痛い敗戦を喫した福岡ソフトバンクホークス。本拠地5連戦2日目はオリックスと対戦。この日は今季未勝利の新垣渚が先発しました。

1回、新垣はオリックスの上位打線から2つの三振を奪って三者凡退の好スタートを切ると、2回~4回までオリックス打線を無安打に抑える好投を見せます!特に3回は日高、大引を連続三振に仕留めてみせます。5回、先頭のローズを空振り三振に仕留めると、濱中をレフトフライに打ち取って簡単に2死としましたが、後藤に3球目のストレートをライトスタンドへの一発を浴びて先制を許してしまいます。この試合両チームにとって初安打というところが更に痛い。
打線の方は、4回までオリックス先発・近藤の前に無安打。出塁したのは初回に松中が四球を選んだ時だけ。そろそろヒット&同点が欲しい5回裏、先頭の松田がセンター前ヒットでチーム初安打を放つと、辻武史の場面で盗塁を決め同点のチャンスでしたが、辻が空振り三振に倒れて3アウト。なかなか近藤を打ち崩せないまま勝負は後半戦へ。
新垣は6回に2つの三振を奪って3者凡退。6回終了時点で9奪三振ですが、味方が逆転しない限りまたも敗戦投手となってしまいます。7回には1死からカブレラを四球で歩かせますが、続くローズを併殺打に打ち取って無失点に抑えました。8回、新垣は濱中、後藤に連打を浴びて無死1,3塁と追加点のピンチを迎えますが、日高を三振、塩崎を2塁ゴロ→本塁封殺で2死とします。しかし大引の場面で暴投してしまい1点を献上。やはり新垣はこの日も黒星なのか?
ところが、ソフトバンク打線が新垣のために猛反撃を見せます。1死から中西がライト前ヒット、2死後、高谷に代わってスタメンマスクを被っていた山崎の代打・吉川元浩がライト線への2塁打で2,3塁。ここでオリックスは先発の近藤に代えて2番手・清水が登板。長打が出れば同点のチャンスのところで、本多が遊撃への内野安打でまず1点を返します。なおも2死1,3塁の場面で、この日の遊撃・森本学(さとる)のところで本間が代打で登場。カウント2-2からの6球目がボールの場面で本多が盗塁を決めて2,3塁。フルカウントになって7球目のフォークを本間が捉えると、打球は3塁頭上を越えてフェア!3塁走者・城所、2塁から本多が生還して遂に逆転!!そして新垣が勝利投手の権利を得ました!
9回は馬原が登場。その馬原は坂口を遊撃フライに打ち取って1死としますが、続く村松にヒットを許したところで、カブレラとローズが登場。一発が出ればもちろん逆転の場面でしたが、カブレラを3球三振、ローズを5球目のストレートで空振り三振に仕留めてゲームセット!馬原が無失点で前日の汚名返上!3-2でソフトバンクが勝利、そして新垣が嬉しい今季初勝利です!


パシフィック・リーグ公式戦 2008/08/28(木)
ソフトバンク-オリックス 19回戦
(オリックス10勝9敗、ヤフードーム、18:02、32490人)
Bs 000 010 010  2
Sh 000 000 03X  3
【投手】
(オ)近藤、清水、川越-日高
(ソ)新垣、馬原-山崎、高谷
【責任投手】
(勝)新垣9試合1勝4敗
(S)馬原11試合1敗6S
(敗)清水26試合4勝2敗1S
【本塁打】
(オ)後藤8号ソロ(5回、新垣)


遂にと言うよりやっと新垣が今季9試合目の登板で初勝利を挙げることができました。新垣は昨年の9月以来の勝利となります。この日は8回まで打者27人に対して103球、被安打3・11奪三振・1四死球・2失点・被本塁打1という内容でした。5回2死まではオリックス打線をパーフェクトに抑えたんですが、後藤に手痛い一発を浴びてしまいましたね~。8回にはまたも暴投が出てしまいました。「暴投しないでくれ!」というファンの声がわかっているはずなのに、やはり出てしまうんですね…。新垣の暴投癖は普通なのでしょうか?
試合後のインタビューでは「初勝利のときくらい感動した。勝つことの難しさをあらためて知った」と話し、思わず号泣していました。新垣は今季2度も2軍落ちを経験、1軍復帰してからはロッテ戦で8失点、西武戦では1イニングで3暴投、1試合でも5暴投と2つのワースト記録を樹立してしまい、2試合とも結果を残せずにいました。もしこの日のオリックス戦でも結果を残せなかったら今季は終わりだろうと思っていましたが、オリックス打線から11個の三振を奪って完全復活をアピールしました。今後も28日みたいな好投で白星を重ねてほしいですね。
打線のほうですが、チーム全体で5安打と寂しいものでした。先発の近藤には1安打に抑えられましたが、8回にオリックス中継ぎ陣から3連打で試合をひっくり返しました。吉川、本間といった代打組が結果を残し、本間は1軍復帰後初打点を挙げました。この日は2番遊撃に森本学、9番捕手に山崎勝己が先発出場しましたが、両者とも無安打に終わりました。
結果的には勝ちましたが、内容からすると打線がイマイチですね。金曜日からの西武との3連戦に不安を残した試合に思えました。で、この日は日本ハムがロッテに負けたということで、2位に返り咲きました。西武との3連戦は首位攻防戦、杉内と和田の北京五輪組が復帰します。金曜日の第1ラウンドは杉内が先発。対する西武は涌井が投げますか…。現在8ゲーム差、もしソフトバンクが西武に3タテすれば5に縮まります。それでも西武との差は遠いですね…。仮に11ゲームになると、優勝どころかAクラスキープも厳しいでしょう。できれば勝ち越してくれ…。



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コメント (2)
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麺かたコッテリ! 2008.8.21 PART2

2008年08月28日 | マキシマムザホルモン
21日の「マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!!」は、麺かたの夏と言えばこの男!山口敏太郎さんが今年もスタジオに遊びに来てくださいました~。当初は「世にも奇妙なコッテリ物語2008」の予定でしたが、急遽「山口敏太郎 恐怖のびんびんビンゴ大会」に変更。ビンゴすれば太郎ちゃんのフルスイングビンタ、「敏詰め」、そして敏太郎さんがこの夏全速力で書いた本を1冊プレゼントというご褒美つきです。それでは、波乱含みのビンゴ大会の模様をほぼ一部始終でご覧ください。


まずスタートする前にビンゴカードを選択し、好きなところに○をつけます。ナヲちゃんは絶好調男・中畑清さんの背番号にちなんで「24番」、ダイスケはんは桑田真澄さんに敬意を表して「18番」に○をつけました。番号が書かれているカードを1枚ずつ引いていきます。「おーし、久々にビンゴやるどー!」ナヲちゃん気合入ってます!それでは「恐怖のびんびんビンゴ大会」スタート!
まず太郎ちゃんが引いたのは「I-22」。まずはナヲちゃんがヒット!斜めの位置にあるみたいですね…。斜めビンゴの場合はフルスイングが待っています。2枚目はダイちゃんが引いて、「I-20」と引きましたが該当無し。3枚目の「N-36」は両者ともヒット!ダイちゃんが「敏太郎さんも参加しない?」と持ちかけましたが、敏太郎さんはあくまでもこの企画の進行役です。4枚目は「O-71」。これはナヲちゃんがヒット。「Oは1番でしょ?」ダイちゃん、それは「サダハルンバ」王監督ですよ。5枚目の「O-68」もヒットしたナヲちゃん、これで3回連続で発見して絶好調。ダイちゃんの方は「全然ないんですけど!」と言うとおり、まだFREEの「18番」以外は1つしか当てていません。6枚目の「N-44」は該当無し、7枚目の「O-75」はナヲちゃんがヒットしました。ダイちゃんは「なんでOばっかりやん!」と怒り心頭。どんまーい。ナヲちゃんは斜めに近づいているということは、フルスイングビンタまであと少し!回避できるかな?
さあどんどん参りましょう。8枚目は「G-50」ようやくダイちゃんヒット!9枚目の「O-66」、10枚目の「I-23」と3連続ヒットを出して追い上げ態勢に突入!ダイちゃんは今、横につながっていますね。ナヲちゃんも「I-23」をヒットしています。スタジオもだんだんヒートアップしてきました!敏ちゃんが引いた11枚目は「B-4」。ここはナヲちゃんヒット。ナヲちゃんは空きすぎなんですがバラバラなのでリーチになっていません。12枚目の「N-45」もナヲちゃん発見。そろそろリーチになってもいいんだけどなぁ~。敏太郎さんに「統一性が無いですね」と言われちゃいました。13枚目の「I-18」はダイちゃんが○をつけていたところですね。これでビンゴすれば敏太郎さんの本がもらえますよ。ダイちゃんが引いた14枚目は「G-59」。ナヲちゃんが当てて10個に到達しましたが、リーチが来ない…。遠いですね。ナヲちゃんが「みんなもやってますか?」、ダイちゃんが「ネットのほうからでもダウンロードできます」と言ってますが、実際にはやっておりませんので…。15枚目、「I-26」。ナヲちゃんがまたもヒットしましたが、リーチ来ないやんけ!もうほとんど半分近く開いてて、普通ならば揃ってるんですがねえ。これもある意味怪談やわ…。
16枚目、ナヲちゃんが引いたのは、清の「I-24」!遂にキターッ!リーチですっ!斜めではなく縦リーチ。フルスイングの危機は一応乗り越えたみたいです。「I-16」が出ればビンゴ達成です。ダイちゃんは「かすりもしてません。ダメダメ」。ネガティブになってるけどダイちゃんも頑張るっ!(←アタック25の児玉清風に)気を取り直して参ります。17枚目は「O-70」。またOですか…。と言っている間にナヲちゃんがダブルリーチ!「64」が出ればビンゴです。「開きすぎちゃって軽くなっちゃった」とナヲちゃん。普通だったら2~3列完成してるわ。18枚目の「N-39」でダイちゃんが久々にヒットが出ました。ダイちゃんのほうはまとまってるので、もしかしたらナヲちゃんより先にビンゴになるかもしれません。といってもナヲちゃんが優勢だね。次にナヲちゃんが引いたのは「47番」。おっ、トリプルリーチ!ダイちゃん万事休す…。「7」「16」「64」でビンゴ達成となります。次に来そうな予感…。ナヲちゃんが斜めに行って欲しいと願っているダイちゃんが引いたカードは「B-6」。ナヲちゃん発見したんですが、残念ビンゴならず。既に20枚を引いていきました。次は「51番」。イチローの番号でダイちゃんヒット!ここは一矢を報いました。でもダイちゃんはリーチ来てないやないかーい。敏ちゃんが引いたカードは「G-48」。ダイちゃんがまたもヒットしましたが、ナヲちゃんこれで4thリーチ!ダイちゃんは「56」か「46」が出て欲しいようです。さあビンゴはどっちだ?次の番号は、「21番」。ダイちゃんにリーチ!これは次の番号でビンゴが決まりそうな予感。「I-25」が出れば逆転でビンゴです。ちなみに縦リーチらしいです。
さあ23枚目ドンッ!「B-12」はダイちゃんがヒットして斜めリーチ!ヤバい!「O-74」が出れば斜めビンゴ、フルスイングビンタだぞ。両者ともビンタにリーチ…。いやーな予感。ナヲちゃんはまたもヒットして、ビンゴカードの25マスのうち残り8マスとなりました。開きすぎです。「0-74」が出て、ダイちゃんが斜めビンゴだったら番組的にオイシイんだけどね~。24枚目の「G-56」でダイちゃん縦リーチ!緊迫してまいりました!ナヲちゃんは4つ、ダイちゃんはリーチが2つ。そして25枚目、「74」!おめでとーうございまーす!ダイちゃんBINGO!斜めBINGOでフルスイング~♪ かっとばせー敏太郎!西武倒せーOH!
「何なのこの展開…」。ダイちゃんショックなのか…?想定の範囲内通りにビンゴしてくれましたねー。ナヲちゃんは「ライオンのごきげんよう」のテーマソングをハミング。さあお待たせしました!「フルスイング敏太郎」のお時間です。ダイスケはん、メガネを外してくださいよ。敏太郎さんはフルスイングの準備は万全です!では参りましょう!フルスイング敏太郎2008!ダイスケはんの頬をフルスイングで張る敏太郎さん、「バチン!」という音が強烈に響きましたっ!これは効いたぞ~。ダイスケはん、言葉にならないほどの痛みでコメントできずKO…。合掌…。これを見たナヲちゃんは失笑しながら、「これただの説教じゃねーかよ」。ようやく言葉が出るようになったダイちゃん、「あの…、太郎さん、これあの…、耳がこうキーンと鳴るのはオカルト現象ですか?」。敏太郎さんは「たぶん耳鳴りの音だと思います」それもあるけど、鼓膜が破れたときの音だと思いますが。ダイちゃん汗ダラダラ…。
さあビンゴが出ましたが、まだまだビンゴ大会は続きます。次は敏太郎さんが引きます。通算26枚目のカードはこちらっ、ズドン!「G-46」ってことは、またもダイちゃんBINGO!縦ビンゴということで、「びん詰め」でーす。桃屋のごはんですよとイカの塩辛がプレゼントされるはずなのに…。なぜか指令が出て、「まずヒジをついてください」。ダイちゃんたちは「?」。「びん詰め」は「びん詰め」でも「敏爪」かよっ!これを知ったダイちゃん、「もう嫌やーっ!お前ふざけんなよ!」とキレた。だって桃屋の美味しい瓶2点セットが貰えるはずが、敏太郎さんのオイニーを嗅がなければならないという「罰ゲーム」になってるじゃん!コッテラーだってキレたいよ…。むしろ泣きたいよ!
で、敏太郎(敢えて呼び捨て)は足の爪をほじくっている…。どどどど、どんだけぇー。ダイスケはんは引いている様子です。一方のナヲちゃんは安堵しているのかどうか…。ナヲちゃんが1回だけチラ見すると、そんなに入っていないようです。それではダイスケはん、準備はよろしいでしょうか?敏爪、執行!敏太郎の足爪を嗅いだダイちゃん、その反応は…。「ブウェッ!」出ましたナイス吐き気!そしてダイちゃんの口から何か出たぞ!そして敏太郎さんも自らオイニーを嗅いで臭いを感じた模様です。嗅いだ感想は、「涙が止まらないのはオカルト現象ですか?」これに対し敏太郎さんは「憑依現象だと思います」と返す。収録が終わった後、トラウマにならなければ良いんですが…。で、ビンタ&オイニーを受けなかったナヲちゃんは、「ここまで回避したのは助けてくれたんだな。守護霊が」とホッとした様子でした。


というわけでビンゴ大会はこれにて終了。終盤にダイちゃんの猛ラッシュで2つのビンゴで逆転しましたが、斜めビンゴの「フルスイング敏太郎」で敏太郎さんにビンタされ、縦ビンゴの「敏爪」で足の爪を嗅がされるという結果に終わりました。まさに「恐怖のびんびんビンゴ大会」というタイトル名に相応しいものでした。こんなミラクルが起きるのを信じるか信じないかは、あなた次第です。なお、抗議のコメントは一切受け付けませんのでご了承ください。
さて敏太郎さんの今後の予定ですが、リイド社から「帝都伝説」、「恐怖卵」、ホリプロのお笑い芸人・島田秀平さんとの共著「異界神話」(マガジンランドから)、「学校裏怪談」、「都市伝説学者山口敏太郎」(青林堂)を出版しています。「都市伝説学者~」は、敏太郎さんが主人公になって謎を解きます。実際にホルモンが読んでみると、敏太郎さんがひげ面でシュッとしているみたいです。ホルモンのホーム・八王子をテーマにした作品も書かれてあり、敏太郎さんいわく「八王子には心霊スポットとして結構ヤバいところで、封印しているところもある」とのことです。それを知りたいのなら、本屋さんで買いましょう。敏太郎さんには次回も登場するので、今度は「世にも奇妙なコッテリ物語」が聴けそうです。夏の終わりは怪談ですなぁ。


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北京の代償は痛い

2008年08月27日 | Sports
北京五輪の野球日本代表は4位いう結果でとメダル無しに終わりました。北京五輪が終わって2日経ちましたが、ここに来て北京で悪化した人が出ました。

まず、福岡ソフトバンクホークスの川崎宗則選手が左足骨折をしていたことが発覚。北京出発前に左足甲の骨膜炎を発症→キューバ戦で骨膜炎を悪化、遊撃手の座を中島裕之選手に譲りました。準決勝の韓国戦、3位決定戦のアメリカ戦も出場していたんですが、もしかしたらこの2試合で骨折したのかもしれません。帰国後に福岡市内の病院で精密検査を受けた結果した結果、左足第2中足骨の疲労骨折と診断。全治は未定で10日間は安静しなければなりません。完治次第復帰する予定なんですが、早くても9月下旬、今季絶望の可能性まであるそうです。
川崎選手は「27日からでも試合に出る。医者に止められても出たいよ」と話してますが、無理だけは絶対にしないで欲しい。仮に強行出場しても骨折が悪化するだけです。川崎の穴を埋める選手には仲澤、明石、本間がいるんですから。レギュラーシーズンは棒に振ってもいいのでリハビリに専念してもらいたいです。

そして26日には阪神タイガースの新井貴浩選手も疲労骨折していました。新井選手は7月から五輪辞退を考えていたほどの腰痛を抱えていて、北京終了後に大阪市内の病院で精密検査した結果、「第5腰椎の疲労骨折」と診断されました。岡田監督は「シーズン中は無理だろう」と話していたことから今季絶望の可能性も出てきました。星野さんも新井選手の腰痛はわかっていたはずなのに、欠場させず全試合4番で使い続けていましたね。腰痛の影響かどうかわかりませんが、打率.275、1本塁打とイマイチな結果でした。腰痛を抱えていたのなら代表を辞退すればよかった…。

そんな川崎選手と新井選手を「壊した」とされている星野監督は、来年の第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表監督を要請されているようで、ナベツネも後押ししているらしいです。お願いです、星野さんだけはやめてください!WBCも続投したら勝てません。ナベツネが「星野くん以上の人物がいるかね?」と言ってますが、いますよ!千葉ロッテのバレンタイン監督なら適任だと思いますが。川崎さん、WBCでも星野さんだったら辞退したほうがいいですよ。


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北京オリンピック閉幕

2008年08月25日 | Sports

17日間に渡って行われた北京オリンピックが遂に閉幕しました。今大会、日本が獲得したメダル数は、金メダル:9個、銀メダル6個、銅メダル10個、合計25個獲得しました。北島康介選手の2連覇もあれば、なでしこジャパンの大健闘、ソフトボール日本代表が悲願の金メダル、ウサイン・ボルトが全て世界新記録で3冠達成と様々な種目で私たちを感動させました。そこで、私が勝手に選んだ名場面ベスト10&個人部門賞を紹介しようと思います。

まずは名場面勝手にベスト10から。
第10位:内柴正人 息子に捧げる金メダル
3日目に登場した柔道男子66kg級・内柴正人選手が2連覇を達成したとき、奥さんと息子がいる観客席に向かって「ひかるーっ!ひかるーっ!」と叫ぶ姿が印象的でした。内柴選手が勝てない時期に長男・輝くんが、「パパはチャンピオンなのにどうして勝てないの?」と言われたことがきっかけで、かつての強さを取り戻しました。輝くん、お父さんは強いんだよ~。

第9位:塚田真希あと少しで金メダルを逃してしまう
あれは本当にショックでした。女子78kg超級の塚田真希選手が決勝戦で中国の選手に途中までリードしながらも、残り10秒近くで一本背負いで逆転一本負けを喫してしまいました。90%近く手中にしていた金メダルが…。でもよく頑張ってくれました。

第8位:フェンシングに初のメダル!
男子フルーレの太田雄貴選手が現メダルを獲得して、日本フェンシングに初めてメダルをもたらしました。準々決勝では世界選手権を制したペーター・ヨピッヒ、準決勝ではアテネで銀メダリストのサルバトーレ・サンツォと強豪を次々と撃破して決勝進出。決勝では敗れましたが、価値ある銀メダルといって良いでしょう。太田選手はフェンシングに専念したことでニート状態、現在求職中だそうです。日本一強いニートはどんな会社に就職できるのか?

第7位:ママでは銅
日本人金メダル第1号として期待されていた谷亮子選手でしたが、準決勝でルーマニアの選手に敗れて五輪3連覇ならず。3位決定戦では一本勝ちで意地を見せ付けて銅メダル。92年のバルセロナ五輪から5大会連続メダルを獲得したのでした。谷選手は試合後は引退を示唆していましたが、24日にテレビで現役続行を宣言しました。陸上ではラドクリフさんやヌデレバさん、赤羽有紀子選手が育児をしながらも競技に出続けてるんですから、谷選手だってまだまだ出来るはずです。今度のロンドンこそ「ママでも金」実現なるか?

第6位:リレー日本代表銅メダル!
男子400mリレーで日本代表が38秒15のタイムで銅メダルを獲得、リレー種目では男女初、トラック種目では1928年のアムステルダム大会の人見絹枝さん以来80年ぶりの快挙達成となりました。アメリカ、イギリスといった強豪が消えたこともあるんですが、日本の緻密なバトンパスの練習の成果が発揮できたことがメダル獲得の秘訣だったと思います。決勝レースを見たときは家族みんな大騒ぎとなり、メダル獲得の瞬間は大興奮で泣きそうになりました。アンカーの朝原選手はこの大会を最後に現役引退を表明していて、最後のレースが最高の形で終えたのは嬉しいでしょう。

第5位:マイケル・フェルプス8冠達成
アメリカ競泳のエース、マイケル・フェルプス選手が200m自由形、100m&200mバタフライ、100m&200m個人メドレー、100m&200m自由形リレー、400mメドレーリレーの8種目で金メダルを獲得。これはミュンヘン五輪でのマーク・スピッツの7冠を上回る前人未到の偉業です。このうち7種目で世界新記録、100mバタフライではまさかの敗北を喫すかと思われましたが、ゴール寸前で大逆転のドラマを起こしました。9日間で17レースを泳ぎきったそうで、本当にお疲れ様というしかないですね。

第4位:なでしこジャパン大健闘
サッカー女子日本代表がベスト4まで進出するという大健闘を見せました。一度は厳しい状況まで追い込まれましたが、ノルウェー戦で圧勝してベスト8入りを果たしました。決勝トーナメントでは中国に2-0、準決勝のアメリカ戦では2-4で完敗に終わりました。3位決定戦も敗れて4位に終わりましたが、過去最高の成績をおさめました。なでしこジャパンはノルウェー戦での後半4得点、地獄から這い上がってきて中国に勝利、準決勝で大野選手が先制ゴールと様々なインパクトを起こしました。日本の女子サッカーがここまで強くなったのは本当にお見事です。男子五輪代表もなでしこを見習って欲しいですよ。

第3位:ソフトボール代表悲願の金メダル
日本のエース・上野由岐子投手が準決勝・3位決定戦・決勝の3試合で先発し、全て投げきり、2日間で28イニングも投げていました。決勝で対戦したアメリカとは2度対戦して2連敗、3度目の対戦となった決勝で遂にアメリカを倒しました。上野投手の力投がもたらした金メダルといっても過言ではありません。本当に上野投手のスタミナには驚かされましたわ。アメリカの五輪4連覇を阻止して、いったん最後となる五輪で金メダルを獲得。2016年大会は復活してほしいものです。

第2位:ウサイン・ボルト3冠全て世界新記録!
ジャマイカのウサイン・ボルト選手が100m、200m、400mリレーで3冠達成、しかも全て世界新記録のおまけつき。100mでは流しながらも9秒69の世界新、200では全力で19秒30を出しました。ボルト選手が世界新を出したとき、NHKのアナウンサーが「人類史上最速の欽ちゃん走りと言い、ゴールした後のパフォーマンスは思わず真似しちゃいました。金のスパイクを履いていたのもボルトらしかったですね。ボルト選手はどこまで記録を伸ばすのか楽しみになってきました。


第1位:北島康介アテネに続いて2冠達成
北島康介選手が100m平泳ぎで58秒台をたたき出して世界新記録、200mも世界新の期待が集まりましたが、惜しくも更新ならず。それでも五輪新で2冠を達成しました。100mの時は「凄い!やったー!」と思い、200mは「やっぱり強かった」という印象を受けました。400mメドレーリレーで銅メダルを獲得して今大会は3つのメダルを獲得しました。北島選手は北京を最後に引退する噂があるんですが、本当に引退してしまうんでしょうか?引退したら日本水泳界にとって痛手となることは当然です。できればロンドンまで現役を続けてください!




続いては個人賞です。
敢闘賞:澤穂希(なでしこジャパン)
なでしこジャパンの不動のエースは、今大会チーム最多の3得点を挙げました。準々決勝ではヘディングで先制ゴールを決め、ベスト4進出に貢献しました。やっぱりエースはやってくれますねぇ。
技能賞:谷本歩実(柔道)
女子63kg級の谷本選手は全て一本勝ちで連覇達成。全て一本勝ちで連覇というのは難しいのに、谷本選手は簡単にやってしまいました。これは文句無く技能賞です。
殊勲賞:ウサイン・ボルト(陸上)
ソフトボールの上野投手、水泳の北島選手も捨てがたいんですが、ここは外国人のボルトに決定です。あの速さは衝撃的としかいえません。誰も破れないだろうと思われたマイケル・ジョンソンの200m世界記録を更新したときは、日本人が金メダルを獲ったこと以上に感動しました。ボルトを超える選手は当面いないかもしれません。
新人賞:内村航平(柔道)
体操の内村選手は団体、個人総合で2つの銀メダルを獲得。19歳とは思えない美しい演技を見せ、個人総合は体操ジャパンの世代交代を印象付けた銀メダルでした。ロンドンではもちろんエースとして活躍し、北京で果たせなかった金メダルを獲得してくれることでしょう。
見ればよかった賞:ケイリンの永井清史選手
日本発祥のスポーツである競輪で、日本人選手が始めてメダルを獲得しました。それなのにテレビで見れなかったのは残念としかいえません。競輪好きな私にとって、このメダル獲得は嬉しいです。女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワの世界新記録の瞬間も見たかったんですが、ここは永井選手とします。
サポーター賞:江頭2:50
国際映像に江頭さんの顔が映し出されたのには本当にビックリしました。全身金色のタイツ姿で応援していたんですから。そんな江頭さんは女子レスリング会場で吉田沙保里選手、伊調千春選手を応援していて、吉田選手が金メダルを獲得したときは祝福?していました。江頭さんと女子レスリング代表には意外な関係があり、①吉田選手が長野で聖火リレーをしていたとき、沿道で応援している江頭さんを見て手を振っていた②伊調千春姉さんがエガちゃんのファンであるということです。そんな「女子レスリング界の勝利の女神」的存在の江頭さんは、32.8%の瞬間最高視聴率を獲得。またも江頭伝説を作り出してしまいました。

というわけで、日本中を興奮させた北京五輪は終了。日本選手団の皆さん、本当にお疲れ様でした!2012年のロンドン五輪も日本人選手の活躍に期待しましょう。


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麺かたコッテリ! 2008.21 PART1

2008年08月24日 | マキシマムザホルモン
3度の飯より飯が好き!
マキシマムザホルモンの 麺かた、コッテリ…。
タイトルコールからホラームードですね…。そうなんです。今回は「麺かたの夏男」が今年もBayfmのスタジオにやってくるんです…。
「今宵も常識と非常識のあいだを行ったり来たり、いや非常識に大変寄りがちなトークをBayFMの電波に乗せてお送りできればいいなと思っております」
いつもは明るいときもあればグダグダなときもあるオープニングも、今回だけはヘヴィーです。だって、ホラーだもの。さあその「夏男」が初っ端から登場してもらいましょう。「日本の夏、麺かたの夏と言えばこの方でございます!」(ダイスケはん)
「怪談を語ることは、愛を語ることと一緒だ。どうも、1年ぶりのご無沙汰です。山口敏太郎です!」
いきなりのクサい台詞で山口敏太郎さんが登場!これにはダイちゃんもナヲちゃんも目がテーン。ダイちゃんが「それはつまり、WANDSの名曲・愛を語るより口づけをかわそう改め、愛を語るより怪談をかわそうってことですか?」と尋ねると、敏太郎さんが「そんなことですね」。ナヲちゃんが「この人だんだんレベルアップしてる」と言うとおり、敏太郎さんのトークのレベルが年々進化しております。「今まで敏ちゃんと呼んだけど、これからは太郎と言います」こらっダイちゃん、敏抜きはダメでしょ!敏ちゃんいや太郎じゃなくて敏さまと言いなさい!
最近の敏ちゃんはもとい太郎は、麺かたが載っていないウィキペディアに載っているらしいです。その内容はこちらです「麺かたのウィキペディアが無いのに、麺かたの常連。それが一番怪談だわ」。ダイちゃん、ある意味怪談だね。ただ、太郎は「誕生日も2月7日生まれにされたり、出身大学も日大になったりね、どんどん変わったりするんですよ。ガセの情報がずいぶん来ちゃって、2月にいっぱい『誕生日おめでとう』とメールが来て、俺7月なのにと思ったら、ウィキが原因で…」とウィキにまつわる迷惑なエピソードが語られていました。入れるのはいいけど、そのたびに事務所のほうで直さないといけないんだそうで…。「そういっている間にデマとかガセがたぶん増えますよ。調子に乗るやつが出てきて」と心配するダイちゃん、敏ちゃんは「いろんな情報がありますよ。東北に弟が住んでいるって」ウソだろー!ダイちゃん思わず大爆笑。敏ちゃんには本当に兄弟が2人いるんですが、千葉在住だそうです。ちなみに敏太郎さんは徳島出身で、神奈川大学出身、誕生日は7月です。ナヲちゃんが「千葉ですよー。書き換えてくださーい」と促したのでした。ナヲちゃんが敏太郎さんの誕生日の話をすると、「そのうち誕生日諸説ありと言われるんじゃないか」と答え、「100年後歴史上の人物みたいになっちゃうんじゃないか」と未来のことを気にしている様子でした。ダイちゃんが「もしかしたら100年後、まだ生きてる」と言ってますが、さすがに死んでるでしょ。生きてたら142歳でっせ。さすがに敏太郎さんも「妖怪やん」。そらそうだ。
敏太郎さんは収録当日、スタジオ入りする瞬間に「はぁ、疲れた」とこぼしていました。ダイちゃんが「どうしたんですか?」と心配していたら、その理由はまだ20本書かなければいけないからだそうです。現在13冊目が出て、14,15冊目を製作中なんだとか。多忙なスケジュールの中、ご苦労様です。他にもサンデージャポンに出演していて、「サンデージャポン!」を5,6回言わされたそうだ。例えば、「これはツチノコですね。サンデージャポン!」敏太郎さん宅のリビングで嫁さんと犬が見ているところでタイトルコールを叫んだそうです。するとナヲちゃんが敏ちゃんに「これはツチノコですね。BayFM」と言って欲しいとリクエスト。それに応えた敏ちゃん、「これツチノコですね、BayFM」これBayFMのジングルに使ってほしいわぁー。敏ちゃん、BayFMファミリーの仲間入り決定!
そんな太郎ちゃんは最近喘息をわずらってしまったらしく、腰痛で苦しんでいる嫁さんにせんねん灸をすえ、煙を吸い込みすぎたのが原因で喘息を発病したということです。みなさん、せんねん灸を使用する際は使用上の注意をよく読んでくださいね。そして留守電には、敏太郎さんの肉声によるメッセージが録音されていました。
(プッ、プッ、11時39分)
「もしもしー、お世話になっております。山口です。相変わらず体調が回復しません。本当に申し訳ないんですけども、次回の収録に間に合わせることができるでしょうか?どうも…。声が出なくてですね、複雑な状態でですねキツいような感じです。すいませんがよろしくお願いします」
(もう一度聴くには1を…)
「どうも…。声が出なくてですね…」思わずリピートする留守電、本当に切ないですね。
(もう一度聴くには1を…)
「どうも…。声が出なくてですね…」
(もう一度聴くには1を…)
「どうも…。声が出なくてですね…」
(もう一度聴くには1を…)
「どうも…。声が出なくてですね…」やめなさいっ!敏太郎さんは苦しんでるんです!それに持病を抱えながらスタジオに遊びに来たんですよ。それにしても声に張りが無くて元気が無いわ・・・。スタッフも思わず取っておいてしまいました。敏ちゃんが「くれぐれもせんねん灸をすえるときはマスクをしろ!」と言ってますが、そういうあんたがマスクすればよかったでしょう。ホルモンの「F」が流れている間、ホルモンと太郎ちゃんは喘息話で盛り上がっていました。

さあ敏太郎さんの喘息トークの後は、今回のメイン企画!みんなが楽しみにしている夏恒例の「世にも奇妙なコッテリ物語2008」をお送りするはずでしたが、予定を変更してこちら!
「山口敏太郎 恐怖のびんびんビンゴ大会」
ダイ&ナヲ「えっ!?はっ!?」そりゃ驚くよな。今でも信じられません。この企画は敏太郎さんが進行役を務めさせていただきます。ルールを説明すると、ビンゴということで縦、横、ななめ揃ってもOK。ななめビンゴの場合は素敵なフルスイングビンタのご褒美が待っています!もらっても素直に嬉しくない&ありがたくないプレゼントです。ダイちゃんたちも「いらないわ!」と大ブーイング。縦横ビンゴだったら「敏づめ」がプレゼント!桃屋のごはんですよ&イカの塩辛が置いてありますね。さらに1ヵ所だけ好きなところに○をつけて、それに絡むビンゴだった場合は好きな本を1冊プレゼント!これにはナヲちゃん大喜び!瓶太郎さん曰く「この夏全速力で書いた本」とのことです。これはもうGETするしかないですよねっ。嵐を呼ぶかもしれない「山口敏太郎 恐怖のびんびんビンゴ大会」いよいよスタートですが、この続きは次回です…。



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星野JAPAN、準決勝で韓国に逆転負け 陸上では男子400mリレーで日本が銅メダル!

2008年08月23日 | Sports

北京五輪15日目、野球日本代表が準決勝で韓国とリベンジマッチ、陸上では男子400mリレー決勝で日本がメダル獲得に挑戦しました。


予選リーグは4勝3敗の4位通過で準決勝に進出した星野JAPAN。勝てばメダル確定となる試合で予選1位の韓国と対戦。予選では9回に岩瀬が炎上して5-3で逆転負けを喫しています。準決勝の先発は杉内俊哉が登板しました。
1回、日本は先頭の西岡剛が内野安打のあと韓国の1塁手・イ・スンヨプと接触して走塁妨害で2塁に進塁します。この後1死1,3塁で新井貴浩が投手ゴロ。2塁フォースアウトとなりますが、1塁はセーフ。併殺崩れの間に日本が先制します。3回、1死から西岡が四球を選んで出塁すると、荒木雅博の犠打で2塁、韓国先発・キム・グァンヒョンの暴投で3塁まで進み、青木宣親がレフト前タイムリーを放って1点追加して2-0とします。先発の杉内はその裏、韓国打線を3者凡退に抑える上々の滑り出しを見せると、2回には2死から四球で走者を出しましたが、後続を打ち取ってこの回も無失点。3回も四球の走者を出しますが、イ・ジョンウクを1塁ライナー併殺打に打ち取って無失点。3回まで無安打の好投が続きます。
日本2点リードで迎えた4回、韓国は先頭のイ・ヨンギュがレフト前ヒット、日本左翼手・佐藤隆彦が後逸する間にヨンギュは2塁まで進みます。続くキム・ヒョンスもレフト前ヒットで無死1,3塁。イ・スンヨプが併殺打の間に3塁走者が生還し1点を返します。2死となりましたが、キム・ドンジュがセンター前ヒットを放ったところで、日本は杉内に代えて川上憲伸が2番手で登板。川上は最初の打者を四球で歩かせますが、続くコ・ヨンミンを直球で見逃し三振に仕留め、韓国の反撃を1点に食い止めました。
このあと試合は、続投の川上が5回を3者凡退に抑え、6回には成瀬善久が韓国上位打線を無失点に抑えます。打線の方は5回に西岡がこの試合2本目となるレフト前ヒット、6回には青木がレフト前ヒットを放ちますが、何れも得点に絡むことができず。キム・グァンヒョンの前に追加点が奪えません。日本1点リードのまま終盤の7回に突入します。
7回、日本は4番手に藤川球児が登板。先頭のキム・ドンジュを空振り三振に仕留めますが、四球とヒットで1死1,2塁となります。カン・ミンホを空振り三振に仕留めて2死となりますが、続く代打イ・ジンヨンにライト前に弾き返され、2塁走者が生還して同点に追いつかれてしまいます。8回、5番手に岩瀬仁紀が登板。その岩瀬は先頭のイ・ヨンギュにレフト前ヒットを許しますが、キム・ヒョンスを三振に仕留めて1死。ここで迎える打者は韓国の4番で不振のイ・スンヨプ。カウント2-1、岩瀬が投じた5球目のストレートをライトへ。打球は大きく伸びてスタンドイン。岩瀬が韓国の主砲に一発を浴びて逆転されてしまいました。逆転された日本は、6番手・涌井秀章も韓国打線につかまります。2死1塁からコ・ヨンミンをレフトフライに打ち取ったかと思いきや、レフト・佐藤が落球してしまい1点を追加されます。さらにカン・ミンホにセンターオーバーの2塁打で1点を追加され、この回4失点奪われ2ー6と態勢はほぼ決しました。
9回、日本は韓国2番手・ユン・ソクミンの前に3者凡退に終わり試合終了。6-2で韓国が決勝進出。悲願の金メダルを目指した日本は準決勝敗退で3位決定戦に回ることになりました。
正直最悪だし残念です。またも岩瀬が打たれてしまいました。岩瀬の失投も敗因だけど、星野監督の継投ミスが最大の敗因だと思います。7回に藤川が登板→8回に岩瀬は大間違いです。7回は田中or和田にまかせて、藤川は8回に登板すればOKでした。あと、G.G.だか佐藤隆彦が2つのエラーを犯したということも挙げられそうです。4回に試合の流れを変えたかもしれない後逸、8回には試合を決定づけてしまった落球がありました。コヨンミンのレフトへの当たり、普通なら獲れていそうなんだけどねえ。帰国したら守備の強化をしたほうがいいんじゃないですか。
次は3位決定戦でアメリカと対戦する星野JAPAN。どうせ3位決定戦でも負けてメダル無しに終わると思います。韓国戦の敗戦のショックを切り替えるのは簡単に出来ないでしょう。もし獲れたら凄いけどな。仮に獲ったとしても「終わり良くても全然ダメ」って感じです。とりあえず3位決定戦は応援せず、見ないことにします。ヘッ。


陸上は男子400mリレーの決勝が行われました。予選では男女ともリレーミスが相次ぎ、女子では優勝候補のアメリカが失格、フランスも途中棄権し16チーム中5チームが記録無し。男子はタイソン・ゲイ率いるアメリカがまさかのバトンミス、イギリス、ナイジェリアも失格に終わり、女子より多い6チームが記録無しという成績に終わりました。フランスも全体10位で決勝進出ならず。予選第1組で登場した日本は2位で通過、全体3位で決勝進出を果たしました。メダルがかかる決勝戦、日本はメダル獲得なるか?
全体トップのトリニダード・トバゴは4レーン、ウサイン・ボルト&アサファ・パウエルの2枚看板を持つジャマイカは5レーン、日本は7レーンで決勝に臨みました。第1走者・塚原直貴が好スタートを切ると、最初のリレーゾーンで第2走者の末続慎吾にバトンパス。上手くつながると、末続はジャマイカ、トバゴに負けないような走りで第3走者・高平慎士にパス。ジャマイカの第3走者で登場したボルトが異次元のような走りでライバルを圧倒、高平はボルトを追いかけるような感じでアンカーの朝原宣治へ繋ぐ!ジャマイカのアンカー、パウエルがライバルを大きく引き離して圧勝でゴールイン!朝原はゴール手前までブラジル、トバゴと2位争いをしましたが、トバゴが2位、朝原は3着でゴールイン!ジャマイカは37秒10の世界新記録!そして日本は38秒15のタイムで銅メダル獲得!!
陸上日本代表が遂にやってくれました!男子400mリレーで銅メダル獲得、リレー種目としてはもちろん初のメダルという快挙。五輪でのトラック種目でメダルを獲得したのは男女通じて80年ぶり、男子では初の偉業だそうです。決勝ではアメリカ、イギリスがいなかったのが大きかったけど、末続さん達が朝原さんに有終の美を飾ってあげたいという気持ちで一丸になったんじゃないかと思います。トラック種目でメダルは獲れないだろうと思ったけど、メダル獲得の瞬間が見れて本当に嬉しいです!選手の皆さん、カッコよくて最高でした!朝原選手、最後の五輪でメダル獲得、ハッピーエンドな形で現役を終えて良かったですね。みんなの夢を叶えてくれてありがとうございました。
ボルト選手はこの北京五輪で3冠達成、しかも全て世界新記録を更新しました。リレーではジャマイカの強さと速さを見せつけての圧勝劇。3位・日本とは1秒以上の差がつきました。ボルトは3走目で登場し、抜け出した時点で勝負が決まり、パウエルにバトンパスした後もゴールまで走っていました。高平選手も必死について行ったんですが、やはりボルトには勝てませんわ。アメリカに代わってジャマイカが短距離王国に、ボルトとジャマイカの黄金時代の始まりを告げるようなレースでした。

残すところあと2日となった北京五輪。23日は男子サッカーの決勝戦・アルゼンチンVSナイジェリア、野球決勝・韓国VSキューバが行われます。男子サッカーはアルゼンチンのメッシにゴールが生まれるかどうかですね。シンクロナイズドスイミングではチームのフリールーティンがあります。テクニカルでは中国を下回る4位とある意味ピンチです。フリーでは逆転してメダル獲得できることを信じています。



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ソフトボール日本代表、アメリカ撃破で金メダル! なでしこジャパンはドイツに敗れて4位

2008年08月22日 | Sports


北京五輪14日目、オリンピックも既に佳境に入りました。14日目はソフトボール日本代表が決勝でアメリカと対戦、サッカー女子日本代表は3位決定戦でドイツと銅メダルを争いました。

準決勝でアメリカに完敗、3位決定戦でオーストラリアに延長12回までもつれ込んでサヨナラ勝ちを果たして決勝進出を決めたソフトボール日本代表。決勝では3たびアメリカと激突。宿敵を相手に金メダル獲得なるか?この日も上野由岐子が先発、前日は2試合で21イニングを投げ抜いただけに疲労が心配されました。
1回、日本はアメリカ先発・オスターマンの前に3者凡退で終わります。その裏のアメリカの攻撃で、上野は2者連続で内野安打を許して無死1,2塁、4番・ブストスの2塁ゴロがフィルダースチョイスとなって1死満塁と大ピンチ。この場面で上野はクレッチマンを2塁ゴロ→本塁封殺で2死、続くデュランを捕手フライに打ち取ってピンチを凌ぎました。
2回は両チームとも3者凡退に終わりますが、3回に試合が動きます。3回表、日本は先頭の三科真澄が左中間フェンス直撃の2塁打を放つと、2死3塁で狩野亜由美がショートへの内野安打で日本が先制!4回、この回先頭の山田恵里がバックスクリーンへ飛び込む本塁打で1点追加、アメリカに2点のリード!このあと2死走者無しのところで雨天で一時中断。試合再開後の4回裏、アメリカの4番・ブストスが上野の5球目を右中間へ叩き込む本塁打で1点を返します。日本エース・上野、ブストスに2日連続の被弾となってしまいました。
2-1で日本が1点リードで迎えた6回、日本は2死からヒットと死球で1,2塁としましたが、佐藤理恵が三振に倒れて無得点。その裏、上野は先頭打者にヒットを許し、1死後にブストスを敬遠したあと、クレッチマンを死球で歩かせて1死満塁と同点&逆転のピンチ。この試合最大のヤマ場でしたが、デュランを遊撃フライ、ヌーブマンを2塁フライに打ち取って3アウト!上野が最大のピンチを無失点に抑えて勝負は最終回の7回へ。
7回、日本は先頭の広瀬芽がレフト前ヒットを放つと、続く三科の犠打を米国捕手・ヌーブマンが2塁に送球、タイミングはアウトでしたが遊撃手が落球してセーフ。無死1,2塁で峰幸代の投手ゴロで1死2,3塁。ここで藤本索子が投手ゴロ→アメリカ2番手・アボットが本塁送球するも悪送球、3塁の広瀬が生還し1点追加。ボールがこぼれている間に三科も本塁に行くもこれはアウト。それでも日本にとっては大きな追加点!さあ後はその裏のアメリカの攻撃を抑えるだけ!7回裏、上野が金メダルへ向かって続投。上野はまず先頭のユングにヒットを許してしまいます。本塁打が出ればもちろん同点の場面でしたが、続くフラワーズを遊撃ファウルフライで1死、ワトリーの3塁への強烈な当たりを3塁手・広瀬が捕んで2アウト!金メダルまであと1アウト!そしてロウを3塁ゴロに打ち取ってゲームセット!日本が3度目の対戦でアメリカに勝利!そして最後の五輪で金メダル獲得!!!
いや~、日本のソフト代表がやってくれましたね!悲願だった金メダルが遂に獲得しました。上野投手はこの2日間で3連投でしたが全て完投、心配された疲労度も感じさせないほどの鉄腕ぶりでした。この金メダルは上野投手がもたらしたものだと思います。決勝戦は雨で中断する前は日本の流れでしたが、中断後は流れがアメリカに移り猛反撃に遭いました。ブストスに本塁打で1点を返されると、6回には満塁でしたが、上野が粘って無失点に抑えました。もしヒットか押し出しだったら逆転負けで銀メダルに終わっていました。上野投手は初回にも満塁のピンチがあったんですが無失点。2度の満塁を抑えたのは大きいですね。
打線のほうは2回まで無安打でしたが、3回に三科の2塁打から先制点が生まれ、4回には山田の一発があり、アメリカ先発・オスターマンから2点を奪いました。7回には前日に苦杯をなめたアボットから1点を奪い勝負あり。チームは5安打とアメリカと同じ数でしたが、少ないチャンスをモノにすることができたのが勝因かもしれません。これで日本はアメリカの4連覇を阻止して五輪で初の金メダル、最後の五輪で有終の美を飾りました。日本が獲得した金メダルは9個目となりました。本当におめでとうございます!


なでしこジャパンは準決勝でアメリカに1-4で完敗して3位決定戦に進むことになりました。3位決定戦は世界ランク2位のドイツと対戦。勝てば日本サッカー40年ぶりのメダル獲得となるんですが…。
前半、開始から日本がペースを掴みます。キックオフから1分、ドイツのクリアボールを拾った澤穂希が前線にパス、永里優季がシュートを放ちますがバーを越えます。3分には左サイドで宮間あやが蹴ったFKのクリアボールのこぼれ球を矢野喬子がミドルを放つが左に外れました。20分に日本は2度決定的なチャンスを迎えます。まず宮間がペナルティエリア手前からの強烈なシュートを放つもGKに弾かれます。続くCKのこぼれ球を近賀ゆかりが狙うもGKにセーブされる。いずれも枠内を捉えているのですが、なかなかゴールネットを突き刺すところまでには至りませんでした。
30分からはドイツペースに。CKのこぼれ球をクランがシュートするもGK福元美穂がキャッチ。41分にはスローインからベーリンガーがミドルを打ってきますが日本DFがブロック。前半終了間際には左サイドのスローインからのクロス→プリンツが頭で合わせるも枠を捉えられず。前半は両チーム無得点で折り返します。
後半も立ち上がりから日本が攻め立てます。4分に右サイドからのFKを宮間が蹴りるも相手にクリアされます。5分、澤のワンツーのこぼれ球をこの日スタメンの原歩がシュートを放ちますがバーを越えます。7分には澤が左足で狙いますがキーパーに弾かれてゴールならず。9分には永里のパスを受けた原がシュートするもGKの正面でした。ペースをつかめないドイツは、後半20分までに3人の交代枠を全部使いきり逆襲を狙います。すると21分、プリンツ→ポーラース→こぼれ球を拾ったバイラマイがシュートを放つもダメ。24分、右サイドにいたポーラースのクロスからガレフレケスが頭で合わせるもGK福元がセーブ、しかしこぼれ球をバイラマイが決めてドイツが先制。日本はペースを握りながらも先制点を許してしまいました。
日本は丸山桂里奈、荒川恵理子とFW陣を相次いで投入して反撃を狙います。32分、丸山が右サイドからドリブルを図ってペナルティエリア内に侵入、荒川にパスを出すもクリアされる。ここはシュートでも良かったような…。35分には丸山がペナルティエリア内で倒されるもPKの判定はなし。タイムアップが刻一刻と迫っていく中で迎えた42分、ドイツはカウンターからプリンツが右サイドからドリブル突破してペナルティエリア内へ。パスを受けたバイラマイの右足が決まり2点目。時間的にも痛い2失点目を喫し勝負あり。0-2でドイツが銅メダルを獲得、日本は残念ながら4位で北京五輪を終えました。
なでしこは試合途中までペースを握りながらも後半に2失点、反撃を試みるもドイツの壁は厚かった…。本音で言えばメダルが欲しかったけど、4位という成績は大健闘といっても過言ではありません。北京五輪は6試合で2勝3敗1分けという結果で終わりました。それでも準決勝まで駒を進めたのは素晴らしかったと思います。日本サッカー40年ぶりのメダル獲得の夢は叶いませんでしたが、次のロンドン大会でメダルを獲得できることを願っています。日本のお茶の間を熱くしてくれたなでしこジャパンの皆さん、本当にお疲れ様でした。

22日は野球日本代表が準決勝で韓国戦。アメリカ戦はタイブレークの末に敗れて4位通過となり、準決勝で韓国と戦うことになりました。予選では韓国に敗戦、準決勝はリベンジマッチです。そういえばWBCでも準決勝で韓国と戦って勝利したんだよな…。これは2年前の再現もありうるぞ。これで勝てば銀メダル以上は確定、でも日本が欲しいのは金メダルです!この際だからソフトボール代表にあやかりたいです…。星野JAPAN、お願いだから勝ってくれぇ。打線爆発して~。
陸上では男子400mリレーの決勝が行われます。日本は予選で全体の3位通過とメダル圏内にいます。予選ではアメリカがバトンミスで敗退という波乱がありまして、女子も男子の影響からかアンカーでバトンミスがあり決勝に進めませんでした。どうした短距離王国・アメリカ?ジャマイカが男女ともリレーで金メダルを獲れば短距離の盟主が変わったも同然です。決勝ではウサイン・ボルトが登場予定、アサファ・パウエルとの2枚看板で世界新に挑みます。日本はボルト率いるジャマイカにどう立ち向かうのか?メダル獲得で朝原宣治選手に有終の美を飾れるか?これはもう見るしかないっ!


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ソフトボール日本代表、いざ3度目の正直へ。 そしてウサイン・ボルトが200mでも世界新記録!

2008年08月21日 | Sports

北京オリンピック13日目、20日はソフトボール日本代表が準決勝でアメリカと対戦、陸上ではジャマイカのウサイン・ボルトがまたもやってくれました!


ソフトボール準決勝・日本VSアメリカは、日本のエース・上野由岐子が先発。上野は1回と2回の2イニング連続で3者凡退に抑える上々の滑り出しを見せます。打線はアメリカ先発・アボットに1回2死から3番・山田恵里がセンター前ヒットを放ちますが、続く4番・馬渕智子が三振に倒れて先制ならず。
上野は3回に初安打を許すも後続を打ち取って3アウト、4回と5回もアメリカ打線を3人に打ち取って得点を許さず。6回には1死1,2塁とピンチを迎えますが、メンドーサを3塁ライナー併殺打に打ち取って無失点。一方打線は、アボットの前に2回から6回まで3者凡退。6回は3者連続三振に倒れました。両チーム0-0で迎えた7回、最終回で上野がアメリカ打線を3者凡退に抑えると、その裏に2死から馬渕が四球、佐藤理恵のセンター前ヒットで1,3塁とサヨナラのチャンスを迎えましたが、広瀬芽が三振に倒れてサヨナラならず。勝負はタイブレーク方式の延長戦に突入。
タイブレークは無死2塁からスタート。8回、アメリカはバーグの内野安打で1,3塁となりますが、上野がユングとフラワーズを連続三振に仕留めて2死、ワトリーを投手ゴロに打ち取って無得点。その裏の日本の攻撃は3者凡退に終わり9回へ。9回、この回先頭のロウがセンター前ヒットを放ちついに均衡を破ると、無死1,2塁の場面でバストスがレフトへの3ラン本塁打で4-0とします。ここまで好投を続けてきた上野、9回の失投に泣きました。日本は9回裏に代打・伊藤幸子のセンター前タイムリーで1点を返しただけで試合終了。4-1でアメリカが決勝進出、敗れた日本は3位決定戦に進むことに。
続いて行われた準決勝のもう1カード・オーストラリアVSカナダの試合でオーストラリアが勝利したため、3位&決勝進出国決定戦は日本VSオーストラリアとの組み合わせに。この試合も上野が先発。アメリカ戦での疲労が出ないか心配された初回、2死1塁から4番・ルイスにライト線を破る3塁打で1点を失います。3回にはヒット、死球、上野のエラーで2死満塁と追加点のピンチを迎えましたが、ティトキュームを三振に仕留めてピンチ脱出。日本打線は3回までオーストラリア先発・スメサルトの前に無得点でしたが、4回に2死1塁の場面で広瀬がライトスタンドへの本塁打で逆転に成功!
上野は6回にヒット、犠打、四球で2死1,3塁と同点のピンチを迎えましたが、スチュワートを遊撃ゴロに打ち取ります。7回、上野が無失点に抑えれば完投勝利&日本の決勝進出が決まります。上野は先頭のライトを3塁ゴロ、モローには遊撃ゴロに打ち取って勝利まであと1死。しかし、続くワイボーンにバックスクリーンへの一発を浴びてまさかの同点に。同点のショックを切り替えたい日本は7回裏、2死1塁から藤本索子が左中間へのヒットを放ち、1塁走者・伊藤が一気に本塁に突入しますが、オーストラリアの中継プレーの前に憤死。勝負はまたもタイブレーク方式の延長戦に。
日本にとっては2試合連続となる延長戦。8回に日本は2死から西山麗、山田の連打で1,2塁の場面で馬渕が登場しましたが、結果は1塁フライに倒れてサヨナラならず。9回、オーストラリアは2死3塁のチャンスもライトが右翼フライに倒れて勝ち越しならず。その裏、日本は1死2,3塁のチャンスでしたが、後続が凡退してまたもチャンスをモノに出来ず。10回には2死から狩野亜由美が3塁打を放ち今度こそサヨナラかと思われましたが、西山がセンターフライに倒れて3アウト。豪州2番手・ハーディングの前にサヨナラ点が取れません。
延長戦でも続投している上野は11回、2死2塁の場面でワードにレフト前タイムリーを浴びて勝ち越し点を許してしまいます。またも上野が延長戦で打たれて敗戦→銅メダルで終わりのはずが、その裏に1死3塁から馬渕が遊撃フライ、これを豪州遊撃手・ワードが弾いてしまい同点に。ラッキーな形で追いつき、勝負はまだ終わりません。12回、上野が1死2,3塁のピンチを凌ぎ切ると、日本は先頭の峰幸代がエラーで出塁、続く藤本が犠打で1死2,3塁のチャンス。狩野が四球で満塁となり、西山がセンター前に弾き返してサヨナラ勝ち!日本が延長12回の死闘を制して決勝進出!サヨナラ負けの豪州は銅メダル確定です。
アメリカに返り討ち、3位決定戦は苦しみながらもサヨナラ勝ちして決勝戦に駒を進めたソフト日本代表。これで銀メダル以上は確定しました。上野投手は2試合とも完投、合計で21イニングを投げ抜きました。豪州戦は勝利まであと1人のところで一発を浴びてしまい延長戦に突入、アメリカ戦の疲労が影響しないか心配されましたが、それを払拭すると12回まで投げていました。先発が違う人だったら中継ぎ陣をどんどん出していたので、よっぽど上野投手を信頼していますね。さあ決勝ではアメリカと3度目の対戦。今度こそアメリカに勝利し、3度目の正直で金メダルを獲得してほしいところです。最後の五輪で金メダルというドラマチックな結果を期待しています。

陸上では男子200mの決勝にウサイン・ボルトが登場。100mでは9秒69の世界新記録を樹立して金メダル、200mでも世界新で2冠に挑戦しました。ボルトは1次予選で20秒64と悠々と流して全体の17位タイで通過、2次予選は20秒29とタイムを上げて全体の5位、準決勝はショーン・クロフォード、ウォーレス・スピアモンのアメリカ勢と同組で激突したボルトは、20秒09と余力を残して1位でゴール。全体でもトップで2冠にリーチをかけました。
そして迎えた決勝。ボルトは5レーン、全体2位のマルティナ(オランダ領アンティル)は7レーン、クロフォードは4レーンに入りました。好スタートを切ったボルトは、3,4コーナーのカーブで先頭に躍り出ると後はもう独走態勢!最後の直線でギアチェンジすると、他を寄せ付けない走りで圧倒!全力疾走で駆け抜けて金メダル獲得、優勝タイムは速報値で19秒31、正式では19秒30の世界新記録!1996年のアトランタ五輪でマイケル・ジョンソンが出した19秒32の世界記録を12年ぶりに更新!ウサイン・ボルトが世界新で2冠を果たしました!
鳥の巣はボルトのためにあるのか!?200mでも世界新を樹立したボルト選手、100&200の2冠達成はカール・ルイス以来20年ぶりだそうです。決勝では強さと速さを見せつけての圧勝劇、またも世界中に衝撃を与えてくれました。なお、2位で入線したマルティナが他のレーンを侵入したため失格。また、3位で入線していた?スピアモンもマルティナ同様レーン侵害で失格処分となりました。この結果、クロフォード、ウォルター・ディックスが銀メダル、銅メダルに繰り上がりました。
陸上競技でこんな感動的な世界新記録誕生を見たのはいままであったでしょうか?水泳で北島康介選手が100m平泳ぎの世界新を出して金メダルを獲ったときも感動したけど、それを超えるような感動でした。80年代はカール・ルイスの時代、90年代はマイケル・ジョンソン、2000年代初頭はモーリス・グリーンから始まってタイソン・ゲイ、そして2008年からはウサイン・ボルトの時代といって良いでしょう。次は400mリレーで3冠に挑戦。アサファ・パウエル、マイケル・フラーターといったジャマイカ最強メンバーで金メダル&世界新となるか?


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