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暑すぎてつらい。

第96回箱根駅伝 やっぱり強かった!青山学院大学王座奪還!

2020年01月04日 | Sports


第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、3日に後半の復路が行われました。前半の往路は2区から5区まで区間新記録が続出しましたが、青山学院大学が2年ぶりの往路優勝を果たしました。国学院大学が2位、東京国際大学が3位、前回優勝の東海大学は4位で復路を迎えます。青学が復路も逃げ切って王座返り咲き?あるいは東海大の大逆転なるか?そして、シード権争いの行方はどうなった?




山下り区間の6区、往路トップの青学・谷野航平が午前8時ちょうどに芦ノ湖を出発。それから1分33秒後に2位の国学院、3分17秒後に東国大、さらに5秒遅れて東海大と次々とスタートしていきます。
青学の谷野が順調に首位をひた走る中、東海・館澤亨次が猛追。スタート直後に3位に上がると、小涌園前(9.1Km)でスタート時から1分近く差を詰める。
一方、往路11位の東洋大は今西駿介が力走。小涌園前を9位で通過すると、15.6キロ過ぎに創価大を抜いて8位に浮上。
小田原中継所、先頭の青学・谷野が2位に2分16秒差をつけて7区の中村友哉にタスキ渡し。国学院が死守し、東海・館澤は3位でタスキリレー。首位青学との差は2分21秒。館澤は57分17秒のタイムで駆け抜け、区間新記録を達成。
この後、東国大、明治、駒澤と続き、東洋・今西が4人を抜いて7位で通過。シード争いでは、中央学院が9位、創価が10位。往路10位の拓殖が11位、往路9位の早稲田が12位と順位を落とした。



7区、国学院・木付琳と東海・松崎咲人が激しい2位争いを繰り広げる。1キロ手前で松崎が木付に追いつくと、2.2Kmで松崎が前に出るが、木付も並ぶ。しかし、12キロ過ぎに松崎が突き放して東海大が単独2位浮上。
後方では、5位でタスキを受けた明治の阿部弘輝が、青学・中村、東海・松崎を上回るペースで走り、11.6Kmで東国大を抜いて4位に浮上。
先頭の青学・中村は、終始安定した走りを続け、平塚中継所で8区・岩見秀哉にタスキをつなぐ。それから2分1秒遅れて東海・松崎が2番手で通過。東海の8区は区間記録保持者の小松陽平だ。国学院が3位のあと、明大・阿部が4位でタスキ渡し。1時間01分40秒の区間新を打ち立てました。
シード権争いはここでも変動があり、早稲田が3つ順位を上げて9位、中央学院も10位。創価は県外の11位に落ちる。中央学院まで37秒、早大まで41秒差。拓殖はまた順位を1つ下げて12位。


8区、逃げる青学・岩見に対し、東海・小松が追いかけるが、茅ケ崎のところで2分10秒差と開き、遊行寺坂のところで2分5秒差。
一方、シード争いでは9位の早稲田が10位の中央学院との差を拡げ、11位の創価・鈴木大海が追い上げ、13.2キロで創価が10位に浮上。しかし、中央学院・藤井雄大も食らいつき、両者のデッドヒートが続く。
平塚中継所も青学がトップで通過し、東海大は2分差の2位。帝京が6位に浮上。中央学院が10番手で通過し、創価は7秒遅れの11位。


復路エース区間の9区、青学は神林勇太が区間新ペースの好走を続け、2位・東海大との差を拡げ続け、生麦のところで約3分の差をつけた。
中央学院VS創価の争いでは、権太坂で中央学院が10秒リードすると、横浜駅前で22秒差、生麦で37秒まで開く。
アンカーの待つ鶴見中継所。青学・神林は終盤ペースが落ちたが、それでも区間トップの好走で、10区の湯原慶吾にタスキリレー。東海大は3分42秒遅れの2位。さらに東国大・相沢悠斗が2人抜いて3位に返り咲き。明治が4位、国学院は5位に後退。中央学院は創価に1分19秒の差をつけてシード圏内の10位。11位の創価は初シードが厳しくなったか?
そして首位・青学が通過してから20分後、日体大、日大、筑波の3チームが繰り上げスタートとなりました。


いよいよ最終10区。ここでは3位争いとシード権争いにドラマがありました。3位争いの方は、4位の明治が3位・東国大に追いつくと、さらには5位・国学院と6位の帝京も接近。17.5キロ辺り4チームが一団の状態になった。
シード争いの方は、11位でタスキを受けた創価の嶋津雄大が怒涛の追い上げを見せ、鎌田で18秒差まで詰めると、9.5キロで中央学院をかわして10位に浮上。新八ッ山橋のところで上位陣より速いタイムで走り、区間記録を塗り替える勢いだ。
青学のアンカー・湯原は余裕の走りを見せ、東京・大手町の読売新聞本社前を笑顔でフィニッシュ!青山学院大学が2年ぶりの箱根駅伝総合優勝!東海大・郡司陽大は3分02秒遅れての2位でゴール。
混戦の3位争いは、残り1キロで国学院・殿地琢朗がスパートを仕掛けると、帝京、東国大も追撃。明治はついて行けず。最後は国学院が3位でゴールし、その後に帝京4位、東国大は5位で初シード獲得!
創価・嶋津は終盤になっても勢いは止まらず、東洋大まで抜いて9位でゴール!1時間08分40秒の区間新記録をマークし、チームをシード権獲得に導きました!東洋大はアンカーが苦戦して10位でゴール。そして中央学院が東洋から遅れること1分59秒後に11番目でフィニッシュしました。



第96回箱根駅伝 総合成績
1位 青山学院大学 10:45:23 ※大会新
2位 東海大学   10:48:25 ※大会新
3位 国学院大学  10:54:20
4位 帝京大学   10:54:23
5位 東京国際大学 10:54:27
6位 明治大学   10:54:46
7位 早稲田大学  10:57:43
8位 駒澤大学   10:57:44
9位 創価大学   10:58:17
10位 東洋大学   10:59:11
(※10位までが次回大会のシード権獲得)
11位 中央学院大学 11:01:10
12位 中央大学   11:03:39
13位 拓殖大学   11:04:28
14位 順天堂大学  11:06:45
15位 法政大学   11:07:23
16位 神奈川大学  11:07:26
17位 日本体育大学 11:10:32
18位 日本大学   11:10:37
19位 国士舘大   11:13:33
20位 筑波大学   11:16:13
   関東学生連合 11:12:34


復路区間賞
6区20.8キロ 館澤亨次 東海大 57:17 ※区間新
7区21.3キロ 阿部弘輝 明治大 1:01:40 ※区間新
8区21.4キロ 小松陽平 東海大 1:04:24
9区23.1キロ 神林勇太 青山学院大 1:08:13
10区23.0キロ 嶋津雄大 創価大 1:08:40 ※区間新



令和初、東京五輪イヤーの箱根駅伝は、青山学院大学が10時間45分23秒の大会新記録で、2年ぶり5回目の総合優勝を果たしました。前回王者の東海大学は2位に終わり、国学院大が過去最高の総合3位。総合5位の東京国際大学と総合9位の創価大学は初めてのシード権を獲得。早稲田と明治もシードに返り咲き。
往路で出遅れた東洋大学は一時は7位まで順位を上げましたが、アンカーが3人も抜かれて10位。辛くも15年連続でシード権を確保。2区で区間新を出した相澤晃選手が大会MVPに選ばれました。ただ、来シーズン以降が不安な気がします。
6年連続シードを逃した中央学院、法政大学、順天堂、拓殖は予選会に回ることに。
復路の区間賞は、3区間で区間新記録が生まれ、10区の嶋津選手(創価)は、生まれつき「網膜色素変性症」という目の病気を患っていますが、そのハンディキャップを乗り越える激走で、初シードの立役者となりました。

復路で逃げ切って王座奪還を果たした青山学院大学。「やっぱり大作戦」の名の通り、やっぱり強かったです。往路で1分33秒差をつけ、復路でも独走態勢を築いて、3分以上の大差で圧勝しました。区間賞を獲得したのは、4区の吉田祐也選手と9区の神林選手の2人のみ。総合力の高さで優勝を掴みとりました。
昨年の箱根駅伝で優勝を逃し、今季も出雲大学駅伝で5位、全日本大学駅伝で2位に終わりましたが、なんとか無冠は免れました。東国大・創価・国学院といった新興勢力が台頭しても、青学の時代はまだまだ続きそうですね。





第96回箱根駅伝 往路は区間新記録ラッシュ!

2020年01月03日 | Sports

第96回東京箱根間往復大学駅伝競走は、2日に前半の往路(5区間 107.5Km)が行われました。今年は前回王者・東海大学、王座奪還を狙う青山学院大学、出雲大学駅伝優勝の国学院大学、東洋大学、駒沢大学の「5強」が優勝候補として挙げられ、さらに予選会トップの東京国際大学、26年ぶりの筑波大学、創価大学、早稲田大学ら、20校+関東学生連合の21チームが出場しました。



午前8時に東京・大手町の読売新聞本社前を21チームが一斉にスタートし、最初の5キロを14分23秒、10キロを28分48秒で通過で通過。後半に入ると先頭集団のふるい落としが始まり、東洋・西山和弥、駒澤・中村大聖が集団から遅れてしまう。
18キロ過ぎに国学院・藤木宏太が集団から抜け出す。しかし、創価・米満怜が20キロで2位に上がると、21キロ手前で藤木を捕らえて首位に浮上。そのまま鶴見中継所を創価大が先頭でタスキリレー。国学院は5秒差の2位、3位・日体大、東海は10秒差の4位、青学大・吉田圭太は18秒遅れの7位。駒澤は9位、東京国際大は13位、東洋は14位と出遅れた。

各校のエースが集う華の2区、創価・ムイル、東海大・塩澤稀夕、国学院・土方英和、青学・岸本大紀、早稲田、中央学院、日体大の7チームが先頭集団を形成。
一方後方では、東洋・相澤晃と東国大・伊藤達彦が並走し、前のチームを追いかける。15キロまでに相澤は6人抜き、伊藤は4人を抜いた。
16キロ手前で早稲田・太田智樹が前に出るが、東海・塩澤、青学・岸本も離れない。戸塚中継所まで残り500mのところで岸本がラストスパートを仕掛けると、早稲田・東海・国学院の追撃を振り切り、戸塚中継所をトップで通過。1秒差で早稲田が2位、さらに東海、国学院と続く。1区トップだった創価は6位に下がり、東洋・相澤が7番手で通過。14位から7人抜きの力走、1時間5分57秒の区間新記録を樹立!さらに東国大・伊藤も8位でタスキを渡した。優勝候補の一角である駒大は13位。

3区、8位でタスキを受け取った東国大・ヴィンセントが驚異の走りを披露。最初の2キロで2人を抜くと、9キロ地点で3位、10キロで国学院を抜いて2位に浮上。そして11.3キロで青学・鈴木塁人をかわして首位に躍り出た。鈴木も笑顔で譲っていました。
後方では駒大の1年生・田澤廉がごぼう抜き。戸塚13位スタートから、13.33キロで7位に浮上すると、18キロで早稲田を抜いて6位までジャンプアップ。19キロ手前、国学院・青木祐人と青学・鈴木が2位争いを繰り広げる。
首位をひた走るヴィンセントは、後続との差をさらに広げ、平塚中継所をトップでタスキ渡し。21.4キロを59分25秒で走り切り、区間新記録。青学と国学院の2位争いは、青学が2位を死守し、国学院は5秒遅れの3位。このあと、帝京・遠藤大地が4位、東海は首位から2分11秒差の5位、駒澤・田澤は6位。東洋は10位に下がった。

4区、2位の青学・吉田祐也が、先頭の東国大・佐伯涼を猛追。平塚中継所での1分21秒差から、9キロ過ぎに33秒差まで縮める。13キロ過ぎに吉田祐が佐伯に追いつき、13.8キロで吉田祐が首位に立つ。終盤になってもペースは落ちず、佐伯との差を大きく拡げ、小田原中継所で往路アンカー・飯田貴之にタスキを渡した。1時間00分30秒とこれもまた区間新記録だ!
東国大は1分02秒遅れの2位、国学院は浦野雄平が1分28秒差の3位でタスキを受けた。その後、東海と帝京が同時で通過。駒大は6位で通過し、東洋は14位とさらに順位を落としてしまった。

山登り区間の5区、国学院・浦野が函嶺洞門(3.6キロ)のところで東国大を抜いて2位に浮上。小涌園前(11.7キロ)では、青学・飯田に1分09秒差まで詰める。青学・飯田は終盤にその差を拡げ、最後まで首位を守り切ってゴールイン!青山学院大学が5時間21分17秒のタイムで往路優勝を果たしました。
国学院・浦野は1分33秒遅れの2位フィニッシュ。3位争いは東京国際大が制し、東海大は往路4位。その後、明治、帝京、創価、駒澤、早稲田、拓殖と続き、東洋はシード圏外の11位フィニッシュ。


往路成績
1位 青山学院大学 5時間21分16秒
2位 国学院大学  5時間22分49秒
3位 東京国際大学 5時間24分33秒
4位 東海大学   5時間24分38秒
5位 明治大学   5時間27分11秒
6位 帝京大学   5時間27分15秒
7位 創価大学   5時間27分34秒
8位 駒沢大学   5時間27分41秒
9位 早稲田大学  5時間28分48秒
10位 拓殖大学   5時間29分08秒
11位 東洋大学   5時間29分15秒
12位 中央学院大学 5時間29分17秒
13位 中央大学   5時間31分40秒
14位 順天堂大学  5時間31分52秒
15位 日本大学   5時間32分53秒
16位 法政大学   5時間33分00秒
17位 神奈川大学  5時間34分11秒
18位 日本体育大学 5時間34分35秒
19位 筑波大学   5時間37分53秒
20位 国士舘大学  5時間38分37秒
OP  関東学生連合 5時間34分54秒

区間賞
1区 米満怜 (創価大) 1時間01分13秒
2区 相澤晃 (東洋大) 1時間05分57秒
3区 ヴィンセント(東国大) 59分25秒
4区 吉田祐也(青学大) 1時間00分30秒
5区 宮下隼人(東洋大) 1時間10分25秒


令和初の箱根駅伝の往路は、2区から5区まで区間新記録が続出。4位の東海大学まで往路新記録をマークするという空前絶後の「超高速レース」となりました。2区の相澤選手が史上初の1時間5分台を叩き出すと、3区のヴィンセント選手は1時間を切るタイムで走り切り、従来の記録(1時間1分26秒)を2分以上も更新しました。
往路優勝の青山学院大学は、昨年の東洋大の5時間26分31秒の往路記録を5分以上も上回りました。2区で1年生の岸本選手が好走すると、4区の吉田選手が区間新記録の快走。選手として最後のレースで最高の結果を残しました。今大会は「やっぱり大作戦」を掲げていますが、往路の時点で「やっぱり強い」という印象を受けました。復路も首位の座を守り切って王座返り咲きとなるでしょうか?
2位の国学院、3位の東京国際大は往路最高順位。大躍進の東国大は3度目の出場で初めてのシード権獲得となるか?前回王者の東海大は青学から3分22秒差の4位。復路には強力なメンバーが控えていますが、逆転はちょっと厳しいか?
往路3連覇を狙った東洋大学は2区の相澤選手と5区の宮下選手が区間賞を獲得しながらも、往路は11位フィニッシュ。1区の西山選手の出遅れが大誤算だし、3区と4区もダメでした。このチームは総合3位以内が11年も続いていますが、今年はシード権争いの中。もしシード圏外で終わったら、第81回大会以来15年ぶりの屈辱となります。東洋なら間違いなくシード圏内でフィニッシュするだろうと思いますが…。

3日の復路は、往路トップの青山学院大学が朝8時に芦ノ湖を出発。それから1分33秒後に国学院、東京国際大、東海と順番ごとにスタート。トップがスタートしてから10分後に13位の中央大学以下のチームが一斉スタートとなります。総合優勝争い、シード権争いの行方はどうなる?




井上尚弥がノニト・ドネアを破り、WBSSバンタム級トーナメント優勝!

2019年11月08日 | Sports

WBA&IBF世界バンタム級王座統一戦兼ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝戦「井上尚弥VSノニト・ドネア」が7日、さいたまスーパーアリーナで行われました。井上選手は1回戦でファン・カルロス・パヤノを1RでKOすると、準決勝ではエマヌエル・ロドリゲスに2Rで倒し、WBAに続きIBF王座を獲得しました。決勝の対戦相手であるドネア選手は5階級制覇を果たしたフィリピンの英雄で、現在WBAスーパー王座を保持。日本ボクシング史上最大のビッグマッチで、井上選手が「バンタム級世界一」の座を掴みとれるのか!?





第1ラウンドは井上・ドネア両者ともに左ジャブの差し合いで始まりますが、1分20秒過ぎに井上の左右のフックがドネアの画面を捉え、2分15秒辺りで右ストレートが当たります。ドネアも左ボディブローで反撃するが、最初のラウンドは井上が主導権を握った。
第2ラウンドも井上がドネアに圧力をかけ、1分5秒辺りで井上の左フックでドネアが後ろに下がる。しかし、残り51秒のところでドネアの左フックが井上の顔面を直撃。パンチを貰った井上は右瞼上を出血。
第3ラウンドは井上がプレスを掛けられながらも右ストレートを当てると、左フックも出す。第4ラウンドもドネアがプレスをかけ、井上が右のガードを高く上げて、左ジャブでリズムを取るという展開。残り30秒を切って、井上が右アッパーから左フックの連打を見せる。
第5ラウンド、1分経過後に井上が右ストレートが顔面直撃。さらに左ジャブを細かく当て続ける。残り26秒で井上の右ストレートでドネアの腰が落ちると、井上がドネアをコーナーを追い詰めてラッシュを仕掛けたが、ダウンを奪うまでには至らず。
第6ラウンドは一進一退の攻防の後、残り1分を切ってから井上の右のストレートが立て続けに当たる。
試合も後半戦に入り、第7ラウンドにドネアが右ストレートを伸ばすと、左ボディで井上のスタミナを削る。1分40秒過ぎにはドネアのワンツーが決まる。終盤に井上が左ジャブからの右ストレートを出すも、このラウンドはドネア優位という内容。
第8ラウンド、開始45秒にドネアの右ストレートが井上の顔面を捉えると、左右のボディ、フックも当たる。井上も連打を見せるが、残り30秒にドネアの右ストレートを貰うと、再び右目上に出血が目立つ。
9ラウンド、開始から攻勢に出るドネアが左のパンチで井上の顔面を跳ね上げると、右ストレートをクリーンヒット。井上はこれで膝が落ちるが、クリンチでダウンのピンチを凌いだ。
第10ラウンド、序盤から両者ともに細かくパンチを打ち合う。残り40秒で井上が右ストレート、左ジャブを当てると、重たい左ボディを炸裂。残り12秒で井上が右フックをヒットさせた後、連打も見せた。
第11ラウンド、井上の右ストレートと左フックがドネアの顔面を捉えると、左ボディと右ストレートの連打を決める。そして1分7秒頃、井上の右アッパーからの左ボディ→ドネアが顔をしかめて後ずさり→赤コーナー付近で膝をついてダウン。誰もが井上のKO勝ちかと思いきや、ドネアはカウント9で立ち上がった。再開後も井上が怒涛のラッシュでドネアを追い詰めた。
最終第12ラウンド、ドネアが井上のボディ攻撃を受けながらも前進を続け、井上も連打を見せて試合終了。
試合は判定の結果、116-111、117-109、114-113で3者ともに井上を支持。井上尚弥がドネアを判定で下し、WBSSトーナメント優勝を果たしました。





井上尚弥選手とドネア選手のバンタム級頂上決戦は、最終ラウンド終了のゴングが鳴るまで白熱した一戦でした。2019年の日本のボクシングの年間最高試合決定です!
井上選手がドネア選手を早くKOするんじゃないかと思いましたが、ドネア選手の左フックで右瞼の上をカット、さらには鼻血まで出る事態。9ラウンドにはダウン寸前まで追い込まれました。それでも11ラウンドにボディブローでダウンを奪い判定勝ち。KO勝ちの多い井上選手が12ラウンドを戦ったのは、プロになってから2度目です。内容的には大苦戦だったけれど、ドネア選手とフルラウンドまで戦えたのは、貴重な経験になると思います。
ドネア選手も試合後の取材で「井上尚弥が真のチャンピオンだった。自分のパンチを耐えられる選手は今まででいない」とコメント。ドネア選手もアウェーの中で井上選手を追い詰めたところはレジェンドの意地とプライドを感じました。
これで井上尚弥選手は、WBAスーパー王座を獲得して通算3度目の防衛、IBF王座は初防衛に成功。さらにはWBSSトーナメント優勝で「モハメド・アリトロフィー」と1億円超の優勝賞金まで獲得しました。
試合後にはアメリカのボクシングプロモート会社「トップランク社」との契約を発表。今後はWBC王座統一戦で井上拓真選手(尚弥の弟。暫定王者でした)に勝利したノルディ・ウーバーリか、WBO王座のゾラニ・テテがターゲットになるでしょう。ウーバーリ選手は尚弥選手との対戦を希望していて、来年にもWBA・IBF・WBCの3団体統一戦が実現するかもしれません。場所はボクシングの聖地・ラスベガスかな?
「バンタム級現役最強」に輝いた井上選手、今はドネア戦でできた傷を治して、また新たな伝説を作ってくれることを期待しています。

ラグビー日本代表が宿敵・スコットランドを撃破!W杯初のベスト8進出決定!

2019年10月13日 | Sports

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」のプールA・日本代表VSスコットランド代表の試合が13日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われました。この試合は台風19号の影響で開催が危ぶまれていましたが、予定通り開催。予選プール3連勝で勝ち点14を獲得している日本代表は、スコットランド戦で引き分け以上なら無条件で決勝トーナメント進出、4トライ以上&7点差以内の敗戦でもボーナス2点が入ります。スコットランドは4年前のW杯で日本が唯一敗れた相手。初のベスト8へ、「ONE TEAM」で因縁の相手にいざリベンジへ!



スタメンはこちら
  【日本】
1 稲垣啓太
2 堀江翔太
3 具智元
4 トンプソン・ルーク
5 ジェームス・ムーア
6 リーチ マイケル
7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
8 姫野和樹
9 流大
10 田村優
11 福岡堅樹
12 中村亮土
13 ラファエレ ティモシー
14 松島幸太朗
15 ウィリアム・トゥポウ

 【スコットランド】
1 アラン・デル
2 フレーザー・ブラウン
3 ウィレム・ネル
4 グラント・ギルクリスト
5 ジョニー・グレイ
6 マグナス・ブラッドベリー
7 ジェーミー・リッチー
8 ブレード・トムソン
9 グレイグ・レイドロー
10 フィン・ラッセル
11 ダーシー・グレアム
12 サム・ジョンソン
13 クリス・ハリス
14 トミー・シーモア
15 スチュアート・ホッグ


日本は2試合連続トライの福岡が今大会初先発。スコットランドはロシア戦から12人メンバーを入れ替え、「日本キラー」レイドローも先発入り。



決勝トーナメント進出を懸けた一戦は、前半6分、スコットランドがラッセルのキックパスからチャンスを作り、日本も必死にディフェンスをするも、ゴール前でレイドローのパスを受けたラッセルが抜け出してトライを奪い、続くレイドローのコンバージョンキックも決まり、スコットランドが7点を先行。
日本は16分に田村がペナルティゴールを狙うも右に逸れて失敗。それでも17分に左サイドでラファエレからパスを貰った福岡が前進すると、オフロードパス(タックルを受けながらパスをつなぐ)から松島がゴールへ駆け抜けてトライ!松島の今大会5トライ目で5点を返すと、田村のコンバージョンで2点を加え、7-7の同点に追いつきます。
21分、脇腹を痛めた具智元に代わり、ヴァルアサエリ愛を投入。25分、敵陣22mラインから、流大→田村→堀江→ムーア→トゥポウとオフロードパスでボールを繋いで、最後は稲垣がゴールにねじ込んで勝ち越しトライ!日本が12-7と勝ち越しに成功すると、田村のコンバージョンも決まり、14-7とリードを拡げます。
前半終了間際の39分、日本は左サイドへボールを回し、ラファエレがキックでボールを転がすと、福岡がボールを拾ってDF2人を抜いてトライ!ビッグプレーで7点を追加した日本、前半のうちに3トライを奪い、21-7と14点差のリードで前半を終えました。

後半立ち上がりはスコットランドが速攻を仕掛けますが、42分にハーフウェーライン付近で相手がボールがこぼすと、ボールを取った福岡が一気に独走してトライ!福岡のこの日2つ目のトライを決めると、田村のコンバージョンも成功。日本はこれで4トライのボーナスポイントを獲得。スコアも28-7と大量リード。
追い詰められたスコットランドですが、後半9分にホッグの前進からゴール前までボールを繋げ、ネルがゴールに押し込んで1トライを返す。
日本は後半10分に流大→田中史朗、トゥポウ→山中亮平を投入すると、スコットランドも大黒柱のレイドローを下げて、ロシア戦で3トライのジョージ・ホーンを送り込む。
後半15分、スコットランドはFW陣がパスでつないだ後、途中出場のフェーガーソンがトライ。2連続トライで28-21と7点差に迫る。この後1トライ1ゴールが決まれば、同点となる。
残り20分、日本はさらに突き放そうと敵陣の深い所まで攻め込むが、スコットランドの壁を破れない。後半27分、またも自陣で攻め込まれてピンチを迎えるが、姫野が得意のジャッカル(相手ボールを奪うプレー)に成功!その直後、両チームがエキサイトして乱闘状態に。
残り10分を切って、スコットランドは敵陣に攻め込むが、日本が魂のディフェンスを見せる。後半38分、日本陣内残り5m付近からスコットランドがゴールに襲い掛かるが、日本FW陣が押し返すと、タックルで相手を止め、さらに残り1分でターンオーバーに成功!そのままボールをキープし、後半40分経過と共に山中がボールを外に蹴り出してノーサイド!日本がスコットランドの追撃を抑え、28-21で勝利しました!




ラグビー日本代表がやってくれました!古豪のスコットランドを破り、W杯史上初めての決勝トーナメント進出を果たしました!第1回大会から出場し、9回目の出場で悲願達成です。勝ち点2以上でOKだったけど、見事に勝ち点5を獲得。予選プール4戦全勝、勝ち点19でA組首位通過です!開幕前は良くて3勝かなって思ってましたが、アイルランドに勝ったのには驚きました。
日本はスコットランドに1勝10敗と大きく負け越しており、唯一勝ったのが1989年のテストマッチでした。このW杯では4本のトライを奪ってボーナスポイントを獲得。30年ぶりの勝利は、実力で勝ち切ったことは間違いありません。スコットランドも3トライを挙げ、21点差にされた後に連続トライで7点まで追い上げた辺りは古豪の意地といえるでしょう。最後の反撃は本当にドキドキしましたが、日本よく守り切ったなぁって思いました。
今大会初スタメンだった福岡選手は、2本のトライを挙げれば、松島選手のトライをアシストし、この試合の「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれました。アイルランド戦とサモア戦は途中出場でトライを決め、スコットランド戦でも活躍し、3試合で4トライを挙げました。松島選手は予選プールで5本のトライを奪い、トライ数の個人ランキングでトップタイ。福岡選手も3位タイにつけています。

予選プールも全日程が終了し、19日からは決勝トーナメントが始まります。A組首位の日本は、20日の準々決勝で南アフリカ代表(@東京スタジアム)と対戦します。前回のW杯では日本が南アフリカに勝利し、「史上最大の番狂わせ」、「ブライトンの奇跡」と言われました。しかし、W杯開幕前のテストマッチでは南アフリカが41-7で圧勝しています。
「4年前の再現に期待」という声もあるけど、最新の世界ランキングでは、日本が7位、南アフリカが5位。日本は決勝トーナメント進出が初めてなのに対し、南アフリカはW杯優勝2回。明らかに不利ですねえ。予選プール4連勝の勢いが残っていれば、いい勝負ができると思うんだが…。





ラグビー日本代表がサモアから4トライ奪い予選プール3連勝!さあ次はスコットランド戦だ!

2019年10月05日 | Sports

「2019 ラグビーワールドカップ日本大会」の予選プールA組・日本代表VSサモア代表の試合が5日、愛知県の豊田スタジアムで行われました。先週行われたアイルランド戦で劇的勝利を挙げたラグビー日本代表。ここまで2試合終え、2勝0敗・勝ち点9としています。予選3試合目の相手であるサモアは、前回大会も対戦して日本が勝っていますが、通算成績では4勝11敗と負け越しています。難敵サモアにも勝って、ベスト8進出へさらに前進するか?


両チームのスタメン
 【日本】
1 稲垣啓太
2 坂手淳史
3 具智元
4 ヴィンピー・ファンデルヴァルト
5 ジェームス・ムーア
6 リーチ・マイケル
7 ピーター・ラブスカフニ
8 姫野和樹
9 流大
10 田村優
11 レメキ・ロマノラヴァ
12 中村亮土
13 ラファエレ・ティモシー
14 松島幸太朗
15 山中亮平

【サモア】
1 ジョーダン・レイ
2 セイララ・ラム
3 マイケル・アラアラトア
4 ピウラ・ファサレレ
5 ケイン・ラウペペ
6 クリス・ブイ
7 TJ・イオアネ
8 ジャック・ラム
9 ドゥエイン・ポロタイバオ
10 UJ・セウテニ
11 エド・フィドウ
12 ヘンリー・タエフ
13 アラパティ・レイウア
14 アシェー・トゥアラ
15 ティム・ナナイ ウィリアムズ



3連勝を狙う日本は、開始2分に敵陣でペナルティを獲得し、田村がゴール正面でのペナルティゴールを確実に決めて3点を先取。7分にもサモアのオフサイドから、田村のペナルティゴールで3点を追加し、6-0とします。
しかし、サモアはタエフがペナルティゴールを続けて成功し、6-6の同点に。
それでも日本は24分、田村のこの日3本目のペナルティゴール成功で再びリードを奪う。25分、日本が自陣でターンオーバーした直後、松島がイオアネのラフプレーで倒される。これでイオアネは10分間の退場(シンビン)。数的優位に立った日本は、27分にリーチが相手ボールを奪うと、松島が右サイドを突破し、ゴール手前まで前進。流大→ムーアの突進は相手に跳ね返される。今度は左サイドに展開し、最後はラファエレがゴールラインに飛び込んでトライを奪い5点追加!その後のコンバージョンキックも成功し、16-6とします。
その後、サモアがPGで3点を返し、前半は16-9と日本が7点リードで終えました。

日本は後半開始から堀江翔太が坂手に代わって登場。後半立ち上がりはサモアが敵陣に攻め込み、日本のノットリリースザボールのペナルティから、タエフのPGが決まり、16-12と4点差に詰め寄る。だが、後半10分に田村が4本目のPGを決め、19-12と再び7点差に。
後半14分、日本は敵陣左サイドの高い位置からのラインアウトをしっかりキープすると、モール(密集)で一気にゴールラインまで押し込み、最後は姫野がトライを奪う。日本この日2つ目のトライが生まれると、田村のコンバージョンも成功し、26-12とサモアを突き放す。
14点差とされたサモアですが、後半32分に左サイドのラインアウトから、逆サイドへボールを繋ぎ、タエフがトライを決めて5点返すと、コンバージョンでさらに2点を返す。スコアも26-19と再び7点差。
さらにトライが欲しい日本は、後半35分に敵陣右サイドで途中出場・田中史朗がボールを出すと、右サイドへパスをつなぎ、レメキのラストパスを受けた福岡堅樹(途中出場)がインゴールに入ってトライ。終盤に大きなトライを挙げたが、ボーナスポイントを獲得するにはあと1トライが必要だ。
後半40分経過後もプレーは続き、サモア陣内のゴール前で「ボーナスポイント」を巡る戦いに。もう1本トライを決めて7点差で終えたいサモアはマイボールのスクラムから攻撃に出ようとするが、ボールが真っ直ぐ入らず痛恨のペナルティ。逆にチャンスを迎えた日本は、スクラムで押し込んでから姫野が前進し、田中が左サイドの松島にボールを送ると、松島がインゴールにねじ込んだ!日本に4本目のトライが生まれて勝負あり!日本代表が38-19でサモアに勝利しました!




ラグビー日本代表の勢いが止まりません!開幕戦のロシア、2戦目のアイルランドに続き、サモアにも完勝を収めました。前半は7点リードで折り返し、後半は一時4点差まで迫られましたが、試合終盤に福岡選手と松島選手のトライで突き放し、38-19のダブルスコア。日本は勝ち点4に加え、4トライ以上のボーナスポイントも獲得。「3トライで勝ち点4」で終わるのと「4トライで勝ち点5」では全く違う!
これで日本は予選プール3連勝、勝ち点も14に伸ばしました。一方のサモアは1勝2敗で勝ち点5でA組暫定4位。1試合を残して敗退が決定しました。サモアもタエフ選手が奮闘したんですが…。
この日は地元・愛知県出身の選手が大活躍。キッカー役の田村選手(岡崎市出身)は、ペナルティゴールを4本、トライ後のコンバージョンキックを3本成功し、18得点を挙げました。最後のゴールキックはポストに当たりながらも、枠内に入りました。名古屋出身でトヨタ自動車ヴェルブリッツ所属の姫野選手は、後半14分に今大会初トライを挙げました。ボールを持てば一気に前進し、守備では相手のペナルティを誘う。このW杯で大ブレイクしている選手の一人だと思います。
前半にトライを決めたラファエレ選手はサモア生まれ。試合にも勝って母国に恩返しできましたね。アイルライド戦で勝ち越しトライを挙げた福岡選手は、この試合も後半から途中出場し、2試合連続のトライ。松島選手は試合終了間際に日本にボーナスポイントをもたらす値千金のトライ。ロシア戦では1試合3トライの「ハットトリック」も達成し、今大会でも現時点で4本目のトライを稼いでいます。次のスコットランド戦でもトライを期待していますよ~。

日本代表は次戦、10月15日に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)でスコットランドと対戦します。勝てば文句なしで決勝トーナメント進出が決定なんですが、4トライ以上+7点差以内の敗戦でもボーナスポイントが2点入るのでセーフ。引き分けでも勝ち点2が入ります。4年前のW杯で日本は3勝1敗の好成績を残しましたが、スコットランド戦での完敗が響いてベスト8入りを逃しました。今年もまたスコットランド戦が運命の一戦となるけど、今の勢いなら勝てる可能性もなくはないでしょうか。日本ラグビー界の歴史が変わる瞬間が見たいです。






エコパの歓喜だ!ラグビー日本代表がアイルランドに逆転勝利!

2019年09月28日 | Sports

今月20日に開幕した「2019ラグビーワールドカップ」の日本大会、予選プールから全国各地で熱戦が繰り広げされています。開催国・日本は、開幕戦のロシア戦を30-10で勝利。勝ち点4&4トライのボーナスポイント(勝ち点1)も獲得し、初めてのベスト8入りへ好スタートを切りました。
28日は「静岡スタジアムエコパ」で、ラグビー日本代表がアイルランド代表に挑みました。アイルランドは世界ランキングで2位につけ、今大会の優勝候補の一角と言われており、この試合でもアイルランド有利と言われていましたが…。


両チームのスタメン
  【日本】
1 稲垣啓太
2 堀江翔太
3 具智元
4 トンプソン・ルーク
5 ジェームス・ムーア
6 姫野和樹
7 ピーター・ラブスカフニ
8 アマナキ・レレイ・マフィ
9 流大
10 田村優
11 レメキ・ロマノラバ
12 中村亮土
13 ラファエレ・ティモシー
14 松島幸太朗
15 山中亮平

 【アイルランド】
1 ヒーリー
2 ベスト
3 ファーロング
4 ヘンダーソン
5 ライアン
6 オマホニー
7 バンダーフリアー
8 スタンダー
9 コナー・マレー
10 カーティ
11 ストックデール
12 ファレル
13 リングローズ
14 アールズ
15 カーニー

この日の日本は、初戦のロシア戦から先発メンバーを4人入れ替え、キャプテンのリーチ・マイケル、スクラムハーフの田中史朗などがベンチスタート。一方のアイルランドは、司令塔のジョナサン・セクストンが欠場となりました。



日本は前半3分、敵陣の右サイドからラファエレのキック→松島がボールを追いかけるも、インゴールで相手が先に押さえる。6分には田村がゴール正面およそ43mの位置からペナルティゴールを狙うも失敗。
アイルランドは9分にカーティがキックパス→右サイドでアールズがキャッチするもラインを割ってしまう。14分、再びカーティがキックパスを狙うと、ゴールライン手前でリングローズがキャッチしたあと、相手をかわして先制トライを挙げて5点を先取します。
先制された日本は17分、ゴールまで40mの位置でペナルティを獲得し、田村がペナルティゴールを成功させて3点を返す。しかし20分、アイルランドはカーティのキック→ゴール前の混戦からカーニーがインゴールにねじ込み、トライで5点を追加。続くコンバージョンゴールで2点を追加し、3-12とリードを拡げます。
日本は31分、レレイ・マフィが脇腹を痛めてプレー続行不可能。リーチ・マイケルが急遽ピッチに入ります。33分、田村がゴールライン付近でのPGを決めると、39分には39mのPGも成功し、9-12と3点差に迫ります。前半終了間際も敵陣で猛攻を続け、左サイドで堀江のキックパスでチャンスを作ろうとするも、ラインを割ってしまう。前半はアイルランド3点リードで終わりました。

後半は序盤から一進一退の攻防。後半12分に日本が敵陣でペナルティを獲得すると、PGを選択。決まれば3点入って同点に追いつくところだったが、田村のキックはゴール左に逸れて失敗に終わります。
後半18分、日本にチャンス到来。マイボールスクラムからレメキが正面突破を図ると、ゴール手前で途中出場の田中が左サイドにボールを送り、姫野とヴァルアサエリ愛が立て続けに突進するも、アイルランドのディフェンスに阻まれ、もう一度田中がボールを処理し、左サイドで中村とラファエレがパスでつなぎ、最後は福岡堅樹がインゴールに飛び込んでトライ!日本がアイルランドからトライを奪い、14-12と逆転成功!さらに田村のコンバージョンゴールも決まり、16-12と4点差に拡げます。
劣勢に立たされたアイルランド、後半20分過ぎに反撃に出て、敵陣のゴールラインまで迫るが、痛恨のノットリリースザボール(倒れた選手がボールを離さない。ペナルティの一種)。日本が粘りのディフェンスで、相手のペナルティを誘ってピンチを凌ぎます。
日本は後半32分、相手のオフサイドから、田村が32mのPGをしっかりと決めて3点追加。スコアも19-12と7点差に。まだわからない。
後半37分、自陣でアイルランド選手のパスを福岡がインターセプト。快足を飛ばしてそのままトライかと思われたが、ゴールライン手前で相手選手に捕まる。この後もダメ押しのトライを狙うが、ノックオンで相手ボールに。そして後半40分が経過し、アイルランドの選手がボールを蹴り出して試合終了。日本が格上のアイルランドに19-12で勝利しました!





ラグビー日本代表が、またもW杯で奇跡を起こしました!世界ランク2位の強豪・アイルランドを撃破です!前半にアイルランドがトライを2本決めたので「やっぱりアイルランドは強いなぁ」と思い、3点差で前半を終えたときは「よく頑張ってんじゃん」という風に見ていました。後半の福岡選手の勝ち越しトライのシーンは、めっちゃ興奮したわー!アイルランドの攻撃も強かったけど、粘りの守備で最後までリードを守り切りました。後半は相手に得点を与えなかったねぇ。
4年前のW杯では南アフリカに競り勝ち、「ラグビーW杯史上最大の番狂わせ」といわれましたが、今回はチームとサポーターが一つになってアイルランド撃破。大敗もあり得た試合で、7点差をつけて勝ったのは凄いです。この勝利でもっと勢いが増し、予選プールを突破しちゃうんじゃないか…。
この試合でヒーローとなった福岡堅樹選手は、W杯直前の南アフリカとのテストマッチで、前半開始早々に右足を負傷。初戦のロシア戦を欠場し、この試合でも当初はメンバー外のはずでしたが、試合直前にベンチ入り。後半途中から出場し、トライを決める大仕事をやってのけました。終盤には相手のパスをカットしてから独走する場面も。あのプレーがなかったら、トライとコンバージョンで同点に追いつかれて、ドローで終わっていたかもしれません。相手を振り切ってトライを決めていればもっと最高だったなぁ。

予選プールで2連勝を果たしたラグビー日本代表、2勝0敗・勝ち点9でA組の暫定首位。アイルランドは「7点差以内の敗戦」のボーナスポイントで勝ち点1を積み上げ、勝ち点6で暫定2位。日本VSアイルランド戦の結果を受け、「ワールドラグビー」の最新世界ランキングで、日本が過去最高の8位に浮上し、アイルランドは4位となっています。
日本はこの後、10月5日にサモア代表(@豊田スタジアム)、13日にスコットランド代表(@横浜国際総合競技場)と対戦。この2チームとは前回のW杯で戦い、サモアには勝利したものの、スコットランドには完敗を喫しました。決勝トーナメントに進出するためには、次戦のサモア戦に勝って、尚且つ4トライ以上が欲しいところです。次戦も日本中を興奮させる戦いを見せてくれるはずでしょう!







東京五輪マラソン代表決定戦!MGC 2019

2019年09月15日 | Sports

来年の東京五輪のマラソン代表を決める「マラソングランドチャンピオンシップ2019」が15日、東京都内で行われました。マラソンの代表選考は毎回のように波乱が起きますが、今回は初めての「一発選考レース」。この大会で2位までに入れば、東京五輪内定。残り1人は「MGCファイナルチャレンジ」の設定記録を上回り、尚且つ最も早いタイムを出した選手、若しくはMGCで3位に入った選手に与えられます。
今大会は男子が30名、女子10名が出場。男子は日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、前日本記録保持者・設楽悠太(ホンダ)、アジア大会金メダリスト・井上大仁(MHPS)、福岡国際マラソン優勝の服部勇馬(トヨタ自動車)の「4強」に加え、ロンドン五輪代表の中本健太郎、かつて「山の神」と言われた今井正人と神野大地などが参戦。
女子は名古屋大学出身の才女ランナー・鈴木亜由子(日本郵政グループ)、「浪速の腹筋女王」松田瑞生(ダイハツ)、リオデジャネイロ五輪代表・福士加代子、前田穂南&小原怜の「天満屋コンビ」などが出場しました。



男子はスタートしていきなり設楽が飛び出し、後続勢を引き離して独走状態。最初の5キロを14分56秒、10キロを29分52秒で通過。15キロでは44分59秒で通過すると、2位集団に2分以上の大差をつけます。中間点では1時間3分27秒と2時間10分台を切りそうなペースで進みます。
ところが、設楽は前半飛ばしすぎたのか、後半に入って1キロ3分10秒台までペースダウン。2位集団が設楽との差を詰め、32.8キロの折り返し地点で55秒近くまで縮まります。そして37キロ過ぎにで2位集団が設楽を吸収。設楽は集団について行けず、ズルズルと後退してしまった。
39キロ過ぎに先頭集団が4人になり、橋本崚(GMOアスリーツ)が前に出るが、39.2キロで中村匠吾(富士通)がスパート!服部が2番手、大迫3番手で前の中村を追走する。40キロ時点で代表争いは中村,大迫,服部の3人に絞られ、40.8キロで大迫が2番手に上がると、下り坂を利用して中村に追いつく。服部は3番手だが、まだ2秒差。神宮外苑の上り坂、新国立競技場が見えたところで鈴木がラストスパートを仕掛けて大迫を突き放す。さらに42キロ手前で服部が大迫を抜いて2番手に浮上。
先頭の中村匠吾は最後の直線で勝利を確信し、2時間11分28秒のタイムでフィニッシュ!それから8秒遅れて服部勇馬が2位、大迫傑は2位に5秒差の3位でゴールしました。



10人の少人数で争われた女子は、序盤は一山真緒、福士加代子、安藤優香のワコール勢が集団を引っ張る一方、有力候補の松田が遅れる展開に。15キロ過ぎに前田が前に出ると、鈴木が2番手、小原が3番手で追う。20キロ手前で前田と鈴木の2人の争いとなるが、前田がペースを上げて鈴木を突き放す。
その後は前田の一人旅が続き、終盤の上り坂もペースは落ちず。最後は2位に3分以上の大差をつけ、2時間25分15秒で圧勝。鈴木が2番手をキープするが、残り1キロ過ぎに小原が猛追。しかし、鈴木が最後まで2番手を死守し、東京五輪内定。小原は4秒差の3位でゴールしました。




東京五輪のマラソン代表を争うサバイバルレースは、男子は中村選手と服部選手、女子は前田選手と鈴木選手が五輪代表に内定しました。男子の方は設楽選手が大逃げを打ったけど、後半に失速。39キロ過ぎからは中村・服部・大迫の3選手によるデッドヒート。中村選手が上り坂で2度も仕掛け、大迫選手らを振り切りました。服部選手も最後の最後で大迫選手を抜き返しましたね~。3位の大迫選手も下り坂で先頭に追いついた時は、日本記録保持者の意地で勝つのかなと思いました。現時点では代表の3枠目争いで一歩リードです。
女子の内定を勝ち取った前田選手と鈴木選手は共通点があり、前田選手は2017年の北海道マラソンで優勝、その翌年の大会で鈴木選手が初マラソンで優勝を果たしました。この日の東京は暑かったから、天気が味方したと思います。小原選手は前回1秒差でリオ五輪を逃し、今回のMGCは鈴木選手を追い詰めながらも4秒差で3位。ラストの執念の走りは素晴らしかったけど、またもや僅差で涙を呑みました…。

MGCが終わり、次は「MGCファイナルチャレンジ」が行われます。14位に終わった設楽悠太選手、まさかの最下位(27位)の井上大仁選手、4位の大塚祥平選手、橋本選手などが再挑戦すると思いますが、男子の設定記録は2時間5分49秒。つまり、日本新記録を出さないと東京五輪の代表にはなれません。これは正直厳しいんじゃないか?女子の3枠目争いは、最後まで分からないと思います。大阪か名古屋あたりで設定記録(2時間22分22秒)を突破する選手が出てくるかもしれません。最後の1枠を争う戦いにも目が離せない!


101回目の夏の甲子園決勝戦!令和最初の王者は履正社高校!

2019年08月22日 | Sports

第101回全国高校野球選手権大会の決勝戦が22日、阪神甲子園球場で行われました。今大会の決勝は、星稜高校(石川)と履正社(大阪)が対戦。星稜高校はエースの奥川恭伸投手を中心に投手力の高さで順当に勝ち進み、履正社は強力打線で決勝まで勝ち上がってきました。どちらが勝っても甲子園初優勝、令和最初の王者に輝いたのは?



両チームのスタメン
  【履正社】
1(中)桃谷惟吹
2(二)池田凜
3(三)小深田大地
4(右)井上広大
5(一)内倉一冴
6(左)西川黎
7(捕)野口海音
8(遊)野上聖喜
9(投)清水大成

   【星稜】
1(中)東海林航介
2(左)有松和輝
3(三)知田爽汰
4(遊)内山壮真
5(一)大高正寛
6(二)福本陽生
7(右)岡田大響
8(投)奥川恭伸
9(捕)山瀬慎之助



1回、履正社は1死から池田が星稜先発・奥川の2球目を捉え、レフト線への3塁打を放ち先制のチャンス。この時、星稜左翼手の有松が頭からフェンスに突っ込むも大事に至らず。しかし、後続が次々と倒れ、得点を奪えず。2回も得点圏に走者を置くも、奥川の前に得点を挙げられません。
星稜は2回裏、4番・内山がヒットで出塁すると、2死2塁で岡田が履正社先発・清水の2球目を叩き、右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打。星稜が1点を先取します。
1点の援護を貰った奥川ですが、3回に2アウトから池田と小深田に連続四球を与える。2死1,2塁のチャンスを得た履正社は、4番の井上が、奥川の初球を狙い撃ち!センターへ上がった打球は、バックスクリーン左に飛び込む3ラン本塁打!4番の豪快な一発で、履正社が3-1と逆転します!
4回に3ラン本塁打を浴びた奥川は、4回以降も毎回ヒットの走者を許しますが、履正社に追加点を与えず。2点を追う星稜打線は、4回に2死1,2塁と攻め立てるもあと一本が出ず。6回もランナー2人を置くも、福本が併殺打に倒れてしまいます。
7回、履正社は奥川から2本のヒットを放ちますが、小深田レフトフライ、井上は空振り三振に倒れて無得点。
その裏、星稜は先頭の岡田が四球で出塁した後、2塁への盗塁を成功させます。1死2塁となり、山瀬が左中間を破るタイムリー2塁打を放って1点を返すと、なおも2死1,2塁で知田がストレートを叩き、詰まりながらもライト前に運ぶタイムリーヒット。2塁走者がヘッドスライディングで生還し、星稜が3-3の同点に追いつく!履正社はここで先発の清水から岩崎峻典に交代。勢いづく星稜は、内山が四球を選んで2死満塁とするが、大高は2塁フライ倒れて勝ち越しならず。
3-3で迎えた8回、履正社は先頭の内倉が左中間への2塁打で出塁すると、西川が犠打を決めて1死3塁。犠牲フライでも勝ち越しの場面で、野口がセンターへクリーンヒット!履正社が4-3と再びリードを奪います。さらにこの後、岩崎のレフト前タイムリーでもう1点追加し、この回2点を挙げました。
5-3と履正社2点リードで迎えた9回裏、星稜は先頭の山瀬がセンター前ヒット、2番・有松もヒットでつなぐ。長打が出れば同点、ホームランで逆転サヨナラの場面で、前の打席で一時同点打の知田を迎える。しかし、カットボールを引っ掛け、2塁ゴロ併殺打でゲームセット。履正社が5-3で星稜を破り、優勝を果たしました。



第101回全国高校野球選手権大会 決勝 2019/08/22(木)
履正社(大阪)-星稜(石川)
履|003 000 020|5
星|010 000 200|3
【投手】
(履)清水、岩崎-野口
(星)奥川-山瀬
【本塁打】
(履)井上3号3ラン(3回、奥川)



全国3730校の頂点に立ったのは、大阪代表の履正社高校でした。春夏通算12度目(夏は4回目)の甲子園出場で、悲願の初優勝です。大阪府勢は昨年の大阪桐蔭高校に続いての2連覇となります。昭和はPL学園、平成は大阪桐蔭、令和は履正社の時代が来るのか?
履正社は今年の春の選抜高校野球大会の1回戦で星稜と戦いましたが、奥川投手の前に僅か3安打、17三振を喫しての完封負け。それから5か月後の夏の決勝で再び星稜と顔を合わせ、奥川投手から11安打5得点を挙げてリベンジに成功。3回に特大の3ラン本塁打を放った4番の井上選手は、最初の打席では見逃し三振に倒れたけど、2打席目に高めに浮いた初球を振り抜き、バックスクリーンへ叩き込みました。相手のエースに大ダメージを与える豪快な一発でしたねえ。
そして8回にはキャプテンの野口選手が決勝打、2番手投手の岩崎選手にも大きな追加点となるタイムリーを放ち、星稜を突き放しました。
今大会の履正社は6試合合計でで45得点、ホームランも7本も飛び出しました。特に1回戦の霞ケ浦(茨城)戦では、初回に本塁打3本、1試合で5発の一発攻勢。全試合で4番を務めた井上選手は3本塁打を放っております。


敗れた星稜高校は、1995年以来24年ぶりの決勝進出でしたが、またも優勝を逃しました。先発の奥川投手は9回まで投げ切ったけれど、8回まで毎回走者を出し続けました。奥川投手は1回戦で旭川大高(北北海道)戦で完封勝利、3回戦の智弁和歌山戦では延長14回を投げ抜いて23個の三振を奪う力投を見せました。5試合に登板して51奪三振。大会ナンバー1投手に相応しい成績だったと思います。卒業後はきっとプロの道に進むでしょう。10月のドラフト会議では何球団から指名され、どこが交渉権を勝ち取るのか?ぜひとも福岡ソフトバンクホークスに来てもらいたい…。












日本の怪物・井上尚弥がIBF王者を粉砕!WBSS決勝でドネアと対決だ!

2019年05月19日 | Sports

ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥選手が、日本時間19日早朝、IBF世界バンタム級タイトルマッチ兼WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級トーナメント準決勝に臨みました。バンタム級転向後は2戦連続で1ラウンドKO勝ちの井上選手、準決勝の対戦相手であるIBF王者のエマヌエル・ロドリゲス選手(プエルトリコ)は、デビューから19戦全勝。無敗の王者対決を制し、決勝進出となったのか?


第1ラウンド、立ち上がりから井上とロドリゲスがともにジャブを打ち合い、37秒過ぎにロドリゲスの左のパンチが井上の顔面を捉える。井上も1分過ぎに右ストレート、1分56秒には左のボディブローをヒット。井上はロドリゲスの圧力でロープを背にする展開が続いたが、何とか守り切って1ラウンドを終えます。

続く第2ラウンド、20秒過ぎに井上がワンツーを決めると、30秒経過して左フックでロドリゲスがダウン!ロドリゲスはカウント8で立ち上がったが、再開直後に井上がボディの連打で2度目のダウンを奪う。井上は一気にロドリゲスをロープに追い込み、またもボディ攻撃で3度目のダウン。ロドリゲス立ち上がるもレフェリーストップ。第2ラウンド1分19秒、井上尚弥がTKO勝ちでIBF王者を破りました!



日本ボクシング界の怪物・井上尚弥選手が、英国・グラスゴーの地でIBF王座を獲得。WBAとIBFの2冠王者になると同時に、WBSSバンタム級トーナメント決勝進出を果たしました!第1ラウンドにロープ際に追い込まれる場面も見られましたが、第2ラウンドでロドリゲス選手から3度ダウンを奪ってみせました。左フックでロドリゲス選手の鼻を出血させ、ボディ攻撃で相手の戦意を喪失させました。ロドリゲス選手も無敗で世界王者になったので決して弱い選手じゃないけど、井上選手が強いというか凄すぎました。
これで井上選手は、WBC、WBO、WBA、IBFのメジャー4団体を制覇。高山勝成さん以来、日本人史上2人目の偉業達成。さらにはアメリカの「リングマガジン誌」の認定ベルトも獲得。「リング誌」ベルトは各階級で最も強い選手に贈られる名誉あるベルトです。世界王者経験者を立て続けに倒している井上選手に相応しいベルトといえるでしょう。
世界戦で8試合連続ノックアウト勝利ですが、通算でも12回目のKO勝ち。また、日本人選手はヨーロッパでの世界タイトルマッチは17連敗中でしたが、井上選手が初めて勝利を挙げました。モンスターは鬼門すら突破してしまう力があります…。
WBSS決勝戦では、フィリピンのノニト・ドネア選手と対戦。ドネア選手はフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級の5階級で世界王座を獲得した名選手。昨年バンタム級に復帰し、WBSS1回戦でWBA同級スーパー王座を獲得しております。「井上尚弥VSノニト・ドネア」のドリームマッチは、真のバンタム級世界最強を決める戦いでもあり、日本とフィリピンの国の威信をかけた戦いになると思います。ここまで来たらドネアにもKOで勝ってほしいのだが…。


世界一のヒットメーカー・イチローが現役引退!

2019年03月22日 | Sports

アメリカ大リーグ・シアトルマリナーズのイチロー選手(本名・鈴木一朗)が、21日に東京ドームで行われたオークランド・アスレチックス戦で現役引退を表明しました。日本とアメリカで数多くの伝説と記録を残した野球界のスーパースターが、28年間のプロ野球人生に幕を下ろします。



選手として28年目のシーズンを迎えていたイチロー選手は、オープン戦で24打席連続ノーヒット。20日のレギュラーシーズン開幕戦では9番ライトで出場するも2打席無安打に終わり、4回の守備で交代。イチローがベンチに戻る最中にスタンディングオベーションが発生し、ベンチでチームメイトと抱擁を交わしました。
一夜明けたこの日の試合も9番・ライトでスタメン出場。まず2回の第1打席、アスレチックス先発・エストラーダの2球目を打ち上げて三塁ファウルフライ。4回の第2打席では、4球目を1,2塁間に弾き返しますが、二塁手の好守に阻まれてセカンドゴロに倒れます。7回、無死2塁の場面でイチローが3度目の打席に立ちますが、外角の球に手が出ず見逃し三振。イチローの快音を待ち望んでいた観客たちも大きな溜息がこぼれます。
3打席連続ノーヒットで迎えた第4打席、8回2死2塁の場面でイチローが登場。2球続けてファウルで粘った後の6球目、真ん中のボールを叩くもショートゴロ。イチローも全力疾走で1塁を駆け抜けるもあと一歩及ばず。その裏、イチローがライトの守備に就いたが、監督に交代を告げられてグラウンドを後に。イチローは大歓声を受けながらベンチに戻りました。

試合は延長12回にマリナーズが勝ち越し点を挙げ、5-4で勝利。試合が終わった後にイチロー選手がグラウンドに姿を現し、場内を一周してファンに別れを告げました。マリナーズの公式ツイッターでも「この試合を最後に現役引退する」と正式に発表しました。



イチロー選手は1992年にオリックス・ブルーウェーブからドラフト4位で入団。プロ3年目の1994年にプロ野球史上初のシーズン200本安打を達成(最終的に216本)すると、95年にはパリーグ優勝、96年には日本一に貢献。2000年まで7年連続でパリーグ首位打者を獲得し、その年のオフにメジャー挑戦を表明。
2001年にマリナーズに入団し、1年目にアメリカンリーグの最多安打(242安打)、首位打者(打率.350)、盗塁王(56盗塁)を獲得し、その年の新人王&MVPを獲得。2004年にはシーズン262本のメジャー最多安打記録を樹立。シーズン200本安打を2010年まで続け、2012年シーズン途中からはニューヨーク・ヤンキースでプレーし、8月に日米通算4000本安打を達成します。
マイアミ・マーリンズ時代の2016年、6月に日米通算4257安打を達成し、ピート・ローズ氏が持っていたメジャー通算4256安打の記録を破る。8月のロッキーズ戦でメジャー通算3000本安打を達成。
2018年にシアトル・マリナーズに復帰しますが、5月4日にシーズン残り全試合に出場せず、「球団会長付球団特別補佐」に就任。今年2月に「キャンプ招待選手」としてマイナー契約を結び、日本開幕戦を前にメジャー昇格。
侍ジャパンでも圧倒的な存在感を放ち、2006年の第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本代表の優勝に貢献。2009年の第2回大会も出場し、決勝戦の韓国戦で、延長10回に韓国の守護神・イム・チャンヨン投手(当時ヤクルト所属)から決勝タイムリーヒットを放ち、2連覇に導きました。
メジャー19年間で2653試合に出場し、プロ28年間で日米通算4367安打(日本:1278安打、米国:3089安打)、235本塁打、1309打点、打率.322の成績を残しました。




40代を過ぎても第一線で活躍し、いつまで現役を続けるのだろうと思っていましたが、「第一線を退く意向」のニュースが流れて、「とうとうこの時が来るのか」って思いました。足もよく動いてるし、巨人戦でレーザービームも見せたけど、バッティングではオープン戦から30打席連続でノーヒット。呆気なく見逃し三振を喫した時は、正直寂しい気持ちになりました。
阪神淡路大震災の年に「がんばろうKOBE」を掲げたオリックスが優勝を果たし、その翌年にイチロー選手が優勝を決めるサヨナラヒットを放ったとき、めちゃくちゃ飛び跳ねていたのは記憶に残っています。仰木彬監督時代のオリックスは、イチローの他に田口壮選手、トロイ・ニール選手、星野伸之投手、平井正史投手などがいて、Aクラス常連の強いチームでした。
メジャーで新人王、MVP、首位打者といった個人タイトルを獲得し、日本人の野手でも活躍できることを大きく証明。その一方で、メジャー19年間で一度もワールドシリーズに出場できず。1年目の時にマリナーズがア・リーグの優勝決定戦に進みながらも、優勝決定戦でヤンキースに敗戦。マリナーズは2002年以降ポストシーズンに出場できていません。
日本とアメリカで実績を残したから、両国の野球殿堂入りもあり得ると思います。今後は不透明で、指導者転身は「監督は絶対無理。人望がない」と現時点では否定的。マリナーズのフロントに入るか、野球からかけ離れた生活を送るかでしょうねぇ。イチロー選手、28年間の現役生活本当にお疲れ様でした!そして、たくさんの感動をありがとう!