かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

B737MAX、ついに40カ国以上で飛行停止とは、これは信頼回復までかなりかかりそうですね。

2019-03-13 19:47:13 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は6.3℃、最高気温は11.8℃、五條市の最低気温は1.4℃、最高気温は10.8℃でした。今日は朝から荒れ気味の天気で、最大瞬間で15mを超えるような強い風が吹き荒れていました。時折ざっと強めの雨も降り、外を出歩くのが躊躇されるような日中でした。春の嵐、と言うには気温が低く、夕方からは風の向きが冬の季節風と同じ北西に変わって、空気も急激に冷え込んできました。しばらくはこんな荒れ模様の天気になるみたいです。明日朝はかなり冷えてきそうだし、やっぱり灯油をもうちょっと買い増ししておくべきだったか、と少し後悔しています。

 さて、先日墜落したエチオピア航空のボーイングB737MAX8機について、世界各国で運行を停止する措置が取られて来ているそうです。中国やヨーロッパはじめ、その数は40カ国にものぼるのことで、新型機の安全性への疑念が、ここに来て随分と大きく取り沙汰されるようになってきているようです。やはり、短期間に2機が墜落し、300名以上の犠牲者が出たというのは、航空業界にとっては無視できない話なのでしょう。それに対し、焦点のボーイング社は、「安全性は我が社の最優先事項で、737MAXの安全性にも完全な自信を持っている」とコメントし、今のところ「航空会社などに新たな通知をする予定はない」としています。アメリカの航空当局も「同型機の飛行に問題はない」との見解を示しましたが、連邦航空局は、11日にボーイングへ緊急の改善措置を求めています。
 まだ、墜落原因が明らかでないため、安易な憶測は控えるべきなのでしょうが、離陸直後に変調を来し、高度を上げられなくなって墜落した、という事象がよく似ており、一部で、失速防止の安全装置と操縦するヒトとの間で齟齬が生じ飛行機の安定飛行に影響したような話も出て来てたりします。過去にも、自動操縦装置とヒトの操縦との間で色々な問題が生じ、事故につながったり事故を起こし欠けたり、というようなことがありましたが、今回もそういったマンーマシンインターフェース上の不具合が原因になるのでしょうか。
 技術が高度になって色々な面で便利になり、楽になり、安全性も増しているはずなのですが、その一方であまりに複雑になりすぎて、操縦する側の限界を超える操作をいつの間にか要求していたり、普段は別にどうも無いのに、ちょっとした条件の悪化で安定性が突然崩れたり、といった事例も増えているような気がします。その点、航空機は最も進んだ安全のためのシステムを開発している分野のはずなのですが、まだまだ未知の危険が潜んでいるということなのかもしれません。

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