日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

夏の函館&阪神のフィナーレは大波乱!どちらも7枠14番の馬が勝ち、3連単300万オーバー!

2020年07月19日 | 競馬

7月19日は、開催最終日を迎えた函館競馬場でサマー2000シリーズの第2戦・函館記念、こちらも連続開催のラストの阪神競馬場ではサマーマイルシリーズ第2戦・中京記念が行われましたが、両レースとも大変なことになりました。


第56回農林水産省賞典函館記念(GⅢ・芝2000m 16頭立て)は、ダービー馬・レイデオロの弟①レイエンダ、右回り2000mを得意とする⑤カウディーリョ、2歳時代に重賞2勝⑬ニシノデイジー、⑩トーラスジェミニ・⑧ベストアプローチ・⑨レッドサイオンの巴賞組、②バイオスパーク、③ミスマンマミーアなどが参戦しました。
スタートは16頭横一線に揃い、スタンド前のポジション争いでトーラスジェミニが先手を取り、レッドサイオン2番手、レイエンダが3番手。カウディーリョも先行グループに加わり、バイオスパークは5番手グループ、ニシノデイジーとベストアプローチは中団に控えてゴール板を通過した。
1,2コーナーを回って向正面に入るところで、トーラスジェミニが先頭、レッドサイオン2番手、3番手にレイエンダ、外側4番手から⑪スズカロングが並びかける。その後ろの5番手にカウディーリョ、6番手バイオスパーク、7番手⑯マイネルファンロン、8番手に③ランフォザローゼス、9番手⑭アドマイヤジャスタと続く。中団10番手にニシノデイジーが追走し、ミスマンマミーアとベストアプローチが11,12番手で並走。後方勢は⑥ドゥオーモ,⑮ナイトオブナイツ,⑫プレシャスブルー,⑦レイホーロマンスと4頭が固まっている。
3,4コーナー中間点を過ぎ、ジェミニがマイペースでひた走り、レイエンダが2番手に浮上して前のジェミニに接近。後続ではアドジャスが大外から上昇し、スパークとカウディも前を追う。アプローチは大外に持ち出し、デイジーは後方に下がる。
16頭が一団で4コーナーを回り、ラストの直線でレイエンダが先頭に立つかと思いきや、トーラスジェミニが盛り返す。残り200mでバイオスパークが迫り、外からアドマイヤジャスタが追い込み、残り100mでアドジャスが先頭に躍り出る。スパークが2番手、さらにドゥオーモが追い上げたが、アドマイヤジャスタが先頭ゴール!ドゥオーモがゴール前でバイオスパークをかわして2着に入ったか?

夏の函館開催のフィナーレを飾る伝統のハンデ重賞は、直線で抜け出したアドマイヤジャスタが制しました。この馬は単勝オッズで16頭中15番人気のブービー人気。2着のドゥオーモも13番人気。3着には3番人気のバイオスパークが入り、3連単「⑭-⑥-②」で343万2,870円の高配当がつきました。
スタートから先頭を走ったトーラスジェミニは4着、1番人気のカウディーリョは7着、2番人気のレイエンダはいったんは先頭に立ったものの、残り200mを過ぎたところでズルズル下がって11着に終わっています。
アドマイヤジャスタは2018年10月の紫菊賞以来の勝ち星を挙げ、通算3勝目を飾りました。2歳時代はホープフルステークスで2着と好走しましたが、その後は2ケタ着順が続き、前走の鳴尾記念では6着。今回の函館記念で待望の重賞初制覇を果たしました。父のジャスタウェイも一時期低迷するときがありましたが、4歳秋から強くなりだしたから、アドジャスもここから本格化するだろうか?



第68回トヨタ賞中京記念(GⅢ・芝1600m 18頭立て)は、今年のNHKマイルカップで3着だった⑮ギルデットミラー、シンザン記念2着⑩プリンスリターンの3歳世代2頭の他に、2018年3歳マイル王⑦ケイアイノーテック、エプソムカップ2着⑪ソーグリッタリング、ヴィクトリアマイル4着④トロワゼトワル、⑬ラセット&⑫ミッキーブリランテの「米子ステークス組」、都大路ステークスを勝った①ベステンダンクなどが参戦しました。
スタートで②ハッピーアワーが出遅れ、⑱エントシャイデンとケイアイノーテックも後方から。トロワゼトワルがハナに立つと、⑯リバティハイツが2番手、ギルデットミラーが3番手に上がり、⑤レッドレグナント4番手。5番手集団にはベステンダンク・⑩プリンスリターン・ソーグリッタリング・⑰ストーミーシーの4頭が並ぶ。9,10番手の位置にディメンシオンとミッキーブリランテ、11番手⑭メイケイダイハード、12番手エントシャイデン、13番手ケイアイノーテック、14番手⑨ブラックムーン。後方は⑥ペプチドバンブー、ハッピーアワー、ラセット、③ロードクエストと続く。
外回り3,4コーナー中間で、先頭のトロワゼが前半800mを45.8秒で通過。ハイツがぴったりと2番手につけ、ギルミラが3番手を追走するが、ミキブリが外から早仕掛け。ソーグリ・プリンス・ノーテックは中団馬群、ラセットは後方2番手で4コーナーを回る。
最後の直線コースで、先頭争いはリバティハイツとミッキーブリランテの2頭が競り合う展開に。ギルデットミラー3番手だが、前が詰まって追い出せない。外からストーミーシーとメイケイダイハードが脚を伸ばし、さらにはソーグリッタリングがインから強襲する。残り100mでダイハードが先頭に立ち、内からシャイデン、外からラセットとノーテックがやって来るが、メイケイダイハードが1着ゴール!これも大波乱だ!

阪神初開催となった中京記念は、単勝18番人気のメイケイダイハードが混戦を制すという大波乱の結果となりました。6番人気のラセットがゴール前で差を詰めるも2着、9番人気のエントシャイデンが3着に入り、メンバー唯一のGⅠ馬・ケイアイノーテックは4着。3連単「⑭-⑬-⑱」の組み合わせで330万2,390円と、こちらも300万超えの高配当決着。
1番人気のギルデットミラーは6着、2番人気のソーグリッタリングは7着、ギルデットミラーと同じ3歳馬のプリンスリターンは14着、4番人気のトロワゼトワルは17着。3歳勢にとっては厳しいレースでした。
重賞初勝利のメイケイダイハードは、昨年9月のJRAアニバーサリーステークス以来となる通算5勝目をマーク。鞍上の酒井学騎手もレース後のインタビューで「何より僕自身が1番驚いている」とコメントしておりました。ダイハードの父・ハードスパン産駒はJRA重賞初勝利を達成。馬主の「名古屋競馬株式会社」は中京競馬場のオーナー会社で、メイケイとは会社の略称だそうです。阪神の中京記念で「名古屋競馬株式会社」の馬が勝ってしまうとは・・・。

今週の日曜重賞は、函館記念でブービー人気、中京記念でしんがり人気の馬が勝利。両レースともに7枠14番の馬で、3連単300万超え。WIN5も久しぶりの的中者なしでキャリーオーバーが発生しちゃいました。土曜日の函館2歳ステークスも10番人気のリンゴアメが勝ち、週末の3重賞は全て大荒れでした。来週のアイビスサマーダッシュも波乱が起きるのか、それとも堅い決着で済むか?




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サンライズノヴァ59キロでも完勝!クレッシェンドラヴ福島重賞2勝目!

2020年07月12日 | 競馬

梅雨シーズン真っ最中の12日は、福島競馬場でサマー2000シリーズ第1戦・七夕賞、阪神競馬場でダート重賞のプロキオンステークスが行われました。


第25回プロキオンステークス(GⅢ・ダート1400m 16頭立て)は、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制した⑥サンライズノヴァ、JBCレディスクラシックを勝った⑯ヤマニンアンプリメのGⅠ馬2頭の他に、ダート交流重賞2連勝中の新星⑦ラプタス、阪神ダート1400mで4勝⑨スマートダンディー、2連勝中⑭サクセスエナジー、同じ舞台のコーラルステークスを勝った⑤レッドルゼル、現在3連勝中⑫トップウィナー、昨年2着④ミッキーワイルド、芝重賞3勝⑪エアスピネルなどが参戦しました。
芝コースでのスタートで、ヤマニンアンプリメ、トップウィナー、ラプタスの3頭が良いスタートを見せたが、ダートコースに入ったところでラプタスが先頭に立つ。2番手にトップウィナー、内側3番手レッドルゼル、外側4番手ヤマニンアンプリメ、真ん中5番手にスマートダンディー、サクセスエナジーが6番手。中団勢は、⑧ブルベアイリーデとエアスピネルが7,8番手で並び、9,10番手の位置にミッキーワイルドと③サトノファンタジー。11番手⑬ダノンフェイス、12番手①カフジテイク、13番手⑮ワンダーリーデル、14番手⑩スマートアヴァロン、15番手にサンライズノヴァ、②デュープロセスがポツンとしんがり。
3,4コーナー中間のところで、先頭を行くラプタスに、ウィナー、アンプリメ、サクエナの3頭が接近。ルゼルは内側5番手、スマダン6番手、エアスピが外側7番手に浮上。さらに大外に持ち出したサンノヴァが後方から一気に追い上げてきている。
4コーナーから最後の直線で、先頭争いはラプタス、トップウィナー、ヤマニンアンプリメの3頭が競り合い、レッドルゼルがイン突きを狙う。後続からはエアスピネルとサンライズノヴァ、サクセスエナジーが追い込む。残り200mでアンプリメが前に出て抜け出しを図るが、残り100mで一番外からサンノヴァが強襲。エアスピもアンプリメをかわして2番手に上がったが、サンライズノヴァが先頭でゴール!サンライズノヴァ、最後はGⅠ馬の貫禄を見せつけました!

10年ぶりの阪神開催のプロキオンステークスは、サンライズノヴァが直線突き抜けて優勝しました。道中は15番手を追走していましたが、3コーナーから徐々にポジションを押し上げ、ラストの直線では大外一気の末脚で先に抜け出したヤマニンアンプリメを捕らえました。この日は59キロの斤量で上がり3ハロン34.4秒を計測するという、もの凄い勝ち方でした。
2着のエアスピネルは、昨年の函館記念以来1年ぶりのレースで、初めてのダート戦でしたが、新境地開拓を印象付ける内容。今後もダート路線を継続でしょう。ヤマニンアンプリメは一旦は抜け出したものの3着。それでもGⅠ馬としての意地は見せたのでは。勝ったサンノヴァは5番人気、アンプリメも9番人気とGⅠ馬なのにあまり人気なくない?
交流重賞で連勝中だったラプタスはスタートから先行し続けるも6着に沈み、4番人気のスマートダンディーは7着、1番人気のレッドルゼルはイン強襲不発で8着。2番人気のサクセスエナジーは10着と人気上位陣は総崩れでした。
勝ったサンライズノヴァは、南部杯以来となる通算9勝目を挙げ、重賞は通算4勝目。JRA重賞に至っては一昨年11月の武蔵野ステークス以来となります。ここ最近はフェブラリーステークスで3着、前走のかしわ記念も3着とGⅠで上位好走。久しぶりの勝利を手にし、南部杯連覇へ視界良好か。




第56回七夕賞(GⅢ・芝2000m 16頭立て)は、大阪杯に参戦した⑥ジナンボー、昨年の福島記念を勝った③クレッシェンドラヴ、下鴨ステークスを勝った⑪ヒンドゥタイムズ、ヴィルシーナの子⑬ブラヴァス、福島2000mのエールステークスを勝った⑫ヴァンゲドミンゴ、⑩マイネルサーパス・②ウインイクシード・⑯レッドローゼスの「福島民報杯組」、マーメイドステークス3着⑮リュヌルージュなどが参戦。
スタートでヴァンゲドミンゴが少し出遅れ、ジナンボーもあまりいいスタートではない。スタンド前の先行争いで、④パッシングスルー、ウインイクシード、⑨ノーブルマーズ、リュヌルージュの4頭の競り合いから、パッシングスルーがスッと前に出る。マイネルサーパス5番手、ブラヴァス6番手、ヴァンゲドミンゴ10番手。クレッシェンドラヴ12番手、ジナンボー13番手、ヒンドゥタイムズ14番手と人気上位は後方待機で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、パッシングスルーがリードを拡げて先頭、2番手ウインイクシード、ノーブルマーズが3番手。4番手グループには、リュヌルージュ、マイネルサーパス、ブラヴァスの3頭。その後ろの集団は⑦エアウィンザー、⑩ソールインパクト、⑭オセアグレイト、ヴァンゲドミンゴ、⑧アウトライアーズと固まる。12,13番手のところにクレッシェンドラヴと⑯レッドローゼスが並走。後方3番手にジナンボー、2番手にヒンドゥタイムズ、最後方に①バレリオという態勢。
3コーナーを回り、先頭のパッシングは道の良い外側の馬場を走り、イクシードは道悪の内側。サーパスとブラヴァス、ヴァンゲも外にもちだし、クレッシェンドは馬群の真ん中を割って入る。ジナンボーは大外ぶん回し、ヒンドゥもまだ後方。
4コーナーから最後の直線に入って、ウインイクシードがわずかに先頭、真ん中からクレッシェンドラヴとパッシングスルー、外からブラヴァス、後続からはヴァンゲドミンゴも伸びてきた。残り100mでクレッシェンドラヴが抜け出し、ブラヴァス2番手、ヴァンゲが3番手に上がるも、クレッシェンドラヴ先頭でゴールイン!福島巧者クレッシェンドラヴ、昨年2着の雪辱を果たしました!


夏の福島の伝統のハンデ重賞は、単勝3番人気のクレッシェンドラヴが混戦を制しました。7番人気で2着のブラヴァスの鞍上・福永祐一騎手は、JRA重賞全場制覇がかかっていましたが、あと一歩及ばず。3着のヴァンゲドミンゴも福島巧者ぶりを見せました。2番人気のヒンドゥタイムズは4着、1番人気のジナンボーは伸びきれず9着と完敗。今週で日本での騎乗が終わるダミアン・レーン騎手は有終の美を飾れず。
勝ったクレッシェンドラヴは、昨年秋の福島記念に続き、重賞2勝目。鞍上の内田博幸騎手は、2週連続で福島の重賞レースに勝利しました。道中は後方で脚を溜め、3,4コーナー辺りで有力馬が外に持ち出すなか、クレッシェンドは馬群を縫うように順位を上げ、最後は真ん中から抜け出して勝利を飾りました。福島コースの相性の良さと、道悪に強いステイゴールド産駒の血が活きましたね。
















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そっちのファラオかい!2020年の3歳ダート王はダノンファラオ。

2020年07月08日 | 競馬

2020年の3歳ダート王決定戦・第22回ジャパンダートダービー(GⅠ・ダート2000m 13頭立て)が8日、東京・大井競馬場で行われました。デビュー3戦負けなしのアメリカンファラオ産駒②カフェファラオ、兵庫チャンピオンシップを圧勝③バーナードループ、鳳雛ステークスを勝った⑪ミヤジコクオウ、サウジダービー覇者⑤フルフラット、⑨ダノンファラオ、⑩キタノオクトパス、⑫ダイメイコリーダのJRA勢7頭、東京ダービー馬①エメリミット(船橋)、羽田盃2着⑦ブラヴール(船橋)、⑧ガミラスジャクソン(兵庫)など地方勢6頭が参戦しました。



単勝の上位人気は、1番人気のカフェファラオのオッズは1.1倍!2番人気はミヤジコクオウ(6.0倍)、3番人気バーナードループ(12.9倍)。以下はダイメイコリーダ、フルフラット、ダノンファラオ、エメリミット、キタノオクトパスという順で続きました。

スタンド前でのスタートで、カフェファラオと④ゴールドボンバー(大井)、ダイメイコリーダが好スタートを見せる。最初のポジション争いで、ダイメイコリーダが先手を奪い、ダノンファラオが2番手につけ、カフェファラオは内側3番手から、外側4番手に番手にミヤジコクオウ。フルフラットは5番手、エメリミット6番手、バーナードループは8番手あたりでゴール板を通過する。
1コーナーを回ったところで早くも縦長の展開。向正面に差し掛かり、ダイメイコリーダが先頭、2番手にダノンファラオ、内側3番手にカフェファラオ、その外側4番手にミヤジコクオウ。5番手フルフラット、6番手キタノオクトパス、中団7番手にバーナードループ、エメリミット8番手、9番手⑥リコーシーウルフ(大井)、後方勢はゴールドボンバー、コージーサンラッド、ブラヴール、ガミラスジャクソンと続く。
外回り3コーナーを通過し、コリーダが先頭を守るが、ダノファラが外から並びかけ、3,4コーナー中間でコリーダとダノファラの2頭が後続を引き離す。3番手のカフェファラはジョッキーの手が動いている。コクオウ4番手、バーナード6番手。フルフラとエメリミは中団。
ラストの直線に入ってもダイメイコリーダとダノンファラオの競り合いは続くが、残り300mあたりでダノファラが抜け出す。後続勢はキタノオクトパスが3番手に上がり、カフェファラオはズルズル後退。大外からブラヴールが追い込んだが、ダノンファラオが先頭でゴールイン!ファラオはファラオでもダノンファラオでした!


【ジャパンダートダービー 全着順】
1着⑨ダノンファラオ   2分05秒9
2着⑫ダイメイコリーダ   1馬身3/4
3着⑩キタノオクトパス   5馬身
4着⑦ブラヴール     1馬身3/4
5着⑪ミヤジコクオウ    2馬身
6着①エメリミット
7着②カフェファラオ
8着③バーナードループ
9着⑬コージーサンラッド
10着⑥リコーシーウルフ
11着⑧ガミラスジャクソン
12着⑤フルフラット
13着④ゴールドボンバー

【払戻金】
単勝 ⑨ 4,060円
複勝 ⑨ 720円 ⑫ 410円 ⑩ 670円
枠連 6⃣-8⃣ 15,160円
枠単 6⃣-8⃣ 39,330円
馬連 ⑨-⑫ 17,820円
馬単 ⑨-⑫ 57,600円
ワイド ⑨-⑫ 2,990円  ⑨-⑩ 4,420円  ⑩-⑫ 2,360円
3連複 ⑨-⑩-⑫ 52,670円
3連単 ⑨-⑫-⑩ 770,730円



今年のジャパンダートダービーは、カフェファラオが人気に応えるかと思われましたが、勝ったのは単勝6番人気のダノンファラオでした。序盤から2番手を追走すると、3コーナーで先行するダイメイコリーダとの競り合いに持ち込み、ラストの直線でコリーダを振り落としました。JDDをライブで見た競馬ファンのほとんどが「そっちのファラオかい!」と叫んでたと思います。
2着のダイメイコリーダは4番人気、3着には8番人気のキタノオクトパス。枠連と枠単、馬連と馬単が万馬券、3連単で77万円台の高配当がついた大波乱のレースとなりました。
その他、ブラヴールが地方勢最高の4着と健闘。2番人気のミヤジコクオウは5着、東京ダービー馬のエメリミット6着、1番人気のカフェファラオは7着に沈み、3番人気のバーナードループも8着。人気上位3頭は総崩れでしたねぇ。もう1頭の中央勢のフルフラットはブービーの13着。
カフェファラオは単勝1.1倍の圧倒的人気を大きく裏切りました。1コーナーで躓き、3,4コーナーで前の2頭に引き離され、ダミアン・レーン騎手が早めにムチを入れてました。直線も伸びを欠くだけ。2000mの距離が長い、地方の砂質が合わなかったのか。一昨年のルヴァンスレーヴ、昨年のクリソベリルのような怪物級のダートホースになるかと期待されていただけに、とても残念な結果だったとしか言えない。素質があるから今後巻き返してくると思うけど・・・。

優勝したダノンファラオは、栗東・矢作芳人厩舎に所属。父はアメリカンファラオ、母はクリスプ。アメリカンファラオ産駒にとっては、国内GⅠ初制覇。2走前の兵庫チャンピオンシップでは2着、前走の鳳雛ステークスでは14着と大敗しましたが、JDDで大金星を挙げました。今年2月の3歳1勝クラス以来となる通算3勝目で、重賞は初勝利。秋からは古馬との対戦が続くので、ダートダービー馬の真価が問われます。この1勝が決してフロックでないところを見せてほしい。
ダノファラの鞍上の坂井瑠星騎手はうれしいGⅠ初勝利。坂井騎手のお父さんである英光さんは大井所属の元ジョッキーで現在は調教師。お父さんも息子のGⅠ勝利に大喜びしているはずです。大井でのダート交流重賞勝利は、今年4月の東京スプリントに続いて2度目。今年秋のJBC、あるいは年末の東京大賞典でも勝利を飾れるかな?
そして、矢作調教師は日本ダービーのコントレイルも勝っており、同一年で芝とダートのダービーを制するという快挙を達成。矢作氏は昨年からの勢いが止まりませんなあ。




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無観客の夏競馬開幕。ラジニケもCBCも逃げ切り決着。

2020年07月05日 | 競馬

上半期のGⅠシリーズが終わり、今週から夏競馬が本格スタート。しかし、無観客競馬はまだまだ継続。今週開幕の福島競馬場は、3歳馬の重賞・ラジオNIKKEI賞、今年末から始まる京都競馬場の改修工事による振替開催の阪神競馬場はサマースプリントシリーズの第2戦・CBC賞が行われました。


第56回CBC賞(GⅢ・芝1200m 16頭立て)は、高松宮記念で1位入線しながらも走行妨害で4着降着⑦クリノガウディー、ここ4戦で3勝の⑨タイセイアベニール、昨年のCBC賞を制した②レッドアンシェル、阪神コースで3勝⑧ロケット、3連勝中の上がり馬⑬ミッキースピリット、シルクロードステークス覇者⑪アウィルアウェイ、⑭ディメンシオン、④グランドロワなどが参戦。
スタートでポンと飛び出した③ラブカンプーが先手を奪い、2番手争いは⑥アンヴァル,ロケット,⑫ダイシンバルカン,ミッキースピリット,ディメンシオンと混戦模様。レッドアンシェルは7番手、⑩ショウナンアンセム8番手。中団グループには⑯ジョイフル,クリノガウディー,④グランドロワと固まり、タイセイアベニールは12番手。後方勢は13番手①ナインテイルズ、14番手アウィルアウェイ、15番手⑤エイシンデネブ、最後方に⑮ノーワン。
内回り3,4コーナー中間を過ぎ、カンプーが逃げ、バルカン2番手、ディメンシオン3番手、アンヴァル4番手、ロケットは5番手。アンシェルとミキスピは6,7番手、ガウディーは中団馬群、タイアベは12番手。
4コーナーから最後の直線に入ってもラブカンプーがまだ逃げる。アンヴァルが最内突いて2番手に上がるが、カンプーとはまだ差がある。残り200mを切ったところでレッドアンシェルが3番手に浮上し、さらに後続からタイセイアベニール,エイシンデネブも追い込むが、前がまったく止まらず、ラブカンプーそのまま1着でゴール!アンヴァルが2着、アンシェル3着入線。

9年ぶりの阪神開催となったCBC賞は、ラブカンプーが逃げ切り勝ち。直前の単勝オッズでは93.1倍の13番人気でしたが、低評価を覆す激走でした。2着のアンヴァルも11番人気。どちらも2ケタ人気の5歳牝馬が大波乱を起こしました。3番人気のレッドアンシェルが3着に入り、3連単「③-⑥-②」で2,444,630円の高配当。2番人気のタイセイアベニールは、アンシェルにハナ差の4着。1番人気のクリノガウディーは全く見せ場なく12着惨敗に終わっています。
勝ったラブカンプーは2018年2月のかささぎ賞(@小倉)以来、約2年5が月ぶりの勝利で通算3勝目。3歳時代は重賞レースで常に2着か3着と好走し、スプリンターズステークスではクビ差の2着惜敗。いつかは重賞初制覇も期待されましたが、古馬になってからは2ケタ着順続き。前走の韋駄天ステークスでは7着でした。この日は絶好のスタートから単騎の逃げを打ち、直線に入っても先頭を守り切り、名前の通り後続勢を完封しました。
ラブカンプーを復活に導いた斎藤新騎手は、デビュー2年目で重賞初勝利。ルーキーイヤーの昨年は42勝を挙げ、「JRA賞最多勝利新人騎手」を受賞。今年も現在まで20勝をマークし、今回のCBC賞で2019年デビュー組の重賞ウィナー一番乗りを果たしました。いつかはGⅠ初勝利を期待したいですね。




第69回ラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m 12頭立て)は、デビュー2戦2勝⑧グレイトオーサー、ルーラーシップ産駒の牝馬⑨パラスアテナ、キズナ産駒⑫ルリアン、⑤サクラトゥジュール、③アルサトワ、②ディープキング、⑪パンサラッサなど今後の活躍が期待される3歳馬たちが集結しました。
12頭横一線のスタートで始まったこのレース、スタンド前の先行争いで、①バビット、アルサトワ、パンサラッサの3頭の競り合いから、バビットがわずかに前に出る。グレイトオーサーは4番手につけるが、掛かり気味か。ディープキングは6番手集団、ルリアン9番手、パラスアテナは10番手で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面に入るところで、バビットが単独先頭、外からグレイトオーサーが2番手につける。3,4番手にはアルサトワとパンサラッサの「ゴドルフィン組」、その後ろの5番手グループに⑦ベレヌス,⑩コスモインペリウム,ルリアンの3頭が並んでいる。8番手④コンドゥクシオン、9番手ディープキング、その後ろの10番手の位置にパラスアテナ、11番手⑥アールクインダム、サクラトゥジュールがしんがりを追走。
3コーナーを通過し、バビットがペースを握り、オーサー2番手、パンサ3番手、ルリアンが4番手に浮上。アルサトワ内側5番手、パラスが外から捲ってきた。4コーナー手前でオーサーが後退。
4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、バビットがラストスパートを仕掛け、パンサラッサが2番手で追いかけるも、残り100mでバビットが突き放す。ディープキングが3番手に上がり、パラスアテナは外に持ち出すも伸びきれず。そんな中、バビットが独走で1着ゴールイン。2着争いはパンサとディーキンが並び、パラスは4番手まで。

夏の福島の開幕を告げる一戦は、単勝8番人気のバビットが逃げ切って優勝。序盤から先頭でレースを進めると、最後の直線で後続を引き離し、2着のパンサラッサに5馬身差の圧勝を飾りました。2着争いは7番人気のパンサラッサが制し、ディープキングはアタマ差の3着。
1番人気のパラスアテナは4着敗戦。1992年のシンコウラブリイ以来となる牝馬でのラジオNIKKEI賞制覇とはならず。3番人気のルリアンが5着、2番人気のグレイトオーサーは10着。オーサーは1コーナーで掛かった分、後半で失速してしまいました。
バビットは新馬戦と2戦目はともに2着でしたが、今年4月の未勝利戦で初勝利を挙げると、前走の早苗賞(@新潟)でも1着。今回のラジオNIKKEI賞で3連勝を挙げ、重賞初制覇となりました。通算でも5戦3勝、2着2回と連対率100%。秋の菊花賞トライアルの結果次第では、無敗2冠馬・コントレイルの対抗候補になるかも。
鞍上の内田博幸騎手は今年の重賞2勝目で、同レース2勝目。当初は団野大成騎手が乗る予定でしたが、7レースで落馬して骨盤を骨折し、内田騎手が代打を務めることになりました。団野騎手も不運とはいえ悔しいだろうと思います。






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