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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

高齢化と人口減少は問題には違いないですが、即移民、と短絡するのもどうでしょう?

2014-03-15 22:31:56 | Weblog
 今日は朝から夜まで某所で缶詰の仕事日和、せっかくの快晴もほとんどお日様を見ることもなく、朝昼夜の食事以外は、ひたすら某会に参加しておりました。いや、食事も先方準備なので、実質丸一日拘束されていたことになります。肉体的には何ら無理はしていないはずですが、さすがに疲れました。明日日曜日が完全なOFFでゆっくりできるのが本当に心強いです。

 さて、そんな疲れた頭に、少子高齢化対策へ移民の大量受け入れ検討、というニュースが入ってきました。内閣府が、毎年20万人受け入れで、合計特殊出生率を2・07に回復させ、今後100年間の人口の大幅減を避けると試算しているそうです。
 移民は聞くところによると成功している例はないのだそうです。諸外国のそうした例は当然調査した上で議論をしているのでしょうから、ひょっとしてひょっとしたら内閣府には諸外国の失敗を回避する妙案でも思いつかれたのかもしれませんが、ニュースを読む限りではどうもそのような話は出てきません。移民というとどうしても社会の底辺層というか、仕事も普通は人の嫌がる仕事が低賃金であてがわれ、というようなイメージが有るのですが、果たして今の日本にそれだけの職場があるんでしょうか? 我が国を出て行った製造業などの産業が里帰りしない限り、毎年20万人もの大量移民をはけるだけの仕事を用意できるのか、素人目には疑問にも思えます。そして仕事がなくあぶれた移民の人達が何をしでかすか、考えると中々ぞっとさせられる話ではありますが、といってこれを検討しているのは、今や不可避となっている人口の急激な高齢化と減少を食い止めることが主眼なので、その視点からすると、なりふり構っていられない、というのも判らないではないところはあります。ただ、高齢化と言っても今の年寄りはヘタな若者よりも元気でスキルもあってバリバリ働けるヒトが山ほど居るのですから、しばらくは一旦リタイヤした高齢者を再雇用するなりなんなりして何とか就労人口は維持し、その間に本格的な少子対策を徹底する、というような策は取れないものなのでしょうか? 例えばいっそクローン人間作成を許可して、文字通りの試験管ベビーを『量産』するとか。あるいはいっそ人口減少を受け入れて、それでやっていく方法を考えてみるというのもいいかもしれません。日本よりも少ない人口でやっている国は幾らもあるのですから、どう観ても成功率の低そうな移民よりはまだしも何とかなりそうな気がします。
 規制やらなにやらを取っ払ってやれることをとことんやってみてから、初めて最後の手段としての移民を考えてみたらどうかと思います。

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