日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ドバイの雪辱を香港で果たした!ラヴズオンリーユー約2年ぶりのGⅠ勝利!

2021年04月26日 | 競馬

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が東京・大阪・京都・兵庫の4都道府県に25日に発令されたのに伴い、東京競馬場と阪神競馬場の2場で無観客開催。せっかく競馬場にファンが戻ってきたばかりだったのに・・・。この日は国内のGⅠは無かったけど、香港・シャティン競馬場でクイーンエリザベス2世カップ(G1・芝2000m 7頭立て)が行われました。日本勢からは⑥デアリングタクト、ドバイからの転戦となる⑦ラヴズオンリーユー、2019年香港ヴァーズ覇者①グローリーヴェイズ、2017年菊花賞馬④キセキの4頭が参戦。地元・香港勢からは前回覇者②エグザルタント、GⅠ3勝⑤タイムワープ、③グロリアスドラゴンの3頭が出走しました。


スタートと同時にタイムワープが先手を奪い、エグザルタント2番手、デアリングタクトは内側の3番手につけ、ラヴズオンリーユー4番手で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、タイムワープが先頭、2番手エグザルタント、3番手デアリングタクト、その外側の4番手にラヴズオンリーユー。5番手キセキ、6番手グローリーヴェイズ、最後方にグロリアスドラゴンが控える。
先頭を行くワープは前半1000mを62秒台のスローペースで通過。3コーナーを通過したところで、ワープとエグザルの2頭が後続を離しにかかる。デアタクは3番手、ラヴオン4番手、キセキとヴェイズのポジションも変わらない。4コーナー目前でラヴオンとヴェイズが外に持ち出し、デアタクはまだ最内を進んだまま。
ラストの直線に差し掛かり、残り400mを切ってタイムワープがまだ先頭、デアリングタクト、エグザルタント、ラヴズオンリーユーの3頭が2番手を争う。残り300mでワープが粘るところをデアタクが接近するが、ラヴオンが2頭まとめて捕らえ、残り200mで先頭浮上。デアタクも内側から巻き返し、ラヴオンに並びかける。しかし、残り100mでラヴズオンリーユーが突き放し、大外からグローリーヴェイズが飛んできたが、ラヴズオンリーユー先頭でゴールイン!グローリーヴェイズ2着、デアリングタクト3着、キセキも4着と日本勢が上位を独占しました!


【クイーンエリザベス2世カップ 全着順】
1着⑦ラヴズオンリーユー  2:01.22
2着①グローリーヴェイズ  3/4馬身
3着⑥デアリングタクト   1馬身1/4
4着④キセキ        2馬身3/4
5着②エグザルタント    3馬身
6着③グロリアスドラゴン
7着⑤タイムワープ

【払戻金】
単勝 ⑦ 550円
複勝 ⑦ 250円 ① 240円
馬連 ①-⑦ 1,150円
馬単 ⑦-① 2,290円
ワイド ①-⑦ 290円  ⑥-⑦ 170円  ①-⑥ 180円
3連複 ①-⑥-⑦ 370円
3連単 ⑦-①-⑥ 4,330円



日本勢4頭が参戦した今年のQE2世カップは、ラヴズオンリーユーが見事な快勝。このレースで日本馬が優勝したのは、おととしのウインブライト以来、史上5頭目となります。大外から突っ込んできたグローリーヴェイズが、ゴール前でデアリングタクトをかわして2着。ヴェイズはシャティンの馬場が合ってるみたいですね。
1番人気に支持されたデアリングタクトは3着。道中は3番手をキープし、直線でラヴズオンリーユーと競り合うも、伸びきれませんでした。スタート前の発汗の影響もあったのかなって思います。デアタクは牝馬3冠を達成した後、勝ちきれないレースがつづいています。同じ無敗の3冠馬・コントレイルも大阪杯で完敗したんで、どちらも試練の時を迎えています。2頭とも早く復活してほしいです。

ラヴズオンリーユーは2019年のオークス以来となる2度目のGⅠ制覇。矢作芳人調教師は海外GⅠ3勝目で、香港では初勝利。かつてリスグラシューが2018年の香港ヴァーズで2着、2019年のQE2世カップでも3着と、あと一歩のところで勝利を逃しました。しかし、ラヴオンが厩舎の先輩の無念を晴らしてみせました。
鞍上のヴィンセント・ホー騎手はQEカップ初勝利。ホー騎手は同日開催の「チャンピオンズマイル」でも、ゴールデンシックスティとのコンビで制覇。ちなみに、ゴールデンシックスティはこの勝利で14連勝を達成。そこまで強いなら、安田記念で見てみたいんだけど、コロナ禍の今のご時世じゃ不可能かな。
2年前のオークスを制した後、エリザベス女王杯で2年連続で3着、昨年末の有馬記念でも10着。今年の京都記念で久しぶりの勝利を飾ると、ドバイシーマクラシックではミシュリフとクロノジェネシスとの叩き合いの末に3着。その悔しさを抱えたまま迎えた今回、スタートからデアリングタクトを徹底的にマークし続けると、残り200mで先頭に立ち、デアタクの反撃を退けました。勝った内容も良かったし、ラヴオンの強さを引き出したホー騎手にも「あっぱれ」です。
今年すでに3度走っているし、海外遠征の疲労もあると思うから、宝塚記念は使わないと思います。現役生活も今年限りだろうから、秋は天皇賞orエリザベス女王杯を使い、香港でラストランになるのかな?引退前にGⅠタイトルをもう一つ取っておきたいですね。



混戦の皐月賞はエフフォーリアが圧勝!横山武史は嬉しいGⅠ初勝利!

2021年04月18日 | 競馬

2021年の牡馬クラシック開幕戦・第81回皐月賞(GⅠ・芝2000m 16頭立て)が18日、中山競馬場で行われました。昨年はコントレイルが無敗で1冠目を奪取しましたが、今年は本命不在の大混戦。ホープフルステークスを制した⑧ダノンザキッド、弥生賞ディープインパクト記念優勝⑬タイトルホルダー、スプリングステークス覇者⑤ヴィクティファルス、3連勝で共同通信杯を勝った⑦エフフォーリア、きさらぎ賞優勝⑨ラーゴム、京成杯優勝⑮グラティアスといった受賞ウィナーの他に、若葉ステークス完勝①アドマイヤハダル、朝日杯2着③ステラヴェローチェ、2連勝中⑪ディープモンスター、ホープフル3着③ヨーホウレイクなどが参戦しました。



単勝の人気は、1番人気がダノンザキッド(3.3倍)、2番人気エフフォーリア(3.7倍)、3番人気アドマイヤハダル(8.8倍)。その後はヴィクティファルス、ラーゴム、ステラヴェローチェ、グラティアス、タイトルホルダーと続きました。

スタートは16頭横一線。その中でもタイトルホルダーが好ダッシュを見せる。ダノンザキッドとエフフォーリアも良い飛び出しを見せた。スタンド前の先行争いで、タイトルホルダーと⑫ワールドリバイバルの2頭が競り合い、ダノンザキッドとエフフォーリアも先団につける。ラーゴムは6番手から、ヴィクティファルスとアドマイヤハダルとステラヴェローチェは中団馬群にに控えてゴール板を通過。
16頭が一団の状態で1,2コーナーを回り、向正面に入ったところで、ワールドリバイバルが先頭、2番手タイトルホルダー、ダノンザキッドが3番手に上がる。その後ろの4番手集団には内側エフフォーリア、真ん中⑭アサマノイタズラ、外側から⑯レッドベルオーブ。中団7番手にラーゴム、8番手アドマイヤハダル、グラティアスが9番手から前進。10番手にヴィクティファルス、11番手ステラヴェローチェ、12番手⑩シュヴァリエローズ。②ルーパステソーロが13番手に上がり、ヨーホウレイク14番手、15番手ディープモンスター、④イルーシヴパンサーが最後方。
3,4コーナー中間、残り600mを切って、前の争いはタイトルがわずかに先頭だが、リバイバル・キッド・ベルオーブ・アサマも先頭集団にいる。エフフォーは6番手、ハダル7番手、ラーゴムとヴィクティは中団、ヴェローチェは中団よりやや後ろ目。
4コーナーのところでタイトルホルダーが先頭だが、直線に入ってすぐにエフフォーリアがタイトルをかわして前に出た。ダノンザキッドは後退してしまう。3番手争いからステラヴェローチェとレッドベルオーブ、さらにはアドマイヤハダルとヨーホウレイクも追い上げる。しかし、完全に抜け出したエフフォーが後続を引き離し、タイトルが2番手キープ。ヴェローチェとハダルがタイトルに迫ったが、それらを尻目にエフフォーリアが先頭でゴールイン!タイトルホルダーが2着を死守、そして内で頑張ったステラヴェローチェが3着。



【皐月賞 全着順】
1着 エフフォーリア    2分00秒6
2着 タイトルホルダー    3馬身
3着 ステラヴェローチェ   クビ差
4着 アドマイヤハダル    クビ差
5着 ヨーホーレイク     クビ差
6着 グラティアス
7着 ディープモンスター
8着 レッドベルオーブ
9着 ヴィクティファルス
10着 イルーシヴパンサー
11着 シュヴァリエローズ
12着 ワールドリバイバル
13着 ラーゴム
14着 ルーパステソーロ
15着 ダノンザキッド
16着 アサマノイタズラ

【払戻金】
単勝 ⑦ 370円
複勝 ⑦ 170円  ⑬ 490円  ③ 380円
枠連 4⃣-7⃣ 1,150円
馬連 ⑦-⑬ 4,300円
馬単 ⑦-⑬ 5,510円
ワイド ⑦-⑬ 1,540円  ③-⑦ 1,150円  ③-⑬ 3,560円
3連複 ③-⑦-⑬ 20,000円
3連単 ⑦-⑬-③ 82,320円


圧倒的な本命不在と言われていた今年の皐月賞は、単勝2番人気のエフフォーリアが圧勝。おととしのサートゥルナーリア、昨年のコントレイルに続き、今年も無敗の皐月賞馬が誕生しました。2着には8番人気のタイトルホルダー、3着には6番人気のステラヴェローチェが入りました。タイトルホルダーは3コーナーで先頭に浮上、直線でエフフォーに抜かれながらも、2着を守り抜きました。3番人気のアドマイヤハダルは4着、4番人気のヴィクティファルスは9着。
そして、1番人気のダノンザキッドはブービーの15着と惨敗。レース前の発汗の多さが目立ったし、スタート後の折り合いが悪かったこと、道中でアサマノイタズラとやりあっていた。3,4コーナー中間地点では先頭集団にいたけど、4コーナーで後退し始め、直線でズルズル下がってしまいました。「本当に2歳GⅠ馬なの?」と疑うほどの酷すぎる負けっぷり。ダノン軍団はクラシックで勝てませんなぁ。

デビュー4連勝でGⅠ初制覇を果たしたエフフォーリアは、前走の共同通信杯に続いての重賞連勝。エフフォーを管理する鹿戸雄一調教師は、スクリーンヒーローで勝った2008年のジャパンカップ以来、実に12年5カ月ぶりのGⅠ勝利であります。
鞍上の横山武史騎手は、デビュー5年目で嬉しいGⅠ初制覇。ゴール直後に左手を挙げてガッツポーズ、勝利インタビューでは笑顔も見せていました。そういえばタイトルホルダーも弥生賞で武史が乗ってた。武史騎手が騎乗した馬がワンツー独占ですか。お父さんの典弘騎手も1998年にセイウンスカイとのコンビで優勝しており、皐月賞では史上3組目の父子制覇も達成。偉大な父・典弘騎手を越えたし、立派な一流ジョッキーになりました。

昨年のコントレイルも強かったけれど、エフフォーリアもまた強い競馬で勝ちましたね~。道中はインコースでじっと我慢し続け、直線に入ってすぐに抜け出すと、あとは突き放すだけ。2着とは3馬身差、タイムも0.5秒差つけての完勝。中山コースは初体験、馬体重も前走から-10キロだったのに・・・。
皐月賞で3馬身以上の差で勝ったのは、ナリタブライアンとオルフェーヴルくらいで、2頭ともに三冠を達成したから、エフフォーリアも三冠制覇の可能性が高い!?昨年のデアリングタクトに続いて、エピファネイア産駒からまた三冠馬が生まれるのか?

クラシック初戦が終わり、桜花賞と皐月賞で無敗馬が優勝。ソダシに至っては白毛馬で初めてのクラシック競走制覇の快挙を果たしました。次のオークスでもソダシVSサトノレイナスの一騎打ち、ダービーではエフフォーリアの1強となりそう。今年も無敗の三冠馬誕生の瞬間が見られるといいですねえ。



障害界の歴史が動いた!メイショウダッサイがオジュウチョウサンの中山GJ6連覇を止める!

2021年04月17日 | 競馬

牡馬クラシック第1戦・皐月賞を前日に控えた17日は、中山競馬場で春の最強ジャンパー決定戦・第23回中山グランドジャンプ(J・GⅠ 芝4250m 8頭立て)が行われました。中山グランドジャンプ5連覇中の④オジュウチョウサンが6連覇を目指せば、昨年末の中山大障害を制した⑥メイショウダッサイが「絶対王者越え」に挑戦。2強以外にも京都ジャンプステークスでオジュウに勝った③タガノエスプレッソ、中山大障害2着②ケンホファヴァルト、阪神スプリングジャンプ2着⑦スマートアペックスなどが参戦しました。




スタート直後にオジュウチョウサンがいきなり先手を奪うが、最初の5号障害はケンホファヴァルトが先頭で飛越。1周目のスタンド前のところで、タガノエスプレッソとオジュウチョウサンの2頭が並び、3番手スマートアペックス、ケンホファヴァルトは2号障害手前で4番手に下がり、5番手メイショウダッサイ、6番手⑤マイネルプロンプト。その後は⑧シンギングダンサー、①ヒロシゲセブンと続く。
1,2コーナー中間の3号障害→2コーナーのバンケット→向正面のところで、エスプレッソ単独先頭、オジュウは2番手につけ、ダッサイはホファヴァルトをかわして4番手に進出。8頭は向正面真ん中のバンケットを下って最初の大障害コースへ。大竹柵障害をオジュウとエスプレッソが同時に飛越すると、ダッサイは4,5番手あたりで飛び終え、最後方のヒロシゲセブンまでクリア!
最初の難関を乗り越え、左回りになった時点で、タガノエスプレッソ先頭、オジュウチョウサン2番手、スマートアペックス3番手、メイショウダッサイは4番手。5番手ケンホファヴァルト、6番手マイネルプロンプト、7番手シンギングダンサー、最後方ヒロシゲセブンという順番。
3コーナーのバンケットを過ぎて、2度目の大障害コース。今度は赤レンガの大生垣障害をエスプレッソとアペックスが同時に飛越した直後、オジュウ3番手、ダッサイ4番手で飛越。最後方まで飛越を終え、ここも落馬なし。
巡回りに戻り、3号障害でアペックスが一旦先頭に立ったが、2コーナーの坂でまたエスプレッソが抜き返す。芝の外回りコースに入り、オジュウは3番手、ダッサイは4番手でオジュウをぴったりマークしている。その後ろからはホファヴァルトとプロンプトも先団グループに追いつく。
3コーナーを回り、エスプレッソが後続を離しにかかるが、ダッサイが外から差を詰める。オジュウは3,4コーナー中間のハードル障害の手前で4番手まで下がると、飛越直後に6番手まで後退。これはまずいぞ。4コーナーを回るところで、エスプレッソ先頭、ダッサイが2番手、ホファヴァルト3番手、プロンプト4番手、アペックスは内側5番手、6番手のオジュウは大外に回したが、前との差が離れてしまう。
ラスト直線の最終障害、タガノエスプレッソが先頭、メイショウダッサイ2番手、ケンホファヴァルト3番手で続々と飛越。オジュウチョウサンは万事休す!残り200mでダッサイが先頭に立ち、あとは引き離すだけ。ホファヴァルトがエスプレッソをかわして2番手に浮上したが、メイショウダッサイが先頭でゴールイン!中山大障害に続いてのJ・GⅠ連勝です!


【中山グランドジャンプ 全着順】
1着⑥メイショウダッサイ 4分50秒1
2着②ケンホファヴァルト  4馬身
3着③タガノエスプレッソ  2馬身1/2
4着⑦スマートアペックス  7馬身
5着④オジュウチョウサン  1馬身1/4
6着⑤マイネルプロンプト
7着①ヒロシゲセブン 
8着⑧シンキングダンサー

【払戻金】
単勝 ⑥ 180円
複勝 ⑥ 110円  ② 280円  ③ 200円
枠連 発売なし
馬連 ②-⑥ 1,400円
馬単 ⑥-② 1,560円
ワイド ②-⑥ 350円  ③-⑥ 230円  ②-③ 850円
3連複 ②-③-⑥ 1,730円
3連単 ⑥-②-③ 4,810円


オジュウチョウサンが絶対王者として君臨してきた障害界ですが、歴史が変わる瞬間が来ました。昨年の最優秀障害馬・メイショウダッサイが、オジュウチョウサンを破って中山GJを制しました。2着のケンホファヴァルトはまたも大舞台で銀メダル。3着には3番人気のタガノエスプレッソが入りました。結果的には中山大障害と同じ順位となりましたね。
前回覇者のオジュウチョウサンは5着に敗れ、6連覇の偉業はならず。序盤から先行策を取ったんですが、終盤にペースが落ちて、残り2つの障害の手前で後退してしまいました。前走の京都ジャンプステークスで3着と敗戦、挽回を狙ったGJでは王座陥落。長い間障害界を牽引してきたスーパーホースも今年で10歳。引退の二文字も見えてきたのか?

J・GⅠ2勝目のメイショウダッサイは、これで重賞4連勝を達成。鞍上の森一馬騎手と飯田祐史調教師はグランドジャンプ初制覇。森一馬騎手は先月結婚を発表し、JRA通算100勝も達成。公私ともに絶好調ですね。
ダッサイはパドックの時はオジュウに続く2番人気でしたが、レース直前になって1番人気。レースではオジュウより後ろの位置に進め、芝コースでオジュウにぴったりマーク。最後は直線の上り坂で一気に突き放しました。最強馬を下し、名実ともに障害界の王者となったメイショウダッサイ。今後も連勝を伸ばし、王者の片鱗を見せられるか期待したいです。



ソダシ無傷の5連勝!白毛馬で初めてのクラシック競走制覇だ!

2021年04月11日 | 競馬

2021年の牝馬三冠レースの第1戦・第81回桜花賞(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が11日、阪神競馬場で行われました。昨年はデアリングタクトが豪快な差し切り勝ちで1冠目を獲得。今年の桜花賞は、白毛馬として初のGⅠ制覇を果たした④ソダシ、阪神ジュベナイルフィリーズで2着⑱サトノレイナス、チューリップ賞1着同着の⑧メイケイエール&⑬エリザベスタワー、フィリーズレビュー覇者⑮シゲルピンクルビー、ディープ&アパパネの子⑤アカイトリノムスメ、九州産馬⑫ヨカヨカ、フラワーカップ覇者⑰ホウオウイクセル、⑩アールドヴィーヴル、②ファインルージュ、⑯ソングラインなどが参戦しました。


単勝のオッズは、1番人気がサトノレイナス(3.3倍)、2番人気ソダシ(3.6倍)、3番人気メイケイエール(6.4倍)。その後はアカイトリノムスメ、アールドヴィーヴル、エリザベスタワー、ソングライン、ファインルージュと続きました。

スタートでソダシが良い飛び出しを見せたのに対し、メイケイエールとサトノレイナスはやや遅れ気味。最初の先行争いで、ソダシが行くかと思ったら、⑥ストゥーティが前に出る。ソダシとジネストラが2,3番手で並び、4番手アカイトリノムスメ、5番手ヨカヨカ、6番手グループにはファインルージュ・⑨エンスージアズム・アールドヴィーヴル・エリザベスタワー・シゲルピンクルビーと横並び。その直後にメイケイエールが11番手から一気に盛り返し始め、外回り3コーナーを回ったところでストゥーティをかわして先頭を奪った。中団より後ろのグループには③ブルーバード・⑭ミニーアイル・ソングラインと3頭が並び、①ストライプ・サトノレイナス・ホウオウイクセルの3頭が15番手集団を形成し、⑦ククナがポツンと最後方を行く。
外回り3,4コーナー中間を過ぎて、エールが先頭、ストゥーティ2番手、ジネス3番手、ソダシは内側4番手につけ、ヨカヨカ5番手。アカイトリ・ルージュ・ピンクルビーは中団馬群、アールドとエリタワは中団より後ろ、レイナスは後方で4コーナーを回る。
最後の直線に入り、ストゥーティがメイケイエールを抜き返して再び先頭。ソダシは2番手に上がり、まだ騎手の手綱は持ったまま。後続からはファインルージュ、アカイトリノムスメも追い上げる。サトノレイナスはまだ後ろの位置。残り200m手前でソダシがストゥーティをかわして先頭浮上。後続ではルージュとアカイトリが前を追い、大外に出したレイナスも脚を伸ばしてやってきた。ゴール前でソダシとルージュの差が縮まると、外からレイナスが突っ込み、最後はソダシとサトノレイナスがほとんど並んでゴール!しかし、ソダシがわずかに有利!白毛馬のソダシが桜の女王に輝きました!




【桜花賞 全着順】
1着 ソダシ       1分31秒1
2着 サトノレイナス    クビ差
3着 ファインルージュ   1/2馬身
4着 アカイトリノムスメ  クビ差
5着 アールドヴィーヴル  3馬身
6着 ククナ
7着 ストゥーティ
8着 エンスージアズム
9着 ホウオウイクセル
10着 ミニーアイル
11着 ジネストラ
12着 ストライプ
13着 エリザベスタワー
14着 ブルーバード
15着 ソングライン
16着 シゲルピンクルビー
17着 ヨカヨカ
18着 メイケイエール

単勝 ④ 360円
複勝 ④ 140円  ⑱ 130円  ② 350円
枠連 2⃣-8⃣ 520円
馬連 ④-⑱ 670円
馬単 ④-⑱ 1,280円
ワイド ④-⑱ 290円  ②-④ 1,030円   ②-⑱ 950円
3連複 ②-④-⑱  2,660円
3連単 ④-⑱-② 10,400円



阪神ジュベナイルフィリーズで白毛馬で初めてのGⅠ勝利を挙げたソダシが、桜花賞も制覇!これでデビューから無傷の5連勝となりました。昨年のデアリングタクトに続き、今年も無敗の桜花賞馬が誕生しましたね。2着のサトノレイナスは、後方で脚を溜め続け、最後の直線で大外強襲を仕掛けましたが、クビ差及ばず。前走の阪神JFでもソダシにハナ差で敗れており、またしても僅差で涙を呑む結果に。このレースで1番人気のは7連敗です・・・。3着には8番人気のファインルージュ、マイルで3連勝中のアカイトリノムスメは4着。
この春絶好調の川田将雅騎手が鞍上のエリザベスタワーは13着。3番人気のメイケイエールは、スタートで後手を踏み、3コーナーで一気に上昇して先頭を奪いましたが、最後にズルズル下がって最下位でフィニッシュ。主戦の武豊騎手が骨折のため、横山典弘騎手が代打を務めたけど、ノリさんでも歯が立たず。メイケイエールの気性の荒さは治らないんでしょうか。

ソダシ鞍上の吉田隼人騎手は、GⅠ通算3勝目。須貝尚介調教師は桜花賞初勝利。というか、3歳牝馬のGⅠ競走は初勝利ですな。クロフネ産駒も3歳クラシック競走は初制覇となりました。クロフネは昨年に種牡馬を引退し、今年1月17日に老衰で死亡。ソダシにとっては天国の父に捧げる勝利といえるでしょう。
白毛初のGⅠ制覇から4か月、今度は「白毛初のクラシック制覇」の快挙。白毛伝説にまた新たな1ページが加わりました。それに勝ち時計1分31秒1は、従来のコースレコードを0.8秒も更新。これまでは話題先行のイメージが強かったんですが、GⅠで2勝を挙げてから、実力も証明されましたね。次はオークスですが、1800mで2勝しているし、府中コースを経験しているので多分問題ないと思うんだけど。オークスもまた、ソダシとサトノレイナスとの一騎打ちになるのかな?



レイパパレが6戦無敗で初GⅠ!コントレイルとグランアレグリアは道悪に泣く。

2021年04月04日 | 競馬

春の中距離王者決定戦・第65回大阪杯(GⅠ・芝2000m 13頭立て)が4日、阪神競馬場で行われました。無敗の3冠馬⑦コントレイルが4か月ぶりの休み明けを経て始動すれば、スプリントとマイルの2階級制覇を果たした⑫グランアレグリアが中距離路線に殴り込み。さらには今年こそはコントレイルにリベンジしたい②サリオス、元ダービー馬⑥ワグネリアン、⑤ペルシアンナイトのGⅠウィナーの他に、デビューから5戦全勝の4歳牝馬⑧レイパパレ、6億円ホース⑬アドマイヤビルゴ、昨年4着⑩カデナなどが参戦しました。


単勝の人気は、コントレイルが1.8倍で1番人気、グランアレグリアが2.8倍で2番人気、3番人気サリオス(5.8倍)と3頭が10倍以下。その後はレイパパレ、ワグネリアン、①モズベッロ、アドマイヤビルゴ、⑨クレッシェンドラブと続きました。

スタンド前でのスタートで、コントレイル、サリオス、グランアレグリアが好スタートを見せる。最初の先行争いでサリオスが行くかと思いきや、レイパパレがスーッと前に出て先手を奪う。サリオス・ワグネリアン・⑪ハッピーグリンが2番手グループを形成し、グランアレグリアは5番手、コントレイルは中団8番手でゴール板を通過した。
1,2コーナーを過ぎて向正面に差し掛かるところで、レイパパレが単独先頭、ハッピーグリン2番手、内側3番手にサリオス、外側4番手にワグネリアン。グランアレグリアは5番手に控え、6番手クレッシェンドラブ、7番手⑬アドマイヤビルゴ、8番手③アーデントリー、その後ろの9番手にコントレイルが追走。後方勢は10番手①モズベッロ、11番手カデナ、12番手④ブラヴァス、最後方にペルシアンナイト続く。
縦長の状態で内回り3コーナーを回り、コントレが中団の位置から進出開始。これを見たのかアレグリアも仕掛けていく。残り600mのところでサリオス・アレグリア・コントレの3頭が横並び。それでもパパレが先頭キープ。後続にはベッロが5番手まで上がってきた。
4コーナーから最後の直線に入り、レイパパレがまだ先頭、サリオスは道悪の内側を選び、グランアレグリア3番手、コントレイルはまだ4番手。一番外からはモズベッロも頑張っている。残り200mを切ってもパパレが粘りを見せるのに対し、サリオスとアレグリアとコントレイルは伸びてこない。そして残り100mでパパレが一気に突き放し、そのまま先頭ゴール!モズベッロがゴール前で2番手に上がり、コントレイル3番手、グランアレグリアは4番手でゴールしました。



【大阪杯 全着順】
1着 レイパパレ    2分01秒6
2着 モズベッロ     4馬身
3着 コントレイル    3/4馬身
4着 グランアレグリア  クビ差
5着 サリオス      1馬身1/4
6着 カデナ 
7着 アーデントリー
8着 ブラヴァス
9着 アドマイヤビルゴ
10着 ペルシアンナイト 
11着 クレッシェンドラヴ
12着 ワグネリアン
13着 ハッピーグリン


単勝 ⑧ 1,220円
複勝 ⑧ 230円  ① 420円  ⑦ 110円
枠連 1⃣-6⃣ 16,360円
馬連 ①-⑧ 19,080円
馬単 ⑧-① 37,610円
ワイド ①-⑧ 2,750円  ⑦-⑧ 390円  ①-⑦ 850 円
三連複 ①-⑦-⑧  7,240円
三連単 ⑧-①-⑦ 106,210円


「三冠馬」コントレイルVS「最速女王」グランアレグリアによる頂上決戦と謳われていた今年の大阪杯でしたが、デビューから負けなしの4歳牝馬・レイパパレが逃げ切り勝ちという結果に終わりました。5番人気のモズベッロが2着に入り、馬単で3万円台の高配当。1番人気のコントレイルは3着、2番人気のグランアレグリアも4着、3番人気のサリオスも5着に終わっています。
コントレイルとグランアレグリアは共に道悪に泣かされました。3コーナーでコントレイルが早めに仕掛け、グランアレグリアも動き出したときは、最後は2強の一騎打ちかと思ったんですが、どちらも直線で末脚が伸びず。アレグリアは2000mの距離が長かったと思うし、ルメール騎手が最近重賞レースで勝てていないということも原因か。スプリント・マイル・中距離の「三階級制覇」は難しいですね。コントレイルは雨の中で走るのが初めて。宝塚記念でも大阪杯のような天気と馬場だったら、期待は薄いでしょう。

勝ったレイパパレは、デビューから6戦6勝でGⅠ初制覇。栗東・高野友和厩舎に所属し、父・ディープインパクト、母・シェルズレイ、母の父がクロフネという血統。道悪で圧勝する辺りはディープ産駒らしくないなと思うけど、祖父・クロフネの血が生きたのではないでしょうか。鞍上の川田将雅騎手は、先週の高松宮記念に続いてのGⅠ勝利。川田騎手はこの後、来週の桜花賞でエリザベスタワー、皐月賞でダノンザキッドと有力馬に相次いで騎乗予定。この春GⅠの主役は川田騎手となるのか?
昨年1月にデビューしたものの、その後に約5ヶ月も休養。裏街道で連勝を重ね、12月のチャレンジカップで重賞初制覇とともにデビュー5連勝を達成。今回の大阪杯では、三冠馬や2階級女王を寄せ付けず、重馬場の中で圧勝しました。この強さは同世代の三冠女王・デアリングタクトより上だと思います。