日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

小久保だ、松田だ、柴原だ!一発攻勢で13得点の圧勝!

2010年04月29日 | HAWKS

ヤフードームでの福岡ソフトバンクホークスVS東北楽天ゴールデンイーグルスは、28日に8回戦が行われました。この日はソフトバンク・高橋秀聡、楽天・藤原鉱通が先発。連勝を目指した水曜日の試合は、3回に打線が大爆発を起こしました!


1回、ホークス先発・高橋秀は先頭の聖沢に内野安打を許すと、1死2塁で鉄平に1,2塁間を破るライト前タイムリーで1点を先制されます。その後、中村ノリを遊撃ゴロ併殺打に打ち取って初回は1失点に抑えます。その裏、ホークスは内野安打で出塁した本多が2塁盗塁を決め、オーティズの遊撃ゴロの間に3塁まで進み、小久保四球で2死1,3塁と同点のチャンス。しかし、松中が藤原のスライダーに手が出ず見逃し三振。絶好の同点のチャンスを逃しました。
2回まで無得点に抑えられていたソフトバンクは3回、先頭の山崎勝己と川崎の連打で無死1,2塁とし、本多が一塁手の頭上を越え、ライト線を破るタイムリー2塁打で同点に。オーティズが相手のエラーで無死満塁となり、4番・小久保がフルカウントからの6球目のストレートを振り抜き、レフトへの打球はそのままスタンドイン!キャプテンの満塁アーチで一気に逆転に成功!この一撃が効いた藤原はKO!1死後、多村が内野安打で出塁し、続く松田が楽天2番手・松本の初球スライダーを捕らえ、レフトへの2ラン本塁打でさらに2点追加。この後長谷川がヒット、山崎勝がしつこくファウルで粘った後に三振。2死1塁で長谷川が2塁盗塁を決めると、パスボールで3塁まで進んだ。2死2,3塁で本多がセンターフライに倒れて3アウト。長いホークスの攻撃がやっと終わり、この回だけで打者12人、2本塁打で一挙7得点!
先発の高橋秀は2回と3回に2イニング連続3者凡退、味方の大量援護を貰った直後の4回には1死3塁で中村ノリ・草野を打ち取り無失点。5回、憲史と嶋の連打、聖沢の四球で2死満塁のピンチを背負いましたが、渡辺直人を2塁ゴロに打ち取ってピンチ脱出。5回まで1失点の好投を見せます。
更なる追加点が欲しいホークスは6回、1死から本多が2塁打で出塁した後、オーティズが右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で8点目。2死3塁で松中がライトフェンス直撃の2塁打でまた1点入って9点目。この回2点を追加して9-1、更にリードを拡げました。7回もホークス打線の勢いは止まらず。先頭の松田が楽天3番手・山村の4球目をジャストミート!レフトへのこの試合2本目のホームランを放ちます。2死1,2塁でオーティズの場面で柴原が代打で登場。その柴原がいきなりやってくれます。山村の2球目のチェンジアップを掬い上げ、ライトスタンドへ吸い込まれていった!代打起用に応える3ラン本塁打でさらに3点追加、これぞ「ラッキー7」!13-1と大量リード、これでもう態勢は決しました。
先発の高橋秀聡は終盤も続投し、打たせて取るピッチングで8回まで投げ、9回は2番手・高橋徹が1点を失いながらも1イニングしっかり投げ切って試合終了。ソフトバンクが一発攻勢で楽天に圧勝、チームも2連勝となりました。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/04/28(水)
ソフトバンク-楽 天 8回戦 
(ソフトバンク6勝2敗、ヤフードーム、18:01、26100人)
E 100 000 001    2
H 007 002 40X    13
【投手】
(楽)藤原、松本、山村、有銘-嶋
(ソ)高橋秀、高橋徹-山崎、高谷
【責任投手】
(勝)高橋秀2試合2勝
(敗)藤原4試合1勝3敗
【本塁打】
(ソ)小久保5号満塁(3回、藤原)、松田3号2ラン(3回、松本)、4号ソロ(7回、山村)
   柴原1号3ラン(7回、山村)


いやぁもう凄いね!ホームランが出ちゃったらもう止まりませんでしたな。この試合のホークスは4本の本塁打が生まれ、小久保がグランドスラム、松田の1試合2本塁打、そして柴原の代打3ランが飛び出しました。小久保の一発が出た瞬間、私もガッツポーズしましたよ~。あの一撃で打線に火が点きましたね。13-2で楽天に圧勝、このカードの勝ち越しを決めました。チームも2連勝で今季最多の貯金4。首位との差は2.5と変わらず。(西武VSロッテのGW天王山で西武が連勝して首位浮上です)
先発の高橋秀聡は、味方の大量援護もあって8回まで投げ切り、打者29人に対して105球、被安打5・6奪三振・2四死球・1失点で今季2勝目。先週の西武戦に続いて連勝を飾りました。初回に1点を失いましたが、その後は立ち直りの兆しを見せ、5回には満塁の大ピンチを切り抜けました。先発で結果を残し続けている高橋秀投手、ホークス先発陣の救世主となってもらいたい。
高橋秀聡の後を任された高橋徹投手は、プロ6年目でようやく1軍初登板。先頭打者に2塁打を打たれ、犠牲フライで1点を失いましたが、最後まで投げぬきました。初めての1軍で緊張もあったけど、いい経験ができたと思います。秀聡と徹の「高橋コンビ」がヤフードームで初共演。ダブル高橋リレーが今後も実現するかは未定です…。
打線の方は全体で今季最多タイの16安打を記録し、6回終了時点で先発全員安打を達成。3回に逆転グランドスラムを放った小久保選手は、2007年の中日戦以来3年ぶりとなる満塁弾で、これが通算13本目となります。プロ入り初の1試合2本塁打を放った松田選手は、5打数3安打3打点と大爆発。打率も.297に上がり、3割到達まであと少しの所まで来ております。代打で登場した柴原選手は、2008年7月のロッテ戦以来約1年9か月ぶりのホームラン。この3ランは完全復活を印象付けたんじゃないかな。本塁打を打った選手以外では、本多が3安打の猛打賞、7試合連続ヒットと記録を伸ばしています。
楽天に連勝したソフトバンク、昭和の日である29日は、ホークス・和田毅、楽天・ラズナーの予告先発となっています。和田は先週の西武戦で8失点と炎上して敗戦投手。お願いだから2週連続の大炎上はやめてくれー。できれば2ケタ奪三振&完投でおねがいします。木曜日も繋がる打線で楽天に3タテだー!



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