日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

大相撲初場所2021 大栄翔が埼玉県出身力士として初優勝!

2021年01月24日 | Sports

今月10日から両国国技館で行われていた「大相撲初場所」は、24日に千秋楽を迎えました。今場所直前に横綱・白鵬関が新型コロナウイルスに感染したり、横綱昇進の期待が高かった大関・貴景勝関が序盤から黒星が先行して途中休場。注目の優勝争いは、前頭筆頭の大栄翔関が14日目終了時点で12勝2敗と単独トップ。この日の千秋楽で勝てば、自身初優勝となりますが・・・。


この日の大栄翔は、隠岐の海と対戦。立ち合いで勢い良く隠岐の海にぶつかると、一気の突き押しで土俵際に追い込み、最後は土俵外に押し出して勝負あり(決まり手=突き出し)。大栄翔が13勝目を挙げ、幕内初優勝を決めました!


2016年の琴奨菊から始まり、2017年の稀勢の里、2018年の栃ノ心、2019年の玉鷲、昨年の徳勝龍と、初場所での初優勝力士が5年間も続き、今年は埼玉県出身、追手風部屋所属の大栄翔関が初優勝。これでもう6年連続で初優勝の力士が誕生。「荒れる初場所」は今年も健在ですね。
埼玉で相撲と言えば、埼玉栄高校が「高校相撲界の名門校」として有名で、数多くの幕内力士を輩出。相撲部屋も追手風部屋をはじめ、入間川部屋、二子山部屋(元大関・雅山が師匠)、湊部屋と県内に4か所あります。しかし、本場所の幕内で優勝した力士は昨年まで0人。長い間「優勝空白県」と言われていましたが、今年ついに大栄翔が埼玉勢として初優勝を果たしました。
大栄翔は朝霞市出身、埼玉栄高校に通い、卒業後は草加市にある追手風部屋に入門したという生粋の埼玉っ子。昨年9月の秋場所で関脇に昇進するも負け越し。今場所は西前頭筆頭に位置付け、初日に朝乃山、2日目に貴景勝、3日目に正代と3大関を撃破。その後も三役力士を次々と撃破し、初日から無傷の8連勝。9日目と11日目に黒星を喫しましたが、終盤の12日目から4連勝で締め括りました。最後まで集中力を切らしませんでしたね。
来場所の番付でどこに位置付けられるか気になるところですが、関脇になると思います。初場所で初優勝した力士は、その後に大ケガしたり、成績不振に陥ってるので、大栄翔関には今後も安定した成績を残してほしい。いつかは埼玉初の大関昇進を果たせたら・・・。


第99回高校サッカー決勝 山梨学院が再び青森山田を破り、2度目の選手権日本一!

2021年01月11日 | soccer


第99回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が11日、埼玉スタジアム2002で行われました。今大会は新型コロナウイルス感染防止のため、学校関係者のみ感染が許されていましたが、緊急事態宣言により準決勝以降は完全無観客で開催。
今年の決勝は、青森山田高校と山梨学院高校が激突。この両チームは11年前の決勝で対戦し、その時は山梨学院が勝利しました。果たして今回も山梨学院が返り討ちするのか、それとも青森山田が雪辱なるか。


両チームのスタメン
[山梨学院高]
GK 17 熊倉匠(3年)
DF 2 飯弘壱大(3年)
DF 3 一瀬大寿(3年)
DF 4 板倉健太(3年)
DF 5 鈴木剛(3年)
MF 6 谷口航大(2年)
MF 8 新井爽太(3年)
MF 11 広澤灯喜(3年)
MF 14 石川隼大(2年)
FW 10 野田武瑠(3年)
FW 20 久保壮輝(3年)

[青森山田高]
GK 1 韮澤廉(3年)
DF 2 内田陽介(3年)
DF 3 タビナス・ポール・ビスマルク(3年)
DF 4 秋元琉星(3年)
DF 5 藤原優大(3年)
MF 6 宇野禅斗(2年)
MF 7 安斎颯馬(3年)
MF 8 小原由敬(2年)
MF 10 松木玖生(2年)
MF 14 仙石大弥(3年)
FW 18 名須川真光(2年)

先に決定機を迎えたのは青森山田でした。前半5分、左サイドで小原のパス→フリーで受けた松木が突破してシュートを放ったが、山梨学院GK・熊倉の右足に防がれる。10分には左サイドで安斎がグラウンダーでクロス→名須川がダイレクトで振り抜くも、シュートはGKにキャッチされた。
前半12分、山梨学院は右サイドで谷口が中央へパスを入れると、ペナルティエリア手前で広澤が左足トラップから右足シュートをゴール左隅に突き刺す!山梨学院がまたも早い時間帯で先制点を奪います。
1点を追う青森山田は、敵陣の両サイドからチャンスを作り続けるが、山梨学院DF陣が相手のクロスボールをはね返していく。結局前半は山梨学院1点リードで終了。

後半も青森山田の反撃を山梨学院が堅い守りでゴールを許さないという展開が続きましたが、後半12分に右サイドで内田がロングスローを放つと、ゴール前の混戦から松木のシュート→GKが一旦セーブするも、こぼれ球を藤原が押し込みゴール!キャプテンのゴールで青森山田が1-1の同点に追いつきます。
これで勢いづいた青森山田は、後半14分に安斎のシュートはGKに防がれ、続く右CKをタビナスがヘディングシュートを放つもクロスバーに当たり、こぼれ球を名須川が押し込もうとするも、シュートは右サイドネットに直撃。後半18分、右サイドで途中出場のMF藤森颯太の折り返し→味方のスルー→安斎のスライディングシュートがゴールに吸い込まれる。青森山田が2-1と逆転に成功します。
リードされた山梨学院は、後半21分に左サイドのロングスローから、久保がシュートを放つが、青森山田DFに阻まれる。後半33分、左サイドで途中出場のFW笹沼航紀のスルーパス→PAの混戦から、野田が左足のループシュートが決まる!これでスコアも2-2と再び振り出しに戻った。
終盤に差し掛かり、青森山田にビッグチャンスが次々訪れます。後半35分にCKから藤原のヘディングシュートはポストに直撃。後半44分に右サイドを突破した藤森の折り返し→ファーサイドにいた仙石のシュートはバーを大きく超えてしまう。後半アディショナルタイムにも仙石がシュートを狙うも決めきれず。結局2-2のまま90分が終了。延長でも両チームとも決め手を欠き、PK戦へと突入。

迎えたPK戦。両チームとも1人目が成功しますが、先攻の青森山田の2人目・安斎が失敗。対する山梨学院は2人目と3人目を成功させる。もう失敗は許されない青森山田だったが、4人目のDF三輪椋平(途中出場)がゴール左に外してしまう。成功すれば優勝となる山梨学院は、4人目のキッカー・谷口が決めて勝負あり。PK戦で4人全員成功させた山梨学院が、青森山田を降しました。




史上初の無観客の決勝戦は、山梨学院高校がPK戦までもつれ込んだ死闘を制し、11年ぶり2度目の選手権優勝を果たしました。前半に先制しながらも一旦は勝ち越され、後半に野田選手が同点ゴールで追いつき、PK戦でキャプテンの熊倉選手がPKを止める活躍を見せました。前回優勝した88回大会の時の決勝戦は1月11日、今回の99回も1月11日。同じ相手を倒したのはある意味凄いと思います。
今大会の山梨学院は、6試合戦って総得点8点は、歴代優勝校の中で最も少ない数字。1ー0で勝ったのが3試合、PK戦でも3度勝利。準決勝と決勝の2試合連続でPK勝ちしたチームは、8年前の鵬翔(宮崎)以来です。地味なチームというイメージだけど、守備も堅かったし、接戦に強い、PK戦でも強かったです。
一方の青森山田は3年連続で決勝に進出したけれど、前回に続いての準優勝。後半に同点とされた後、再三の決定的場面でゴールを奪えず、PK戦でも2人が失敗してしまいました。昨年は静岡学園、今年は山梨学院と、2年続けて富士山を有するエリアに敗戦。青森山田は「山梨学院アレルギー」あるいは「富士山アレルギー」に罹っているのだろうか?

新型コロナで一時は開催が危ぶまれていた「全国高校サッカー選手権大会」でしたが、無事に全試合を終えました。高校バスケ(ウィンターカップ)や春の高校バレーでは、チーム内にコロナ感染者または濃厚接触者に当たるとして棄権する学校もあったけど、高校サッカーでは期間中にコロナの陽性反応者が1人もおらず、棄権したチームもゼロでした。来年の高校サッカーは100回目の記念大会。次回も無事に開催されることを心から願っています。



シンザン記念2021 ピクシーナイト先行逃げ切りで快勝!福永祐一は通算2400勝達成。

2021年01月10日 | 競馬

5日に開幕した2021年中央競馬ですが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令に伴い、関東地区の競馬開催は当面の間無観客で実施となりました。3連休2日目の10日は、中京競馬場で3歳世代最初の重賞レース・第55回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ・芝1600m 15頭立て)が行われました。
ジェンティルドンナ、ミッキーアイル、9冠牝馬・アーモンドアイとGⅠ馬を輩出しているこのレース、今年はアルテミスステークスでソダシの2着だった⑮ククナ、朝日杯FS組の⑩バスラットレオン&⑬ロードマックス、2歳女王ローブティサージュの子⑪レゾンドゥスリール、⑤ダディーズビビッド、⑫ピクシーナイト・④カスティーリャ・③ルークズネストのモーリス産駒トリオなどが参戦しました。



スタートでピクシーナイトが絶好の飛び出したのに対し、レゾンドゥスリールが出遅れた。ピクシーナイトが先手を取り、バスラットレオンとロードマックスが2,3番手を争い、4番手に⑧トーカイキング、5番手集団にはカスティーリャ、②ブルーシンフォニー、ダディーズビビッドの3頭が固まり、8番手に⑦ファルボーレ、9番手ルークズネスト、10,11番手のところに⑨ルースと⑭ワザモノ、その後ろの12番手にククナが追走。後方は13番手①マリアエレーナ、14番手⑥セラフィナイト、レゾントゥスリールが最後方。
3コーナーを過ぎて、ピクシーがゆったりと逃げ、ロードマとバスラットが2,3番手で並び、ダディーズがカスティーリャより先に前に出て、ククナは中団より後ろの位置に下がり、スリールはまだしんがりの位置。4コーナーを回ったところで、セラフィが大外に持ち出した。
最後の直線コースに差し掛かり、ピクシーナイトがまだ先頭で逃げ続ける。バスラットレオンが2番手、内からトーカイキング、後続からはブルーシンフォニー、ダディーズビビット、外からルークズネストが追い込み、ククナはまだ馬群の中団。残り200mでピクシーが後続との差を引き離し、バスラットが2番手で粘るところを外からルークズが迫り、さらにククナもようやく上がってきたが、ピクシーナイトがそのまま先頭でゴールイン!ピクシーナイト鮮やかな逃げ切り勝ちを収めました!


【シンザン記念 全着順】
1着⑫ピクシーナイト   1分33秒3
2着③ルークズネスト   1馬身1/4
3着⑩バスラットレオン   3/4馬身
4着⑮ククナ        1/2馬身
5着⑦セラフィナイト   1馬身1/2
6着②ブルーシンフォニー
7着①マリアエレーナ
8着⑭ワザモノ
9着⑨ルース
10着⑪レゾンドゥスリール
11着⑤ダディーズビビッド
12着⑧トーカイキング
13着⑦ファルヴォーレ
14着④カスティーリャ
15着⑬ロードマックス

【払戻金】
単勝 ⑫ 1,300円
複勝 ⑫ 320円  ③ 440円  ⑩ 180円
枠連 2⃣-7⃣ 2,980円
馬連 ③-⑫ 11,980円
馬単 ⑫-③ 21,940円
ワイド ③-⑫ 2,920円  ⑩-⑫ 1,040円   ③-⑩ 1,070円
3連複 ③-⑩-⑫  13,750円
3連単 ⑫-③-⑩ 118,210円


今後のGⅠに直結する出世レースを制したのは、単勝4番人気のピクシーナイトでした。好スタートを決めてすぐに先頭に立つと、最後まで後続を完璧に抑え込んでの逃げ切り勝ち。直線では一旦突き放す場面もありました。2着には外から追い込んだルークザネストが入り、モーリス産駒が上位独占。3着には2番人気のバスラットレオン、1番人気のククナは直線での追い上げも届かず4着。ここで勝ちきれなかったのは正直痛いし、桜花賞に出ても期待薄といえそう。3番人気のロードマックスは、直線ズルズル下がって最下位の15着に終わりました。
勝ったピクシーナイトは、栗東・音無秀孝厩舎に所属。父はモーリス、母はピクシーホロウ、母の父がキングヘイローという血統。さらに母方の曽祖父はサクラバクシンオーという短距離血統タイプ。ちなみに、モーリス産駒はこれが重賞初勝利です。この馬も昨年9月の新馬戦以来の勝利で、通算成績3戦2勝となりました。鞍上の福永祐一騎手は、この勝利でJRA通算2400勝を達成しています。
前走の秋明菊賞では1番人気に支持されたものの、スタートで出遅れたのが大きく響いて3着。その後にゲート練習を入念に行い、この日のレースで練習の成果が大きく出ました。今年のシンザン記念は左回りだったから、府中のNHKマイルカップでも「左回りが得意」という理由で上位人気になるだろうし、スタートが決まれば優勝争いできると思います。




JRA賞2020 最強の女王・アーモンドアイが2度目の年度代表馬に選出!

2021年01月06日 | 競馬

2020年に最も活躍した競走馬を選出する「2020年度 JRA賞」の競走馬部門の受賞馬が6日に発表されました。昨年はアーモンドアイが芝GⅠの最多勝記録を塗り替え、牡馬と牝馬の同時三冠馬誕生と話題の多かった1年でした。年度代表馬に選ばれたのは、この馬でした。



【年度代表馬&最優秀4歳以上牝馬】アーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)
アーモンドアイが2年ぶり2度目の年度代表馬に選出。ヴィクトリアマイルで圧勝すると、秋の天皇賞で芝GⅠ8勝目の新記録達成。さらに三冠馬3頭が対戦したジャパンカップで、コントレイルとデアリングタクトを抑えて完勝。見事な有終の美を飾りました。記者投票でも236票を獲得し、最優秀4歳以上牝馬との2冠を獲得しました。


【最優秀2歳牡馬】 ダノンザキッド(牡2歳、栗東・安田隆行厩舎)
ダノンザキッドはデビューから無傷の3連勝でホープフルステークスを勝利。ホープフルS優勝馬の受賞は2年連続。この馬は間違いなく来年のクラシックの主役になるでしょう。


【最優秀2歳牝馬】 ソダシ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)
記者投票で満票を獲得。札幌2歳ステークス、アルテミスステークスと重賞連勝。年末の阪神ジュベナイルフィリーズで白毛馬として初のGⅠ制覇を果たしました。この春はトライアルを使わずに桜花賞を直行。無敗のまま桜の女王となるか?


【最優秀3歳牡馬】 コントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)
3歳牡馬クラシックでは父・ディープインパクトとの父子無敗3冠制覇を達成。ジャパンカップで初めての敗戦を喫しましたが、負けてなお強しを印象づけました。今年は大阪杯から始動予定。ディープは4歳時にGⅠを4勝しましたが、果たして息子は?


【最優秀3歳牝馬】 デアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)
桜花賞では2歳女王のレシステンシアを破り、わずか3戦目で桜花賞制覇。その後もオークス、秋華賞も制し、史上初の無敗3冠牝馬となりました。今年は初戦に金鯱賞に参戦。大阪杯参戦に消極的ってことは、府中マイル路線に進むのではないかと思われます。コントレイルとの再戦、クロノジェネシスとの対戦はいつどこで実現するのか?


【最優秀4歳以上牡馬】 フィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)
春の天皇賞で2連覇を達成し、秋シーズンも秋天で2着、有馬でも3着と健闘。そのフィエールマンは右前脚球節の繋靭帯炎のため現役引退を表明。今後は種牡馬としての活躍が期待されます。


【最優秀短距離馬】 グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)
安田記念では女王・アーモンドアイに完勝し、秋にはスプリンターズステークスとマイルチャンピオンシップを連勝。今年は4戦3勝と大活躍。中距離路線への転向もうわさされていますが、個人的には高松宮記念とヴィクトリアマイルに参戦して「古馬短距離GⅠ完全制覇」の偉業を見てみたい。


【最優秀ダートホース】チュウワウィザード(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)
昨年は川崎記念とチャンピオンズカップのGⅠ2勝をマーク。特にCCでは国内無敗だったクリソベリルを破っての勝利。この勝利が高く評価されての受賞となりました。


【最優秀障害馬】 メイショウダッサイ(牡7歳、栗東・飯田祐史厩舎)
ペガサスジャンプステークスを勝った後、中山グランドジャンプではオジュウチョウサンの2着。その後、東京ハイジャンプと中山大障害と重賞連勝。4戦3勝の成績で最優秀障害馬に選ばれました。

【特別賞】
・クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)
グランプリレース春夏連覇を達成したクロノジェネシスが特別賞を受賞。宝塚記念では道悪の馬場で6馬身差の圧勝。有馬記念ではファン投票第1位に選ばれ、レース当日も1番人気に応えて勝利。アーモンドとグラアレの活躍が目立つけど、クロジェネのGP連勝も立派な快挙です。

・藤沢和雄調教師(JRA通算1500勝を達成)
6月13日の函館10R「駒ケ岳特別」で厩舎の管理馬・シークレットアイズが1着となり、史上2人目のJRA通算1500勝を達成。9月には美浦トレーニングセンターに記念碑が建てられました。ここまでの通算1525勝は歴代2位。2022年の停年までに勝利数をどれだけ重ねることができるのだろうか。




調教師・騎手部門
最多勝利調教師 矢作芳人(栗東) 60勝
最高勝率調教師 友道康夫(栗東) 0.188
最多賞金獲得調教師  矢作芳人(栗東) 22億6,146万0,000円
優秀技術調教師 矢作芳人(栗東)

JRA最多勝利騎手 C.ルメール(栗東) 204勝
JRA最高勝率騎手 川田将雅(栗東) 0.281
JRA最多賞金獲得騎手 C.ルメール(栗東) 45億3,913万0,000円
MVJ  C.ルメール(栗東)
最優秀障害騎手 森一馬(栗東)
最多勝利新人騎手 該当者なし


調教師部門は矢作調教師が3冠を獲得し、騎手部門はルメール騎手が3冠獲得。矢作氏はコントレイルで重賞4勝、さらにはモズアスコットがフェブラリーステークスを勝ちました。ルメール騎手は自身2度目の年間200勝、GⅠも年間最多タイの8勝を挙げてました。特に秋GⅠでは4連勝のときもありましたなあ。アーモンドアイのいない今年は、GⅠで何勝するんですかねぇ?

2021年最初の重賞ウィナーは、ヒシイグアス&ケイデンスコール!

2021年01月05日 | 競馬

2021年の中央競馬が1月5日に開幕しました。この日は新春恒例の東西金杯が行われ、中山金杯は中距離界の新星候補が現れ、中京開催の京都金杯は波乱の決着となりました。



第70回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 17頭立て)は、昨年の牡馬クラシック皆勤賞⑪ディープボンド、⑰バイオスパーク・⑭ヴァンゲドミンゴ・②テリトーリアルといった「福島記念組」、2連勝中⑨ヒシイグアス、小倉記念覇者⑩アールスター、昨年のダービー以来の実戦⑮ダーリントンホール、⑥カデナ、③ココロノトウダイ、⑬シークレットランなどが参戦しました。
スタート後の先行争いで、⑫ロザムールが先頭に立ち、⑯ウインイクシード2番手、テリトーリアルが3番手。ヒシイグアス・ヴァンゲドミンゴ・ココロノトウダイも先団につけ、ディープボンドとダーリントンホールは中団につけ、カデナは最後方で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、ロザムール先頭、2番手ウインイクシード、3番手にテリトーリアル、4番手にヴァンゲドミンゴが上がり、5番手⑧リュヌルージュ、ココロノトウダイとバイオスパークが6,7番手で並び、ヒシイグアスは8番手、外側9番手にダーリントンホール。中団より少し後ろの10番手にディープボンドがいて、11,12番手のところに⑤ショウナンバルディと④マイネルサーパス。13番手シークレットラン、14番手⑦マウントゴールド、15番手にアールスター、後方には①ロードクエスト16番手、カデナがしんがりという展開。
3コーナーを回り、まだロザムールが先頭だが、イクシードが並びかけ、ヴァンゲが3番手、テリトー4番手、スパークが5番手に上がる。トウダイとイグアスはまだ中団。ロークエが大外から捲るようにポジションを押し上げ、カデナも後方から追い上げる。ボンドはまだ後方の位置。
4コーナーから最後の直線に差し掛かり、先頭争いはロザムールとウインイクシードの2頭が競り合い、後続からテリトーリアル,ヴァンゲドミンゴ,ココロノトウダイ,ヒシイグアスの4頭が追い込んでくる。残り100mでイグアスとトウダイが逃げ粘るロザムールとイクシードを捕らえ、ゴール前でイグアスが前に出てゴールイン!最後に抜けたヒシイグアスが中山金杯を制しました。

関東での最初の重賞レースは、1番人気・ヒシイグアスと5番人気・ココロノトウダイが競り合いましたが、ヒシイグアスがクビ差で勝利しました。道中2番手を走っていたウインイクシードは3着、逃げたロザムールも4着と健闘しました。3番人気だったテリトーリアルは6着、4番人気のヴァンゲドミンゴは11着、2番人気のディープボンドは見せ場もなく14着に終わっています。
ヒシイグアスは昨年4月の石和特別、11月のウェルカムステークスに続いての3連勝で重賞初制覇。3連勝する前は2戦連続で2着だったので、これで5連続連対となりました。この春の大阪杯に出てほしい。鞍上の松山弘平騎手は、このレース初勝利。昨年は京都金杯で勝っており、2年連続で金杯制覇です。昨年は京都金杯を勝った後、デアリングタクトとのコンビで牝馬3冠を制覇。今年もまた金杯で勝ったから、GⅠを勝ちそうな気がします。



第59回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、2連勝中⑩シュリ、左回りが得意な④ピースワンパラディ、重賞2勝⑭タイセイビジョン、関屋記念を勝った⑮サトノアーサー、⑧レッドガラン、⑯トリプルエース、①ケイアイノーテック、③ロードマイウェイ、⑤メイケイダイハードなどが出走しました。
スタートで⑨ブラックムーンとシュリが出負け。⑪ボンセルヴィーソがハナに立つが、すぐに⑬エントシャイデンが
奪い取る。タイセイビジョン3番手、4番手ピースワンパラディ、その後ろの5番手にシュリが追走する。内側6番手から②ケイデンスコール、7番手メイケイダイハード、8番手サトノアーサー、9番手に⑫ラセットと続く。中団勢は10番手⑥レッドアネモス、11番手以降はトリプルエース・⑦スマートオーディン・レッドガランと固まり、14番手ロードマイウェイ、15番手ブラックムーン、しんがりにケイアイノーテックという展開。
3コーナーをカーブし、先頭のシャイデンは前半800mを46.9秒で通過。ボンヴィー2番手、タイビジョ3番手、ケイデンスが4番手に上がり、シュリ5番手、パラディ6番手。トリプルは中団馬群、ガランは中団より後ろの位置。
最後の直線のところで、ボンセルヴィーソが内で粘るエントシャイデンをかわして先頭に浮上。その外からケイデンスコールが接近する。さらにはシュリ、タイセイビジョン、ピースワンパラディも追い込んできている。残り100mでケイデンスが抜け出し、一番外からパラディが突っ込んできたが、ケイデンスコールがそのまま先頭でゴールイン!ケイデンスコールが久しぶりの重賞制覇!

初めての中京開催となった京都金杯は、単勝12番人気のケイデンスコールがゴール前突き抜けて完勝。2着には2番人気のピースワンパラディ、序盤から逃げて3着と粘ったエントシャイデンは単勝14番人気。人気薄2頭が入ったので、3連単「②-④-⑬」の組み合わせで1,228,010円の高配当。1番人気だったシュリはスタートで後手を踏んだのが大きく響いて5着。3番人気のレッドガランも6着でした。
勝ったケイデンスコールは、2018年8月の新潟2歳ステークス以来、実に2年5か月ぶりの勝利を挙げ、通算3勝目をマーク。かつてはNHKマイルカップで2着に入り、最近は1400mのレースで5着と6着。この日は向正面で内側に入ると、3コーナーで4番手。直線では内から外に進路を変えると、一気に抜け出しました。ゴール直後に岩田康誠騎手のガッツポーズが出てました。それだけ快心の騎乗だったと思います。











箱根駅伝2021 最終10区で大逆転!駒澤大学が13年ぶりの総合優勝!

2021年01月03日 | Sports

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、後半の復路が行われました。2日の往路では、出場4回目の創価大学が強豪校を抑えて往路初優勝。2位に2分14秒差をつけて後半の復路に挑みます。前回王者・青山学院大学は2区と5区がブレーキを起こし、シード圏外の12位。迎えた運命の復路、終盤に信じられないドラマが待っていた!




山下り区間の6区、往路トップの創価・濱野将基が午前8時に箱根・芦ノ湖を出発。それから2分14秒後に東洋・九嶋恵舜、さらに7秒後に駒澤・花崎悠紀が出発。
先頭の濱野が安定した走りを続ける中、駒澤・花崎が猛追。3キロ前で東洋を抜いて2位に上がると、小涌園前(9キロ地点)で1分58秒差、17キロの函嶺洞門前で1分29秒差まで詰める。それでも濱野がトップの座を守り、小田原中継所をトップでタスキリレー。花崎は創価から1分09秒差の2番手。スタートから1分以上も差を詰めてみせた。
一方、シード権争いでは、往路4位の帝京大が9位に下がると、青学大がシード圏内の10位に浮上。早稲田は11位、往路10位の拓殖大は14位転落。6位・神奈川大から11位の早稲田まで1分1秒差。

7区、青山学院・近藤幸太郎が力走を見せます。2.5キロで9位に上がると、11キロ過ぎには7位まで浮上。上位争いでは、創価と駒澤の差が1分を切ったが、創価・原富慶季が後半に調子を上げ、差を徐々に広げ、小田原中継所通過時点で1分51秒差。シード争いでは、6区7位の東京国際大が5位に上がると、青学も3つ順位を上げて7位で通過し、シード争いから抜け出した。早稲田が10位に入ったのに対し、神奈川大が6位から圏外の11位に転落。

8区、ここでも創価・永井大育が独走。駒澤・佃康平も懸命に追いかけ、1分19秒差まで詰めるも、なかなか創価においつけない。戸塚中継所で創価と駒澤の差は1分28秒差。後続では、前の区間で7位だった青山学院・岩見秀哉が5位まで押し上げる。シード争いも約2分の間に6位・順天堂から12位の明治大までの7チームがひしめく混戦ムード。

復路のエースが集う9区、創価・石津佳晃が区間記録を上回るペースの走りを続け、2位・駒澤に権太坂(7.7キロ)で2分5秒、14.5キロ地点で2分6秒とリードを拡げる。
シード権争いでは国学院が早稲田・帝京との8位争いから脱落すると、18.2キロ過ぎに明大が国学院を抜いて一旦は10位に浮上するが、20キロ過ぎに国学院が盛り返し、再びシード圏内に入った。
迎えた鶴見中継所、先頭の創価・石津は最後にペースが落ちて区間新となならなかったが、アンカー・小野寺勇樹にタスキをつなぐ。2位の駒澤・山野力は、トップから3分19秒差でタスキリレー。後続では東洋大3位、青学が4位まで浮上し、東海大5位。その後に帝京、順天堂、早稲田と続き、国学院9位、8区7位の東国大が10位。11位・明大は東国大との差は37秒。そして、首位・創価が通過してから20分後に、山梨学院と専修大学の2校が繰り上げスタートとなりました。

いよいよ最終10区、先頭の創価・小野寺は前半から安定したペースで走り続ける。追いかける駒澤・石川拓慎は序盤からハイペースでひた走り、5.9キロで2分45秒差と36秒も詰める。このまま創価が逃げ切るかと思われたが、後半に入って小野寺の走りに異変。創価と駒澤との差が、新八ツ山橋(13.3キロ)で1分57秒、田町(16.5キロ)で1分17秒差に縮まり、18キロ過ぎで47秒差、20キロ過ぎで15秒差まで迫る。
そして20.8キロ手前で駒澤・石川が創価・小野寺に追いつき、一旦時間かけてから抜き去る。ゴールまで残り2キロ
のところで、駒澤大学が首位に躍り出た。石川は創価との差を大きく拡げ、最後は両手でガッツポーズしながらFINISH。駒澤大学が大逆転で総合優勝を果たしました。




箱根駅伝 総合成績
1位  駒澤大学   10時間56分04秒
2位  創価大学   10時間56分56秒
3位  東洋大学   11時間00分56秒
4位  青山学院大学 11時間01分16秒
5位  東海大学   11時間02分44秒
6位  早稲田大学  11時間03分59秒
7位  順天堂大学  11時間04分03秒
8位  帝京大学   11時間04分08秒
9位  国学院大学  11時間04分22秒
10位 東京国際大学 11時間05分49秒
===来年シード権獲得====
11位 明治大学   11時間06分15秒
12位 中央大学   11時間07分56秒
13位 神奈川大学  11時間08分55秒
14位 日本体育大学 11時間10分24秒
15位 拓殖大学   11時間10分47秒
16位 城西大学   11時間11分20秒
17位 法政大学   11時間13分30秒
18位 国士舘大学  11時間14分07秒
19位 山梨学院大学 11時間17分36秒
20位 専修大学   11時間28分26秒
    関東学生連合 11時間18分10秒 ※オープン参加


■各区区間賞
1区 鎌田航生(法政)    1時間03分00秒
2区 ヴィンセント(東京国際)1時間05分49秒※区間新
3区 石原翔太郎(東海)   1時間02分05秒
4区 オニエゴ(山梨学院)  1時間02分15秒
5区 細谷翔馬(帝京)    1時間11分52秒
6区 花崎悠紀(駒澤)       57分36秒
7区 佐伯涼(東京国際)   1時間03分10秒
8区 大保海士(明治)    1時間03分59秒
9区 石津佳晃(創価)    1時間08分14秒
10区 石川拓慎(駒澤)    1時間09分12秒



第97回箱根駅伝は、往路王者・創価大学が復路でも首位の座を守り続けていましたが、駒澤大学が10区で逆転し、13年ぶり7度目の総合優勝を果たしました。鶴見中継所で3分19秒差がついた時点で創価大の優勝は決定的だと思ったけど、創価のアンカー・小野寺選手の大ブレーキ、駒澤の逆転劇という結末を誰が予想したでしょうか。
創価大学は9区の石津選手が区間賞を獲得したけど、小野寺選手が10区区間最下位・・・。見た目の走りで脱水症状か痙攣(けいれん)してただろうし、優勝のプレッシャーで足が思うように動けなかったのかなって思います。本当にかわいそうでした。チームは2年連続のシード権獲得で、過去最高成績をマーク。総合優勝こそ逃したものの、今大会を大いに盛り上げてくれました。来年こそは悲願の総合優勝、小野寺選手のリベンジに期待したいです。

往路で出遅れた青山学院大学は、復路で8つ順位を上げて総合4位フィニッシュ。復路5区間のタイム「5時間25分33秒」で、見事に復路優勝を果たし、王者の意地は見せました。今季は全日本で4位、箱根でも4位で終え、久しぶりの無冠となりましたが、来季は強い青学が戻ってくることでしょう。
シード権争いでは、東京国際大学が10位で辛くも2年連続シード権を確保。11位の明治大学は26秒差でシード権を逃しました。明治は前半の出遅れが大きく響きました。

駒澤大学は1区で15位でしたが、2区で8位に浮上し、往路終えた時点で3位。この日の復路では6区の花崎選手が区間賞を獲得し、7区以降も2位が続きましたが、アンカーの石川選手が終始快走を続けて区間賞を手にしました。かつては4連覇を果たしたこともあったけど、近年は総合3位にも入れず、前回は総合8位でした。今大会の優勝は「史上最大の大逆転劇」として伝説に刻まれると思います。



箱根駅伝2021 伏兵・創価大学が波乱の往路を制す!

2021年01月02日 | Sports

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は2日、前半の往路が行われました。今大会の箱根駅伝は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、スタート地点の東京・大手町の読売新聞東京本社前、ゴール・芦ノ湖は無観客。初日の往路は、スタートから波乱が続出しました。



まず1区、スタートしてすぐに駆け引きが始まり、最初の1キロが3分33秒の超スローペースで通過。21チームの集団走は10キロ以上も続いたが、15キロ過ぎに山梨学院、専修、国士舘と次々と脱落。18.8キロで法政・鎌田航生がスパートを仕掛けると、東海大・塩澤稀夕も追撃。しかし、20.4キロで鎌田が突き放し、法政大が鶴見中継所をトップで通過。6秒差の2位に東海、創価大が3位、早稲田5位、前回覇者の青山学院は6位。東洋大9位、国学院12位、全日本王者・駒澤は15位と出遅れた。

エース区間が集う2区は、14位でタスキを受けた東京国際大のイェゴン・ヴィンセントが、5キロで4人を抜くと、6.8キロ過ぎに2位集団の8チームをまとめて抜き去って2位にジャンプアップ。創価のフィリップ・ムルワもついて行き、9.2キロで先頭を行く東海・名取燎太に追いつく。ヴィンセントは13キロ前でムルワを引き離すと、そのまま独走態勢を築く。
戸塚中継所、先頭の東京国際・ヴィンセントが1時間05分49秒の区間新記録でタスキリレー。その後、創価、東海、日本体育大、東洋と続く。駒澤・田澤廉は7人抜きの8位、1区6位の青山学院は13位に後退。1位首位の法政は16位まで大きく順位を下げてしまった。

3区では東海大の1年生・石原翔太郎が先頭の東京国際大を猛追。戸塚中継所での1分01秒差から、7.6キロの藤沢で26秒差まで縮め、11.5キロで首位浮上。その後も快走を続け、平塚中継所をトップでタスキリレー。34秒差の2位に創価大、駒澤は5つ順位を上げて3位。2区首位の東国大は4位に後退。帝京・遠藤大地は8人抜きで6位まで押し上げた。

4区、前回の10区で区間新をマークした創価・嶋津雄大が激走。5.5キロで東海・佐伯陽生をかわして首位に立つ。後半に入ると東海と駒大が2位争いを繰り広げたが、17キロ過ぎに駒澤が単独2位。東海大はその後も東国大にも抜かれてしまう。
往路アンカーの待つ小田原中継所、創価・嶋津が先頭でタスキリレー。1分33秒遅れて駒澤が2位、早稲田3位、東国大4位、東洋5位、東海は6位まで順位を落とす。

山登り区間の5区、東洋と駒澤が激しい2位争い。先頭を行く創価・三上雄太は、さらに2位との差を拡げにかかる。13キロ過ぎに東洋・宮下隼人が引き離すが、駒澤・鈴木芽吹も食らいつく。
創価・三上は最後まで首位の座を守り切り、ゴール・芦ノ湖を先頭でフィニッシュ!出場4回目の創価大学が往路優勝!トップから2分14秒差で東洋が2位、駒澤3位、その後に帝京、東海、東国大、順天堂、神奈川大、国学院、拓殖大と続き、早稲田が11位、青学は12位でゴールしました。




往路 成績
1位 創価大学    5:28:08
2位 東洋大学    5:30:22
3位 駒沢大学    5:30:29
4位 帝京大学    5:30:39
5位 東海大学    5:31:35
6位 東京国際大学  5:32:06
7位 順天堂大学   5:33:31
8位 神奈川大学   5:33:40
9位 国学院大学   5:34:52
10位 拓殖大学   5:35:01
11位 早稲田大学   5:35:12
12位 青山学院大学 5:35:43
13位 城西大学   5:35:44
14位 明治大学   5:36:03
15位 日本体育大学 5:36:38
16位 法政大学   5:37:14
17位 国士舘大学  5:37:48
18位 山梨学院大学 5:38:38
19位 中央大学   5:39:17
20位 専修大学   5:49:56
OP 関東学生連合 5:45:46


今大会の箱根駅伝の往路は、4区まで首位が入れ替わる激戦となりましたが、創価大学が5時間28分08秒のタイムで往路初優勝を果たしました。東洋大学が2位、駒大が3位、帝京大学も5区のランナーが好走して4位フィニッシュ。2年前の覇者・東海大は5位。
前回総合2位の国学院は9位、シード権内の10位には拓殖大学が入り、早稲田と青学は共にシード圏外で往路を終えました。

波乱の往路を制した創価大学は、1区3位のあと、2区と3区で2位、4区で首位に立ち、5区もそのままトップ。を1区の福田悠一選手が3位、2区のムルワ選手が区間6位、3区の葛西潤選手は区間3位。そして、往路優勝の立役者・嶋津雄大も区間2位、5区の三上雄太も区間2位。区間賞ゼロながらも、それぞれ安定した記録を残しての優勝でした。復路も波に乗れば、総合優勝もあり得るかもしれません。
前回優勝の青山学院大学はまさかの往路12位。創価大とは7分36秒差も離れたから総合2連覇はもう絶望。2区で13位に沈むと、その後も順位を挽回できず、5区の竹石尚人選手が脚のけいれんで何度も立ち止まるという大ブレーキを起こしました。留年して挑戦したのに、チームに迷惑をかけてしまった。復路では王者の意地を見せたいところではあるが・・・。






2021年!コロナはいつ落ち着くのか?

2021年01月01日 | Weblog
皆さん新年あけましておめでとうございます。2021年・令和3年を迎えました。


昨年は新型コロナウイルス(Covid-19)が見つかり、日本でも多くの死者を生み、志村けんさん、岡江久美子さん、羽田雄一郎さんといった著名人がコロナで亡くなりました。スポーツ界も新型コロナの影響を受け、東京オリンピック・パラリンピックが延期、さらには高校野球の全国大会が春夏通じて中止となりました。
12月31日には、東京都の新規感染者数が1337人と報告され、初めて1000人台を記録。埼玉県でも330人、神奈川県でも588人と過去最多を更新。全国の1日あたりの感染者数も4515人。年末年始を迎え、感染者数は増えるばかり。私自身も外出時のマスク着用、うがい、手洗い、アルコール除菌といった基礎的な感染対策をしているけど、自分も感染するんじゃないかと不安になっています。
海外では新型コロナのワクチンの接種が始まっているところもありますが、日本では2月下旬以降に始まる予定。ワクチンが出まわったら、感染者数も減るだろうし、やがて終息していくことを願うしかないです。

昨年を振り返ると、政治では2012年末から続いていた安倍政権が終わり、菅義偉氏が首相に就任。11月のアメリカ大統領選挙では、ジョー・バイデン氏が現職のドナルド・トランプ氏を破り次期大統領に。バイデン氏は勝利宣言したものの、トランプ氏は敗北を認めず、2024年の大統領選挙の出馬をアピールしています。アメリカの現職大統領が敗れたのは、本当に久しぶりでしたね。
スポーツ界では、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスが4年連続日本一、サッカー・Jリーグでは川崎フロンターレが圧倒的な強さで3度目の優勝を果たしました。競馬界では、デアリングタクトが史上初の無敗牝馬三冠、コントレイルが父子初の無敗三冠。アーモンドアイが史上最多の芝GⅠ9勝、白毛馬初のGⅠ制覇、クロノジェネシスのグランプリ春秋連覇と偉業ラッシュの年でした。他にも、大坂なおみ選手が2度目の全米オープンテニス優勝、佐藤琢磨選手が2度目のインディ500優勝を果たしました。

2021年は延期となった東京オリンピックが開催される予定。開催可否は不明ですが、もし無事に開催されたら、日本選手団のメダルラッシュが見たいなって思います。

昨年は良かった人も、正直つらくてしんどい一年だった人も、今年はより良い1年になることを願っています。そして、より一層健康に気をつけていきましょう。