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暑すぎてつらい。

東京大賞典2020 オメガパフューム前人未到の3連覇達成!

2020年12月29日 | 競馬

2020年のダート界の総決算・第66回東京大賞典(GⅠ・ダート2000m 16頭立て)が29日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からは、東京大賞典2連覇中の大井巧者⑦オメガパフューム、今年の3歳ダート王者⑤ダノンファラオ、アンタレスステークスを勝った⑨ウェスタールンド、①テーオーケインズ、②デルマルーヴル、④ヒストリーメイカー、⑩ハナズレジェンドの7頭が参戦。地方勢からは昨年2着⑧ノンコノユメ(大井)、昨年3着③モジアナフレイバー(大井)、前哨戦の勝島王冠を勝った⑭カジノフォンテン(船橋)、JBCクラシック4着⑯ミューチャリー(船橋)などが参戦しました。



スタートは16頭出遅れなし。最初のポジション争いで、⑥ワークアンドラブ(大井)が前を取り、カジノフォンテンが2番手、モジアナフレイバーが3番手につける。ダノンファラオは4番手、テーオーケインズ5番手、オメガパフュームとノンコノユメとミューチャリーは中団。ウェスタールンドは13番手、ハナズレジェンド内側14番手でスタンド前を過ぎていった。
1,2コーナーを回って、向正面に入ったところで、ワークアンドラブが後続を離して単独先頭。2番手カジノフォンテン、3番手ダノンファラオ、4番手モジアナフレイバー、5番手オメガパフューム、その内側にテーオーケインズが並び、7番手ヒストリーメイカー。中団グループには⑫クロスケ(大井)・ミューチャリー・ノンコノユメの3頭が固まり、外側11番手からウェスタールンド。中団より後ろの位置には⑪ノーブルサターン(大井)、デルマルーヴル、ハナズレジェンドといて、後方は⑮エイシンスレイマン(大井)、⑬ナイトオブナイツ(大井)という展開。
外回り3コーナーを通過し、ワークアンドが逃げ続け、カジノ2番手、ダノファラ3番手、オメパが4番手に浮上し、モジアナ5番手。ウェスターが中団まで押し上げると、サターンも大外に持ち出した。
4コーナーをカーブして直線コースに入り、先頭争いはワークアンド・カジノ・ダノファラの4頭の競り合いから、カジノフォンテンがわずかにリード。オメガパフューム2番手、大外からウェスタールンドも来ている。その一方でダノンファラオが伸びない。残り100mでオメパがカジノに並び、外からウェスター、内からヒストリーがやって来たが、ゴール前でオメガパフュームが抜け出してゴールイン!オメガパフューム東京大賞典3連覇達成!


【東京大賞典 全着順】
1着 オメガパフューム  2分06秒9
2着 カジノフォンテン   クビ差
3着 ウェスタールンド   1/2馬身
4着 ヒストリーメイカー  ハナ差
5着 ミューチャリー    クビ差
6着 テーオーケインズ  
7着 ハナズレジェンド  
8着 デルマルーヴル   
9着 モジアナフレイバー 
10着 ワークアンドラブ  
11着 ノンコノユメ    
12着 ダノンファラオ   
13着 ノーブルサターン  
14着 クロスケ      
15着 ナイトオブナイツ  
16着 エイシンスレイマン 

【払戻金】
単勝 ⑦ 130円
複勝 ⑦ 100円  ⑭ 440円  ⑨ 140円
枠複 4⃣-7⃣ 1,820円
枠単 4⃣-7⃣ 2,430円
馬複 ⑦-⑭ 2,200円
馬単 ⑦-⑭ 2,340円
ワイド ⑦-⑭ 730円  ⑦-⑨ 180円  ⑨-⑭ 2,300円
3連複 ⑦-⑨-⑭ 4,010円
3連単 ⑦-⑭-⑨ 12,530円



2020年最後のGⅠレースは、ゴール前で混戦となりましたが、1番人気のオメガパフュームが最後に抜け出して優勝。史上初の東京大賞典3連覇の偉業を達成しました。2着のカジノフォンテン(9番人気)は、先行してからの粘り強い走りを見せつけました。大金星まであと少し、本当に惜しかったです。3着のウェスタールンドも外から末脚を伸ばしていましたが・・・。
単勝2番人気のダノンファラオは、道中3番手につけていましたが、直線で失速して12着と大敗。地方勢はミューチャリーが5着、悲願のGⅠ制覇を狙ったモジアナフレイバーは9着、ノンコノユメは11着。
オメガパフュームはこれでダートGⅠ4勝目。同一GⅠ3連覇といえば、ブルーコンコルドが2006~08年までマイルCS南部杯を3連覇、JBCクラシックではアドマイヤドンとヴァーミリアンの2頭が達成してますが、これは「Jpn1」扱い。国際GⅠ競走では、オメガパフュームの東京大賞典が初めてとなります。偉業ラッシュに沸いた今年の競馬界、最後にまた偉業が生まれましたね。中央での同一GⅠ3連覇の馬は、いつになったら現れるのでしょうか。



今年はやっぱり牝馬の年!クロノジェネシスがグランプリ春秋連覇!

2020年12月27日 | 競馬

2020年の中央競馬を締めくくる大一番・第65回有馬記念(GⅠ・芝2500m 16頭立て)が27日、中山競馬場で行われました。有馬ファン投票第1位の⑨クロノジェネシス、春天2連覇⑬フィエールマン、今年GⅠ2勝⑦ラッキーライラック、善戦キャラから脱出なるか⑩カレンブーケドール、2年前の覇者②ブラストワンピース、昨年3着⑤ワールドプレミア、3年連続参戦⑥キセキ、他にも④ラヴズオンリーユー、⑧ペルシアンナイトといったGⅠウィナーや、⑫オーソリティと①バビットの3歳世代も参戦しました。


単勝オッズは、1番人気クロノジェネシス(2.5倍)、3番人気フィエールマン(3.5倍)、3番人気がカレンブーケドール(7.9倍)、4番人気のラッキーライラック(8.1倍)まで10倍以下。5番人気以降はワールドプレミア、ラヴズオンリーユー、オーソリティ、キセキ、ブラストワンピースという順番でした。

スタートで⑫モズベッロが出遅れ、キセキと⑯ユーキャンスマイルも後方から。好スタートを決めたバビットが先手を取り、ブラストワンピース・オーソリティ・③クレッシェンドラヴが2番手集団を形成し、ラヴズオンリーユー5番手。ラッキーライラックとカレンブーケドールが6,7番手につけ、中団にはワールドプレミア,ペルシアンナイト,⑮オセアグレイトの3頭が並ぶ。クロノジェネシスは11番手、すぐ後ろの12番手にフィエールマンが追走し、13番手⑬サラキア、14番手キセキ、15番手モズベッロ、最後方にユーキャンスマイル。
4コーナーから1周目の正面スタンド前に差し掛かり、バビットがゆったりと逃げ、オーソリティ2番手、ブラストワンピース3番手。オセアグレイトが4番手に上がると、フィエールマンもポジションを押し上げていく。カレンブーケドールとワールドプレミア、ラッキーライラックは中団キープ。クロノジェネシスは12番手でゴール板を通過した。
1コーナーを回り、先頭のバビットは前半1000mを62秒2で通過。2番手グループには、オーソリティがわずかにリード。ブラワンが内側3番手、フィエール外側4番手。5番手集団にはワープレ・クレッシェンド・ブーケドールの3頭が並び、オセアが8番手。9番手ペルシアン、10番手ライラック、11番手にラヴオン、クロジェネは12番手から。後方勢はキセキが13番手からスパート開始、14番手サラキア、15番手ユーキャン、ベッロが最後方という展開。
3コーナーを通過し、バビットがまだ先頭を守り、フィエールが2番手に浮上。クロジェネ・キセキ・ブーケドールが好位まで浮上し、オーソリティ6番手、ライラックとラヴオンは外に持ち出し、ワープレは後方に一旦下がる。後方ではブラワンがズルズルと下がり、4コーナー手前でレースをやめた。
4コーナーを通過し、直線コースに入ったのと同時にフィエールマンが先頭に躍り出る。外からクロノジェネシスが追い込み、カレンブーケドールも3番手から追撃に入る。後続からはラッキーライラックとワールドプレミアも追い上げ、一番外からサラキアが脚を伸ばす。残り200mでフィエールとクロジェネが並ぶと、ラスト100mでクロジェネが前に出る。サラキアが外から強襲し、ゴール前で差を詰めるが、クロノジェネシスが先頭でゴールイン!ファン投票1位&1番人気に応え、グランプリ春秋連覇達成です。



【有馬記念 全着順】
1着 ⑨クロノジェネシス   2分35秒0
2着 ⑬サラキア        クビ差
3着 ⑭フィエールマン     クビ差
4着 ⑦ラッキーライラック   2馬身1/2
5着 ⑤ワールドプレミア     1/2馬身
5着 ⑩カレンブーケドール    同着
7着 ⑧ペルシアンナイト
8着 ③クレッシェンドラヴ
9着 ⑮オセアグレイト 
10着 ④ラヴズオンリーユー
11着 ⑯ユーキャンスマイル
12着 ⑥キセキ
13着 ①バビット
14着 ⑫オーソリティ
15着 ⑪モズベッロ
中止 ②ブラストワンピース

【払戻金】
単勝  ⑨ 250円
複勝  ⑨ 130円  ⑭ 770円  ⑬ 160円
枠連 5⃣-7⃣  380円
馬連 ⑨-⑭ 10,330円
馬単 ⑨-⑭ 11,360円
ワイド ⑨-⑭ 2,320円  ⑨-⑬ 270円  ⑬-⑭ 2,550円
3連複 ⑨-⑬-⑭ 7,370円
3連単 ⑨-⑭-⑬ 50,150円


2020年はやっぱり牝馬の年でした!1番人気だったクロノジェネシスが優勝し、グランプリ競走春秋連覇を達成。2着には単勝11番人気のサラキアが入り、有馬記念史上初めての牝馬ワンツーフィニッシュとなりました。サラキアは今回が現役ラストランでしたが、大外からもの凄い末脚を見せ、あわや大金星かという激走。勝ったクロジェネより強烈なインパクトを残しましたね。2番人気のフィエールマンは、直線に入ったところで先頭に立つも、最後は3着でした。
4番人気のラッキーライラックは4着、3番人気のカレンブーケドールとワールドプレミアが5着同着。3歳勢はバビット13着、オーソリティ14着。2頭ともスタートから前の位置につけていたけど、最後はともに失速しました。なお、ブラストワンピースがレース中に心房細動を発症し、4コーナーで競走中止。命には別条なかったことが不幸中の幸いといえるけど、現役を続けられるはもう無理でしょう。
クロノジェネシスは昨年の秋華賞、今年の宝塚記念に次いでGⅠ3勝目。鞍上の北村友一騎手は有馬記念初出場で初制覇。斉藤崇史調教師も同レース初勝利。斉藤厩舎は今年GⅠを3勝、11月にはJRA通算100勝を達成し、まさに躍進の年でした。

クロノジェネシスは今回のファン投票で21万4742票を獲得し、これまでの「史上最多得票数」だった1989年のオグリキャップの19万7682票を大幅に塗り替えました。2500mの距離、中山コース初体験と不安なところもありましたが、残り1000mを切ったところで仕掛けると、4コーナーで先頭争いに加わり、直線でフィエールマンと叩き合い、ゴール前抜け出しました。有馬記念の主役としては最高の結果を残しましたなあ。
GPレースで連勝し、名実ともに現役ナンバーワンになったクロノジェネシス。来年からはコントレイルとデアリングタクトを迎え撃つ立場となりますが、現役トップ&先輩の意地を見せられるか?それにノームコアとの姉妹対決も見たいが実現するだろうか?



というわけで、2020年の中央競馬も全日程が終了。今年は新型コロナの影響で無観客開催が続いたけど、牡牝同時三冠、アーモンドアイの芝GⅠ9勝の新記録、白毛馬のGⅠ制覇と記録ラッシュに沸いた1年でもありました。コロナがいつ収束するかわからないけど、競馬場に早く大歓声が戻ってきてほしい。


有馬記念前日のダブルGⅠ!中山大障害&ホープフルステークス

2020年12月27日 | 競馬

今月27日に有馬記念が行われますが、その前日の26日は中山競馬場で中山大障害とホープフルステークスの2つのGⅠ競走が行われました。



中山10R・第143回中山大障害(J・GⅠ 芝4100m 16頭立て)は、春の中山グランドジャンプで2着⑭メイショウダッサイ、京都ジャンプステークスでオジュウチョウサンに先着した⑪タガノエスプレッソと⑫ブライトクォーツ、、秋陽ジャンプステークスを勝った⑤ヒロシゲセブン、⑧フォワードカフェ、①シンギングダンサー、⑨ビッグスモーキー、⑩ケイブルグラム、⑯スズカデヴィアスなどが参戦しました。

スタート後の5号生垣障害を⑥ストレートパンチが先頭で飛越すると、後続も次々飛越。1周目の正面スタンド前で、ストレートパンチ先頭、ブライトクォーツとシンギングダンサーが2,3番手で並び、4番手⑨ビッグスモーキー,5番手ケンホファヴァルト、6番手⑤ヒロシゲセブン、7番手集団にはスズカデヴィアス、タガノエスプレッソ、フォワードカフェ、メイショウダッサイと固まる。その後に⑮ナリノレーヴドール、②ヒロノタイリク、⑦シゲルピーマン、ケイブルグラム、④アズマタックン、⑬セガールフォンテンと続いた。
1コーナーで縦長になると、2コーナーのバンケット→向正面を通り過ぎて、1回目の大障害コースに差し掛かり、最初の難所・大竹柵障害をストパンとシンダンが同時に飛越すると、後続勢もクリアして16頭全馬クリア。
逆回りになったところで、シンダンが先頭に変わり、ストパン2番手、ホファヴァルト3番手浮上。4番手グループにはクォーツ,エスプレッソ,ダッサイ,ヒロセブの4頭。スモーキー8番手、フォワカフェ9番手、10番手デヴィアス、11番手にタイリク、12番手ケイブル、13番手ナリノ。後方勢はピーマン、セガール、タックンという順番。
3コーナーのバンケットから、2度目の大障害コースに向かい、2つ目の難所・大生垣障害をシンギングダンサーが先頭でジャンプした後、他の15頭も無事に飛び越え。ここも落馬なし。
順回りコースに戻ると、2号障害の手前でケンホファヴァルト2番手、メイショウダッサイが3番手になる。4,5番手の位置にフォワードカフェとヒロシゲセブン、ブライトクォーツとタガノエスプレッソは6,7番手あたり。
向正面→3コーナーのバンケットを通過し、3,4コーナー中間の5号障害の手前で、ホファヴァルトがシンダンをかわした直後に先頭で飛越。ダッサイ3番手、クォーツ4番手、エスプレッソ7番手で飛越。後方ではシゲルピーマンとナリノレーヴドールが転倒してしまう。
全ての障害を飛び終え、ケンホファヴァルトが先頭で芝直線コースに入り、メイショウダッサイが2番手、3番手のブライトクォーツは大外に持ち出す。ヒロノタイリクが最内に入り、タガノエスプレッソは一番外から追い込みをかける。残り100mを切ってホファヴァルトがこのまま押し切るかと思われたが、ダッサイが徐々に差を詰め、ゴール前でホファヴァルトを差し切ってゴールイン!ケンホファヴァルトが2着、大外追い込んだタガノエスプレッソ3着。

障害界の絶対王者・オジュウチョウサンのいない中山大障害は、1番人気のメイショウダッサイが制し、秋の障害王に輝きました。2着のケンホファヴァルトは9番人気、障害重賞2連勝のタガノエスプレッソは大外猛追も届かず3着。2番人気のブライトクォーツは4着、4番人気のフォワードカフェは6着。
最終障害でシゲルピーマンとヒロノレーヴドールが落馬競走中止となり、14頭が完走。落馬したシゲルピーマンは異常なし、大江原圭騎手は背中を打撲。ヒロノレーヴドールは右中手骨粉砕骨折で予後不良、小野寺祐太騎手は船橋市内の病院に搬送され、頭部打撲と脳震盪、健忘症の疑いがあります。
メイショウダッサイは東京ジャンプステークスに続いての連勝で、障害重賞通算3勝目。鞍上の森一馬騎手はデビュー10年目でGⅠ初勝利。昨年は自身初の障害リーディングを獲得すると、今年は重賞4勝を含め14勝を挙げ、2年連続の障害リーディングを確定させています。
ダッサイは大障害コースでこれまで2度挑戦し、昨年の中山大障害で3着、この春の中山グランドジャンプで2着といずれも上位で好走。3度目の挑戦の今回、悲願達成を果たしました。来年春のグランドジャンプこそは、オジュウチョウサンを越えられるでしょうか。






中山11Rの第37回ホープフルステークス(GI・芝2000m 15頭立て)は、東京スポーツ杯2歳ステークスを制した⑩ダノンザキッド、エピファネイア&マリアライトの子①オーソクレース、2000m2戦2勝③ランドオブリバティ、②ヨーホウレイク、⑫アドマイヤザーゲと2戦無敗の馬が5頭も参戦。さらに萩ステークスを勝った⑬シュヴァリエローズ、東スポ杯2着⑪タイトルホルダー、新馬戦勝ちの⑨アオイショー、⑦マカオンドールなども出走しました。

スタートで⑦マカオンドールが少し遅れ気味になり、ダノンザキッドとオーソクレースは好スタートを決める。スタンド前の先行争いで、タイトルホルダーとランドオブリバティの2頭が先手を主張し、ランドオブリバティがわずかに前に出た。オーソクレースは4番手、ダノンザキッドは外側5番手につけ、シュヴァリエローズ6番手、7番手アドマイヤザーゲ、ヨーホーレイクは11番手でゴール板を通過していく。
1,2コーナー中間点で、ランドオブリバティが先頭、タイトルホルダー2番手、⑧バニシングポイントが3番手上がる。向正面でダノンザキッドは4番手、オーソクレースは5番手。その後ろの6,7番手のところにアドマイヤザーゲと⑥ホールシバンが並び、④ヴィゴーレ8番手、内側9番手ヨーホーレイク、10番手シュヴァリエローズ。11番手⑤テンカハル、12番手⑨アオイショー、13番手⑦マカオンドール、14番手⑮セイハロートゥーユー、⑭モリデンアローがポツンと最後方を走る。
3コーナーを過ぎて、ランリバが先頭を走るが、外からバニシングが並ぼうとする。オーソク3番手、タイトル4番手、キッドは5番手待機。3,4コーナー中間でザーゲが外に持ち出し、ヨーホーも追い出しに掛かる。
いよいよ4コーナーを回り、直線に入ろうとしたその時、先頭を走っていたランドオブリバティがカーブを回り切れず外側へ逸走。そのまま外ラチへ一直線してしまう。先頭争いは最後の直線のところで、最内からマカオンドール、オーソクレース、タイトルホルダー、ダノンザキッドと4頭横一線となるが、残り200mでキッドがわずかに先頭。オーソクが内で脚を伸ばしてわずかに前に出ようとしたが、キッドがもう一度盛り返す。後続からヨーホーレイクが追い込んで来たが、ダノンザキッドがゴール前抜け出してゴールイン!ダノンザキッドが3戦3勝でホープフルステークス制覇です!


おととしのサートゥルナーリア、昨年のコントレイルと2年連続でクラシックホースを輩出した「2歳中距離王決定戦」は、1番人気のダノンザキッドが、オーソクレースとのマッチレースを制して優勝。デビューから3連勝でGⅠ初勝利を挙げました。オーソクレースは一度は先頭に出そうになったけど、キッドに差し返されて2着。3着には後方から追い込んだヨーホウレイクが入りました。
2番人気だったランドオブリバティは、4コーナー手前で外側に逸走すると、外ラチ沿いでジョッキーを振り落として競走中止。見てた私も「「あー、あー、あー、どこ行くの?」って言ってしまいました。レース後には2021年1月17日まで出走停止&調教再審査の処分が。馬にケガが無かったのは幸いだが、気性の荒さを何とかしてほしい。
鞍上の三浦皇成騎手は左胸部を打撲し、その後の騎乗を取りやめ。27日の騎乗も全て乗り替わりとなっています。ランリバの暴走を抑えきれず、GⅠ初制覇のチャンスを逸した三浦騎手は、何時になったらGⅠをかてるのだろうか。

ダノンザキッドは栗東・安田隆行厩舎に所属、父・ジャスタウェイ、母・エピックラヴの間に生まれました。ジャスタウェイ産駒としても待望のGⅠ初勝利であります。鞍上の川田将雅騎手は、グレナディアガーズとのコンビで優勝した先日の朝日杯フューチュリティステークスに続いてのGⅠ勝利。来年のクラシックはキッド、グレナはマイル路線という風に使い分けると思います。そんな川田騎手、有馬記念でオーソリティに騎乗予定。
ちなみにですが、阪神カップでダノンファンタジーが快勝し、東西のメイン重賞で「ダノン軍団」が揃って勝利をGET。「ダノン軍団はGⅠに弱い」といわれてたけど、ダノンスマッシュが香港スプリントを勝ってから、流れが良い方向に傾いています。
新馬戦では後に京都2歳ステークスを勝ったワンダフルタウンに3馬身差をつけて快勝、2戦目の東スポ杯2歳ステークスも直線突き抜けて優勝しました。阪神1800m新馬戦→東スポ杯→ホープフルステークスは、コントレイルと全く同じ道をたどってます。無敗三冠を目指せとは言わないから、クラシック競走の1つは獲ってほしいなって思います。

















特別な年のグランプリレース!第65回有馬記念枠順決まる。

2020年12月24日 | 競馬
新型コロナウイルスの猛威に振り回された2020年、数多くのスポーツイベントが中止になる中、競馬も3月から無観客での開催となり、競馬場に歓声や声援のない日々が続きました。それでも、緊急事態宣言期間中は一度も開催中止にならず、第3波の現在でも無事に開催されています。
今年は記録尽くめの一年でもあり、コントレイルが父子無敗3冠制覇、デアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬3冠達成、最強牝馬・アーモンドアイが秋の天皇賞で芝GⅠ8勝目を達成。そして、アーモンドアイVSコントレイルVSデアリングタクトの3強が一堂に会したジャパンカップで、アーモンドアイが9冠を達成して有終の美を飾りました。今月に入ってからは阪神JFでソダシが白毛馬初のGⅠ制覇を達成しました。
コロナ禍の特別な年の競馬も今週末で大詰め。クリスマスイヴの24日は、日曜日に中山競馬場で行われる第65回有馬記念(GⅠ・芝2500m 16頭立て)の枠順が発表されました。



【有馬記念 枠順】
1-1 バビット(牡3 内田博幸)
1-2 ブラストワンピース(牡5 横山武史)
2-3 クレッシェンドラヴ(牡6 坂井瑠星)
2-4 ラヴズオンリーユー(牝4 M.デムーロ)
3-5 ワールドプレミア(牡4 武豊)
3-6 キセキ(牡6 浜中俊)
4-7 ラッキーライラック(牝5 福永祐一)
4-8 ペルシアンナイト(牡6 大野拓弥)
5-9 クロノジェネシス(牝4 北村友一)
5-10 カレンブーケドール(牝4 池添謙一)
6-11 モズベッロ(牡4 田辺裕信)
6-12 オーソリティ(牡3 川田将雅)
7-13 フィエールマン(牡5 C.ルメール)
7-14 サラキア(牝5 松山弘平)
8-15 オセアグレイト(牡4 横山典弘)
8-16 ユーキャンスマイル(牡5 岩田康誠)


ファン投票第1位でグランプリ春秋連覇を狙うクロノジェネシスは5枠9番、今年GⅠ2勝のラッキーライラックは4枠7番、春の天皇賞馬・フィエールマンは7枠13番、2年前の勝ち馬・ブラストワンピースは1枠2番に入りました。

今年の有馬は「伝説のジャパンカップ」よりも小粒感はありますけど、GⅠ勝ち経験馬が8頭も参戦します。やはり今回も牝馬が中心といえるでしょう。クロノジェネシスは牝馬で史上2頭目のグランプリ春秋連覇がかかっているし、引退レースとなるラッキーライラックが勝てば、年間GⅠ3勝目となります。ただ、年度代表馬&最優秀4歳以上牝馬争いでは、アーモンドアイとグランアレグリアが今年GⅠ3勝しており、仮にライラックorクロジェネが有馬で勝ったとしても、選ばれない可能性があります。本当に古馬牝馬のレベルが高い・・・。
牡馬勢はフィエールマン、キセキ、ワールドプレミアの歴代菊花賞馬が参戦。フィエールマン鞍上のクリストフ・ルメール騎手は今年GⅠ8勝をマーク。有馬で年間最多勝利数を塗り替えられるか?3歳世代ではオーソリティとバビットの2頭が出走。特にオーソリティは「出世レース」のアルゼンチン共和国杯で優勝しているし、それにオルフェーヴル産駒だから期待できると思います。



また、有馬前日に行われる2歳馬の中距離王決定戦・第37回ホープフルステークス(GⅠ・芝2000m 15頭立て)の枠順発表がありました。
1-1 オーソクレース(牡2 C.ルメール)
2-2 ヨーホーレイク(牡2 武豊)
2-3 ランドオブリバティ(牡2 三浦皇成)
3-4 ヴィゴーレ(牡2 横山武史)
3-5 テンカハル(牡2 坂井瑠星)
4-6 ホールシバン(牡2 丸山元気)
4-7 マカオンドール(牡2 岩田康誠)
5-8 バニシングポイント(牡2 M.デムーロ)
5-9 アオイショー(牡2 石橋脩)
6-10 ダノンザキッド(牡2 川田将雅)
6-11 タイトルホルダー(牡2 戸崎圭太)
7-12 アドマイヤザーゲ(牡2 吉田隼人)
7-13 シュヴァリエローズ(牡2 北村友一)
8-14 モリデンアロー(牡2 山田敬士)
8-15 セイハロートゥユー(牡2 木幡巧也)


東京スポーツ杯2歳ステークスを勝ったダノンザキッドが6枠10番、GⅠ2勝のマリアライトの子・オーソクレースが1枠1番、2戦2勝のドゥラメンテ産駒・アドマイヤザーゲが7枠12番、ディープインパクト産駒・ヨーホーレイクが2枠2番、中山2000mで勝った実績を持つランドオブリバティが2枠3番に入っています。
2018年の覇者・サートゥルナーリアが翌年の皐月賞を勝ち、昨年の優勝馬・コントレイルは最優秀2歳牡馬に選出された後にクラシック競走完全制覇達成。今年も2戦2勝の馬が5頭もおり、無敗の2歳王者が生まれるかもしれません。


今度の週末は有馬記念&ホープフルステークスの他にも、中山大障害に阪神カップと重賞レースが続々あります。2020年の中央競馬ラストウィークは、どんなドラマが待っているのか?不要不急の外出を控えて、お家で競馬観戦しましょう。






朝日杯FS2020 グレナディアガーズが未勝利からの連勝で2歳牡馬マイル王奪取!

2020年12月20日 | 競馬

先週の阪神ジュベナイルフィリーズで、ソダシが白毛馬としては史上初となるGⅠ制覇を達成。20日は2歳牡馬のマイル王決定戦・第72回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ・芝1600m 16頭立て)が行われました。今年の朝日杯は、サウジアラビアロイヤルカップを制した⑦ステラヴェローチェ、京王杯2歳ステークスを勝った⑭モントライゼ、⑧レッドベルオーブ・⑬ホウオウアマゾン・⑯スーパーホープのデイリー杯2歳ステークス組上位3頭、新種牡馬・ドゥラメンテ産駒⑤ドゥラモンド、新潟2歳ステークスを制した④ショックアクション、②グレナディアガーズ、⑪バスラットレオンなどが参戦しました。



スタートで⑥ブルースピリットとショックアクションの2頭がポンと飛び出して先手を奪ったかと思ったが、外からモントライゼが上昇して先頭に躍り出る。3番手グループには、内からショックアクション、外側にバスラットレオン。5番手にグレナディアガーズ、6番手ホウオウアマゾン。7番手集団にはレッドベルオーブ・ステラヴェローチェ・ドゥラモンドの有力勢が固まっていて、外側10番手に⑮ロードマックスが追走。中団より後ろの集団は、11番手⑫ジュンブルースカイ、12番手スーパーホープ、13番手③ビゾンテノブファロ、14番手⑩アスコルターレ。15番手①カイザーノヴァ、スタート出遅れた⑨テーオーダヴィンチが最後方。
外回り3,4コーナー中間を過ぎ、先頭のライゼが大逃げを打つ展開。ブルスピ2番手、ディアガーズ3番手、ジュンブルとアクションが4,5番手で並ぶ。ホウアマ6番手、モンドとベルオーブ7,8番手につけ、ステヴェロは内側10番手に控える。
4コーナーから直線コースに入り、モントライゼがまだリードを保ったまま先頭をひた走る。しかし、後続からブルースピリットとグレナディアガーズが追い上げる。ステラヴェローチェは内に入り、ドゥラモンドは馬群の中から、レッドベルオーブは大外から脚を伸ばす。残り200mを切って、ディアガーズが逃げるライゼを抜き去って先頭に立つと、そのまま突き放す。ヴェローチェが2番手に上がり、バスラットとベルオーブも伸びてきたが、グレナディアガーズが先頭でゴールイン!レッドベルオーブとステラヴェローチェの人気2頭を抑え、2歳マイルの頂点に立ちました!



【朝日杯FS 全着順】
1着 グレナディアガーズ  1分32秒3
2着 ステラヴェローチェ   3/4馬身
3着 レッドベルオーブ    1馬身1/2
4着 バスラットレオン    1/2馬身
5着 ブルースピリット    クビ差
6着 ロードマックス
7着 ドゥラモンド 
8着 カイザーノヴァ
9着 ホウオウアマゾン
10着 モントライゼ
11着 スーパーホープ
12着 ジュンブルースカイ
13着 ショックアクション
14着 アスコルターレ
15着 ビゾンテノブファロ
16着 テーオーダヴィンチ

【払戻金】
単勝 ② 1,750円
複勝 ② 320円  ⑦ 170円  ⑧ 130円
枠連  1⃣-4⃣ 1,520円
馬連  ②-⑦ 5,000円
馬単  ②-⑦ 14,610円
ワイド ②-⑦ 1,280円  ②-⑧ 670円   ⑦-⑧ 380円
3連複 ②-⑦-⑧ 4,150円
3連単 ②-⑦-⑧ 51,360円


関西での今年最後のGⅠレースは、単勝7番人気の伏兵・グレナディアガーズが優勝。3コーナー辺りでは3番手に控え、最後の直線でスタートから逃げ続けていたモントライゼを捕らえ、先頭に躍り出た後は後続を寄せ付けませんでした。勝ちタイム1分32秒3は、昨年のサリオスが出した「1分33秒0」のレースレコードを0.7秒も更新。それに「芝1600mJRA2歳レコードホルダー」であるミッキーアイルと同タイムです。
2番人気のステラヴェローチェは、内側から追い込んで2着。1番人気のレッドベルオーブは大外追撃も届かず3着。道中掛かる場面があったのが影響したかもしれません。7着だったドゥラモンドに騎乗した武豊騎手は、ここを勝てばJRA・GⅠ競走完全制覇にリーチでしたが・・・。3番人気だったホウオウアマゾンは見せ場なく9着、先行を続けていたモントライゼは10着に沈みました。ルメール騎手が大逃げ策を打って出たのには驚きましたが。

重賞初制覇のグレナディアガーズは、栗東・中内田充正厩舎に所属し、父・フランケル、母・ウェイヴェルアベニューという血統。お母さんは2015年のブリーダーズカップフィリー&メアスプリントで優勝した実績を持っています。鞍上の川田将雅騎手は、昨年のチャンピオンズカップ以来1年ぶりの中央GⅠ勝利。川田&中内田コンビは、2017年朝日杯のダノンプレミアム、2018年阪神JFのダノンファンタジーに続いてのGⅠ勝ちを果たしました。
ディアガーズは新潟の新馬戦で2着の後、2戦目の中京の未勝利戦では4着。そのレースにはレッドベルオーブも出走して1着でした。3戦目の未勝利戦でようやく初勝利を挙げ、今回も1着となり2連勝をマーク。この馬は初見だったので、1着でゴールした時は、恥ずかしながら「えっ、誰?」って思いました。現時点の印象は「阪神コースの相性が良く、左回りには弱い」としておきます。



2020年の中央競馬も残すところあと2日。土曜日は中山大障害とホープフルステークス、日曜日は有馬記念が行われます。有馬にはファン投票第1位のクロノジェネシス、ラストランのラッキーライラック、カレンブーケドール、ラヴズオンリーユーの牝馬勢のほかに、2018年優勝のブラストワンピース、春天V2フィエールマン、昨年の菊花賞馬・ワールドプレミア、さらにはオーソリティ、バビット、ディープボンドの3歳世代も登録しています。














白毛馬から初めてのGⅠホース誕生!ソダシが4連勝で2歳女王に!

2020年12月13日 | 競馬

2020年の2歳女王決定戦・第72回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI・芝1600m 18頭立て)が13日、阪神競馬場で行われました。今年のJFは、白毛馬として初のGⅠ制覇に挑む⑥ソダシ、3戦3勝のミッキーアイル産駒⑱メイケイエール、アーモンドアイを輩出した国枝栄厩舎からの刺客⑦サトノレイナス、九州産馬⑧ヨカヨカ、モーリス産駒⑯インフィナイト、ファンタジーステークス2着⑫オパールムーン、エイシンヒカリ産駒⑮エイシンヒテン、ジェンティルドンナの娘③ジェラルディーナ、⑭ポールネイロンなどが参戦しました。


単勝のオッズは、1番人気がソダシ(3.2倍)、2番人気サトノレイナス(4.4倍)、メイケイエール3番人気(4.7倍)、4番人気のインフィナイト(5.9倍)まで10倍以下。その後はオパールムーン、⑪ユーバーレーベン、エイシンヒテン、ジェラルディーナ、ポールネイロンと続きました。

スタートでメイケイエールが少し出遅れ、後方からの競馬。先行争いで⑤サルビアとヨカヨカの2頭の競り合いから、ヨカヨカが先手を奪い取る。ポールネイロンが2番手に上がり、3番手サルビア、4番手エイシンヒテン、5番手の位置にソダシが控える。6番手グループには内から④リンゴアメ、真ん中に⑩シゲルピンクルビー、外側にインフィナイト。9番手にサトノレイナス、10番手⑬アオイゴールド、11番手⑨ナムラメーテル、12番手に①ウインアグライア、メイケイエールが外から上がっていくが、抑えきれない感じか。14番手に⑰フラリオナ、15番手ユーバーレーベン、16番手オパールムーン、17番手②ルクシオン、最後方にジェラルディーナ。
外回り3,4コーナー中間のところで、ヨカヨカ先頭、ネイロン2番手、ヒテン3番手、ソダシは内側の4番手。インフィ5番手、レイナスは中団馬群の真ん中、エールは大外のポジション。
4コーナーからラストの直線に差し掛かり、先頭のヨカヨカが後続を引き離しにかかり、内側からサルビア、ソダシ、エイシンヒテンが接近し、外からメイケイエールが伸びてきた。残り200mでエールが逃げ粘るヨカヨカを捕らえにかかると、真ん中からソダシも前に出て、さらにサトノソルタスが馬群を割って追い上げると、大外からユーバーレーベンも襲い掛かる。ゴール前、ソダシがわずかに先頭、レイナスがインを突き、大外ユーバーが並びかけ、最後はソダシとサトノレイナスがほとんど並んでゴール!ユーバーレーベンは3番手、メイケイエールは4番手まで。



【阪神JF 全着順】
1着⑥ソダシ     1分33秒1
2着⑦サトノレイナス  ハナ差
3着⑪ユーバーレーベン クビ差
4着⑱メイケイエール  1/2馬身
5着⑧ヨカヨカ     1馬身1/2
6着⑫オパールムーン 
7着③ジェラルディーナ
8着⑤サルビア
9着⑬アオイゴールド
10着②ルクシオン 
11着⑮エイシンヒテン
12着④リンゴアメ
13着①ウインアグライア
14着⑯インフィナイト 
15着⑨ナムラメーテル
16着⑰フラリオナ
17着⑩シゲルピンクルビー
18着⑭ポールネイロン

【払戻金】
単勝 ⑥ 320円
複勝 ⑥ 150円  ⑦ 170円  ⑪ 450円
枠連 3⃣-4⃣ 620円
馬連 ⑥-⑦ 690円
馬単 ⑥-⑦ 1,290円
ワイド ⑥-⑦ 340円  ⑥-⑪ 1,200円  ⑦-⑪ 1,640円
3連複 ⑥-⑦-⑪ 5,020円
3連単 ⑥-⑦-⑪ 17,260円


2歳牝馬ナンバー1の座を決める一戦は、写真判定にもつれ込む大接戦となりましたが、白毛馬のソダシがハナ差で制しました。デビューから4戦4勝、白毛馬が初めてGⅠ競走を制覇する快挙を果たしました。2着のサトノレイナスは内から伸びて来たんですが、ソダシをかわし切れず。ルメール騎手の年間GⅠ9勝目は次戦以降に持ち越しです。大外猛追のユーバーレーベンが3着。3番人気のメイケイエールは一旦は先頭に並びかけたけど、ゴール前で伸びを欠いて4着。スタートの出遅れ、道中掛かっていたことが影響したと思います。
GⅠ初制覇のソダシは、札幌2歳ステークス、アルテミスステークスに続き重賞3連勝をマーク。鞍上の吉田隼人騎手は、ゴールドアクターとのコンビで制した2015年の有馬記念以来、約5年ぶり2度目のGⅠ勝利。今年は夏になってから重賞勝ちを積み重ね、この勝利で今年重賞6勝目を手にしました。ソダシを管理する須貝尚介調教師は、阪神JF3勝目を挙げました。

白毛馬といえば、ユキチャンとブチコが競馬ファンの話題を集めましたが、昨年のレパードステークスでハヤヤッコが白毛馬初の重賞制覇を果たすと、ソダシが無敗でGⅠ制覇を達成。日本の競馬界の歴史にまた新たな1ページが加わりました。
ソダシは前走のアルテミスSで早めに抜け出して快勝。この日も1番人気に支持され、道中は5番手追走。直線で馬場の真ん中から追い上げ、サトノレイナスなどの追撃を振り切りました。スタート前のゲート入りの際、少し嫌がるところがありましたが、お母さんのブチコはゲートを壊して競走除外になったことがあるので、その点はは母譲りですね。
次はクラシック競走制覇という期待もかかるソダシ。ここまで来たら無敗のまま桜花賞も勝ってほしいですよね。白毛伝説は今後、どういう風に描かれていくのだろうか。

クリソベリルの国内無敗と、ルメールのGⅠ連勝を止めたのは、戸崎圭太&チュウワウィザードだった!

2020年12月06日 | 競馬

アーモンドアイVSコントレイルVSデアリングタクトの「歴史的名勝負」といわれたジャパンカップから1週間経った12月6日は、中京競馬場で秋のダート王者決定戦・第21回チャンピオンズカップ(GⅠ・ダート1800m 16頭立て)が行われました。
国内では未だ無敗の絶対王者⑮クリソベリルは、チャンピオンズカップ史上初の連覇に挑戦。GⅠ4連勝中のクリストフ・ルメール騎手は⑦カフェファラオとのコンビで5連勝を狙います。他にも、3年前の覇者②ゴールドドリーム、フェブラリーステークスの勝ち馬で今回がラストラン⑫モズアスコット、昨年3着⑬インティ、ダートGⅠ2勝⑪チュウワウィザード、南部杯を勝った⑨アルクトス、武蔵野ステークスを勝った⑧サンライズノヴァ、みやこステークスを制した⑤クリンチャーなどが参戦しました。


単勝のオッズは、クリソベリルが1.4倍の1番人気、2番人気はカフェファラオ(6.0倍)、3番人気ゴールドドリーム(9.9倍)。4番人気以降は、チュウワウィザード、クリンチャー、サンライズノヴァ、①タイムフライヤー、④エアアルマスと続きました。

スタートは16頭綺麗に出揃い、最初の先行争いでエアアルマスが先に前に出るが、③メイショウワザシ、インティと⑭ヨシオ、⑩アナザートゥルースも先行策。クリソベリルは大外7番手、チュウワウィザードとタイムフライヤーは中団、カフェファラオとクリンチャーとゴールドドリームは中団よりやや後ろの位置で1コーナーを通過。
2コーナーから向正面のところで、エアアルマスが先頭、外からインティが接近。3番手アナザートゥルース、4番手の位置にクリソベリルが控える。内側5番手にメイショウワザシ、6番手ヨシオ、7番手アルクトス、8番手チュウワウィザード。9番手グループにはタイムフライヤー・ゴールドドリーム・カフェファラオの3頭が並ぶ。その後ろの12番手にクリンチャーがいて、後方は⑥エアスピネル、モズアスコット、サンライズノヴァ、⑯サトノティターンと続く。
3,4コーナー中間を過ぎて、インティとアルマスの2頭が並び、ベリル3番手に浮上。チュウワ6番手、ゴルドリとフライヤーは中団馬群、カフェファラは大外に持ち出した。
最後の直線コースに入り、エアアルマスが内で粘るが、外側のインティがわずかにリード。クリソベリルは3番手から追いかけるが、いつものような伸び脚がない。逆にチュウワウィザードが前との差を徐々に詰める。残り200mでインティが先頭だが、チュウワ2番手、さらにゴールドドリームも飛んでくる。ベリルはまだ4番手、カフェファラオも苦しい。そして残り100mをきったところでチュウワがインティをかわすと、勢いそのまま突き放して1着でゴールイン!ゴールドドリームが最後2番手に上がり、クリソベリルは4着入線・・・。


【チャンピオンズカップ 全着順】
1着⑪チュウワウィザード 1分49秒3
2着②ゴールドドリーム   2馬身1/2
3着⑬インティ       クビ差
4着⑮クリソベリル     3/4馬身
5着⑫モズアスコット    3/4馬身
6着⑦カフェファラオ
7着⑥エアスピネル 
8着①タイムフライヤー
9着⑨アルクトス 
10着④エアアルマス
11着⑤クリンチャー
12着⑧サンライズノヴァ
13着⑩アナザートゥルース
14着⑯サトノティターン
15着③メイショウワザシ
16着⑭ヨシオ

【払戻金】
単勝 ⑪ 1,330円
複勝 ⑪ 320円 ② 390円 ⑬ 1,490円
枠連 1⃣-6⃣ 3,040円
馬連 ②-⑪ 4,010円
馬単 ⑪-② 11,170円
ワイド ②-⑪ 770円  ⑪-⑬ 3,970円  ②-⑬ 3,740円
3連複 ②-⑪-⑬  35,310円
3連単 ⑪-②-⑬ 206,940円


ダート&芝のGⅠ馬8頭が参戦したチャンピオンズカップは、単勝4番人気のチュウワウィザードが差し切り勝ち。3番人気のゴールドドリームが2着、先行して3着と粘ったインティは10番人気でした。ゴルドリは昨年も2着でしたが、インティもまた同じ順位。こんな偶然ありますかねぇ?3連単も20万円超と少し荒れたレースとなりました。
国内では8戦8勝、チャンピオンズカップ連覇がかかっていたクリソベリルは4着に終わり、国内での連勝がストップ。いつもなら最後の直線で突き抜け、ライバルたちに力の違いを見せているけど、この日は伸びを欠いていました。前走のJBCクラシックから中4週と間隔が詰まっていた、馬体重が+12キロと大幅に増えていた、外枠の影響もあったと思います。向正面に入ったところで掛かり気味なところも見られました。負けたことは事実だけど、馬券圏外で終わるのは想定外でしたなぁ。でも、次でまた挽回して来ることでしょう。
2番人気のカフェファラオは6着。これもまた直線で伸びきれず。同じ舞台だった前走のシリウスステークスで勝っているんで、GⅠでもいい勝負ができるだろうと思ってましたが、期待外れでした。ジャパンダートダービーの時もそうだけど、なんでGⅠだと凡走するんかなぁ。このままだと「砂のGⅢ番長」って言われるぞ。

優勝したチュウワウィザードは、ダートGⅠ競走通算3勝目で、JRAのGⅠは初勝利。中央での勝利は昨年5月の平安ステークス以来となります。鞍上の戸崎圭太騎手は、2018年の皐月賞以来約2年8カ月ぶりのGⅠ勝利を果たし、このレース初勝利。昨年11月のJBCレディスクラシック(@浦和)で落馬して右ひじを骨折、復帰後は重賞3勝を挙げ、GⅠ勝利で完全復活を遂げたと言えるでしょう。
クリソベリルとはこれまで3度対戦し、初対戦の昨年のチャンピオンズカップで4着、帝王賞で3着、JBCクラシックも3着と歯が立たず。迎えた4度目の対戦で、ようやく絶対王者から初勝利。チュウワにとってこれまでで一番大きな勝利になるし、きっと来年に繋がると思います。