海外から帰ってくるとお決まりの知恵熱を出して、やっと旅行終了。熱を出すのも旅行の行程に入っているようです。この非常に蒸し暑い中、まだ鼻水をたらしているのですが。。。
今週はダンナさんの昼食付き会議が連続1週間のため、私には弁当フリーのゴールデンウィークです。ここで弁当フリーデーの洋朝食修行がかたまってできそうです。
第一弾はズッキーニブレッド。以前から作ってみたかったものなのですが、無農薬のズッキーニは旬にならないと出回らないし、値段も下がらないのでずっとチャンスをうかがっていました。ちょうど格安な出物をみつけましたので、作ってみることにしました。
ズッキーニブレッドはアメリカでは非常に定番なクイックブレッドで手土産などの手作り贈答品としても用いられるほどらしいのですが、市販されているのは見たことがありませんでした。もちろん日本でも市販されているのを見たことはなく、ネットで調べると数件お取り寄せであるようですが、きわめて高い。
最近ではやっとズッキーニも巷スーパーで売られるくらい定番の商品になりましたが、まだこれを使って料理をする人は少ないでしょうし、メニューもラタトィユなどに限られるのではないでしょうか。
アメリカではズッキーニではなく、"スクワッシュ"として売られていて、イタリアンとメキシカンがあり、日本のズッキーニと同じものはイタリアンスクワッシュとして売られていました。メキシカンの方は色が白っぽくまだらで短い。味は同じように思いますが、値段はメキシカンの方が安いです。料理番組でもよく使われている食材です。
その名のとおり、これを入れたブレッドということですが味が全く連想できないため、一度食べてみたいと思っていました。
まずはズッキーニの下準備から。このブレッドの一番のポイントはズッキーニの風味。でもズッキーニは胡瓜と同じように水分が非常に多い野菜です。よってまずは脱水をきっちりすることが肝心。
ズッキーニを皮ごとすりおろします。オリジナルではフードプロセッサーでみじん切りする方法ですが、1本だけなので、大穴すりおろし器ですりおろしました。アメリカでは日本のようなすりおろし器は基本的に使わないので、おろし器と言えばチーズおろしかマイクロプレーンタイプのゼスターおろし器になります。なかでもほとんど使われるのがボックスグレーダーの大穴部分。
日本ではあまりボックスグレーダーを見かけないため、代用としてツキおろし器か鬼おろしがいいと思います。
すりおろしたズッキーニに砂糖をまぶしてざるに移し、30分ほど放置して脱水させます。
水分がにじみ出たズッキーニをペーパータオルで包み、手でしぼって水分をきっちり絞り出します。1本のズッキーニで60ccほど水分がでました。
ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩を加えて混ぜ合わせます。
さらに刻んだナッツとを加えて全体を混ぜ合わせておきます。
2カップ用の計量カップに砂糖、ヨーグルト、卵、レモン汁、溶かしバターを加えて混ぜ合わせます。
水気をきったズッキーニと卵-ヨーグルト液を粉混合物に加えて、全体に水分が行き渡るまで混ぜ合わせて生地完成。
パウンド型にオーブンペーパーを敷きこんで、生地を流し込み、表面を平らにして180度に予熱したオーブンで40分間焼きました。
生地の分量は意外に少なく、型の半分くらいにしかなりませんでしたが、焼くとかなり膨れて型いっぱいになりました。
竹串で焼き上がりをチェックして、型のまま10分ほど荒熱をとり、型から出して最低1時間冷まします。
表面はカリッと焼けていたので焼きすぎを心配しましたが、クラムは全く詰まっていることない上、非常にしっとりとしていました。とは言ってもバナナブレッドのような粘りのあるしっとりさではなく、軽い仕上がりです。
他の日本で紹介されているレシピをネットで見てみると、水分を絞ってあるものはほとんどなく、べたついた仕上がりになっているものが多いと思います。このレシピでは水分をきっちり出しているので、軽い仕上がりになっているのが特徴。個の方がおいしいと思います。
甘さも規定量でレシピ通りグラニュー糖で作ってみましたが、甘さ加減もほんのり程度でちょうどよく、ズッキーニの風味がほんのりとしました。レシピに書かれているほどズッキーニの風味は強くなかったですね。日本のものではもとから風味が違うのかもしれません。ピーナッツの塩味がやや効いていました。
味は今までのクイックブレッドとは一味違う風味で青臭いわけでもないのですが、スイーツという感じもしない不思議な味ですね。言われないとズッキーニが入っていることがわからないと思いますが、フルーツブレッドとはまた違う風味です。
柔らかさがアメリカンなクイックブレッドにしてはかなり軽く珍しいと思います。
次の日もしっとりしていて日持ちがするので作りやすいお菓子ですね。朝食用にも向いていると思います。夏限定のブレッドですが、また作ってみたいものでもありますね。贈答用にも使いたいと思います。バナナブレッドより日本ではレアものですから。。。
ちなみにネットで見た我が家と同じ大きさで同じような材料仕様(国産小麦粉、平飼卵)の有機ズッキーニブレッドは1360円なり。無農薬ズッキーニと有機小麦を使っているだけ我が家の仕様は上かな。200円位の材料費ですので買うと恐ろしい付加価値です。分かっているかなダンナさん。。。主婦の家事労働の付加価値はは1000万円らしい。プロシェフ仕様が加わるともっと付加価値があがるとおもうのですが。。。
今週はほかにも来客やお持たせ用の大量のお菓子作りがあり、レシピを決めるのがたいへんです。
この日の献立は、ナシゴレン、冷製アボガドスープ、蒸し鶏サラダでした。
"ズッキーニ・ブレッド"を作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ズッキーニ・ブレッド。
今週はダンナさんの昼食付き会議が連続1週間のため、私には弁当フリーのゴールデンウィークです。ここで弁当フリーデーの洋朝食修行がかたまってできそうです。
第一弾はズッキーニブレッド。以前から作ってみたかったものなのですが、無農薬のズッキーニは旬にならないと出回らないし、値段も下がらないのでずっとチャンスをうかがっていました。ちょうど格安な出物をみつけましたので、作ってみることにしました。
ズッキーニブレッドはアメリカでは非常に定番なクイックブレッドで手土産などの手作り贈答品としても用いられるほどらしいのですが、市販されているのは見たことがありませんでした。もちろん日本でも市販されているのを見たことはなく、ネットで調べると数件お取り寄せであるようですが、きわめて高い。
最近ではやっとズッキーニも巷スーパーで売られるくらい定番の商品になりましたが、まだこれを使って料理をする人は少ないでしょうし、メニューもラタトィユなどに限られるのではないでしょうか。
アメリカではズッキーニではなく、"スクワッシュ"として売られていて、イタリアンとメキシカンがあり、日本のズッキーニと同じものはイタリアンスクワッシュとして売られていました。メキシカンの方は色が白っぽくまだらで短い。味は同じように思いますが、値段はメキシカンの方が安いです。料理番組でもよく使われている食材です。
その名のとおり、これを入れたブレッドということですが味が全く連想できないため、一度食べてみたいと思っていました。
まずはズッキーニの下準備から。このブレッドの一番のポイントはズッキーニの風味。でもズッキーニは胡瓜と同じように水分が非常に多い野菜です。よってまずは脱水をきっちりすることが肝心。
ズッキーニを皮ごとすりおろします。オリジナルではフードプロセッサーでみじん切りする方法ですが、1本だけなので、大穴すりおろし器ですりおろしました。アメリカでは日本のようなすりおろし器は基本的に使わないので、おろし器と言えばチーズおろしかマイクロプレーンタイプのゼスターおろし器になります。なかでもほとんど使われるのがボックスグレーダーの大穴部分。
日本ではあまりボックスグレーダーを見かけないため、代用としてツキおろし器か鬼おろしがいいと思います。
すりおろしたズッキーニに砂糖をまぶしてざるに移し、30分ほど放置して脱水させます。
水分がにじみ出たズッキーニをペーパータオルで包み、手でしぼって水分をきっちり絞り出します。1本のズッキーニで60ccほど水分がでました。
ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、塩を加えて混ぜ合わせます。
さらに刻んだナッツとを加えて全体を混ぜ合わせておきます。
2カップ用の計量カップに砂糖、ヨーグルト、卵、レモン汁、溶かしバターを加えて混ぜ合わせます。
水気をきったズッキーニと卵-ヨーグルト液を粉混合物に加えて、全体に水分が行き渡るまで混ぜ合わせて生地完成。
パウンド型にオーブンペーパーを敷きこんで、生地を流し込み、表面を平らにして180度に予熱したオーブンで40分間焼きました。
生地の分量は意外に少なく、型の半分くらいにしかなりませんでしたが、焼くとかなり膨れて型いっぱいになりました。
竹串で焼き上がりをチェックして、型のまま10分ほど荒熱をとり、型から出して最低1時間冷まします。
表面はカリッと焼けていたので焼きすぎを心配しましたが、クラムは全く詰まっていることない上、非常にしっとりとしていました。とは言ってもバナナブレッドのような粘りのあるしっとりさではなく、軽い仕上がりです。
他の日本で紹介されているレシピをネットで見てみると、水分を絞ってあるものはほとんどなく、べたついた仕上がりになっているものが多いと思います。このレシピでは水分をきっちり出しているので、軽い仕上がりになっているのが特徴。個の方がおいしいと思います。
甘さも規定量でレシピ通りグラニュー糖で作ってみましたが、甘さ加減もほんのり程度でちょうどよく、ズッキーニの風味がほんのりとしました。レシピに書かれているほどズッキーニの風味は強くなかったですね。日本のものではもとから風味が違うのかもしれません。ピーナッツの塩味がやや効いていました。
味は今までのクイックブレッドとは一味違う風味で青臭いわけでもないのですが、スイーツという感じもしない不思議な味ですね。言われないとズッキーニが入っていることがわからないと思いますが、フルーツブレッドとはまた違う風味です。
柔らかさがアメリカンなクイックブレッドにしてはかなり軽く珍しいと思います。
次の日もしっとりしていて日持ちがするので作りやすいお菓子ですね。朝食用にも向いていると思います。夏限定のブレッドですが、また作ってみたいものでもありますね。贈答用にも使いたいと思います。バナナブレッドより日本ではレアものですから。。。
ちなみにネットで見た我が家と同じ大きさで同じような材料仕様(国産小麦粉、平飼卵)の有機ズッキーニブレッドは1360円なり。無農薬ズッキーニと有機小麦を使っているだけ我が家の仕様は上かな。200円位の材料費ですので買うと恐ろしい付加価値です。分かっているかなダンナさん。。。主婦の家事労働の付加価値はは1000万円らしい。プロシェフ仕様が加わるともっと付加価値があがるとおもうのですが。。。
今週はほかにも来客やお持たせ用の大量のお菓子作りがあり、レシピを決めるのがたいへんです。
この日の献立は、ナシゴレン、冷製アボガドスープ、蒸し鶏サラダでした。
"ズッキーニ・ブレッド"を作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ズッキーニ・ブレッド。
確かに日本では見かけないですね♪
今は簡単に手に入る食材なのに、なんでないんだろう・・・!?
水分の多い食材だからかな?
緑が鮮やかで、綺麗ですね♪
とっても美味しそう。
海外へ行くと、いろんな刺激が受けられていいなぁ☆
我が家のサバイバル海外旅行は過酷なので刺激がありすぎですね。もっと普通の優雅な旅行をしてみたい。。。たぶん普通の妻ならついていかないでしょう。
イタリアで大麦を買ってきたので、そのうち試食報告しますね。