今日も昨日同様少し蒸し暑さを覚える昼間でしたが、と言って夏の苛烈な暑さはさすがにどこにもありません。ちょっとうっとおしくて、夕方、蚊が元気に飛び回るくらいの暑気という位のものでしょう。早くも秋の様子を伺わせた9月も今日で終わり、明日から10月に入りますが、天気模様は、特に東北では大荒れになるらしく、その余波位はこちらでも感じられるかもしれません。天気図はまるで真冬のそれのように西高東低の気圧配置になる様子でし、ついこの間の連休中は心地よい秋晴れの上天気が続いただけに、早くも冬がやってくるのか? と疑いたくもなる明日以降の天気です。
さて、南太平洋のソロモン諸島で、アメリカ・ニューヨーク市立大学の海洋生物学者デビッド・グルーバー氏が、爬虫類として初めて蛍光を発して光輝くタイマイを発見した、とのニュースと、その動画を見ました。蛍光というのは、発光と違って、青色光や紫外線などを当てると別の色の光を発する現象のことで、微生物などではそれほど珍しい現象でもありませんが、大型の爬虫類でそのような現象を示すものが見つかったのはこれが初めてなのだそうです。しかもその赤、黄、緑が細かく入り交じる極彩色の光り方と言ったら、中々エキゾチックで見入ってしまうものがあります。ひょっとしたら浦島太郎は竜宮城でこのような光に幻惑されたか、と思いたくなるような、派手で鮮やかな野性的な美しさでした。
ところで、タイマイが何のために蛍光を発するのかとか、ソロモン群島以外の場所のタイマイも同じように光るのか、とか言うような事はまだ判りませんし、そもそもこの光は、例えば光る能力を持つ海藻やプランクトンなど餌由来のものなのか、はたまた亀自身の固有能力なのかも判りません。研究しようにもタイマイが絶滅危惧種に指定される個体数僅少な生物で、その生態もよく判っておらず、今回の映像も、偶然タイマイの方からカメラの前に現れたという幸運によって得られたものなのだそうです。研究者らは、タイマイよりは数も多いアオウミガメで同じような蛍光現象を示すのかを調べ、研究しようと考えているとのことです。それにしても、これから山々を彩る紅葉にしても、この美しく彩られた熱帯の海を更に鮮麗に華やぎをもたらすタイマイの蛍光にしても、別に人間を喜ばせようとしているはずもないでしょうにどうしてこうもヒトを魅了する力を持っているのか、実に不思議な気が致します。
さて、南太平洋のソロモン諸島で、アメリカ・ニューヨーク市立大学の海洋生物学者デビッド・グルーバー氏が、爬虫類として初めて蛍光を発して光輝くタイマイを発見した、とのニュースと、その動画を見ました。蛍光というのは、発光と違って、青色光や紫外線などを当てると別の色の光を発する現象のことで、微生物などではそれほど珍しい現象でもありませんが、大型の爬虫類でそのような現象を示すものが見つかったのはこれが初めてなのだそうです。しかもその赤、黄、緑が細かく入り交じる極彩色の光り方と言ったら、中々エキゾチックで見入ってしまうものがあります。ひょっとしたら浦島太郎は竜宮城でこのような光に幻惑されたか、と思いたくなるような、派手で鮮やかな野性的な美しさでした。
ところで、タイマイが何のために蛍光を発するのかとか、ソロモン群島以外の場所のタイマイも同じように光るのか、とか言うような事はまだ判りませんし、そもそもこの光は、例えば光る能力を持つ海藻やプランクトンなど餌由来のものなのか、はたまた亀自身の固有能力なのかも判りません。研究しようにもタイマイが絶滅危惧種に指定される個体数僅少な生物で、その生態もよく判っておらず、今回の映像も、偶然タイマイの方からカメラの前に現れたという幸運によって得られたものなのだそうです。研究者らは、タイマイよりは数も多いアオウミガメで同じような蛍光現象を示すのかを調べ、研究しようと考えているとのことです。それにしても、これから山々を彩る紅葉にしても、この美しく彩られた熱帯の海を更に鮮麗に華やぎをもたらすタイマイの蛍光にしても、別に人間を喜ばせようとしているはずもないでしょうにどうしてこうもヒトを魅了する力を持っているのか、実に不思議な気が致します。