日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

よくやったコントレイル!父子2代の無敗三冠、そして牡牝同時三冠馬誕生だ!

2020年10月25日 | 競馬

1週間前の18日に行われた秋華賞で、デアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠制覇の偉業を果たしました。あれから1週間が経った25日、牡馬三冠の最終戦・第81回菊花賞(GⅠ・芝3000m 18頭立て)で、③コントレイルが無敗三冠制覇に挑みました。勝てば2005年のディープインパクトに続く3頭目の無敗三冠馬、そして中央競馬史上初の牡牝同時三冠となります。
このレースには、ダービー3着⑥ヴェルトライゼンデ、重賞2連勝中の⑪バビット、セントライト記念2着⑩サトノフラッグ、京都コース2勝⑧ディープボンド、毎日王冠から中1週⑤サトノインプレッサ、2連勝中⑨アリストテレス、皐月賞3着②ガロアクリーク、⑭ヴァルコス、などがコントレイルの三冠阻止に挑みました。


単勝の人気は、コントレイルが単勝1.1倍の1番人気。2番人気はヴェルトライゼンデ(10.3倍)、3番人気バビット(12.5倍)、4番人気以降はアリストテレス、サトノフラッグ、ヴァルコス、ディープボンド、⑦ダノングロワール、⑨ロバートソンキーと続きました。

1周目向正面のスタートで、コントレイルは好スタートを決める。最初の先行争いで、バビットがガロアクリークをかわすが、直後に⑰キメラヴェリテが先手を奪う。バビット2番手、⑫レクセランスが3番手、4番手ガロアクリーク、5番手ダノングロワール、6番手ディープボンドと続き、コントレイルは内側7番手に控え、その外側にアリストテレスが並ぶ。ヴェルトライゼンデは中団9番手、10番手サトノインプレッサ、11番手⑮ブラックホール、12番手サトノフラッグ、13番手①ディアマンミノル、14番手⑭ロバートソンキー、15番手ヴァルコス、16番手⑯ターキッシュパレス、17番手⑱ビターエンダー、最後方に④マンオブスピリット。
4コーナーから正面スタンド前に差し掛かり、先頭のキメラヴェリテは最初の1000mを62秒台で通過。バビット2番手、コントレイルは中団より前の7番手。アリストテレスはマークする形。ヴェルトライゼンデとサトノインプレッサは中団待機。ヴァルコスは最内を選択。サトノフラッグは14番手に下がり、ビターエンダーが最後方でゴール板を通過。
縦長の展開で1,2コーナーを過ぎて、向正面へ。キメラが単騎の逃げ、バビットガッチリ2番手、レクセ3番手は変わらず。離れた4番手集団には、ガロア4番手、ボンド5番手、グロワール6番手、コントレは7番手だが少し掛かり気味か?ヴァルコス8番手まで浮上し、アリテレ9番手。中団の10番手グループにはヴェルトラ・インプレッサ・ディアマンの3頭が並び、後方集団はビター・ソンキー・ブラホ・マンスピ・ターキッシュと固まり、サトフラは最後方まで下がった。
2周目の外回り3コーナーのところで、キメラとバビットとの差が徐々に縮まり、ガロア3番手、ボンド4番手に上がり、コントレは5番手。アリテレは6番手、ヴェルトラは外に持ち出し、ヴァルコス中団馬群、サトフラはまだ中団より後ろのところ。
4コーナー手前で先頭はバビットに変わり、ボンド2番手、コントレは4番手で最後の直線コースに入る。残り400mを切ってディープボンドが先頭に立つが、残り300mのところでコントレイルが早くも先頭!しかし、アリストテレスが外から並びかける!残り200mでコントレとアリテレのマッチレースの展開。アリテレがかわしにかかるが、内側のコントレが盛り返す!2頭の攻防はゴール前まで続いたが、コントレイルが先頭でゴールイン!粘って、凌いで、最後は勝った!コントレイル、苦しみながらも最後の1冠・菊花賞を制しました!





【菊花賞 全着順】 
1着③コントレイル    3分05秒5
2着⑨アリストテレス    クビ差
3着⑩サトノフラッグ    3馬身1/2
4着⑧ディープボンド    クビ差
5着⑮ブラックホール    クビ差
6着⑬ロバートソンキー 
7着⑥ヴェルトライゼンデ
8着⑭ヴァルコス 
9着②ガロアクリーク 
10着⑪バビット 
11着④マンオブスピリット 
12着⑤サトノインプレッサ 
13着①ディアマンミノル 
14着⑯ターキッシュパレス 
15着⑦ダノングロワール 
16着⑫レクセランス 
17着⑱ビターエンダー
18着⑰キメラヴェリテ

【払戻金】
単勝 ③ 110円
複勝 ③ 110円 ⑨ 350円 ⑩ 360円
枠連 2⃣-5⃣ 510円
馬連 ③-⑨ 910円
馬単 ③-⑨ 1,010円
ワイド ③-⑨ 530円  ③-⑩ 550円  ⑨-⑩ 2,780円
3連複 ③-⑨-⑩ 3,810円
3連単 ③-⑨-⑩ 8,740円


コントレイルがやってくれました!アリストテレスとの叩き合いを制し、2011年オルフェーブル以来の牡馬クラシック三冠制覇。1985年のシンボリルドルフ、2005年のディープインパクトに続き、15年ぶり史上3頭目の無敗の三冠馬となりました!父子2代での三冠馬は、日本競馬史上初の出来事。ディープもコントレも無敗で達成したのは凄いです。そして、「牡牝同時三冠達成」も現実のものに。今年の3歳路線は歴史的な1年となりましたねえ。
コントレイルはこれで通算成績7戦7勝。GⅠ勝利も4度目です。鞍上の福永祐一騎手は2013年のエピファネイアに次いで、菊花賞3勝目。3歳クラシック競走はこれが通算10勝目となります。矢作芳人調教師とノースヒルズはこのレース初勝利です。

皐月賞と日本ダービーのときは快勝といえる内容でしたが、この日は厳しい戦いでした。2周目4コーナーで5番手につけ、最後の直線で一気にぶっちぎりかと思ったら、アリストテレスとの叩き合いに。一度並ばれて、抜かれそうになりましたが、二の足を使ってアリストテレスを抑えて1着。コントレイルが勝負根性を出すのを初めて見たし、勝った瞬間「あぁ良かった」って気持ちになりました。本当に危なかったけれど、三冠達成できてよかった。
アリストテレスも終始コントレイルをマークし続け、ルメール騎手の勝利にかける執念も素晴らしかった。1992年のミホノブルボンの無敗三冠を止めたライスシャワーを思い出しました。世代最強馬を相手に大健闘を見せたのは、アリストテレス陣営にとっていい経験値になるに違いない。来年の春の天皇賞なら勝てるんじゃないかと思う。

コントレイルのこれからの事なんですが、体調次第でジャパンカップに向かうとのこと。JCにはサートゥルナーリア、ワールドプレミアが出走予定、さらには現役最強のアーモンドアイ、デアリングタクトも参戦を目論んでいるとかいないとか。
シンボリルドルフもディープインパクトも古馬初対戦のときはいずれも敗戦。ディープの場合は有馬記念でハーツクライに敗れて初黒星を喫しました。もしもコントレイルが古馬を一蹴すれば、偉大な父を越えることになると思います。今後も更なる活躍を期待したいですね。






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デアリングタクト秋華賞も完勝!無敗のまま牝馬三冠完全制覇!

2020年10月18日 | Weblog

3歳牝馬三冠レースの最終戦・第25回秋華賞(GⅠ・芝内回り2000m 18頭立て)が18日、京都競馬場で行われました。今年の秋華賞は、桜花賞とオークスを制したデアリングタクトが、史上初となる無敗での牝馬三冠制覇に挑戦。アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイといった名牝でも成し得なかった偉業を果たすことができたのか?デアタクの他にも、紫苑ステークス覇者③マルターズディオサ、ローズステークス覇者②リアアメリア、オークス2着⑰ウインマリリン、オークス3着⑤ウインマイティ―、①ミヤマザクラ、⑨サンクテュエール、⑩クラヴァシュドールなどが参戦しました。


単勝オッズは、デアリングタクトが1.4倍で圧倒的1番人気。2番人気がリアアメリア(6.7倍)、3番人気ウインマイティ―。その後はマルターズディオサ、ウインマリリン、ミヤマザクラ、クラヴァシュドール、サンクテュエールという順で続きました。

正面スタンド前でのスタートで、⑦ムジカと⑧ソフトフルートの2頭が出負け。デアリングタクトはまずまずの飛び出し。最初のポジション争いで、マルターズディオサが先行し、ウインマリリン2番手から。⑪フィオリキアリ、④ホウオウピースフルも前につけ、リアアメリア、ミヤマザクラ、クラヴァシュドール、サンクテュエールは中団より前の位置。デアリングタクトとウインマイティ―はちょうど中団あたりでゴール板を通過した。
1,2コーナーから向正面に差し掛かり、マルターズディオサ先頭、2番手にホウオウピースフル、外側3番手からウインマリリン。その後ろの4番手にミヤマザクラ、リアアメリアは5番手を追走。6,7番手のところにサンクテュエールとフィオリキアリ、8番手⑮ミスニューヨーク、9番手クラヴァシュドール、10番手に⑱アブレイズと続き、デアリングタクトが11番手に押し上げ、12番手ウインマイティ―、13番手⑫マジックキャッスル。14番手から⑭オーマイダーリン、15番手⑱パラスアテナ、16番手ムジカ、17番⑥ダンツエリーゼ、最後方にソフトフルート。
内回り3コーナーを回り、ディオサが先頭、マリリンが2番手、アメリアは外側4番手、ミヤマは最内。デアタクは中団から好位まで進出。いつでも抜け出せる準備は整ったか!?マイティーは中団馬群、オーマイ・パラス・フルートも外側に持ち出す。
4コーナーから最後の直線に入り、マルターズディオサがまだ内側で逃げ粘っているが、馬場の真ん中からデアリングタクトがやってきた!残り200mでデアタクがディオサを捕らえて遂に先頭!後続からはマジックキャッスル、パラスアテナ、ソフトフルートが追い上げるが、完全に抜けたデアリングタクトが、後続の追撃を振り切って1着ゴール!デアリングタクト堂々の牝馬三冠達成です!



【秋華賞 全着順】
1着⑬デアリングタクト   2分00秒6 
2着⑫マジックキャッスル   1馬身1/4
3着⑧ソフトフルート     3/4馬身
4着⑯パラスアテナ      ハナ差
5着⑮ミスニューヨーク    3馬身1/2
6着⑭オーマイダーリン 
7着③マルターズディオサ 
8着⑦ムジカ 
9着⑤ウインマイティー
10着⑪フィオリキアリ
11着⑱アブレイズ 
12着⑥ダンツエリーゼ
13着①リアアメリア 
14着②ミヤマザクラ 
15着⑰ウインマリリン 
16着⑨サンクテュエール 
17着⑩クラヴァシュドール
18着④ホウオウピースフル

【払戻金】
単勝 ⑬ 140円
複勝 ⑬ 110円  ⑫ 540円  ⑧ 590円
枠連 6⃣-7⃣ 2,580円
馬連 ⑫-⑬ 2,670円
馬単 ⑬-⑫ 3,140円
ワイド ⑫-⑬ 940円  ⑧-⑬ 750円  ⑧-⑫ 9,310円
3連複 ⑧-⑫-⑬ 17,920円
3連単 ⑬-⑫-⑧ 44,110円


長い歴史を誇る日本競馬において、初めての無敗の三冠牝馬が誕生しました!断然の1番人気だったデアリングタクトが、3冠の最終関門・秋華賞を快勝。2018年のアーモンドアイに次いで史上6頭目の牝馬三冠達成で、キャリア5戦は過去最少だと思います。
2着には10番人気のマジックキャッスル、3着は9番人気のソフトフルートと伏兵が相次いで入線。キャッスルはデアタクの内側にいて、フルートはスタートで出遅れながらも、パラスアテナとの3着争いを制しました。4番人気のマルターズディオサは7着、3番人気のウインマイティ―は9着、2番人気のリアアメリアは13着と大敗しました。

デアリングタクトはGⅠ3連勝で、デビューから5戦5勝。鞍上の松山弘平騎手と杉山晴紀調教師は、共に秋華賞初勝利。松山騎手はゴールしてすぐ左手で三本の指を出して「三冠制覇」をアピール。秋華賞の後の最終レースも勝利し、年間100勝に到達しています。今年はデアタクを三冠に導いたり、サウンドキアラとのコンビで重賞3連勝するなど、充実した1年となっています。
桜花賞は重馬場で豪快に追い込んで2歳女王のレシステンシアを撃破して1冠奪取。オークスでは馬群から抜け出せず苦しい場面がありながらも、ゴール前で差し切って2冠目ゲット。秋華賞はオークスから直行での参戦で、前走から+14キロ。中団追走から4コーナーで好位につけ、直線であっさり抜け出しました。ゴールした直後、ファンからの拍手も発生しました。
同世代の牝馬には強敵と言える相手がほぼ不在。しいて言えば秋華賞で抽選漏れ→大原ステークスで圧勝したレイパパレくらいだろう。これからは同世代の牡馬、それに年上の馬達との戦いが始まります。牝馬三冠の先輩であるアーモンドアイとジェンティルドンナは、秋華賞の後にジャパンカップに参戦して優勝。デアリングタクトも先輩たちに倣うのか?「確実に4冠目を取りに行く」という感じでエリザベス女王杯に向かう可能性もあるし、エリ女&JCを避けて有馬記念に直行するというのも考えられる。いずれにせよ選択肢はいろいろありますね。
まだキャリア5戦だから、今後GⅠタイトルをさらに増えるだろうし、香港やドバイといった海外のGⅠレースで活躍できると思います。松山騎手、杉山調教師、そしてデアリングタクト関係者の皆様、無敗での牝馬三冠達成おめでとうございます。


来週は牡馬クラシック最終戦・菊花賞が行われ、無敗の牡馬2冠馬・コントレイルが、父・ディープインパクトとの「父子二代での三冠制覇」を狙います。秋初戦の神戸新聞杯はノーステッキで快勝し、無敗での三冠制覇に王手をかけたコントレイル。3000mの菊花賞でどんな勝ち方をするのか非常に楽しみでもありますが、もしかしたら負けるんじゃないかという不安もあります。「牡牝同時三冠」&「父子二代での三冠馬」のダブル快挙が見たいから、コントレイルには絶対勝ってほしい!




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マイルCS南部杯2020 アルクトスが日本レコードでGⅠ初制覇!

2020年10月12日 | 競馬

秋のダートマイル王決定戦・第33回マイルチャンピオンシップ南部杯(交流GI、ダート1600m・16頭立て)が12日、岩手・盛岡競馬場で行われました。JRA勢からは、昨年の優勝馬⑪サンライズノヴァ、フェブラリーステークスを制した⑤モズアスコット、かしわ記念を制した⑮ワイドファラオ、ダートGⅠ5勝⑯ゴールドドリーム、2019年フェブラリーステークス優勝③インティ、⑭アルクトス、⑨ワンダーリーデルの7頭が参戦。地方勢は東京大賞典3着②モジアナフレイバー(大井)、3年前のジャパンダートダービー馬⑬ヒガシウィルウィン(岩手)、北海道移籍後2連勝④イダペガサス(北海道)などが出走しました。




スタート後の先行争いで、好ダッシュを決めた⑧パンプキンズ(岩手)が前に出るかと思いきや、インティとモズアスコットの2頭が競り合い、最後はインティが先手を取った。パンプキンズ3番手、4番手にアルクトス、5番手モジアナフレイバー、6番手ワイドファラオ、7番手ゴールドドリーム、サンライズノヴァと④イダペガサスが8,9番手で並ぶ。10番手ヒガシウィルウィン、11番手にワンダーリーデル。後方勢は⑫モンサンルリアン(岩手)、⑦スカイサーベル(岩手)、⑩キタノイットウセイ(笠松)、①リンクスゼロ(笠松)、⑥ナラ(笠松)と固まっている。
3コーナーを通過し、先頭争いはインティ、モズアス、アルクトスの3頭が横一線。ワイファラ4番手、モジアナ5番手、ゴルドリ6番手、7番手サンノヴァは鞍上の手が動いている。
4コーナーを回って最後の直線に入ったところで、モズアスコットが先頭に立ち、2番手にアルクトス、モジアナフレイバー外側3番手。さらに大外からサンライズノヴァとワンダーリーデルが追い込んでくる。ゴール前でアルクトスとモズアスが並び、最後はアルクトスが先頭でゴールイン!アルクトスがモズアスコットとの叩き合いを制しました!



【マイルチャンピオンシップ南部杯 全着順】
1着⑭アルクトス     1分32秒7
2着⑤モズアスコット    クビ差
3着②モジアナフレイバー 1馬身1/4
4着⑪サンライズノヴァ   1/2馬身  
5着⑨ワンダーリーデル   1馬身 
6着⑯ゴールドドリーム  
7着⑮ワイドファラオ   
8着⑬ヒガシウィルウィン 
9着③インティ      
10着④イダペガサス    
11着⑦スカイサーベル   
12着⑫モンサンルリアン  
13着⑧パンプキンズ    
14着①リンクスゼロ    
15着⑥ナラ        
16着⑩キタノイットウセイ 

単勝 ⑭ 690円
複勝 ⑭ 230円  ⑤ 200円  ② 440円
枠複 3⃣-7⃣ 3,080円
馬複 ⑤-⑭ 2,980円
馬単 ⑭-⑤ 7,280円
ワイド ⑤-⑭ 900円 ②-⑭ 1,760円  ②-⑤ 2,140円
三連複 ②-⑤-⑭  19,280円
三連単 ⑭-⑤-② 119,250円


雨が降る中で行われたMCS南部杯は、単勝6番人気のアルクトスが、ゴール前でモズアスコットを差し切り優勝。モズアスコットは一旦先頭に躍り出るもクビ差の2着。大井所属のモジアナフレイバー(7番人気)が3着に入り、3連単で11万超の配当がつきました。1番人気のサンライズノヴァは猛追届かず4着に終わり、南部杯連覇ならず。3番人気のゴールドドリームは6着。
岩手勢はヒガシウィルウィンの8着が最高。このレースは岩手競馬に所属する女性ジョッキーが2人参戦し、関本玲花騎手はリンクスゼロに騎乗し14着、深澤杏花騎手はナラに騎乗して15着という結果でした。
GⅠ初制覇のアルクトスは、昨年7月のプロキオンステークス以来となる通算8勝目。鞍上の田辺裕信騎手は南部杯通算3勝目。JRA所属騎手では幸英明騎手に並ぶ最多タイ記録です。栗田徹調教師は厩舎開業10年目で念願のGⅠ初勝利。
アルクトスは昨年も南部杯に参戦して2着に敗れましたが、今回見事にリベンジ達成。走破タイム1分32秒7はダート1600mの日本レコード。2001年の武蔵野ステークスでクロフネが記録した1分33秒3を0.6秒も更新しました。クロフネの記録がすごかったので、ずっと破られないだろうと思っていましたが・・・。来月のJBCスプリントでも見てみたい。




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この秋こそは負けられない!サリオスが古馬との初対戦で圧勝!

2020年10月11日 | 競馬

今週から東京競馬場と京都競馬場の秋開催がスタート。新型コロナの影響で無観客開催が続いていましたが、ようやく観客の入場再開。7か月ぶりにファンが戻ってきましたね。11日は秋のGⅠ戦線に向けての重要なGⅡレースが東西で実施。京都の京都大賞典は、元菊花賞馬、香港GⅠ馬、4連勝中の上がり馬が参戦。東京の毎日王冠は、皐月&ダービーで2着のサリオスが登場しました。




第55回京都大賞典(GⅡ・芝2400m 17頭立て)は、昨年の香港ヴァーズ覇者⑬グローリーヴェイズ、浜中俊騎手との新コンビで挑②キセキ、4連勝で目黒記念を制した⑰キングオブコージ、今年は重賞で3着以内が4回⑥ステイフーリッシュ、昨年このレースで2着①ダンビュライト、同じく3着③シルヴァンシャー、2連勝中⑧カセドラルベルなどが出走しました。
長い正面スタンド前のスタートで、ダンビュライトが好スタートを決めた一方で、キセキが少し出遅れ。最初の先行争いで、ダンビュライトが先頭、カセドラルベルが2番手、ステイフーリッシュ3番手。グローリーヴェイズは4,5番手あたりに控え、シルヴァンシャー7番手、キングオブコージは中団追走。そしてキセキは最後方で1コーナーを回った。
縦長の状態で2コーナーから向正面に入り、ダンビュライト先頭、2番手カセドラルベル、3番手⑪バイオスパーク、4番手ステイフーリッシュ、5番手⑤ノーブルマーズ、外側6番手にグローリーヴェイズ。7番手シルヴァンシャー、8番手集団には⑮パフォーマプロミス・⑨モンドインテロ・④タイセイトレイルの3頭が並び、キングオブコージが11番手。12,13番手のところに⑦リッジマンと⑭アイスバブル、後方勢は⑩アルバート・⑯ミスマンマミーア・⑫ドゥオーモが固まり、キセキはまだ最後方。
外回り3コーナーに向かうところで、キセキが最後方から進出を始め、坂の頂上で中団まで浮上。前の方では、ダンビュラが依然として先頭、カセドラ2番手、スパーク3番手、フーリッシュ4番手。ヴェイズ5番手、シルヴァンとコージは中団馬群の中、キセキは一番外の位置。
4コーナーから最後の直線に差し掛かり、ステイフーリッシュ、バイオスパーク、カセドラルベルの3頭が逃げるダンビュライトに接近。真ん中からグローリーヴェイズ、大外からキセキも追い込んでくる。キングオブコージも猛追するが苦しいか。残り100mでヴェイズがダンビュラとスパークを捕らえて先頭、キセキが2番手、コージがようやく3番手まで上がったが、グローリーヴェイズが先頭でゴールイン!香港GⅠ馬グローリーヴェイズが久しぶりの国内重賞制覇です!


関西のスーパーGⅡ・京都大賞典は、3番人気のグローリーヴェイズが優勝。5番手追走から、直線で真ん中から突き抜けました。1番人気だったキセキは、最後方から猛追も届かず2着。浜中騎手との新コンビで3年ぶりの勝利とはならず。2番人気のキングオブコージは3着に留まり、連勝もストップ。それでもゴール前での末脚は伸びてましたねえ。4番人気のステイフーリッシュは5着、パフォーマプロミス6着、逃げたダンビュライトは7着という結果に終わっています。
勝ったグローリーヴェイズは、昨年12月の香港ヴァーズ以来となる重賞3勝目で、国内での勝利は昨年1月の日経新春杯以来となります。前走の宝塚記念では半年ぶりの休養明け&出遅れが響いて17着と大敗しましたが、この日は川田将雅騎手とのコンビで巻き返しに成功。稍重の馬場で力強い走りを見せたし、馬体重を絞ったのもよかったのかな。香港ヴァーズの連覇に期待がかかるけど、香港国際競走が中止ならジャパンカップから有馬記念という形でしょうか。ヴェイズが日本のGⅠを勝つところも見てみたいところではあるが・・・。






第71回毎日王冠(GⅡ・芝1800m 11頭立て)は、2歳マイル王者⑨サリオスと、ダービー4着⑧サトノインプレッサの3歳勢2頭に加え、府中巧者⑤ダイワキャグニー、新潟記念3着⑦サンレイポケット、関越ステークスで快勝④ザダル、大阪杯4着⑩カデナ、紅一点①コントラチェックなどが参戦しました。
スタートでサトノインプレッサが大きく立ち遅れる波乱の展開。サリオスとダイワキャグニーは絶好の飛び出し。⑥トーラスジェミニがハナを奪い、コントラチェックが2番手、ダイワキャグニー3番手、サリオスは4番手を追走する。5番手サンレイポケット、6番手ザダル、7番手③アイスストーム、8番手にカデナ、9番手②ワンダープチュック、サトノインプレッサは10番手につけ、最後方に⑪カイザーメランジェという展開。
3コーナーを通過し、ジェミニが軽快に飛ばし、コントラ2番手、キャグニー離れた3番手、サリオスはまだ4番手で持ったまま。ザダル6番手、インプレッサはまだ8番手で4コーナーを回る。
長い直線コースに入り、トーラスジェミニとコントラチェックの差が縮まり、ダイワキャグニー3番手、4番手のサリオスは残り300m辺りから動き始める。サトノインプレッサはズルズル後退。残り200mでサリオスがキャグニー、ジェミニ、コントラの3頭をいっぺんにかわして堂々先頭!ラスト100mは後続を引き離し、そのまま1着ゴール!ダイワキャグニーが2着、大外猛追のサンレイポケットが3番手入線。

単勝1.3倍の圧倒的1番人気を集めた3歳馬のサリオスが、秋初戦の毎日王冠で古馬を簡単に一蹴。GⅠホースの実力を大いに見せつけました。道中はサリオスの前を走っていたダイワキャグニーが2着を確保、サンレイポケットは前走に続いての重賞3着。3番人気のザダルは5着、2番人気のサトノインプレッサはスタートで大きくやらかし、最後まで挽回できずブービーの10着でした。
勝ったサリオスは、朝日杯FS以来の勝利で通算3度目の重賞制覇。無敗で朝日杯を勝った後、皐月賞とダービーではコントレイルの前に2着。この日はルメール騎手とのコンビで臨み、4番手追走から、直線で前の3頭を抜き去り、最後は3馬身差の圧勝。役者が違うといわんばかりの勝ちっぷりでした。
この勝利で天皇賞秋の優先出走権を獲得したけど、天皇賞をパスしてマイルチャンピオンシップに向かう予定。もしルメール騎手がサリオスを選んだとしたら、グランアレグリアの鞍上は池添謙一騎手に戻ると思います。サリオスにはマイル界で頂点を極めてほしいですね。



来週は京都競馬場で秋の3歳女王決定戦・秋華賞が行われます。桜花賞とオークスを無敗で制したデアリングタクトが、史上初となる無敗での牝馬3冠制覇に挑みます。デアタク以外では、ローズステークスを勝ったリアアメリア、紫苑ステークス覇者・マルターズディオサ、オークス2着・ウインマリリン、同3着・ウインマイティ―、デビュー3戦無敗のレイパパレなどが登録。
改修工事前最後の京都競馬場で、日本競馬史上初の「牡牝同時無敗三冠馬」の誕生なるか?今度の秋華賞と菊花賞は絶対に見逃せません。




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グランアレグリア2階級制覇!ディープ産駒はスプリントGⅠ初勝利!

2020年10月04日 | Weblog

2020年秋のGⅠシリーズの開幕戦・第54回スプリンターズステークス(GⅠ・芝1200m 16頭立て)が4日、中山競馬場で行われました。春の高松宮記念で優勝した②モズスーパーフレア、安田記念でアーモンドアイを破った⑩グランアレグリア、昨年の高松宮記念覇者⑦ミスターメロディのGⅠウィナー3頭に加え、セントウルステークス優勝③ダノンスマッシュ、サマースプリントシリーズチャンピオン⑬レッドアンシェル、函館SS覇者⑨ダイアトニック、キーンランドカップ優勝⑥エイティーンガール、CBC賞で波乱を起こした⑮ラブカンプー、春の汚名返上を狙う⑮クリノガウディー、メンバー唯一の3歳⑫ビアンフェなどが参戦しました。



直前の単勝の人気は、1番人気がグランアレグリア(2.2倍)、2番人気モズスーパーフレア(3.9倍)、3番人気ダノンスマッシュ(5.1倍)。以下、レッドアンシェル、ダイアトニック、⑥ライトオンキュー、ミスターメロディ、エイティーンガールと続きました。


スタート前、ビアンフェがゲートに入らず、スタート時間が5分以上も遅れる。ビアンフェが入った後、他の馬達が順調にゲートイン。注目のスタートで、ラブカンプーが好ダッシュを決めた一方、グランアレグリアとダノンスマッシュが後手を踏む。先行争いでモズスーパーフレアが注文通り先手を奪うが、ビアンフェも負けじと応戦。ラブカンプーが3番手につけ、4番手にダノンスマッシュ、5,6番手の位置にライトオンキューと⑤メイショウグロッケが並ぶ。中団グループにはミスターメロディ,①ダイメイプリンセス,ダイアトニック,④キングハートの4頭が固まっている。⑧ダイメイフジとレッドアンシェルが11,12番手で並走し、13番手クリノガウディー、14番手エイティーンガール、15番手グランアレグリア、最後方に⑯アウィルアウェイが追走する。
3,4コーナー中間を過ぎ、モズフレとビアンフェの2頭が軽快に飛ばし、ミスメロが3番手に上がり、ダノスマは外側4番手、ライトオンは外側6番手。アンシェルとトニックは中団、ガウディーとグラアレはまだ後方の位置で4コーナーを回る。
最後の直線コースに差し掛かり、モズスーパーフレアが単独先頭、ミスターメロディが2番手、馬場の真ん中からダノンスマッシュが3番手に上がる。レッドアンシェルとクリノガウディー、グランアレグリアは大外に持ち出した。残り200mを切って、ミスメロがモズフレに並びかけ、ダノスマも接近するが、残り100mでグラアレが大外からミスメロ・モズフレ・ダノスマをまとめて抜き去って1着ゴール!グランアレグリア、マイルに続いての2階級制覇達成!



【スプリンターズステークス 全着順】
1着⑩グランアレグリア  1分08秒3
2着③ダノンスマッシュ   2馬身
3着⑯アウィルアウェイ   1/2馬身
4着⑦ミスターメロディ   1/2馬身
5着⑮クリノガウディー   1馬身
6着⑬レッドアンシェル
7着⑤メイショウグロッケ
8着①ダイメイプリンセス
9着⑥ライトオンキュー
10着②モズスーパーフレア
11着⑭エイティーンガール
12着④キングハート
13着⑨ダイアトニック
14着⑧ダイメイフジ
15着⑪ラブカンプー
16着⑫ビアンフェ

【払戻金】
単勝 ⑩ 220円
複勝 ⑩ 140円  ③ 180円  ⑯ 680円
枠連 2⃣-5⃣ 570円
馬連 ③-⑩ 530円
馬単 ⑩-③ 790円
ワイド ③-⑩ 310円  ③-⑯ 3,150円  ⑩-⑯ 2,120円
3連複 ③-⑩-⑯ 10,430円
3連単 ⑩-③-⑯ 22,540円


秋のスプリント王者決定戦は、単勝1番人気のグランアレグリアが、爆発的な末脚で差し切って優勝しました。2着のダノンスマッシュも勝てるチャンスはあったけれど、勝った相手が強すぎましたねぇ。3着のアウィルアウェイは、単勝で10番人気の伏兵。最後方追走から直線で一気に追い上げました。
春秋連覇を狙ったモズスーパーフレアは、積極果敢に先行しましたが、ゴール前で失速して10着。荒れた内側の馬場に苦しんだし、ビアンフェにマークされた影響もあったと思う。昨年はあと一歩で優勝を逃し、高松宮記念では2位入線から繰り上がりで優勝、今度こそ1着でゴールインしたかっただけに、悔しい結果に終わりました。
ゲート入りに時間を要したビアンフェは、最下位の16着。レース後には1か月間の出走停止、期間明けに発走調教再審査を実施するとのことです。藤岡佑介騎手も「発走を遅らせてしまい申し訳ない」と謝罪しました。

勝ったグランアレグリアは、安田記念に続いての連勝で、GⅠ3勝目をマーク。マイルとスプリントの2階級制覇はロードカナロア以来の快挙で、牝馬ではニシノフラワー、ダイイチルビー、ストレイトガールに次いで4頭目です(グレード制以降)。また、ディープインパクト産駒は芝のスプリントGⅠ初勝利であります。
鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、昨年のタワーオブロンドンに続いての同レース連覇を果たし、今年のGⅠ4勝目。前日にはカフェファラオとのコンビでシリウスステークスを勝ち、2日連続での重賞制覇。おまけに外国人騎手としては初のJRA重賞100勝目を達成しております。
本当にグランアレグリアの強さが際立ったレースでした。スタートで出遅れて後方2番手からの競馬でしたが、最後の直線でエンジン全開。馬場の良い大外から14頭を一気にごぼう抜きしてしまいました。他の馬に比べて脚力が違ったもん・・・。最優秀短距離馬は確実だけど、次のマイルチャンピオンシップの結果次第では「最優秀4歳以上牝馬」の可能性もありそうです。


新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月から無観客での開催が続いていましたが、来週の東京&京都開催からは、指定席を購入した人に限り、観客の入場が再開されます。コントレイル&デアリングタクトの無敗三冠制覇の瞬間が見られるかもしれません。
11日は東京競馬場で毎日王冠、京都競馬場で京都大賞典がが行われます。毎日王冠には2歳マイル王者・サリオスと、ダービー4着・サトノインプレッサ、府中巧者・ダイワキャグニー、コントラチェックなどが出走予定。京都大賞典は、菊花賞馬・キセキ、4連勝中のキングオブコージ、香港GⅠ馬・ローリーヴェイズ、ダンビュライト、カセドラルベルなどが登録しております。





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