かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大雨も雷も、しっかりした屋根の下で見る分にはなかなかのスペクタクルなのですが・・・

2008-08-28 21:40:55 | Weblog
 今日は仕事で北へ50キロほど離れたところまでバイクで走って行ったのですが、途中雨に遭わないか、結構冷や冷やモノでした。東と南の空は分厚い雲に覆われ、西側に遠く望む金剛山、葛城山の山並は、早くからすっかり白い雲に覆われて、恐らく雨も降っているのでしょう、山すそのふもとの方まで白いもやに包まれてまるで様子が見えません。唯一、北の空だけが明るい曇り空で、せめて目的地にたどり着くまでは雨が降りませんように、と祈りながらの走行でした。
 結局、幸いにして往復とも雨に遭わずに済みましたが、ところどころで局地的に強い雨が降っていたりもしたようで、道に真新しい水溜りが突然現れたりするところもあり、本当に運がよかったのだ、と改めて感じ入ったりもいたしました。
 それにしても、愛知県で1時間に100ミリを超える雨が降り、市内の川があふれて避難勧告が出たり、関東でも、日光やつくばで100ミリ超の雨が降っていたりして、随分大変な状況になっているようです。昨年は大雨で中央線が止まり、甲府駅で一晩明かしたり、昔、牛久で大雨にあい、常磐線が止まって東京へ帰るに帰れなくなる、という事態に遭遇したことがありましたが、これらの雨は、皆台風に絡んでの雨だったため、ある程度予想もできましたし、あきらめもつきました。ところが今の雨は台風とは無関係で、予測も難しいゲリラ豪雨、という話ですから、一体日本の空はどうなってしまったのか、と、その異常ぶりに驚きを禁じえません。今日は愛知、茨城、栃木でも、明日以降は奈良、ということだってありうるわけで、しばらくの間は、空と天気図をにらみながら、なるべく集中豪雨にならないように、ひたすら祈り続けるしかないのでしょうね。
 そういえば気象衛星の後継機がいまだ決まらず、気象庁の予算だけでは作ることもできない、なんていう事態に陥っているそうですが、このように気象災害が頻発する中で、現代の気象観測に必須のツールになっている衛星一つ満足に上げられないなんて、我が国の国家予算は一体どう配分されているのでしょう? 気象庁の予算がどうこういう以前に、もっと大局から衛星製作と打ち上げのためのお金をひねり出すのが国益にかなう税金の使い方、というものなんじゃないかと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今回のを見て、やっぱり東京... | トップ | 日本列島どこもかしこも雨ば... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事