日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

第81回日本ダービー枠順発表!イスラボニータは7枠13番に入った!

2014年05月30日 | 競馬
6月1日に東京競馬場で行われる第81回日本ダービー(GⅠ・芝2400m 18頭立て)の枠順が、29日に発表されました。2011年生まれのサラブレッド7123頭の頂点を決めるレースには、皐月賞馬のイスラボニータ、西の大将格・トゥザワールド、2007年のウオッカ以来の牝馬制覇を狙うレッドリヴェール、皐月での巻き返しを狙うトーセンスターダム、京都新聞杯を勝ったハギノハイブリッド、青葉賞を勝ったショウナンラグーン、プリンシパルステークスの勝ち馬・ベルキャニオンなどが出走します。気になる枠順はどうなったのか?



日本ダービー 出走馬18頭一覧

1-1 サウンズオブアース (浜中俊)
1-2 ワンアンドオンリー (横山典弘)
2-3 マイネルフロスト  (松岡正海)
2-4 アドマイヤデウス  (岩田康誠)
3-5 トゥザワールド   (川田将雅)
3-6 ショウナンラグーン (吉田豊)
4-7 ウインフルブルーム (柴田大知)
4-8 スズカデヴィアス  (酒井学)
5-9 アズマシャトル   (松山弘平)
5-10 ベルキャニオン   (戸崎圭太)
6-11 ハギノハイブリッド (C.ウィリアムズ)
6-12 エキマエ      (江田照男)
7-13 イスラボニータ   (蛯名正義)
7-14 タガノグランパ   (菱田裕二)
7-15 サトノルパン    (小牧太)
8-16 レッドリヴェール  (福永祐一)
8-17 トーセンスターダム  (武豊)
8-18 ワールドインパクト  (内田博幸)


今年もフルゲート18頭で争われ、イスラボニータは7枠13番、トゥザワールドは3枠5番、福永騎手との新コンビで挑むレッドリヴェールは8枠16番、ダービー連覇を目指す武豊騎手が騎乗するトーセンスターダムは8枠17番、皐月賞3着ウインフルブルームは4枠7番、ワンアンドオンリーは1枠2番に入りました。トゥザワルとワンオンが内に入ったのに対し、ボニータとリヴェール、スターダムは外枠スタートですか…。
ここ数年のダービーの傾向としては、①皐月賞組が有利 2001年以降は皐月賞に出走した馬が10勝しています。
(1)内枠が有利で、特に1枠1番は2008年以降4勝。昨年はキズナが1番枠で勝利しましたが、今年はサウンドオブアースが入っています。同じ1枠のワンオンもチャンスはあるかもしれない。
(2)5枠の馬が2年続けて馬券に絡んでいる。ベルキャニオンも侮れない1頭だ。
(3)青葉賞組はダービー未勝利ながら、なぜか上位に入っている。2011年のウインバリアシオン、2012年のフェノーメノは2着。昨年の3着馬・アポロソニックは、前走の青葉賞で2着でした。今年は青葉賞馬・ショウナンラグーン、2着・ワールドインパクトが出走。「青葉賞組はダービーに勝てない」というジンクスは解消されるのか?
(4)8枠と7枠は10年以上未勝利。 8枠の馬がダービーを勝ったのは2001年の⑱ジャングルポケット、7枠は2003年の⑬ネオユニヴァースが最後です。 イスラボニータが入った13番枠は、過去3年は2ケタ順位に沈んでます。


今年のダービーは、4連勝中のイスラボニータが2冠制覇なるかに注目が集まっており、ここまで7戦6勝、連対率100%、さらに府中で4戦4勝と実績は十分。逆に不安点を挙げるなら、外枠、フジキセキ産駒の2400mの実績が少ないというあたりか。パートナーの蛯名正義騎手は、デビューから28年目ですが、ダービーは未勝利。2012年にはフェノーメノでディープブリランテにゴール前迫るも、ハナ差の2着に敗れ、検量室で号泣。22度目のダービー挑戦、45歳という年齢を考えれば、今年がダービー制覇へのラストチャンスになるかもしれません。悲願成就で歓喜の涙を流すことができるのでしょうか?
ダービーにかける思いはボニータと蛯名騎手だけではありません。ゥザワールドに乗る川田将雅騎手は「春クラシック完全制覇」の期待もありましたが、勝ったのはハープスターの桜花賞のみ。先週のオークスでは、ハープに騎乗するも2着に敗れました。この悔しさをダービーにぶつけたいところだ。
他にも、来年2月に定年を迎える大久保洋吉調教師は、ショウナンラグーンで最後のダービーに臨みます。ショウナンラグーンは、オークスなどGⅠ5勝のメジロドーベルを祖母に持ちます。ドーベルの血が大舞台で爆発なるか?ワンアンドオンリーを管理する橋口弘次郎は、これまでダービー2着が4回(ダンスインザダーク、ハーツクライ、リーチザクラウン、ローズキングダム)。今年こそは「2着の呪縛」から解放できるといいんですが。もしワンオンがダービーを勝てば、ハーツクライ産駒2週連続GⅠ勝利&馬主・ノースヒルズの連覇となります。
全てのホースマンたち、競馬ファンが楽しみにしている競馬の祭典・日本ダービー、今年はどんなドラマが待っているのか?ダービー当日の天気は、晴れときどき曇りの予報が出ているので、今のところ雨の心配は無く、ダービー日和となりそうです。世代最強を決める一戦は、6月1日・15時40分発走です。



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ホークス、延長戦を制して4試合ぶりの白星。

2014年05月29日 | HAWKS

現在パリーグ2位の福岡ソフトバンクホークスは、交流戦6試合終えて3勝2敗1分け。開幕3連勝の後、3試合未勝利。ナゴヤドームでの中日との2連戦では、2試合で2点しか奪えず。やはり右臀部肉離れで離脱した内川聖一選手の不在は大きいです。このイヤな現状を一刻でも早く払拭したいホークスは、28日から横浜スタジアムに乗り込んで横浜DeNAベイスターズとの2連戦を戦います。第1戦はソフトバンク・帆足和幸VSDeNA・高橋尚成の先発で始まり、延長戦までもつれ込む総力戦となりました。



スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク       横浜DeNA
1(左)中村  晃        (中)荒波  翔
2(遊)今宮健太        (二)石川雄洋
3(右)長谷川勇也       (右)梶谷隆幸
4(指)李  大浩        (指)ブランコ
5(三)松田宣浩        (左)金城龍彦
6(中)柳田悠岐        (三)バルディリス
7(一)吉村裕基        (一)筒香嘉智
8(捕)細川  亨         (捕)黒羽根利規
9(二)本多雄一        (遊)山崎憲晴
 (投)帆足和幸        (投)尚成

ホークスは1番に中村、長谷川が3番に入り、イデホが4番DH。今季1軍初昇格の吉村は、7番ファーストで先発出場。


両チーム無得点で迎えた2回、ホークスは1死から柳田が2塁打を放つと、2死2塁で細川がDeNA先発・尚成の2球目のチェンジアップを弾き返し、センター前へのタイムリーヒットで1点を先制します。続く3回、長谷川の2塁打、イデホのヒット、柳田の四球で1死満塁と追加点のチャンスを作り、吉村がセンターへきっちり犠牲フライ。3塁走者・長谷川が生還し、2点目をもぎ取ります。
2点のリードを貰った帆足ですが、3回裏に黒羽根、荒波、石川にヒットを浴びて1死満塁のピンチを背負う。なんとか踏ん張りたかったが、梶谷の犠牲フライで1点を返されると、なおも2死ながら満塁のピンチが続き、金城に押し出し四球を与えてしまい、2-2の同点とされてしまう。
追いつかれたホークスは4回、1死走者無しで中村が尚成の8球目のスライダーを捉え、ライトへ上がった打球はぐんぐん伸びてスタンド前列に飛び込むソロ本塁打!中村の2号ホームランで3-2と勝ち越しに成功。5回には柳田が初球をストレートを完璧に捉え、左中間スタンド中段に突き刺さるソロホームランで4点目を奪います。
しかし、帆足が2点のリードを守れません。5回裏に荒波と石川に連打を浴び、1死1,3塁で4番・ブランコの場面で、1塁走者・石川の盗塁を阻止しようとした細川が2塁悪送球。この間に1点差に詰め寄られると、なおも1死2塁でブランコに甘いストレートを弾き返され、レフト前タイムリーヒットで4-4の同点。これで帆足は降板となりました。
5-5の同点のまま迎えた9回、ホークスは今宮と長谷川が連続ヒットで出塁すると、柳田敬遠で2死満塁と一打勝ち越しの大チャンス。しかし、吉村がDeNA5番手・ソーサのスライダーに手を出して空振り三振。3者残塁で無得点に終わります。その裏、ホークス5番手・岡島秀樹が2死から2本のヒットと四球で満塁とサヨナラのピンチを招きますが、金城をチェンジアップで空振り三振に仕留めて3アウト。DeNAのサヨナラを阻止して延長戦へ。
延長11回、ホークスは1死から長谷川がセンター前ヒット、続くイデホもヒットで繋ぎ、イデホ代走・城所龍麿の盗塁で2,3塁と勝ち越しのチャンス。この場面で松田がDeNA7番手・長田秀一郎の変化球を引っ掛けて遊撃ゴロ→長谷川が本塁突入→横浜遊撃手・山崎が本塁に投げるも、黒羽根がこぼして判定セーフ。5-4とホークスが3たびリードを奪う。なおも1死満塁で吉村の代打・江川智晃が初球を弾き返し、レフト前タイムリーヒットで1点追加。ホークスに大きな追加点が入り、6-4と2点差に拡げます。その裏、10回から登板したサファテが、DeNA打線を3者凡退に退け試合終了。ホークスがDeNAに競り勝ち、連敗をストップさせました。


試合結果 セ・パ交流戦 2014/05/28(水)
DeNA-ソフトバンク 1回戦 (ソフトバンク1勝、横浜、18:01、19824人)
SH 011 110 000 02  6
DB 002 020 000 00  4
(延長11回)
【投手】
(ソ)帆足、森、森福、五十嵐、岡島、サファテ-細川、鶴岡
(D)尚成、国吉、大原、加賀、ソーサ、三上、長田-黒羽根
【責任投手】
(勝)サファテ26試合2勝16S
(敗)長田24試合2勝4敗
【本塁打】
(ソ)中村2号ソロ(4回、尚成)、柳田6号ソロ(5回、尚成)


横浜DeNAとの2連戦の初戦は、ソフトバンク16安打、DeNA13安打、両チーム合計29安打の打ち合いとなりましたが、6-4でホークスが勝利しました。2度リードしながらも追いつかれ、9回に満塁のチャンスをモノにできず、その裏のサヨナラ負けのピンチを断ち切り、延長11回に2点を奪い勝負あり。5時間21分の長期戦を制し、チームも4試合ぶりの白星を挙げました。ちなみに、ホークスは延長戦今季初勝利です。連敗も止まったし、ここからまた連勝モードと行きたいですね!
投手陣ですが、先発の帆足投手が5回途中4失点でノックアウト。3回に満塁から2失点を喫し、5回にも2点失い、味方の2点リードを潰してしまいました。前回の広島戦は7回無失点好投しましたが、この日はヒット9本を浴びましたねえ。2番手で登板した森唯斗投手は、打者6人に対して無失点の好投。1軍に昇格してから6試合投げましたが、未だ防御率0.00をキープしています。今季2勝目を挙げたサファテ投手は、10回から6番手で登板すると、先頭打者の出塁を許しましたが、後続を抑えて無得点。その直後に味方が勝ち越すと、2イニング目は打たせて取るピッチングで3者凡退に退けました。
チーム全体で13安打のホークス打線は、1番に座った中村選手が6打数4安打の猛打賞。最初の打席でセンター前ヒット、2打席目にライト前ヒット、3打席目にはライトスタンドへの今季2号ソロ。さらに第4打席ではレフト前ヒットも放ちました。24日の阪神戦で先発復帰してからは4試合連続複数安打と絶好調です。長谷川選手も3安打をマークすれば、今季初スタメンの吉村選手は1安打1打点を挙げました。でも吉村さん、9回2死満塁の場面で、打てばヒーローになれるチャンスで三振を喫したのは良くないですよ。





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ザックJAPAN W杯壮行試合!仮想ギリシャ・キプロスに1-0で勝利。 

2014年05月28日 | soccer

ブラジルワールドカップ開幕まで残り16日となった27日、埼玉スタジアム2002にてサッカー国際親善試合・日本VSキプロス戦がありました。「W杯壮行試合」として行われた今回の試合、対戦相手のキプロスは、地中海に属する小さな島国で、「仮想ギリシャ」に相応しい相手。、気持ちよく直前合宿地のフロリダ&W杯開催地・ブラジルに向かうためにも、この試合は負けるわけにはいきません。



[日本代表]
GK 1 川島永嗣
DF 2 内田篤人
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 16 山口蛍
FW 4 本田圭佑
FW 9 岡崎慎司
FW 10 香川真司
FW 11 柿谷曜一朗

この日は4-5-1の布陣で臨み、右太もも肉離れ明けの内田が右SBでスタメン出場、中盤は遠藤&山口のWボランチ、岡崎が右サイド、本田トップした、香川が左サイド。1トップには柿谷が入りました。キャプテンの長谷部誠、サプライズ招集の大久保嘉人などはベンチスタート。



日本ボールで始まったこの試合、前半3分に左サイドの長友のクロス→ゴール前の岡崎がヘディングで合わせようとするも届かず。8分には遠藤がペナルティエリア外からミドルシュートを放つが、GKの正面を突く。16分、左サイドからのパスを受けた香川が、思い切って右足を振りぬいたが、シュートはキプロスGKの胸に弾かれ、こぼれ球を日本が拾い、長友がクロスを入れたが、本田には合わなかった。29分、中盤で森重がヘッドで競り勝ち、本田→岡崎→本田縦パス→香川スルー→柿谷が落として、最後は本田が左足でシュート。しかし、GKにキャッチされる。細かいパス回しでチャンスを作るも、得点ならず。35分、右サイドで岡崎が倒されてFKを獲得し、本田が左足で直接狙うが、大きく外れる。ひどすぎる。
無得点のまま迎えた前半43分、日本は山口の縦パス→柿谷→左サイドに回った本田のクロスはクリアされ、こぼれ球を山口が縦パス→岡崎→香川と繋ぎ、ゴール前まで上がっていた内田のシュートはGKにはばまれるも、もう一度内田が押し込んでゴールイン!日本がキプロスの堅守を崩して1点を先制します。

日本は後半開始から今野→吉田麻也、内田→酒井宏樹、遠藤→長谷部誠の3人が投入される。後半5分、敵陣で香川が相手ボールを奪ってからスルーパスを入れ、DFラインの裏へ抜け出した柿谷がシュートを放つも、GKにセーブされる。こぼれたところを本田が詰めるもキプロスDFが間一髪クリア。後半8分、右CKを本田→香川→再び本田に渡ってクロス→吉田が飛び込むもダメ。10分には長友が左サイドからドリブルで中央へ切れ込み、右足シュートを放つも、ゴール右に外れる。
後半13分、柿谷に代わり、大久保嘉人がピッチに入る。スタンドから大歓声も沸きあがった。その大久保は17分、香川のパスを受けると、PA手前の位置から右足でシュート。これはバーを大きく越えた。18分、本田が中央でドリブルを仕掛け、前線まで走り込んできた長谷部がシュートを放つもDFに阻まれる。続く右ショートコーナーを吉田が頭で合わせるも左に外れる。22分、右サイド・酒井宏樹のクロスにPA左にいた長谷部の左足シュートはGKにセーブされ、こぼれ球を岡崎が打ち切れず、PA手前の本田が左足ダイレクトで狙うもハズレ。再三チャンスが生まれながらも、追加点がなかなか奪えません。
後半33分、大久保の浮き球→山口が頭で落とし、本田が左足を振りぬいたが、シュートはGKに抑えられる。日本ペースで迎えた後半40分、キプロスはマクリディスがスルーパスを入れ、ミスティリアヌがシュートを放ったが、サイドネット直撃。試合はこのまま1-0で終了し、日本がキプロスに勝利しました。


W杯前国内最後の試合で、仮想ギリシャのチームに勝つには勝ったんですが、内容に関しては「うーん」と言わざるを得ないものでした。シュート18本放ちながらも、内田選手の1点のみ。キプロスの守備が堅かったというのもあるけど、もう1,2点くらいは欲しかったです。終盤には危ないシーンもありましたし…。収穫点を挙げるなら、無失点で勝てたこと、内田選手・吉田選手・長谷部選手の故障明けの3選手がよく動いていたということくらいか。
この試合唯一の得点を挙げた内田選手は、今年2月9日のブンデスリーガ・シャルケVSハノーヴァー戦で右太もも肉離れを発症。実に約3ヶ月半ぶりの実戦となった今回、ブランクとケガが心配されましたが、45分間プレーし、ゴールを決めて完全復活をアピールしました。内田選手の代表戦でのゴールは、2008年6月の南アフリカW杯アジア3次予選・バーレーン戦以来約6年ぶりです。次にゴールを挙げるのは何時になるのか…。何はともあれ、W杯本番に間に合ってよかったです。
ザックJAPANはこの後、29日に直前合宿地・フロリダ(アメリカ)に出発。6月2日に「仮想コロンビア」のコスタリカ代表、6日には「仮想コートジボワール」ザンビア代表との強化試合を戦います(2試合ともレイモンド・ジェームズ・スタジアム)。今度の2連戦は結果を出すことも大事だし、本番につながる戦いを見せてほしい。




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AFC女子アジアカップ決勝!なでしこジャパン悲願の初優勝!

2014年05月26日 | soccer


ベトナムで開催中のAFC女子アジアカップ、25日は「日本VSオーストラリア」の決勝戦が行われました。悲願のアジア杯初優勝に王手をかけたなでしこジャパンは、22日の準決勝では、延長終了間際に岩清水梓選手の決勝ゴールで中国に末競り勝ちました。決勝の対戦相手・オーストラリアは、グループリーグ初戦で1度対戦し、2-2の引き分けでした。その時以来の再戦となる今回は、まさに決着戦です。


スタメンはこちら
[日本女子代表]
GK 1 福元美穂
DF 3 岩清水梓
DF 2 有吉佐織
DF 19 宇津木瑠美
MF 10 澤穂希
MF 8 宮間あや
MF 9 川澄奈穂美
MF 6 阪口夢穂
MF 20 川村優理
MF 12 中島依美
FW 13 高瀬愛実
日本はこの試合4-5-1の布陣で臨み、澤がボランチ、宮間がトップ下、そして高瀬が1トップに入りました。


日本ボールで始まったこの試合、開始早々にいきなりピンチを迎えます。豪州のデバナのスルーパスをゴール前で有吉がうまくクリアしきれず、カーが奪ってシュート。しかし、枠を外れて得点ならず。さらに9分、宇津木のバックパスが豪州FW・カーに渡り、シュートを打たれるも左にはずれ、12分には右サイド・デバナのクロス→ヘイマンに頭を合わせられるが、日本GK・福元がキャッチ。
序盤のピンチを凌いだ日本は15分、右サイドのFKを宮間が蹴り、岩清水が頭で落としてから、最後は高瀬がバイシクルシュート。思い切って狙ったものの、豪州GKにキャッチされた。前半28分、左CKを獲得した日本は、宮間がペナルティエリア手前にいた宇津木にパスを出し、宇津木の左足クロス→ゴール右にいた岩清水がヘディングシュート。ボールは豪州ゴールに吸い込まれ、日本がアジア初制覇へ1点を先制します!

後半に入り、4分、豪州はヘイマンがDFをかわしてミドルシュートを放つが、GK福元がキャッチ。対する日本も7分、宮間のスルーパス→高瀬が受けるもシュート打ち切れない。後半10分、豪州右サイドのクロス→味方が頭で落とし、ゴール前にいたヘイマンが合わせたが、福元が間一髪抑えます。さらに後半14分、左サイドのカーのクロス→ヘイマンが飛び込むも届かず。ボールはゴール左に外れる。
流れを変えたい日本は、後半20分に澤に代えて菅澤優衣香を投入。すると後半23分、右サイドの有吉がクロスを上げ、DFの裏にいた菅澤が抜け出し、胸トラップから右足シュート!しかし、バーに直撃して追加点ならず。逆に今度はピンチを迎え、豪州のゴリーの折り返し→カーが合わせて同点に追いつかれたかと思われたが、オフサイドでゴールならず。後半25分には豪州はロングボールからデバンナが左サイドを突破し、左足で流し込もうとしたが、ゴール前で川村が足を伸ばしてクリア。気迫のディフェンスで同点ゴールを阻止。
1-0で迎えた後半アディショナルタイム直前、日本は川澄が相手ボールを奪ってから一気にドリブル突破。一旦ボールをキープしてから菅澤にパスを送ったが、菅澤は豪州DFに阻まれる。試合はそのまま1-0でタイムアップ!日本が1点のリードを守りきり、アジアカップ初優勝!


なでしこジャパンがやりました!14回目の出場で女子アジアカップ初優勝を果たしました!オーストラリアとの決勝戦は、立ち上がりに再三のピンチを守りきり、前半28分にセットプレーから岩清水選手のゴールで1点を奪い、後半は何度も危ないシーンがありましたが、最後まで豪州の反撃を凌ぎきりました。豪州の反撃が続く時間帯は、いつ失点されてもおかしくなかったですよ…。苦しい試合だったけど、よく勝った!女子W杯で優勝、五輪でメダルを獲得しながらも、アジアのタイトルには無縁でしたが、ついにアジアの頂点に立つことができました!これで自信持って「アジアの女王」と名乗れますね。
今大会は大野忍選手や近賀ゆかり選手、熊谷紗希選手といった海外組の選手が呼ばれず、エースの大儀見優季選手がグループリーグのみ出場。そんな中、若手選手が躍動しました。木龍選手がベトナム戦でゴールを決めると、ヨルダン戦では、吉良選手と中島選手が2ゴールを挙げる活躍を見せました。決勝トーナメントでは、なでしこを支えてきたベテランの活躍が目立ちました。岩清水選手が中国戦と豪州戦で2試合連続ゴール、澤選手は準決勝で久々の代表ゴール。宮間選手はセットプレーで得点を演出し、大会MVPに選ばれました。川澄選手も暑い中ピッチを駆け回り、持ち前のスピードで相手を翻弄させたり、ベトナム戦で2ゴール1アシストと大活躍でした。
チーム一丸でアジアカップ初優勝を成し遂げたなでしこジャパン、次は9月に開催される韓国・仁川(インチョン)のアジア競技大会で優勝を目指します。前回の広州大会では北朝鮮を破って金メダルを獲得し、翌年のドイツ女子W杯の優勝につながりました。来年の女子W杯、2016年のリオデジャネイロ五輪に弾みをつけるためにも、連覇するしかないでしょう!


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ヌーヴォレコルトがオークス制覇!ハープスター凱旋門賞白紙か?

2014年05月25日 | 競馬

牝馬クラシック第2戦・第75回オークス(優駿牝馬・GⅠ 芝2400m)が25日、東京競馬場で行われました。今年のオークスは、最後方からのごぼう抜きで桜花賞を制した⑩ハープスターが、牝馬2冠達成なるかに注目が集まりました。秋の凱旋門賞を目指す彼女にとっては通過点といえるレースで負けるわけにはいきません。ハープ以外にも、ブエナビスタの妹でオークス初の姉妹制覇を狙う⑧サングレアル、桜花賞3着の⑨ヌーヴォレコルト、皐月賞の経験を活かしたい⑤バウンスシャッセ、左回り3戦3勝の⑰フォーエバーモア、トライアル競走・スイートピーステークスを勝った⑦シャイニーガール、⑮マジックタイム、⑭ブランネージュなどが参戦しました。


単勝の上位人気は、ハープスターが1.3倍と圧倒的な1番人気を集め、ヌーヴォレコルトが2番人気(9.8倍)で追い、3番人気以降はバウンスシャッセ(16.4倍)、サングレアル(16.5倍)、フォーエバーモア、マジックタイム、ブランネージュ、パシフィックギャルと続きました。
正面スタンド前でのスタートはややばらつき、⑯クリスマスが出遅れる。ハープスターはすぐに後方に下げた。先行争いで、好スタートを切った④ペイシャフェリス、大外枠の⑱エリーザベストが前に出るが、ペイシャフェリスが先手を奪った。マジックタイムは4番手、バウンスシャッセは6番手、ヌーヴォレコルトとサングレアルは中団、ハープスターは15番手で1コーナーを回った。
1コーナーから向正面のところで早くも縦長となり、ペイシャが先頭、エリーザが2番手、3番手に⑫マイネグレヴィル、4番手にマジック、ブランネージュと⑪マーブルカテドラルが5,6番手で並ぶ。中団グループには、シャッセとフォーエバーが7,8番手並走、その後ろの9番手にヌーヴォが控え、インコース10番手にシャイニーガール、サングレアル11番手。12番手にパシフィックギャル、13番手③マイネオーラム、14番手②ディルガ、15番手⑬ニシノアカツキ、そしてハープは16番手の位置。後方は①ベッラレジーナ、最後方にクリスマスという展開。
3,4コーナー中間点を過ぎ、先頭集団はペイシャ・エリーザ・グレヴィルの3頭が並び、マーブルが4番手まで上がり、バウンスシャッセとヌーヴォレコルトは馬群の中、サングレアル中団の外し、ハープスターは大外に持ち出した!最後の直線コースに差し掛かり、残り400mでマイネグレヴィルが先頭に立つが、残り200mでヌーヴォが抜け出す。バウンスシャッセが内を突き、ニシノアカツキも上がってきて、大外からハープスターが一気に追い込んできた!ゴール前で2番手まで上がるが、ヌーヴォには届かない!ヌーヴォレコルトが後続を抑え切って先頭ゴールイン!怪物牝馬を破り、オークスを制しました!


オークス全着順&払戻金
1着⑨ヌーヴォレコルト  2分25秒8
2着⑩ハープスター     クビ
3着⑤バウンスシャッセ   クビ
4着⑬ニシノアカツキ    3/4馬身
5着⑭ブランネージュ    2馬身1/2
6着⑪マーブルカテドラル  1馬身3/4
7着⑧サングレアル     クビ
8着③マイネオーラム   1馬身
9着⑫マイネグレヴィル   ハナ
10着①ベッラレジーナ   1/2馬身
11着⑰フォーエバーモア  1馬身1/2
12着⑯クリスマス      1馬身1/4
13着⑮マジックタイム   1馬身1/2
14着⑦シャイニーガール   アタマ
15着②ディルガ       2馬身
16着⑥パシフィックギャル  3馬身
17着④ペイシャフェリス   3馬身1/2
18着⑱エリーザベスト    大差

単勝 ⑨ 980円        
複勝 ⑨ 150円 ⑩ 110円 ⑤ 270円
枠連 [5]-[5] 390円        
馬連 ⑨-⑩ 380円  
馬単 ⑨-⑩ 1730円     
ワイド ⑨-⑩ 190円 ⑤-⑨ 910円 ⑤-⑩ 400円        
3連複 ⑤-⑨-⑩ 1530円        
3連単 ⑨-⑩-⑤ 12850円


怪物牝馬ハープスター敗れる!樫の女王を決める一戦は、単勝2番人気のヌーヴォレコルトが優勝。道中は中団あたりを追走し、直線で馬場の真ん中から力強く抜け出し、ハープスターとバウンスシャッセの追い上げを振り切り先頭でゴールを駆け抜けました。圧倒的1番人気だったハープスターは、大外からの猛追も届かず2着、3着にはバウンスシャッセが入りました。史上初の姉妹制覇を狙ったサングレアルは、前走から-14kgの大幅減が影響して7着、フォーエバーモアは11着でした。
ヌーヴォレコルトの鞍上・岩田康誠騎手は、同レース初勝利で、史上7人目となるクラシック競走完全制覇を達成。3週間前に後藤浩輝騎手を落馬負傷させ、進路妨害で開催4日間の騎乗停止処分を受け、今週復帰したばかり。復帰していきなりヌーヴォにオークス勝利をもたらしました。そしてこの日の第3レースで勝利し、通算1112勝目を挙げて、地方出身騎手のパイオニア・安藤勝己さんのJRA通算1111勝を上回りました。ヌーヴォを管理する斎藤誠調教師は、2007年の朝日杯フューチュリティーステークスのゴスホークケン以来となるGⅠ勝利で、オークスは初勝利。馬主の原礼子さんは初のGⅠタイトルを獲得しました。
1番人気に支持されながらも2着に終わったハープスターは、前回の桜花賞と同じく直線で大外からグイグイと追い込み、上がり最速33.6秒の末脚を見せましたが、ヌーヴォにあと一歩届きませんでした。左回りで2戦2勝、輸送も経験済みと穴は見当たらないはずだったけど、桜花賞みたいに弾けきれず。この敗戦で凱旋門賞に行くかどうかは正直微妙、仮に参戦しても厳しい結果になると思います。ハープには勝ってくれることを期待していたんだけど、この結果にはガッカリとしか考えられない。


来週は3歳世代最強決定戦・第81回日本ダービー!皐月賞馬のイスラボニータ、弥生賞馬・トゥザワールド、ウインフルブルーム、ワンアンドオンリー、トーセンスターダム、牝馬のレッドリヴェール、青葉賞を勝ったショウナンラグーン、京都新聞杯の勝ち馬・ハギノハイブリッド、プリンシパルステークスを勝ったベルキャニオンなどが登録しています。2011年に生まれたサラブレッドの頂点を決める一戦を見逃すな!



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マキシマムザホルモンのネットーク マンスリートーク2014年2月編③

2014年05月25日 | マキシマムザホルモン
マキシマムザホルモンのダイスケはんとナヲちゃんがMCを務める「モンスターロック」がお届けするWEB限定番組「ネットーク」。マンスリートーク2月編の第3回は、11日の徳島公演(徳島club GRINDHOUSE)と12日の香川公演(高松オリーブホール)の2日連続で競演したLocofrankとの対バンを振り返ります。


番組冒頭で、ダイスケはんとナヲちゃんがLocofrankを「アイオーシーオー…」と読んでました。小文字の「l(エル)」が大文字の「I(アイ)」に見えたのかしら。locofrankとは10年前の2004年に「『ripple』&『ロック番狂わせ/ミノレバロック』Wレコ発ツアー」で対バンを行い、あの時も高松を訪れたことがあるそうです。10年前の対バンでは、翌日にライブがあろうが無かろうが、みんな朝まで酒を飲み明かしていました。
マネージャー・しみゆうさんもホルモンのメンバー達に負けないくらい酒が強く、ロコのスタッフさんとのイッキ飲み対決では、ロコ側が中ジョッキを頼んだのに対し、しみゆうは大ジョッキをオーダー!その結果、大ジョッキを軽く飲み干したしみゆう圧勝。ナヲちゃんたちも「かっこいい~!」と大感激。高松での打ち上げのとき、ベロベロになってトイレで休んでいたところ、ロコフランクの森勇介(ギター&ボーカル)さんが「おい清水、大丈夫か?」と声をかけたら、しみゆうが暴れながら「チンコはいらねえんだ!」と叫んだのである。そう、彼女は酔っ払うと口が悪くなるのだ。その際、左手の小指がトイレのドアに挟まってしまい、翌日指が腫れて骨折していたことが発覚。泥酔の代償は痛かった。まあ、自業自得だけどな。

それから10年後の今年、思い出の詰まった高松でのライブが実現。「これが本当の予襲復讐や!」確かにな。高松公演ではロコフランクの昔の代表曲を多く演奏。「ホルモン殺しか?」というくらい畳み掛けるようなセットリストで、イントロが流れるとホルモン達もノリノリになってました。
お互い刺激しあった後の打ち上げでは、Locofrankからの復讐がありました。最近はマネージャーという立場もあり、どうしても飲酒を抑えがちなしみゆうさんも、「今日ばかりはいいんじゃないか」と飲酒OKが出ました。ナヲちゃん曰く、森さんに「今日はやっちゃってくれ」と頼んだらしい。打ち上げではロコフランクのマネージャー・櫻井さんが大阪のキャバ嬢から教えてもらった「大阪コール」で大盛り上がり。大阪コールとは、「大阪大阪~!大阪大阪~!グリコ、たこ焼き、なんでやねん!」それをやるとき、ダイちゃんたちは「うわぁ~、それやるんかあ」、「やりたくないわあ」と拒否反応を示しましたが、やりだしたらかなり面白かったんだとか。御猪口の回し飲み(沖縄のオトーリ風)も行われ、仲間達にいっぱい飲まされたしみゆうさんは、異常なテンションになってしまいました…。翌朝、靴とジーンズが脱いでいて、ジーンズに関しては「誰が脱がしたんだろう…」と言いました。自分で脱いだはずなのに、酔って覚えてなかったのか?

みんなが楽器を片付けている最中、ナヲちゃんと笹原達也さん(ロコのドラム)の間で「行きつけのゲイバーへ飲みに行こう」と約束を交わし、打ち上げの後にゲイバーを訪れるも、その日の営業は終了。代わりに「夜の動物園」というおかまバーに寄り、中を見たら「ナイトサファリ(ショータイム)」が始まっていて、ステージにはおネエ達がネグリジェ姿で踊っていたのです。手前にはチビハゲのオッサンがブラジャー&大人用オムツ姿で照明を当てていた。
その光景に「これはディープだぞ」と思ったナヲちゃんたちは、「とりあえず入るしかない」と意を決し、夜の動物園に潜入。2人は焼酎を飲みながらショーを観劇するが、異様な雰囲気に「うちら2人だけ見てるのはやばくないか」と言って、PAの西方さんに連絡。そしたら、西方さんがマキシマムザ亮君と森さんを連れてやって来た。5人はカラオケで盛り上がり、おネエたちと記念撮影。こうして高松の過激な夜は更けて行ったのでした…。 おしまい。




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李大浩がメッセンジャー粉砕!阪神に逆転勝ちで交流戦3連勝!

2014年05月24日 | HAWKS

交流戦の開幕カードの広島戦で2連勝を果たした福岡ソフトバンクホークスは、23日から4連戦に突入。初戦の23日は、ヤフオクドームで阪神タイガースと対戦。セリーグ2位の阪神は、20&21日のオリックス2連戦で1勝1敗でした。セパ2位同士の対決の第1ラウンドは、ソフトバンク・岩嵜翔VS阪神・メッセンジャーの先発で始まりました。


スタメンはこちら 
  福岡ソフトバンク       阪神 
1(二)明石健志        (二)上本博紀
2(遊)今宮健太        (中)大和
3(左)内川聖一        (遊)鳥谷  敬
4(一)李  大浩        (一)ゴメス
5(右)長谷川勇也       (左)マートン
6(三)松田宣浩        (三)今成亮太
7(中)柳田悠岐        (右)福留孝介
8(捕)細川  亨        (捕)鶴岡一成
9(投)岩嵜  翔        (投)メッセンジャー


1回、ホークス先発・岩嵜が上本と大和の阪神1,2番を簡単に打ち取って2死とした後、鳥谷に四球を与え、2死1塁でゴメスにスライダーを振りぬかれ、レフトスタンドへの2ラン本塁打を浴びてしまい、2点を失います。
追いつきたいホークスですが、2回に長谷川が死球で出塁するも、松田が三振→長谷川盗塁失敗でゲッツー。3回は柳田が四球を選び、3塁まで進塁しますが、明石がショートライナーに倒れて無得点。4回は今宮がライト前ヒットで出塁するも、内川三振ゲッツー。再三ランナーを出しながらも、半身先発・メッセンジャーの前に1点を返すことができません。
立ち上がりに2点を失った岩嵜は、3回に鳥谷に2塁打を浴びるも、ゴメスをファウルフライに打ち取り0点。4回にこの日初めて3者凡退に抑え、5回には上本に2塁打を許しましたが、大和をチェンジアップで空振り三振に仕留めて追加点を与えません。
阪神1点リードの6回、ここまでメッセンジャーの前に無得点に抑えられていたホークスが反撃。先頭の明石がセンター前ヒット、続く今宮がライト前ヒット。1,2番の連打で無死1,3塁とチャンスを作ります。タイムリーがほしい場面で、内川がフォークを引っ掛けて3塁ゴロ。しかし、阪神三塁手・今成がファンブル。この間に3塁走者が生還し、1点を返したが、内川は足を痛めてベンチに下がる。1点差に詰め寄り、なおもランナー2人置いて4番・イデホがメッセンジャーのストレートをジャストミート!センターへの大きな打球は、バックスクリーンへと吸い込まれた!イデホの3ラン本塁打で4-2とホークスが逆転します!
ホークス2点リードの7回、前の回から投げていた千賀滉大が、連続四球を与えると、1死後にメッセンジャー代打・関本賢太郎に死球を与えてしまい、満塁とされる。同点または逆転のピンチの場面で、ホークスは千賀に代えて五十嵐亮太にスイッチ。五十嵐は最初のバッター・上本をカーブで空振り三振を奪いガッツポーズ。なおも2死満塁で、阪神は大和のところで代打・新井貴浩を投入。五十嵐VS新井貴の対決の行方は、8球目のストレートでバットに空を切らせた五十嵐の勝ち!2連続三振を奪った五十嵐、満塁のピンチを凌いでみせました。
その後、8回は岡島秀樹、9回はサファテが阪神の反撃を抑えて試合終了。ホークスが4-2で阪神に逆転勝利!


試合結果 セ・パ交流戦 2014/05/23(金)
ソフトバンク-阪神 1回戦 (ソフトバンク1勝、ヤフオクドーム、18:00、34834人)
T 200 000 000  2
H 000 004 00X  4
【投手】
(神)メッセンジャー、小嶋、鶴-鶴岡
(ソ)岩崎、千賀、五十嵐、岡島、サファテ-細川
【責任投手】
(勝)千賀13試合1勝1敗
(S)サファテ24試合1勝16S
(敗)メッセンジャー10試合4勝5敗
【本塁打】
(神)ゴメス9号2ラン(1回、岩崎)
(ソ)李大浩6号3ラン(6回、メッセンジャー)


セパ両リーグの2位対決の初戦は、阪神4番・ゴメスの本塁打で2点を先取され、先発・メッセンジャーの前に5回まで3安打に抑えられましたが、6回に無死1,3塁から内川選手の内野ゴロで1点を返し、さらに4番・イデホ選手の3ラン本塁打で4点を奪い、2点ビハインドをひっくり返しました。ワンチャンスをものにしたホークスが、阪神との初戦を制しました。これでホークスは交流戦開幕3連勝!でも、内川選手のケガが心配だ…。
投手陣は、先発の岩嵜投手が5回まで被安打3・2奪三振・1四死球・2失点という内容。立ち上がりにに2ランホームランを浴びたものの、2回以降は粘りのピッチングを見せました。5回に代打を送られましたが、負け投手とはならず。地元・船橋のご当地キャラ「ふなっしー」のテーマ曲で登場し、お立ち台でふなっしーのパフォーマンスを宣言していたんですが、次回以降にお預け。岩嵜投手がヤフオクドームで「ヒャッハー!」と叫びながら暴れ回るところ見てみたいぞ。
6回から2番手で登板した千賀投手は、最初のイニングで阪神のクリーンナップを3者凡退に抑える好投。ゴメスをフォークで空振り、続くマートンには直球で見逃し三振を奪いました。しかし、次の回では3つの四死球を与えて降板。勝ち投手になったものの、悔いの残るマウンドとなりました。千賀投手の後を受けた五十嵐投手は、気迫溢れるピッチングで満塁のピンチを切り抜けました。新井貴浩選手との対決では、内角高めストレートで三振を奪いガッツポーズ。見逃せばボールという球だったけど、バットが出てしまいましたな。
打線の方はチーム全体で6安打。2試合連続でスタメン入りの明石選手がこの日もヒットを放ち、今宮選手が2安打のマルチヒット。そして、打のヒーロー・イデホ選手が6回に逆転3ラン本塁打を放ち、好投を続けていたメッセンジャー投手を粉砕。ファウルで2球粘った後、8球目のストレートを完璧に捉えました。明石と今宮がチャンスを作り、4番が一振りで決めてくれましたね。
ところで、6回にタイムリーエラーを打った内川選手ですが、以前から痛めていた右臀部の状態が悪化。1塁を駆け抜けた後、苦痛の表情をゆがめながらベンチに下がっていきました…。内川選手本人は「大丈夫だと思う」と訴えてましたが、もし離脱するとチームにとって大きな痛手になるかもしれません。
24日の予告先発は、ソフトバンクが中田賢一、阪神はエースの能見篤史が登板します。中田投手は5月に入ってから3戦未勝利と6勝目が遠い状態が続いています。中日時代は阪神戦で11勝9敗、かつては「虎キラー」とも言われていました。阪神のエース・能見投手に投げ勝って、久々の白星を手にすることができるのか?


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なでしこジャパン、中国に劇的勝利!アジアの頂点まであと1つ!

2014年05月23日 | soccer

ベトナムで開催中の「AFC女子アジアカップ」は、22日に準決勝が行われました。グループリーグを2勝1分・勝ち点7でA組1位通過を決め、来年の女子W杯の出場権を獲得したなでしこジャパンは、準決勝で中国(B組2位)と対戦。日本はここ最近中国に7連勝中。アジアの頂点へ負けられないこの一戦、延長戦にもつれ込む死闘となりました。


スタメンはこちら
[日本女子代表]
GK 1 福元美穂
DF 2 有吉佐織
DF 3 岩清水梓
DF 20 川村優理
DF 19 宇津木瑠美
MF 6 阪口夢穂
MF 10 澤穂希
MF 12 中島依美
MF 8 宮間あや
FW 9 川澄奈穂美
FW 13 高瀬愛実

日本はGKに福元、DFは宇津木が左サイドバックに入り、中盤は澤がボランチ、宮間が左サイド。FWは川澄と高瀬の2トップ。エース・大儀見優季の離脱の影響は?


日本ボールで始まったこの試合、立ち上がりは日本のペースで進みます。開始2分に阪口がオープニングシュートを放つが、枠を捉えることができず。5分、中島のロングボール→中国DFがクリアミス→高瀬がボールを奪ったが、シュートはゴール右に逸れる。12分、左サイドのクロスを中国GKがパンチでクリア、こぼれ球を川澄が後ろ向きでシュートを放ったが、GKにキャッチされた。
20分過ぎから中国の時間帯となり、24分にCKからゴール前で混戦となり、最後は日本GK・福元がセーブ。27分には李影が左足でシュートを放ったが、GK福元がファインセーブを見せます。日本は38分、右サイドでFKを獲得し、宮間が右足で蹴りこんだが、決定的チャンスとはならず。前半43分、中国は正面でのFKを李冬那が直接狙うもゴールならず。前半は両チーム無得点で折り返します。
後半に入り、日本は川澄が左サイド、宮間がトップ下に入る。後半3分に宇津木のクロスのこぼれ球を澤がミドルを放つも威力無し。4分には高瀬が相手のバックパスに反応したが、後一歩及ばず。迎えた後半6分、日本は左CKを獲得すると、宮間が蹴ったボールを、二アサイドにいた澤がヘディングで合わせてゴール!澤の久々の代表戦でのゴールで日本が1点を先制します!
勢いづく日本は、後半12分にゴール正面でのFKを宮間が右足で直接狙ったが、わずかにゴール左に外れる。14分には川澄が左サイドを抜け出し、クロスボールがゴール枠内に飛ぶも、GKにクリアされた。17分、川澄のクロス→ゴール右いた中島がシュートするもダメ。後半34分、中国は左サイドで王珊珊がクロス→ペナルティエリアの中にいた中島の手に当たり、PKを獲得。このPKを李冬那が決め、中国が1-1の同点に追いつきます。試合は同点のまま90分終了。

延長に入り、日本は前半1分に宮間のFKのこぼれ球を川澄がシュートを狙うもGKの正面。3分には細かいパス回しから、途中出場・吉良知夏がシュートするも決められず。対する中国は6分に王珊珊がボールを奪ってからシュート、しかしGK福元がかろうじてセーブ。日本は延長後半5分、木龍七瀬に代えて菅澤優衣香を投入。後半11分、宮間がドリブルからミドルを放ったが、GKにキャッチされる。
お互い決め手を欠き、このままPK戦を迎えるかと思われた延長後半アディショナルタイム、中国のCKを凌いだ直後にカウンター敢行。川澄がドリブル突破→菅澤もドリブルで持ち込んでシュート。しかし、ゴールネットを揺らせず。さらに18分、阪口のクロス→菅澤が振り向きざまにボレーシュートを狙うもGKのファインセーブに阻まれる。そして延長後半20分、左CKを岩清水がヘディングで叩きつけ、ゴール右隅に決まった!日本が終了間際に勝ち越しゴールを挙げ、2-1で中国を下しました!


なでしこジャパン、120分間の激闘を制し、女子アジアカップ5大会ぶりの決勝進出を決めました!後半5分に澤選手のゴールで先制点を挙げ、相手のPKで一度は追いつかれましたが、延長終了間際に岩清水選手の値千金のヘッドで勝負あり。延長アディショナルタイムでのなでしこの気迫溢れる攻撃が実を結びましたね。日本は2003年大会から4大会続けて準決勝で敗れ続けていましたが、ようやく準決勝の壁を乗り越えました。鬼門突破でアジア制覇まであと1勝です!
この日の日本は、宮間選手のCKから2得点。先制ゴールを挙げた澤選手は、2012年のオーストラリアとの親善試合以来、約1年10ヵ月ぶりの代表ゴール。2011年の女子W杯決勝の再現を見るかのような鮮やかなゴールでした。これで澤選手は代表通算82点目です。なでしこの勝利を決定づけるゴールを決めた岩清水選手、ボールに合わせるタイミングも抜群でした。
初優勝に王手をかけたなでしこジャパン、25日の決勝戦でオーストラリアと対戦することになりました。14日のグループリーグ戦では、2点ビハインドを追いつき、2-2の引き分けでした。豪州とのリターンマッチに勝って、アジアカップ優勝なるか?最後に勝つのはなでしこだ!



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ホークス、セリーグ首位・広島に連勝!今宮が2打席連続タイムリー!

2014年05月22日 | HAWKS

20日の交流戦開幕戦の広島戦に勝利し、2連覇へ幸先のいいスタートを切った福岡ソフトバンクホークス。21日も福岡ヤフオクドームで広島東洋カープと対戦しました。ソフトバンク・帆足和幸VS広島・九里亜蓮の先発で始まったこの日は、両先発の投手戦となりました。


スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク       広島
1(二)明石健志        (遊)木村昇吾
2(遊)今宮健太        (二)菊池涼介
3(左)内川聖一        (中)丸  佳浩
4(一)李  大浩        (左)エルドレッド  
5(右)長谷川勇也       (一)キラ
6(三)松田宣浩        (三)小窪哲也
7(中)柳田悠岐        (右)松山竜平
8(捕)細川  亨        (捕)會澤  翼
9(投)帆足和幸        (投)九里亜蓮

ホークスは前日通算300盗塁を達成した本多雄一がスタメンから外れ、明石が1番セカンドで先発出場。先発ピッチャーの帆足は、9番に入りました。一方の広島は、木村が1番、小窪が6番サードに入りました。


ホークスは初回、先頭の明石が四球を選ぶと、今宮の犠打で1死2塁と得点圏に走者を進めます。しかし、内川とイデホがともに凡退して無得点。2回には長谷川が四球を選び、2死2塁と再びチャンスを作るが、細川が空振り三振に倒れて長谷川残塁。3回は1死から明石がチーム初安打となるセンター前ヒットの後、自ら盗塁を決めたが、今宮三振、内川ライトフライでこの回も0点。
ホークス先発の帆足は、初回に木村と丸を三振に切り取ると、2回と3回も広島打線を3者凡退に抑える快投を見せます。4回、木村を三振に退けた後、菊池にセンター前ヒットを浴び、2死後にエルドレッドに四球を与え、1,2塁のピンチを背負いますが、キラに高めのストレートを振らせて空振り三振。なんとか無失点で切り抜けます。
6回、ここまで無失点の帆足が、先頭の木村にヒットを許すと、菊池の犠打、丸の内野安打で1死1,3塁とピンチを招きます。先制点は与えたくない場面で、エルドレッドを遊撃ゴロ併殺打に仕留め、得点を与えません!その裏、ホークスは先頭の明石が広島先発・九里のカットボールを振り抜き、打球はセンターフェンスに直撃すると、明石は快速を飛ばして3塁まで到達。明石の3塁打で無死3塁のチャンスを迎え、続く今宮が低めの球を弾き返し、センター前に抜けるタイムリーヒット!ホークス1,2番コンビの連打で1点を先制します。
ホークス1点リードで迎えた8回、この回マウンドに上がった岡島秀樹が、1死から九里の代打・廣瀬純に2塁打を浴びると、代打・梵英心の場面で暴投してしまい、1死3塁と一打同点のピンチ。何としてでも0点に抑えたいところだったが、梵に犠牲フライを許し、1-1の同点とされる。同時に帆足の白星も消滅。
追いつかれたホークスですが、その裏に岡島の代打・中村晃がヒットで出塁すると、続く明石がレフト前ヒット。1塁走者・城所龍麿(中村の代走)が3塁に進塁。無死1,3塁と勝ち越しのチャンスで、今宮が広島2番手・永川勝浩の2球目のストレートを捉え、三遊間を破るレフト前タイムリーヒット!3連打で2-1と勝ち越しに成功。
そして9回、守護神・サファテが広島クリーンナップを3者連続三振に仕留めて試合終了!ホークスが接戦を制し、広島に2連勝を果たしました!


試合結果 セ・パ交流戦 2014/05/21(水)
ソフトバンク-広 島 2回戦 (ソフトバンク2勝、ヤフオクドーム、18:01、36369人)
C 000 000 010  1
H 000 001 01X  2
【投手】
(広)九里、永川勝-会沢
(ソ)帆足、岡島、サファテ-細川
【責任投手】
(勝)岡島20試合4勝1敗
(S)サファテ23試合1勝15S
(敗)永川勝17試合1勝1敗


また広島に勝った~!今回の試合は、帆足投手と九里投手の投手戦で進み、ホークスが3回まで得点圏に走者を進めながらも後一本が出ず(むしろ3塁すら踏めなかった)、5回まで九里投手の前にわずか1安打に抑えられましたが、6回に明石選手と今宮選手の連打で1点を先取。8回に一旦は追いつかれましたが、8回に再び今宮選手のタイムリーでホークスが再びリードを奪いました。明石&今宮の新1,2番コンビの活躍で勝利したホークス、交流戦連勝スタートを飾りました。セリーグ首位のチームに連勝したんで、ここから波に乗っていけそうな気がします。
先発の帆足投手は、7回まで95球を投げ、被安打5・7奪三振・1四死球・無失点という内容でした。序盤3イニングはパーフェクトに抑え、5回まで毎回奪三振、6回には1死1,3塁のピンチをゲッツーで切り抜けると、7回には先頭打者のキラにヒットを浴びるも、松山選手を併殺打に仕留めました。今季最高のピッチングを見せてくれたけど、8回に同点とされて白星が消えてしまいました。
帆足投手の白星を消した張本人の岡島投手ですが、その裏に味方が勝ち越し点を奪ったため、岡島投手が勝利投手となり、今季4勝目をマークしました。
打線の方はチーム全体で7安打。本多選手に代わって1番に入った明石選手が、3打数3安打の猛打賞。最初の打席で四球を選んでおり、全打席出塁を果たしました。6回の第3打席では3塁打を放ち、今宮選手のタイムリーで先制点のホームを踏めば、8回の第4打席ではレフト前ヒットでチャンスメイク。スタメンで結果を出した明石選手、また先発の機会を与えられるといいですね。この試合2打点を挙げた今宮選手は、6回に九里投手からセンター前ヒットを放つと、8回には永川投手から決勝点となるレフト前タイムリーを放ちました。
21日はホークスが広島に勝ち、パリーグ首位のオリックスが阪神に敗れたため、ゲーム差が0.5差に接近。金曜日からは4連戦に入り、ホークスは23・24日にヤフオクドームで阪神タイガース戦、25・26日はナゴヤドームに移動して中日ドラゴンズと戦います。阪神戦は岩嵜翔投手と中田賢一投手が登板予定。対する阪神の方は、能見篤史投手とメッセンジャー投手をぶつけて来そうな予感。阪神との2連戦は厳しい戦いになると思います。でも、勝ってほしい…。





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プロ野球交流戦開幕!ホークスがセリーグ首位・広島に快勝し、2連覇へ白星発進!

2014年05月20日 | HAWKS

プロ野球の「日本生命セパ交流戦」が20日に開幕。前年度覇者の福岡ソフトバンクホークスは、福岡ヤフオクドームで広島東洋カープと対戦。ホークスは先週末のオリックスとの3連戦で首位転落&屈辱の3連敗を喫したのに対し、広島は現在セリーグ首位を快走中です。セリーグ首位を叩いて、交流戦連覇へ好スタートを切りたいところです。


スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク       広島
1(二)本多雄一        (三)梵  英心
2(遊)今宮健太        (二)菊池涼介
3(左)内川聖一        (中)丸  佳浩
4(一)李  大浩        (左)エルドレッド  
5(右)長谷川勇也       (一)キラ
6(三)松田宣浩        (右)松山竜平
7(中)柳田悠岐        (遊)木村昇吾
8(捕)細川  亨        (捕)白濱裕太
9(投)スタンリッジ       (投)篠田純平

今年の交流戦は、パリーグ主催試合ではDH制がなく、ピッチャーも打席に立たなければなりません。ホークスは、内川が3番レフト、イデホが4番ファースト、先発投手のスタンリッジは9番に入りました。


ホークス先発・スタンリッジは、初回に広島の上位打線3人をわずか6球で退け、2回にはキラをスライダーで空振り三振を奪い、この回も3者凡退。3回も下位打線を簡単に三者凡退に抑え、序盤3イニングはパーフェクトピッチング。
とにかく点が欲しいホークス打線は、2回に先頭のイデホが投手強襲のヒットで出塁するも、長谷川が痛恨の併殺打。2アウトとなり、松田がセンターフェンス直撃の3塁打を放つと、続く柳田が広島先発・篠田の初球スライダーを弾き返し、レフト前タイムリーヒットで1点を先制します。3回、2死走者無しで内川が篠田の4球目のフォークを捉え、センターへ飛んだ打球はバックスクリーン最前列に飛び込むソロ本塁打。2-0とリードを拡げます。
5回、4回まで無安打ピッチングを続けていたスタンリッジが、キラと松山に連続ヒットを浴び、木村の犠打で1死2,3塁と一打同点のピンチを招きます。この場面で、白濱の代打・中東直己を遊撃ゴロ→今宮が本塁に送球して3塁走者を封殺。続く篠田の代打・田中広輔をカーブで空振り三振に切って取り、0点で切り抜けました。
その裏のホークスは、本多が四球を選ぶと、今宮の場面で2塁へ盗塁を成功させます。無死2塁で今宮が送りバントを決め、1死3塁で内川がライトへキッチリと犠牲フライを放ち3点目。6回には、先頭の長谷川が広島2番手・西原圭大の6球目のストレートを振り抜き、レフトスタンドへのソロ本塁打で4点目。続く松田がヒットのあと、盗塁&相手の悪送球で3塁まで進塁。無死3塁で柳田のセンター前タイムリーでもう1点加え、さらには細川のヒットで4連打。無死1,3塁でスタンリッジが3塁ゴロの間に1点追加し、6-0と広島を突き放します。
しかし7回、スタンリッジが2本のヒットを浴びて2死ながら2人の走者を背負い、代打・小窪哲也に直球を打ち返され、レフト前タイムリーヒットで2点を失う。8回、丸にライトフェンス直撃の2塁打を打たれ、エルドレッドを三振に仕留めて2死を取ったところで降板。2番手の森福允彦がキラに高めのストレートを狙われ、センターバックスクリーンへの本塁打かと思われたが、ビデオ判定の結果2塁打。とはいえ、6-3と3点差に詰め寄られた。そして9回は元広島のサファテが、古巣相手に3者凡退に打ち取って試合終了。ホークスが6-3で逃げ切り、交流戦初戦を白星で飾りました。


試合結果 セ・パ交流戦 2014/05/20(火)
ソフトバンク-広島 1回戦 (ソフトバンク1勝、ヤフオクドーム、18:00、33535人)
C 000 000 120  3
H 011 013 00X  6
【投手】
(広)篠田、西原、梅津、フィリップス-白浜、石原
(ソ)スタンリッジ、森福、サファテ-細川
【責任投手】
(勝)スタンリッジ8試合4勝2敗
(S)サファテ22試合1勝14S
(敗)篠田7試合3勝3敗
【本塁打】
(ソ)内川10号ソロ(3回、篠田)、長谷川4号ソロ(6回、西原)


ホークス、交流戦2連覇へ白星発進!2回に柳田選手のタイムリーで先制点を取り、3回には内川選手のソロ本塁打、さらには長谷川選手にも一発が出て、6回まで6-0と一方的な展開で進みました。しかし、終盤に広島がセリーグ首位の意地を見せ、3点も返しましたが、序盤からのリードを守りきり、6-3で勝利。チームの連敗も3でストップしました。先週末はオリックスごときに3タテを喰らい、非常に気分悪い思いをされた方も、セリーグの首位を相手に勝って、金曜日から続いた憂鬱感とモヤモヤが晴れたんじゃないかと思います。
先発のスタンリッジ投手は、8回途中(7回2/3)まで99球を投げて、被安打7・6奪三振・1四死球・3失点という内容で今季4勝目。阪神時代は広島に10勝の実績を持つ「鯉キラー」。この日も鯉キラーぶりを発揮させました、序盤の3回はパーフェクトに抑え、4回まで無安打、6回まで無失点の好投を見せましたが、終盤に3失点を喫しました。打撃では3打数ノーヒットでしたが、三塁ゴロで打点1を記録しました。
9回に3番手として登板し、14セーブ目を挙げたサファテ投手は、12球団からセーブをマーク。隠れた偉業に「なんで僕は花をもらえないの?」と残念がってました。
打線の方はチーム全体で13安打6得点。オリックスとの3連戦では3試合でわずか4得点しか取れず、タイムリー欠乏症に陥りましたが、2回に久々のタイムリーが生まれました。この日は柳田選手が4打数4安打2打点の固め打ち。盗塁も3度決めて勝利に大きく貢献。試合後のヒーローインタビューでは、この日74歳の誕生日を迎えた王貞治会長に向けて「ハッピーバースデー」を熱唱したのでありました。他にも松田選手、長谷川選手、イデホ選手、内川選手の4人が2安打をマーク。内川選手は2打席目に今季10号のホームラン、次の打席では犠牲フライを放って2打点を挙げました。
21日はソフトバンク・帆足和幸VS広島・九里亜蓮の予告先発で行われます。帆足投手は昨年の交流戦で4勝し、チームの優勝に貢献しました。鷹投手陣の交流戦男の快投で、2日続けてセリーグ首位叩きとなるか。ホークスが今年も交流戦で優勝し、パリーグ首位のオリックスがズルズル失速すれば最高なんだけどなあ…。






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