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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

サッカー女子もいいですが、国際化学・物理オリンピックの成果ももっと顕彰してあげて欲しいです。

2011-07-18 20:56:40 | Weblog
 昨日から一転して今日は朝から雨が降り続き、気温も上がらず、機能と同じ格好でいたら寒さを覚えるほどでした。台風はまだ四国南西はるか沖合いだというのに、しっかりその影響が届いています。気象衛星の画像を見ても、日本列島と変わらないくらいの巨大な雲の渦が出来上がっていて、その一端が我が紀伊半島を撫でているのがわかります。明日は更に接近して東に向きを変えるらしく、そのためにかなり長時間にわたってじっとその場で動かなくなるようですから、しばらく相当量の雨が降り続くことになるのでしょう。今は涼しくて過ごしやすさを楽しんでおりますが、明日以降のんびりそれを享受していられるか、今後の台風の進路次第です。

 さて、サッカー自体にあまり興味がなかったこともあって、サッカー女子ワールドカップとやらが開催されており、そこで日本チームが優勝した、ということをほぼ知らずにいたのですが、家人が「勝った勝った」と喜んでいるのを聞いてようやくなんのことか理解しました。なんにせよ頑張った人たちがいて、それが報われたというのですから、おめでたいことだと思います。一方で、蓮舫首相補佐官殿が優勝したなでしこジャパンについて、ツイッターで祝福メッセージを発信して、それが盛大にネットで叩かれているとのこと。スポーツ振興の予算などを例の事業仕分けでバッサリやったことや、優勝チームのメンバーが低給料で頑張り、この遠征でも飛行機はエコノミークラスだったのに対し、蓮舫氏は600万円ものボーナスをもらっていた、とか言うような事情が背景にはあるそうですが、まさに口は災いのもとを自ら体現されている様子には、どうしてここでこう墓穴を掘りたがるのか、若干の疑問が募ります。中央舞台から事実上下ろされたわけですから、しばらくは雌伏して黙っていればいいのに、何を焦っているのやら、と私などは思うのですが、ひょっとしたら既に自分の政治生命があの事業仕分けをきっかけに消えかかっていることを自覚されているのかもしれません。振り返ってみたらあの事業仕分けの時が絶頂だった、ということなのでしょう。
 最盛期にその後の衰退を予測して手を打つというのは大変難しいことだと思いますが、それができないと回復不可能なまでに衰え、そのまま滅んでしまうことにもつながりかねず、蓮舫氏の生き様は、ある意味大変象徴的で反面教師として学ぶ点が多々あるような気がしております。
 それにしても、トルコで開かれた第43回国際化学オリンピックで日本代表の高校生が金メダル×1、銀メダル×3、バンコクで開かれた第42回国際物理オリンピックでは日本の高校生代表5人が、金メダル×3、銀メダル×2を受賞、という優秀な成績を挙げたことは、もっと報道されてもいいんじゃないでしょうか? まあ金といっても優勝した、というのではなく、成績上位1割に与えられる栄誉だそうですが、理科離れが喧伝される昨今、我が国の学生の底力を見せてくれたこの成果は、我が国にとってワールドカップ優勝よりも未来に期待が持てる素晴らしいものだと私は思うのですが。

コメント
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