かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

成果主義の見直しは結構かと思いますが、それだけで本当に思うような「成果」が上がるかどうか。

2011-09-25 20:50:09 | Weblog
 9月の3連休も今日で終わりですね。前半の3連休はあいにくの天気でしたが、後半のこの3日間は穏やかに晴れた秋日和な日々だったように感じます。明日は雨模様の1日、一旦晴れて週末はまた雨、と、ようやく周期的に天気が変わるようになって来ました。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、いつの間にやら季節は秋に突入していました。

 さて、外食産業の雄、マクドナルドが成果主義を改め、60歳定年制を復活するのだそうです。同社では、若手のモチベーションを高め、若手社員を伸ばしていく企業文化を根づかせるため、年功序列の廃止、成果主義の人事体系の確立をはかってきましたが、ここにきて、それが時期尚早だったとの反省がでてきました。それというのも、ベテランが自分の成果に気を取られ、若手の育成が疎かになってしまったのだそうです。まあ年齢関係なし、実力本位で差をつける、となれば、若手に追い抜かれないよう中高年者も頑張らざるをえないわけで、ごくごく一部のスーパーマンのような実力者以外は、自らの立場を食いかねない若手などに成長されてはたまらない、という気持ちになったとしても、別段不思議でもないと思います。経験値というのはどれだけ素質があっても一定の時間をかけないと得られないものですし、中には若手に対してソレしか優位性を持たないような社員もいないわけではなかったのでしょう。そうでなくても、近年世代間でノウハウの伝承が難しい、なんていう話があちこちで出てきているのですから、より確実かつ積極的にノウハウを伝承し、若手を育てていく社風を作らないと、実力あるベテランがやめた途端に仕事が前を向いて動かなくなる、なんていうような事態にもなりかねません。
 ただ、私個人としては、その方法として定年制復活、というのがどれだけ役に立つのか疑問なきにしもあらず、という気もいたします。例えば一定年齢以上の社員には、若手の育成を大きな成果として人事評価するようなシステムを設計されたほうがいいんじゃなかろうか、とも思うのです。
 翻ってうちなどは60歳定年制・年功序列の今時珍しいくらいガチガチの旧人事システムで動いてきましたが、これまで退職するその日まで下の面倒みる優秀な人がいた一方で、最後の半年くらいはほとんど遊びに来ているとしか思えないようなヒト(そういう人は大抵ソレまでも大した仕事をしてなかったりするのですが)も結構な数おりました。結局組織になると、全体で3割ほどの優秀なヒトが仕事を回し、3割ほどのそこそこのヒトがソレを支えて、残りはぶら下がっているだけ、という形になるんじゃないか、と観ていて思います。ただ、それでは頑張るヒトのモチベーションが上がりませんので、優良な人材にはボーナスで少し色をつけるような評価をこれから始めるようです。何を基準にどのような評価をするのか、と組合と人事がやりあっているようですが、何をするにせよ現場の仕事の妨げにになるようなこと(例えば妙に事務手続きが複雑煩雑面倒になるとか)だけはしないように願いたいです。

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