今朝の奈良市の最低気温は14.9℃、昼の最高気温は23℃、五條市の朝の最低気温は10.4℃、昼の最高気温は20.7℃でした。今日は朝から曇り空で日差しは全くありませんでしたが、空が明るくこの調子ではいつ降り出すのは大分遅くなってからかと思わされました。実際には13時ころから降り出して、意外な早さに少しばかり驚きました。ただ夕方までは傘が不要な小ぶりで、日没頃から徐々に強くなり、夜になって雨音が窓外から響いてくる、普通の降り方になってきました。予報によると奈良県は今夜21時頃から雷注意報となっており、現在九州で激しく降っている雨雲が東遷して今夜遅くには頭上に流れてくる見込みとあって、今夜は寝付いた後に落雷の轟音で目が覚めるような場合があるのかもしれません。ただ天気の移り変わりは早く、明日は朝のうちに雨が止み、昼は日差しが快復、明後日は曇りからまた雨になるという天気予報が出ています。休日の洗濯などは、明日の短い日差しをうまく捕まえないと、なかなか乾かないことになるかもしれません。
さて、米は相変わらず高止まりですが、一方でやたらめったら高かったキャベツを始めとする野菜類が、このところの好天気の影響で思わぬ豊作となり、価格ががくんと下がっているそうです。確かにずっと1玉500円位でなかなか値下がりしなかったキャベツが、先日実家の枚方市に帰って近所の店に行ったら、ずっしり詰まった立派なやつが199円で売られていて、思わず購入してきました。中にはもっと安く売っているところもあるそうですが、あまり安くなりすぎると生産者の方々には手間ばかりかかって一向にお金にならない豊作貧乏になってしまうので、そこそこの出来映えで留まるのが理想ではあります。まあ今夜からの荒天をきっかけにしばらく不安定な天気が続くらしいですから、また野菜が高騰する可能性も無きにしもあらずですね。
天気にほぼ支配される農という産業の宿命ではありますが、それでも消費者としては異様な乱高下よりも安定した供給をこそ望みたいと贅沢を言いたくなります。米もようやく政府がこれまでの政策の過ちに今更気づいたかのような動きを見せつつ有るようですが、それが単なるポーズなのか本気の対策なのかはしばらく様子見しないとわかりません。願わくば本気であって欲しいですが、これまでひたすら期待を裏切ってきただけに、容易には信じがたいのが残念な話です。