かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奈良県で自衛隊のパレードが観られるようになるのは一体いつのことでしょう。

2014-06-14 23:12:29 | Weblog
 今日は休日ではありますが、今日しか時間のとれないある方と急ぎ会う必要があったため、仕事で奈良市まで出かけました。土曜日だから、と高をくくっていたのですが、さすが県下最大の観光地のこと、平日とはまた違った混雑ぶりに辟易しながらなんとか任務をこなし、暗くなる前には帰ってきました。最近、こうして土曜日も仕事をしていることが増えてきたように感じますが、私が学生の時や仕事を始めた頃はまだ日曜日だけが週の休みで、土曜日は普通に学校や仕事の日でした。それが週休2日になった時には随分違和感を覚えたものですが、今、土曜日にそうやって仕事していてもさして違和感を覚えないのは、土曜日に活動していた在りし日の記憶が多少は蘇っているのかもしれません。

 さて、自衛隊は今もひょっとしたら土曜日は休みではないのでしょうか? 今日、長崎県佐世保市で、陸自と海自が合同で佐世保市中心街で、約1キロばかり、小銃を携行で約760人がパレードしたとのことです。多くの市民が拍手を持ってパレード見物されたそうですが、一部には市民団体なる人達が、パレードの横で「集団的自衛権の行使容認反対」「子供に銃を見せるな」などと抗議の声を上げ続けたのだとか。全くヘンな人達です。「集団的自衛権の行使」を検討しているのは政府であって、パレードしている現役自衛官の方達には発言権も決定権もないはずです。そうと決まって命令が下れば粛々とその任に就く現場の人間に意見するのはお門違いというもので、どうしても反対の声を上げたければ自衛官相手ではなく、政府を相手に物申すべきでありましょう。また、子どもに銃を見せるな、と言うのも理解しがたい話で、そもそも何故銃を見せてはならないのかが私などには到底理解できません。銃を見なければ、平和を守る尊い精神が涵養できるのでしょうか? 私はむしろ逆で、銃という冷たく重いその存在感を生身で知ることは、子どもたちの平和を希求する心を養うのに大変大きな力になるんじゃないか、と思いますが、目をつむり、耳をふさいでいさえすれば良い、というのは、次世代を養う責任を負う大人の態度としては恥ずかしいものがあると思います。
 
 それにしても最近は各地でこのような自衛隊のパレードが催され、ほとんどの市民がそれを格好のイベントとして歓迎している様子なのは、駐屯地など無い奈良県住民としては実に羨ましい限りです。この所、大災害のたびに頼もしい自衛隊の姿を目の当たりにする機会が増えているだけに、是非一刻も早く駐屯地の実現を県にはお願いしたいものです。

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